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スイスでは、
毎年2月から3月にかけて、
春の訪れを告げるカーニバル
ファスナハト(Fasnacht)が開催されます。
中でも、
2017年12月にユネスコ世界無形文化遺産に
認定されたバーゼルのファスナハトは、
開催中の三日三晩、
熱狂的な盛り上がりを見せます。
けれども、
3月7日から開催される予定だった
スイス最大規模の
バーゼルのファスナハトは、
昨年に続いて今年も、
Covid19(新型コロナウイルス)の影響により、
キャンセルになりました。
昨年のクリスマス前に、
悲しい決定がされたそうです。
何千人もの人々が衣装を身につけ、
太鼓をたたき、
ピッコロを吹きながら歩く。
その年のお祭りのテーマに沿った
個性的なコスチュームを身につけた
楽器の演奏者が登場する伝統的なパレードは、
年に一度の魅力ある春先のカーニバルとして
スイスの初春の風物詩として国内外から
多くの見物客も訪れる、
伝統ある春のお祭りです。
スイス各地でのファスナハトにちなみ、
毎年、

スイスの春を告げる、
無くてはならないカーニバルだと
みなされているため、
2年連続のキャンセルに不満を抱いた
バーゼルのファスナハトに関連する活動家が、
イベント自体を6月に延期するよう
ファスナハト運営委員会に、
請願(嘆願)"Petition" を出したそうです。
彼は、自身の請願を、
『バーゼル・真夏の夜の夢』
と呼んでいるのだそう。
なんだか、
ユーミンの曲が頭の中に流れてくるようです。
6月頃には、
パンデミックの状況は
冬よりも収束しているはずだというのが、
彼の主張とのこと。
しかし、会の委員長は、
「このカーニバルは、
冬の終わりを告げる催しである」
とし、
夏に開催されるイベントとしては
意味をなさないとして、
上記の考えを拒否。
「ファスナハト(カーニバル)は
冬の終わりを迎えます。
幼虫の登場、太鼓、ピッコロの音で、
冬は追い払われることになっています。
夏に行われるのでは、
本来のカーニバルの意味にそぐわない。」
というのが、委員長の主張。
バーゼルの地区代表者 Beat Jans 氏は、
完全にキャンセルするのではなく、
延期というのも選択肢だと思う
と語っており、1月中旬頃に再度、
当初予定していた3月7日のパレードの
禁止が必要かどうかを
決定する方針だそうです。
月曜日の時点で、
80通ほどの嘆願書が集まったそうですが、
この数字が多いのか、少ないのか??
微妙です・・。
そして、
一度キャンセルが決定した事柄が
覆ることがあるのか、
または、延期となるのか、
完全キャンセルになってしまうのか?
ちなみに同じく
大規模なファスナハトで知られる
ルツェルン市では、
現時点では予定通り、
2月末にファスナハトが開催予定だそうです。
過去にバーゼルに住んでいた私は、
バーゼルのファスナハト活動家の彼らが
それにかける思いを、目にしていました。
ファスナハト開催中は市内の店舗も閉まり、
町を上げて昼夜問わず賑わいます。
その年の催しが終われば、
数日後からはまた次の年に向けて、
準備や演奏の練習を始めるのです。
彼らの熱い思いは行政に届くのか?
オミクロンの状況次第なのでしょうが、
現在のスイスのコロナ状況が、
あと2週間そこらで改善するとは思えず、
どうなるのだろう・・
と、静かに見守るしかありません。
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