スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

COOP

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


スイス 現地スーパーの日本食品いろいろ


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本日は、先日の買い出しで新たに見つけた、

日本の食材をご紹介します。


今回は特別な日本食材店ではなく、

スイスの人々が利用する一般スーパーの、

アジア食品コーナーの陳列です。

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以前から並んでいる見慣れた調味料や食品、

お醤油、お酢、お米、麺類などの中に、

新たに見つけたもの。

ワサビマヨネーズ!

以前からあったのかもしれませんが、

私は初めて目にしました。

カタカナで書かれた

「マヨネーズ」の横棒の向きが惜しい (笑)

IMG_0990 (1)

ジャパニーズスタイルの、

MAYO WASABI  と書かれていますが、

どちらかと言えばワサビというよりも、

マスタードっぽい色合いという気が!?


自宅にはキューピーマヨネーズと、

チューブ入りのわさびは常備しており、

作ろうと思えば作れるので、

今回は購入しませんでしたが、

この商品はどちらかといえば

現地の人向けのなのかなという気がします。


COOPでも同じ商品が発売されていました。

スクリーンショット 2021-01-15 23.20.12


ワサビ味の〇〇は(〇〇はさまざまなモノ)、

以前からスイスでも人気で、

色々と商品化されています。


ここ数年で本当に商品も増えてきましたが、

私がスイスに来た18年前からある、

元祖なものが、

COOPのワサビピーナッツ、

"Fine Food Wasabi Coated Peanuts" 

スクリーンショット 2021-01-15 22.43.43

その後、次々と、

ワサビチップス、ワサビペースト、ワサビチーズ など等、

様々なものが登場し目にしましたが、

最近のお気に入りは、

COOPで販売されているワサビ海苔チップスです。

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チップスと表記されていますが、

普通にパック入りのワサビ海苔です。

ビールなどのおつまみに合いそうですが、

私は辛口ワインのおつまみにすることもあります。

白ごはんのおともにもよさそうです。


冒頭の画像は先日のお鍋の記事でもご紹介した、

パック入り常温保存できるお豆腐。

これもCOOPで購入しています。



使用したことはありませんが、

同じくパック入りのお味噌汁も出現

さりげなく、ワカメも!

(これらは MIGROS)

IMG_0992


番外編では、

この日本酒 酔心(すいしん)も、

10年以上前からCOOPで販売されています。

IMG_1146

私は日本食をちょっと美味しくしたい時に、

料理酒として使用させていただいていますが、

れっきとした日本から輸入された日本酒ですので、

もちろんそのまま味わえるお酒です。


ワサビ味に限らず、

こんなにどんどん日本の調味料や、

若干"なんちゃって感"は否めませんが、

日本食材も増えているということは

それだけスイスでも、

日本食の需要が増えてきたのだと、

日本人としては、嬉しく感じています。


月曜日からのセミロックダウンで、

チューリッヒ市内にある日本食材やアジア食材店には

少し足も遠のきそうですが、

店舗のオンラインショップを利用したり、

時には地元の一般スーパーで手に入る

アジアフードを活用しながら、

ひと月以上続く予定の

ミニロックダウンを乗り切ります!

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ダメもとで・・。


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「スイスの街角から(番外編)」 
次号【Vol.69】は、5月12日(火曜日)日本時間の夕刻 配信 です。  
((目次))2020年 5月 12日配信 /〈Vo.69〉  

● 最近のスイス 〜 いよいよロックダウン緩和 第2段階がスタート!    
● 英国は今・・。    
● 再開した美容室にて 〜 先週の続き 欧米人と日本人はここが違う    
● スイス17年目、私の「美容室」奮闘歴史も長かった!    
● 湖に浮かぶ移動式シアター    
● 今週のおまけ  

今週はロックダウン緩和に向けての、
スイスの「今の生活」についてのお話や、
海外生活者にとっての永遠のテーマの一つでもある、
ここが日本と違う、困り続けた、海外での「美容室」についてのお話 他、
街角情報もお届けいたします。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

