スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

長岡京

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


京都西山の山寺 善峯寺(よしみねでら)


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日本一時帰国中の旅の記録の続きです。

今回の京都滞在では、

少し足を伸ばして、

京都西山 長岡京のエリアを訪れました。


前回のブログ記事からの続きです ↓ ↓



光明寺を参拝後、

Go アプリを使用してタクシーを呼び、

京都西山の山寺、

善峯寺を訪れました。


善峯寺は、

徳川 5 代将軍・綱吉の母

桂昌院ゆかりのお寺だそうです。


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Google の地図で見ると、

双方のお寺はさほど離れておらず、

タクシーでの移動は 15 分ほどと表示。

光明寺の入り口で呼ぶと、

2 分ほどでタクシーが来ました。

光明寺から善峯寺まで、

タクシーの料金は 2,000 円でした。


乗車して善峯寺へと向かうと…

ひとけの少ない山の上へ

どんどん山道を登っていきます。

光明寺は住宅街の

先に建っている感じでしたが、

こちらは住宅地を離れ、

静かな山の上にポツンと建っている

情緒豊かな山寺でした。


着きましたよ〜

と運転手さんに言われ、

えっ ここ!?

想像していたよりも山の上…

という印象。

帰りのことがちょっと不安になり、

帰りも Go タクシーを呼べますか?

と、降りる前に運転手さんに確認すると、

「大丈夫ですよ」とのお返事。

それで安心して、

風情豊かな山のお寺の参拝へ…。


とても敷地が広くて、

一周まわると 40 分ほどかかるそうですが、

私は西山の紅葉を眺めたり、

写真を撮ったりしながら

のんびりと山のお散歩をしたので、

2 時間近く山の上にいました。

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お寺はかなり高い場所にあるので、

ここからは京都市内も見渡せます。

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ところどころに枝垂れ桜の木々が立っていて、

春になると、

今度は桜の名所となるようです。


午後 3 時を過ぎて、

それまでの晴天に雲がかかり、

少しずつ暗くなり始めたので、

そろそろ帰ろうと、

Go タクシーのアプリを使用しようよすると、

なんと、電波が届いておらず、

使用できない…。


スイスでは、

アルプスの山の上でも、

森の中でも、

電波が入らないという場所は

滅多にないと思うので、

ちょっと予想していなくて戸惑いました。


困ったなぁ、

最悪の場合はバスで帰るしかない

と思ってバスの時間をチェックすると、

たった今出たばかりで、

次は最終バスが、

50 分後の午後 4 時 5 分。


流石にどうしようかと思って、

入り口のチケット販売の女性に尋ねてみると、

ここは電波が入らないんですよ。

タクシーはね、

なかなか呼んでも来ないから、

最初に手配しておかないと…

とのこと。


えーっ!(心の声) 

