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本日のお話は、

先日、スイス海外生活において、

日本との意識と習慣が大きく異なると感じた、

びっくり体験の記事の続きを、

過去に体験した思い出話と共に綴ります。

(本日の画像は記事とは無関係 イメージです)

 

この記事の後、

同じスイス在住の読者様よりメッセージをいただきました。

"スイスの靴 あるある" は、

やはり大なり小なり、日本人ならば、

誰もが一度は体験してしまうことなのかもしれません。


スイス フランス語圏の町在住の読者様

(仮にAさんとします)によると、

やはりご自宅に業者さんが入られた際、

同じようなご体験をされたそうです。


スイスに来られて間もない頃、

電化製品の配送業者さんがご自宅を訪問され、

靴を脱いでいただけるよう、

お願いしてみたとのことですが、

その業者さん曰く、

万一怪我をしてしまった際、

会社で加入している保険が適用されないため、

靴を脱ぐことはできないと、

やんわり断られたそうです。


その時は、

なるほどと納得されたそうですが、

後から考えてみると、

もしかしたら、わざわざ靴を脱ぐことに対して、

面倒だと感じてしまった可能性アリな気も!?

と、思ってしまわれたそうです。


その後スイスで生活も月日流れ、

Aさんの場合、靴に関しては現在、

ほぼ諦めの境地に入っておられるとのこと。


実は私も17年前、

スイスに来たばかりの最初の年に、

心が折れる経験をしていました。


当時はバーゼルに住んでおり、

老朽化していた住まいのマンションでは、

シャワーを浴びる際、

ボイラーの音が大きく音をたて、

それが上の階に響いていたそうで、

一部の住人には耐えられないとのことで、

その状態をチェックするため、

長老が手配した業者さんが、

代わる代わる我が家を訪れ、

出たり入ったりしていました。


なぜ私達の自宅にだけ業者さんが入ったのかと言うと、

そのクレームをあげていたのが、

上階に住んでいたスイス人の長老で、

うちでシャワーを浴びるたび、

ボイラーの音が彼の室内に響いていた

という、彼の主張によってです。


その業者さんは、

今回我が家を訪れたような大手の業者ではなく、

地元の町の小さな工事業者と言った感じの人。


靴を脱いで下さいとお願いすると、

明らかに面倒くさそうな顔をして、

チッと舌打ちされたことが、

16年経った今でも忘れられません。


その業者の男性の不躾で嫌な態度にへこんでしまい、

その後、バーゼル在住の頃は相手を見て、

靴を脱いで下さいとお願いするかしないか、

半々くらいになりました。

若い年代の方々は、全く嫌な顔もせず、

脱いでくれたように記憶しています。


そしてチューリッヒに転居。

引っ越してからも靴に関しては、

状況に応じての場合もありましたが、

一般の業者さんの場合、

ここ数年ではほぼ100%

脱いでいただく事に成功しています(笑)


ある時、

家屋に起きたある災難で、

自宅の一部に大掛かりな修復が必要な事態になりました。

その際は数日間業者さんが入りました。

修復工事の状態から、

靴を脱いで作業をするのはほぼ無理な状態で、

私もその際は諦めていましたが、

開始と同時に、

室内の彼らの通り道にビニールシートを貼り付け、

その上だけ靴のまま、

工事の必要な部屋まで通り抜けていました。


その業者さんも個人で経営されており、

業務を行なったのは彼のスタッフ達でしたが、

工事のスタートする前にオーナーらしき方が

打ち合わせに来られました。

彼は靴の上に、

ビニールでできた靴カバーのようなものを両足につけ、

部屋に入ってきました。

ほんのちょっとした事ですが、

そういう心遣いはとても嬉しく感じました。


"靴あるある" は業者さんに限らず、

友人同士の間でも発生します。

もちろん、日本人の友人をお招きする際には、

そんな事はあり得ないのですが。


日本人慣れしていたある時、

Banana の会社の同僚で友人でもある

2カップルをお招きして、

夕食会を開きました。

ドイツ人カップル、もう一組は、ギリシア人とスイス人。


その際、うっかりしていたのです。

「玄関で靴を脱いで下さい」

と言い忘れていました。


で、元気よく部屋に入ってきた友人達、

ドアを開けると勢いよくハグして、

「まあ、素敵な絵だわぁ〜!日本のもの!?」

と声を上げながら、

そのままリビングへ直行。


そこまで入られると、

もうタイミングを逃してしまい、

それに気がついた夫 Banana と、

「靴、履いたままだねぇ(汗)」

と気がつきつつも、

お願いするには、もう遅過ぎ・・。


ここでそんな事を口にしたら、

なんとなく場がしらけてしまう気もして、

諦めました。


コロナ禍の今では、

土足で入っていただく事は絶対にNGですが、

当時はそんなご時世になるとも知らず、

我ながら、結構のんびりとしたものでした。


そんな苦い体験もあり、

自宅に訪問者がある場合には、

ドアを開けて、挨拶をした後には、

まず真っ先に、"靴の件をお願いしなければ・・" と、

日本では全く考えられないことで、

ちょっとナーバスになってしまうこともある、

私の海外生活なのです。

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