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先日のブログ記事にて綴っておりました、

COOPのオンラインで注文した、

マスクの不良品についての、その後のお話です。



衛生用品は「返品不可」と記載されており、

今回は泣き寝入りで

諦めようかと思っていたのですが、

ブログを読んだ友人からの勧めもあり、

ダメで、もともとで、

COOP のカスタマーセンターに経緯を伝え、

商品を返品の上、

返金していただけないかをメールで問い合わせてみました。  


今回の注文からの一連の件は、

失敗してしまった事を知られたく無くて、

夫 Bnana には報告しておらず、

ナイショにして、一人で処理しました。  


問い合わせのメールを送信した翌日、

COOPからすぐに返信があり、

以下のご回答をいただきました。  


「お買い上げ、及び、メッセージありがとうございます。

今後はこのような事態を避けるため、

サービスの向上に努めて参ります。」  


と、ご丁寧なお言葉もいただきました。  

BlogPaint

また、今回は返金をしていただけるとの事で、

既に支払いに使用したクレジットカードに

マスク代として支払った

"39.9フラン" を

「返金済みです」と、記述されていました。


日本でならば、ひと言添えられるであろう、

お詫びの、

「申し訳ありません」という

言葉が決して入っていないところは、

まあ、やはり、

外国だなぁ・・とも感じはしますが、

とりあえずこちらの言い分を理解し、

マスクが到着した時の状況を

100%信用していただけたのだと解釈しています。  


それに、

これはあくまでも個人的な推測ですが、

COOPのサイトの、

マスクの商品ページに寄せられている

レビューと評価を目にしてみると、

似たり寄ったりの、

『衛生面において、満足出来ない』

という意見が多数寄せられていたので、

"マスクの返却・返金" の問い合わせは、

私以外からも、

他にも複数件あったのかもしれません。  


手元にあるマスクはそのままにしてあったので、

次回、別注文したCOOP のデリバリーが届く際に、

ドライバーの方へ返却する事で合意が出来ました。  

(こちらのお店のマスクは欲しく無かったので、

"交換" ではなく、"返品と返金" 希望で問い合わせました)


届けられた状態で、その時の注文番号と、

配達日のステッカーが貼られた

COOPの紙袋も、

そのまま捨てずに保管しておいて良かった!  


その袋の中に、

ビニールの口が半分開いたマスクを入れて、

返却しようと思います。


スイスのスーパー「COOP」は、

やはり信頼できるお店でした。


海外でのこういう作業や、やりとりは、

面倒だと思って諦めようかとは思いましたが、

結果的にはトライしてみてよかった。


言葉の壁は、

スイスに住んで17年目を迎えた現在でも、

日々痛感するところではありますが、

苦手なドイツ語では無く、

英語で対処していただけたのも、

ありがたく感じました。


スイスにやって来た当時は、

スイスの公用語以外の

"英語" でこちらが送ったメールに、

"英語" でお返事をいただけるなんて、

あり得ない事でした。


ほんの少しだけ、前に進めたような気もした、

今回の失敗と挽回でした。






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とんでもないものが届いてしまった・・。


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先日、ブログにも掲載した、

COOPのオンラインショップで販売された

マスクが届きました。


まずは結論から。

とんでもない状態で届きました。


注文した別の商品や、

ワインのケースなどとは分けられてはいたものの、

COOPの紙袋にそのまま無造作に入れられたマスク。

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箱もナシで、ビニール袋だけに入れらていました。

しかも、紙袋から取り出してみると、

ビニール袋の口が、

な な なんと、空いている〜!

