
スイスは今年の夏で、
一番暑い数日が続いています。
チューリッヒ州では
先週末からずっとお天気が良く、
太陽の陽射しが眩しい週明けでした。
月曜日の気温は、
チューリッヒで 32℃ 、
ティチーノ州のビアスカでは、
36,3 ℃まで上がりました。
月曜日の午後は、
この急激な気温上昇も関係し、
一部の地域で
大荒れの天気になりました。
住まいのあるチューリッヒ湖畔の街も、
あっという間に
目の前の景色が変わった 1 日でした。
朝は雲一つない快晴だったのに、
夕刻から雲が出て、空は暗くなり始め、
稲妻が見えて、雷の音と共に雨に。

チューリッヒ湖畔
大きく変わった朝と夜の湖の景色です。
(8 月 12 日の動画)
ゲリラ豪雨のような雷雨となるのは、
スイスの夏の典型的な
お天気パターンではあるのですが、
山に囲まれた国の天気は
本当に変わりやすいと実感した
週明けでした。
この夕刻の大雨の影響で、
チューリッヒ空港では夕刻、
滑走路の使用が一時停止となり、
すでにチューリッヒへ飛び立っていた
複数の航空機が、
目的地の変更を余儀なくされたそうです。
ニュースで報じられた
空港の広報担当者の話によると、
チューリッヒ空港へ向けて飛び立ったうちの
1 機はベルリン(ドイツ)に引き返し、
2 機はバーゼルに目的地を変更。
3 機はシュトゥットガルト(ドイツ)に
着陸したのだそうです。
雷雨はそんなに長く続くことは少ないので、
タイミングの問題なのでしょうが、
飛行機を近々利用する予定のある私も、
こんなお天気にまつわるトラブルは、
とても人ごとには思えません。
ベルン州では、
月曜日の午後から降った大雨の影響で、
悪天候危険度レベル 4 が発令されました。
5 段階のうちの 4 だと思いますので、
かなり深刻な状況だと思います。

ニュースに映し出される映像では、
ベルナーオーバーラント地方の川が
濁流で増水していて、
見ていて恐ろしくなるほどでした。
普段は青く美しく輝くブリエンツ湖と、
その周辺地域に大雨の影響が出ていて、
一帯では今後も木々の唐木の恐れがあり、
電車が不通となっている区間もあるそうです。
私も大好きな、
世界中からの旅行者が訪れる自然豊かな
ベルナーオーバーラント地方の
状況が気がかりでなりません。
今後の数日間も同じような暑い日が続くため、
各地で激しい雷雨が発生する可能性が
あるそうです。
日本では地震や台風の影響での大雨など、
各地でとても心配な状況となっていますが、
スイス各地でも、大雨の被害が心配です。
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