スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

雷雨

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


雷雨


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今年も雷を伴う突然の雷雨が発生する

季節がやってきました。


私の住むスイスドイツ語圏では

この季節の夕暮れ時になると、

Gewitter (ゲヴィッター:ドイツ語)

がやってくる〜

と、警戒する日が続きます。


だいたい嵐は20分ほどで去り、

その後は空が明るくなって、

虹が現れることが多いのも特徴です。


スイスに住んでいると、

虹をよく目にするようになったと

感じています。


画像と映像は、

今週の水曜日(6月22日)

の夕刻に撮影した、

チューリッヒ湖畔の嵐と

嵐の後の夕暮れ。

視線の奥で、

閃光が何度も光りました。


なんだかとてつもない

自然の驚異を感じてしまった

夕刻の数十分間でした。

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嵐の後の静けさと、緩和政策


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先日、大粒の雹が窓を叩きつける

雷雨がありました。

チューリッヒ湖畔の街にある

我が家のバルコニーの、

屋根がついた部分に設置されている

テーブルの上も、

短時間で、もの凄い水しぶきでした。

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雹が降ることは時々ありますが、

その日のものは、

今まで見たことのないような、

大きな氷の粒が空から多数落ちてきて、

家の中にいても、

一体何事かと思ってしまうほど。

いつもならば、

写真撮影を試みるのですが、

流石の私もコワくて

窓を開けることができず、

屋根と窓を叩きつける雹の強い音を

恐ろしく感じました。


山に囲まれたスイスでは、

夏の到来とともに、

夕刻に急に空が暗くなり、

雷を伴う豪雨(Gewitter)

【=スイスドイツ語圏で "ゲヴィッター" と呼んでいる】

が降りだすことが日常茶飯事です。


Gewitter が毎日のように続く季節になると、

違った意味で、今年もスイスに

本格的な夏がやってきたのだと感じます。


冒頭の画像は、

午後8時過ぎの雨上がりの空。

晴れた日にいつも眺めている

チューリッヒ湖とは全く異なった、

嵐が去った後の顔・・。


インスタ動画は同じ時間帯、

教会に鳴り響く鐘の音と、

チューリッヒ湖畔の様子です。


さて、昨日のスイスのニュースより。

今後のスイスに、大きな動きがありました。

スイス連邦政府は水曜日、

今後の新型コロナウイルスの広範囲に渡る、

大幅な緩和政策を発表しました。


6月初旬からスタートした、

レストラン屋内席の営業再開に次いでの、

更なる緩和です。


主だった内容は、


● 屋外でのマスク着用の義務は無し

● 在宅勤務の解除

● ワクチン接種証明書を所持していれば、
制限なくイベントへ参加可能


など。


今週の土曜日【26日】より、

緩和政策が施行されます。


マスクはレストラン(屋内)、小売店では、

引き続き着用の義務が継続。


公共交通の場合、

少なくとも2つの側面に大きな開口部がある場所

(例:駅のオープンプラットホーム、停留所、

ショッピングアーケードなど)

ではマスク着用が解除。


ワクチン証明書を所持した人を対象に

行われるイベントには人数制限が無くなり、

10,000人を超える観客がいるイベントを

復活させることができるのだとか。


思い切った判断だと感じ、

個人的には、

流石にちょっと怖い気がしてしまいましたが、

これから屋外での行事を楽しめる季節の到来で、

人々は開放的、躍動的になりそうです。

(1000人を超えるイベントには、州の許可が必要)


緩和の背景には、

スイスのコロナウイルス感染者数が、

劇的に減少していることが関係しているとのこと。


水曜日の時点で、

スイスの新型コロナウイルスは、

新規感染者数:154人

入院数:183人(前週の−30%)

新規感染の7日間の値:152(−48%)


ワクチン接種に関して、

6月20日の時点で、

合計6,731,891回の接種が実施。


また、

スイスではこれまでに、

2,648,104人が2回のワクチンを接種しており、

人口の約30.6パーセントが

既に2回のワクチン接種を完了しています。


想像していた以上に、

大きな緩和策を発表したスイス。

夏が終わる頃、

どんな状況になっているのか?