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密閉されて届けられるはずが、

きちんと処理されていなかったようです。


状況だけで判断すると、

COOPで取り扱っているこの商品は、

中国から大量で、

大型の箱に入れてまとめて届いたものを、

社内で小分けにして、

販売しているのではないかと思います。
 

こんな状態では衛生上、

怖くて使用できません。


けれども、

申し込み時の注意書きには、

マスク(衛生用品)は返品不可となっています。

配達員さんは、

現在は新型コロナウイルス対策のため、

自宅のドアの前に商品を置いて、

すぐに帰られます。


お店側にクレームをつけようにも、

袋が最初から空いていたという証拠もないので、

今回は泣き寝入りするしかありません。


実際にこの商品を受け取った感想としては、

このCOOPのマスクは、

絶対にお勧めできません。


しかも、もうここ数ヶ月、

スイスでも、

『マスク、マスク』で疲れ切ってしまい、

もはや戦意も喪失。

お店側にクレームや、

問い合わせをする気力さえ残っていません。


マスクの価格は、39.90フラン。

(CHF 39,9 = 約 4,400 円)
決して安くはないけれど、

今回は仕方ない。


スイスの最大手スーパー "COOP" という

ブランド名を信じて注文しただけに、

大ショックです。

高いお勉強代でした。


その翌日、

別のショップで注文していたマスクも届きました。

こちらも同じく中国製ですが、

こっちはきちんと箱に入っており、

その中は更に、

ビニールで完全密封された状態。

検査基準【合格】の検査表も入っていました。

IMG_9012

同じ中国製です。

色は、やはり白では無くブルーですが、

濃すぎない色合いなので、

まあ、買い物に出かける程度であれば、

こちらはなんとか使用できそうです。


とは言え、

やはり一番最初(1月)に、

薬局のオンラインショップで注文したマスクと、

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先日注文し届いた、スイス製のマスク

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よりは、

品質と衛生面

(パッケージ 箱の状態やLOT番号の有無)でも、

多少劣っているような気がします。


こちらは2回目(2月)に注文したマスク。

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メイドイン "EU"で、LOT番号も入っていましたが、

不良品も紛れていました。

しかも、かなりドギツイ緑色。

これを着けて外出するのには、

かなりの勇気がいるという事実。(苦笑)

完全な医療用マスクです。


白くて当たり前にクオリティの高い、

日本のマスクが恋しい〜!