個人的には、

期待と不安が入り混じる夏になりそうです。

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雨宿り


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昨日は夕刻、

チューリッヒから自宅のある湖畔の街に戻る途中、

激しい雷雨と遭遇してしまいました。


今週は週明けからお天気がよく、

ずっと晴れていて、

この日も朝から快晴でした。


チューリッヒまで出かける際は(長時間なので)

天気予報は自宅の街と、

出先のチューリッヒの両方を、

必ずチェックして出かけます。


もちろん昨日も、前日の夜と、

当日の朝に天気予報をチェックして、

終日晴れ☀︎マークなのを確認し、

折りたたみ傘を持たずに出かけました。

ちなみに普段は天気予報を見て、

少しでも雨が降る可能性のある場合、

必ず折りたたみの傘を持って出かけています。


チューリッヒで用事を済ませたのが午後3時半頃。

雲ひとつない青空、

とても強い日差し、

真夏の暑さが戻ったような陽気で、

サングラスをかけ、帽子もかぶって歩きました。

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チューリッヒから、

自宅のある街まで戻る近郊電車のS-バーンは、

30分に1本です。

えぇーっ? 少ない! !

と思われるかもしれませんが、

スイスでは、これは普通。

だいたい時間通りにピッタリか、時にほぼピッタリで、

電車はやってきます。


昨日はチューリッヒのシュタッデルホーフェン駅の方が

帰りには近かったので、

そこまでトラム(路面電車)で移動。

次ににやってくるS-バーンまで3分。

トラムの乗り場から移動して、

ギリギリ間に合うかどうかの時間でした。

何とか慌ててホームまで駆け上がってみましたが、

ああ、残念!!

電車はちょうど出たところでした。


その場にいても仕方ないので、

地下に降りて、COOP(スーパー)で買い物をして、

時間をつぶす事に。


買い物を済ませ、20分程経って、

早めに再びホームへと上がると、

20分前に見た空とは一転。

!? と思うほど、

空は真っ暗!

ゲヴィッター(Gewitter)と呼ばれる、

雷を伴う夕立がくる前の、まさにその空です。


(おかしい、今日は終日晴れのハズなのに。

天気予報に雷雨マークついてなかったと思うけど)


家を出た後に、

途中で天気予報が変わってしまっていたようです。

これはまずい、今日は傘持ってこなかった。

帰り着くまでに、ゼッタイに雷雨に当たってしまうなぁ・・

とは思ったものの、仕方ありません。

とりあえず電車に乗って帰るしかない。


時間通りにやってきた電車に乗車して、

5分と経たないうちに、

外は雷の音が、


ゴロゴロゴロッ。


電車でチューリッヒ湖畔を通過しているので、

車窓からは、

雨雲と、まだ晴れている地域の境界線みたいなものが

はっきりと見えました。


どうやらチューリッヒの方から

雨雲は広がってきているようで、

自宅の街あたりは、まだギリギリ間に合うかも?

と思ってはみたものの、完全アウトでした〜。


車窓からの景色は雨が降り始め、

雨足が激しくなってくる様子と、

稲妻がピカピカ光っている様子が伺えます。


途中、停車する駅で降りる人々も、

ほとんどの人は傘を持っておらず、

みんな駅のホームを走って、

慌てて、屋根のあるところまで移動していました。



電車が駅に着くと、

雹(ひょう)が激しく降っている最中でした。

駅には屋根があるので、濡れる事はありませんが、

強い横風に流されて、屋根の下まで雹が時々入ってきます。

ほんの小さなカケラがあたっただけでも、

痛い、痛い。

こんなの道を歩いている途中だったら、

ゼッタイに無理。歩けません。


もしもこれが、

山のハイキングの途中だったとしたら?