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日本のマスクは、

いつかまた、日本に戻れる日が来る事を願って、

大切に保管中。


あくまでも個人的な感想ですが、

今後マスクについては、

私はオンラインスーパーではなく、

なるべく、

スイスの薬局のオンラインショップで販売しているものを

注文しようと思っています。

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それで、大丈夫なのかと思う。


IMG_8659

木曜日は週に一度の

大きな買い出しに出かけました。


最近はスーパーのオンラインショップで

買い物を続けている私ですが、

食材についてはやはり自分で選びたいので、

週一で買い物に出ます。


世間がテレワークメインとなっている今は、

週末でも平日でもあまり変わらないのかもしれませんが、

なんとなく普段のイメージで、

金曜日と土曜日はスーパーが混み合うイメージがあります。


我が家では毎週木曜日に、

在宅で働く夫 Banana のランチタイムか、

就業時間の終わった夕刻、車で一緒に出かけます。

今は可能な限り、極力、人混みを避けたい・・。


スイスのスーパーには、

お肉も野菜も、魚に乳製品も・・。

生鮮食品は新鮮な状態で、

相変わらず一通りの商品は並んでいます。


この日はトイレットペーパーも、

種類は選べませんが、

まだ棚に並んでいました。


ひとまず、いつものMIGROSとCOOPの両店で、

1週間分のお肉や野菜を1日の買い物で購入します。

魚は先日注文した、

北海水産さん備蓄分がたっぷりとあるので、

当日と翌日に食べる分だけを購入しました。


この日(木曜日)は

お刺身用まぐろのブロックがあったので、

まぐろ丼用にまぐろと、

翌日の夕食用にサーモンを購入。

お肉は、豚肉、牛肉、鶏のもも肉と胸肉など、

しっかりと1週間分の食材を購入しました。


この他、サラダ類はすぐに冷蔵庫へ。

甘いイチゴと、今のアスパラガスも買えました。

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大きな買い物の後は、

週明けの火曜日くらいに、

牛乳や 夫 Banana が食べる分の "バナナ" など、

追加で Banana が一人で近くのスーパーに買い物に

出かけますが、

二人で一緒に買い出しに行くのは、

今は週に一度だけ。

私はそれ以外は、ひたすら家の中にいます。


数日前に日本の番組で紹介されていた内容が、

とても気になっていました。

今、話題になっているというYouTube、

アメリカのウイルス感染予防の専門家によると、

購入した食材をそのまま家に持ち込むのは

感染への危険という説もあり、

本当は家の中に入れる前に、

屋外で3日ほど置いておいた方が良い

と唱えられていました。

「なるほど、それはそうだ」

とは思いましたが、実際問題としては、

マンション暮らしの我が家には、

それはなかなか難しい。


使用したエコバッグを除菌スプレーで消毒し、

野菜は袋を開けてラップに包み直して、

冷蔵庫へ保存。


あっ、お店から持ち帰ったパック入りの野菜を

そのままキッチンに置いてしまいました。


キッチンはいつも消毒し、

野菜のパックを触った後は、念入りに手を洗います。

野菜も使用する前に注意深く洗いますが、

専門家が見れば、

本当は私のこの程度のやり方では、

ウイルスを家に持ち込まないためには、

不十分なのかもしれません。


神経質すぎるのか?

どこまでやれば良いのか、

完璧な方法なんて無いようにも思えます。

いろいろと考えていると、

家の中にいても神経がすり減ります。


木曜日の午後のスーパーは、

混み合ってはいませんでしたが、

社会的距離 "ソーシャルディスタンス" の

2メートルをきちんと保っている人もいれば、

スイスがこんな状況になりながらも、

意外と無頓着な人もまだいます。


お互いに、なんとなく "あうん" の呼吸で、

人が近づいてくると離れあう。

商品の前で、先に人が選んでいれば、

その人の後ろに2メートル間隔を空けて待つ。


大体それが人々の間で

ごく普通の感覚になりつつありますが、

中には全く気にせず、

こちらに向かって近づいてくる人もいます。


前の人がいると、後ろでそっと待機していても、

お構いなしで、

時間をかけて商品を選んでいる人もいる。


その日はチーズの売り場でも商品を買いたいと、

先に前で選んでいたご夫婦が終わるのを

少し離れて待っていたのですが、

流石はスイス人というべきなのか!?

彼らはチーズにこだわりがあるようで、

あーだ こーだと、

二人で話しながら、吟味の時間が長い。

スイス人は自分のペースも崩さないので、

急かすわけにもゆかず、おとなしく待つしかなく、

5分以上、気長に待ちました。


スーパーに入る際には、

備え付けの消毒液で手を消毒して入店しますが、

入店しようと、私もそれを行なっている時、

後ろに人の気配を感じ、

振り返って見ると、

10代前半くらいの少年が間隔を空けず、

すぐ背後にいて、

手の消毒もしないまま、店内に入って行きました。


あー・・。

とは思ったものの、

スーパーの入り口に立っているセキュリティの係りの人

(先日とは違う男性)も、

しょうがないなぁ・・ という顔つきをしながらも、

何も言わないので、もう仕方ありません。


店内で買い物をしている人の中には、

マスク着用の人もちらほらいて、

私達夫婦も一応準備はしてましたが、

やはり着けないことが原則みたいな雰囲気の中で、

着用する勇気が無く、

結局は先週同様にマスクは着けず、

使い捨て手袋だけ着用し、買い物を済ませました。


欧州の他の国々の中には、

外出時やスーパーの中で、

マスク着用を義務付けている国もありますが、

スイスではまだ、政府からそんなお達しは無いし、

マスクは一般人にそこまで浸透していません。


MIGROSでもCOOPでも、

お店の品出しのスタッフの方々も、

レジの係りの方々も、

お店で働く人達は、誰もマスクを着用していません。

少なくとも、

私が利用する自宅周辺の3店舗ではそうです。

大丈夫なのか? と、

流石にもう、本当に心配です。


お店の従業員の方はお客さんに何かを尋ねられれば、

足を止めてきちんと応対しているし、

昨日目にした従業員は、

かなりの至近距離で、

お客さんに商品の説明をしてあげていました。


雇用する側の責任として、

従業員にマスクを着用させて、

働かせてあげるべきなのではないかと、

本気で思います。


最近、外に出ていなかった事もあるのでしょうが、

短い時間にいろんなタイプの人に遭遇し、

その日は家に帰り着くと、

かなりグッタリとしてしまい、

物凄い疲労感が襲ってきました。

隣町に車で出かけただけの小一時間なので、

体力的には疲れるはずもないのですが、

精神的には、ちょっと疲れてしまったようです。


スイスの伝染病部門の責任者、

ダニエル・コッホ氏は先日の記者会見で、

新型コロナウイルスのピークは、

初夏にピークに達する可能性が高いと述べました。

スイス政府は夏の早い時期に、

現在の波は沈静化すると考えられているようです。


だとしたら、

現段階での予定の4月19日までに、

今の閉ざされた生活が終わることは、

考えにくいでしょう。

まだまだ長い戦いとなりそうです。


そんな前日の出来事を考えてしまった、

ロックダウン19日目。


最後に、

ベルンの研究者ダニエル・プロブスト氏が公表する

州データ集計(4月3日現在)

スイスの新型コロナウイルスの感染者は、

19,706 人。

死亡者の合計は、607人となりました。


ダニエル・プロブスト氏の最新データはこちら

COVID-19 Information for Switzerland

 

スイス保健局のデータはこちら

Current situation in Switzerland

(集計の時間により、数値に誤差が生じています。)

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スイスのネットスーパーを利用してみた結果・・

 
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次号【Vol.63】は、3月31日(火曜日)日本時間の夕刻 配信 です。  

((目次))2020年 3月 31日配信 /〈Vo.63〉    

 ● 最近のスイス 〜 マッターホルンが連帯と希望の象徴に  
 ● 国民はモニタリングされている    
 ● 井戸端会議レベルですが、
  私が考える新型コロナウイルスの欧州感染について  
 ● 英国コロナ 命を救う医療の現場より    
 ● スイス お気に入りワイン ベスト5【白ワイン】〈続編〉    
 ● 魅惑の「カプリ島」の旅【6】〜  青の洞窟へ   
 ● 今週のおまけ    

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
この1ヶ月ほど、

スイスのネットスーパーを利用しています。

私が実際に利用したのは、

スイスの大手スーパーの「COOP」と「MIGROS」の両店。


最初に利用したのはCOOPで、

スイスに非常事態宣言が出される以前、

まだネットスーパーがさほど混み合っていなかった

2月後半ごろが初めてです。


新型コロナウイルスの影響で、

世の中の状況が明らかに変わっていたので、

外国に住んでいるし、

今後のための練習にと思い、チャレンジしてみました。


その時はネットショップにもすぐに繋がり、

宅配していただける希望日も、

直近で翌々日が選択できました。


商品は予定の日時に届けていただけ、

宅配のドライバーの方もフレンドリー。

配達の終了後には、

ネットでアンケートも送られてきて、

(商品に満足したか?

COOPの配達員はフレンドリーだったか?

時間通りに配達できたか? など)