と考えると、

本当にゾッとします。


自宅の最寄り駅から自宅まではバスで移動です。

バスの停留所でも、バスから降りて走る人、

バスに乗るために、

屋根のある場所から駆け込んでくる人。

ほとんどの人たちが、

この日は傘を持っていませんでした。


バスに乗って、自宅近くのバス停に着くと、

ちょうど雨と雷のピークでした。

しばし、バス停で雨宿り。

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スイスの小さな街には、

バス停に屋根がついていないところもたくさんあるので、

屋根のある停留所で、

雨と雷をしのげただけでもラッキーだったと思います。

同じように雨宿りをしている人たちが数人。


昨日は日中の気温が29℃で、

完全な夏服で出かけていました。

一旦雨が降り始めると、

気温は急激に、グーっと下がります。

寒くなってきたので、

ピカピカ光る雷の稲妻と、

雨足が少し弱まったところで、

一気に駆け足で、自宅まで疾走!


なんとか最悪は免れましたが、

髪も濡れて、体もゾクゾク冷えていたので、

スグに熱いシャワーを浴びてリフレッシュ。

休暇目前のここにきて、

風邪なんぞ引いている場合ではありません!(苦笑)


直ぐに体を温めたので、風邪を引かずに済みましたが、

夏の終わりのこの時期は特に、

晴れていてもバッグの中に、

折りたたみの傘は、やっぱり必要なのだなぁ。

と実感した日でした。


真夏の間は羽織るものを持って出かけると、

邪魔になるだけで、

途中で身に着けた試しはなかったのですが、

この季節は、羽織るものを持って出かけた方が

よかったのだと思います。


スイスに10数年住んで、ワカってはいるハズなのに、

お天気が良いと、

ついつい油断をしてしまいがちな自分です。

やはりここは山の天候である事に変わりはないので、

公共交通を使っての外出は、

シッカリ防寒対策と、

雨の対策をして出かけねばならないと、

自らを戒めた夏の終わりの1日でした。


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油断禁物、Gewitter にご注意!!


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お天気もよく、暑い日々が続いているチューリッヒ地方。

今日はお昼に友人たちと出かけた後、

夕方ちょっと夕飯の買い物をしようと、

彼女たちと分かれてスーパーに立ち寄り、

見上げた空は昼間とはうって変わり

雲行きが怪しくなり始め少し気にはかかったものの、

小一時間くらいは大丈夫だろうとタカをくくり、

買い物を終えて帰宅をするためバスに乗車しようと

駅に隣接するバス停のロータリーに辿り着いた瞬間、

空から大粒の雨が降りだし、

その雨は一気に大雨を通り越してゲリラ豪雨となってしまいました。


屋根付きのかなりひろいスペースであるばすのロータリーの中にまで

暴風と共に雨粒が入り込んで来て、冷たい冷たい夏の夕方。


昼間の気温30度以上の暑さはどこへやら・・。

半袖を着ていた腕に風に流された雨のしぶきがかかり、

寒く感じる程・・。


スーパーに入店する20分程前までは、

雲で覆われた空は暗くはなり始めてはいたものの、

そのすき間からはまだ昼間の名残の青空も垣間見られた夕方の空。

それが30分と経たないうちに辺りは一気に暗くなり、土砂降りに。


こちらはランチを楽しんだチューリッヒ湖畔、午後の様子。

この数時間後に、天気がいきなり急変しようとは・・。

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しかも、激しい雨に続いて大粒の彪(ひょう)が降り始め、

雷が鳴り響き、恐ろしくさえ感じてしまったスイスの大自然・・。

まさに夏場の山のお天気そのものです。

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15分程ひょうの混ざった大雨が降った後、

辺りは信じられないくらい明るくなり、

雨は嘘のようにピタリと止みました。


この雷雨はドイツ語で

「Gewitter (ゲヴィッター)」と呼ばれ、

夏場であるこの季節には、

毎晩のように雷を伴う夕立が来る事は毎年の事で覚えてはいるのに、

昼間お天気がよいと、

ついついうっかり傘を持たずに外出してしまう事も・・。


これもまた、スイスの真夏を思わせる今日の出来事でした。


スイスにご旅行においでのみなさま、

このような天候は夏の間は続く地域もありますので、

天気予報をしっかりチェックされると共に、

特に夕方、雨の予報が出ている際には

局地的に激しく降る事も予想されますので、

折り畳み傘を携帯されて、どうぞスイスの旅をお楽しみ下さい。



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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