サービスもしっかりとしている印象でした。


その後、

今度はMIGROSでもネットオーダーを試してみました。

その時は、だいぶん混み合い始めた頃で、

宅配まで1週間ほど待ちました。

商品は郵便局に委ねられていて、

POSTの配達員が配送。

こちらは可もなく、不可もなくのサービス内容。


スーパーの店頭にて売り切れで

購入できないものがいくつかあり、

数日後、

再びMIGROSのネットスーパーを

利用しようとアクセスすると、

お店のサイトにアクセスはできるのですが、

買い物をするためのショップ内へ入れません。


時期はちょうど、

翌週の月曜日に非常事態宣言が出される前の金曜日。

ちょうど人々の間の噂では、

週明けの政府の会見で、

おそらく非常事態宣言が発令されるだろうと

予想されていた時です。


深夜にも関わらず、

大勢のお客さんが買い物中で、

入店までの待ち時間は約20分と表示されました。

自動的に繋がりますので、

少々お待ちくださいとメッセージが表示され、

待ちました。


買いたかったものいくつかも、

「在庫あり」と表示され、

クリックするとショップのカゴに入り、

他、いくつか欲しいものも購入できてチェックアウト。

配送日もかなり混み合っていて、

10日以上先の日でようやく空きが見つかり、

その日で設定をし、

クレジットカードで支払いを済ませました。


その後、会計書もメールで送られ、

商品の到着を待っていました。

ところが配達前日の夜になって、


「品切れのため、一部の商品の配送ができません。」


と、テキスト(ショートメール)がお店より

届きました。


「えっ?  今〜!?」


と思い、内容を見ると、

町のスーパーでは売り切れになっていて、

ネットショップでは「在庫あり」となっていた商品

(だから利用した)

が、全て売り切れで、

配送はできないと書かれています。


売り切れになっていた商品とは、


● トイレットペーパー

● 消毒用の除菌スプレー

● 消毒用の除菌シート

● 使い捨ての手袋 (スーパーで使用したい)


でした。


除菌シート以外は、

自宅にまだ多少の蓄えはありましたが、

除菌スプレーは家中のあらゆる場所で使用しているので、

消費率が高い。

トイレットペーパーは店頭で品薄になり始めていたので、

念のためと思い、注文しました。


他の、まあ、

急を要していないものは届きましたが、

肝心なものがダメ!


スーパーも前代未聞の混乱で、

大変な事は理解しています。

品切れの際には、

SMSで連絡をしますと書かれてはいましたが、

そういう状況ならば、

注文した翌日には連絡が入るのだろうと思っていました。


もう少し早く連絡を入れていただければ、

心構えも出来たのにと思ってしまいました。


10日以上前に注文しているのに、

宅配前日の夜に連絡が来るなんて〜。


MIGROSの場合、

ネットで購入成立した時点で在庫を確保せず、

配送の時点で調整するのかな??

と思いました。

それとも、あまりの買い物客の多さに、

在庫管理が対応できていないのか?

ちょっと日本では考えられませんが、

ここは外国であること、

非常事態宣言が出され、

ロックダウンされている国に住んでいることを

あらためて思い知らされました。


町のスーパー以上に、パニックになっているのは、

ネットスーパーなのかも?


もしもこれらを注文したのが、

急を要していた人で、

トイレットペーパーを待ちかねていたとしたら、

どうするのでしょう??

ちょっとヒドイとは思いましたが、

状況が状況なので、何も言わず、

おとなしく引き下がりました。


考え方を変えてみれば、

国がこんな状況にありながら、

指定した期日に他はきちんと届いたのだから、

ありがたい事だと思うべきなのでしょう。



その後、何度か、

ネットショップの中に入ろうとすると、

MIGROSのネットショップは、

入店1時間以上待ちになっていて、もう諦めました。

スクリーンショット 2020-03-30 6.55.55

 ちなみに、

「在庫切れです」のメッセージには、


"品切れ商品は、もしも入荷されても

自動的には配送はされません。

必要な場合は、新たに注文して下さい。"


と書かれていました。

やられた〜 感が否めません。


リベンジしてみようと、

MIGROSで購入できなかった商品を、

今度はCOOPのネットショップで購入してみました。

こちらも宅配が超込みで、

何度も時間をずらしてトライして、

ようやく注文が完了しました。


こっちも1週間ほど先まで待ちで、

到着予定が30日午後です!

さて、無事に希望商品は到着するのか?

また、「品切れです・・。」

なんて連絡がきたら、かなりショックですが、

ちょっとドキドキしながら、

配達を待ちます。


最後に、

ベルンの研究者ダニエル・プロブスト氏が公表する

州データ集計によると、

3月29日、スイスの新型コロナウイルスの感染者は、

14,897 人(前日比 +402人)

死亡者は300人となりました。


ダニエル・プロブスト氏の最新データはこちら

COVID-19 Information for Switzerland


スイスの人口は857万人、

国土は九州ほどの大きさです。

そんな小さな国で・・。

目を覆いたくなる数字です。


もしもの事があっても、


もう、病院のベッドに空きはないのかも。

感染しないよう体調を整えて、

今は色々と、頑張るしかありません。

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