公式サイトではそんなご案内はなく、

アクセスのページにも普通にタクシーでも

と記載されていたので、

まさかそんな事情があるとは

全く予想さえしていませんでした。


ちなみに、ほとんどの参拝者は

車で訪問されていたようです。

最初に訪れた光明寺は、

駐車場がないので、

公共交通かタクシーで

と記載されていましたが、

善峯寺の方は、

かなり大きめの駐車場がありました。


本当にどうしようと思っていたところ、

駐車場の交通整理をされていた

ナイスなシルバー世代のおじさま達が、

声をかけて下さいました。


電波入らないでしょう、

こっちにおいで、

このスポットならば入るから。

まあ、ここに座って、

タクシー呼びなさい…。

と、ありがたき優しいお言葉。

まさに、

「捨てる神あれば拾う神あり」

の心境でした。


それでも微妙に電波が安定せず、

アプリは使用できません。

タクシー会社に電話をかけようとしても

やはり電波が不安定。


そんな状況を見たおじさまが、

無理ならばバスで帰るしかないね。

だったらここよりも、

バス停で待っていた方がいいよ、

次のバスまであと 40 分くらい。

ベンチもあるし、

あそこまで降りれば電波も入るはず。

時々、タクシーが待っていることもあるから…。

と、アドバイスをくださいました。


確かにバスに乗るならば、

バス停で待っていた方がいいよね…。

と思い、

急な坂道を下っている行くと、

遠くに見えてきたバス停に

1 台のタクシーの姿が…。


どうか、迎車ではありませんように

と願いながら、

運転手さんに尋ねると、

迎車じゃないですよ、どうぞ〜

とのことで、ホッとしました。

そのまま最寄り駅まで行っていただくと、

ちょうど京都行きの電車が到着するところで、

30 分ほど前までのパニックが

まるで嘘のように、

あっという間に京都駅に到着。


ひっそりとした場所にある山寺は、

とても静かで、参拝者も多過ぎず、

情緒も豊かで素晴らしい場所でしたので、

また参拝させていただきたいと思うのですが、

その日の私にとっては、

ちょっとした珍道中の旅となりました。


次に訪れる際は夫 Banana も一緒に、

レンタカーにするか、

貸切で半日タクシーをお願いするか、

混んでいなければバスでもいいのですが…。

帰りの際の足の確保は必須です。

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京都長岡京 秋の特別公開 光明寺を参拝


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日本一時帰国中の旅の記録の続きです。

京都といえば、東山…

という印象が強かった

数年前までの私でしたが、

今年の秋の一人旅では、

京都西山、

長岡京方面へも足を伸ばしてみました。  


先日の「長岡京 予告」記事の続きです。



今回訪れた(その1)は、

以前から気になっていた長岡京市。

「京都 長岡京」 と呼ばれているエリアです。

京都駅から JR で長岡京駅まで

4 駅で約 11分。

想像していた以上に近くて、

なぜほんの数年前まで、

あまり知らなかった場所なのだろう…

と思ってしまいました。


長岡京の地図を見ると、

広範囲に名所が広がっています。  

この日はまず午前中に、

秋の紅葉シーズンにだけ入山できるという

光明寺(こうみょうじ)を参拝しました。


光明寺までは長岡京駅前の乗り場から

バスかタクシーを利用するのが

一般的なようです。

今回は駅に到着した後、

バスの待ち時間が 20 分以上あったし、

乗車時間も 30 分くらいは

かかるようですので、

時間短縮と疲労回避で

タクシーに乗車しました。

片道のタクシー代は 1500 円、

乗車時間は 10 分ほどでした。


11 月 27 日の時点の光明寺では、

紅葉見頃の初期という様子でしたが、

もみじに囲まれて美しい参道や境内、

歴史が刻まれた、

趣のあるお寺の中も見学ができて、

心が洗われるようでした。  


更なる画像と動画は、インスタグラムにて ↓ ↓


なんと言っても、

今まで訪れていた他の紅葉の名所に比べると

混み合っていないのも魅力の一つでした。

海外からの旅行者の数も、

他と比べると

圧倒的に少ないのも印象的でした。

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私を含め、

大人世代の参拝者が多いようでしたが、

20 代に見える若い世代のカップルの姿も…。

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のんびりとした気分で、

まるで数年前までの京都各所の

お寺にいるかのようで、

秋の京都一人旅をを楽しみました。  


売店で強くおすすめいただいた、

丹波の黒豆納豆も購入〜♪

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このお寺を含め、

長岡京の神社仏閣は、

映画やドラマ撮影の際のロケ地として

使用されることも多いそうです。


境内にある花手水が可愛らしく美しく、

木々の葉の鮮やかな色合いと共に、

周りの雰囲気もしっとりとしていて、

とても素敵でした。    

次はイギリス人の夫 Banana も伴って、

ぜひまた訪れてみたいお寺です。


光明寺の後、

午後は以前からとても気になっていた、

京都西山 善峯寺を訪れました。


(続きます…。)

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いにしえの都 長岡京へ


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日本一時帰国中の旅。

紅葉が真っ盛りになった京都に滞在中です。

昨日は少し遠出をして、

以前からずっと訪れてみたかった、

平安京に遷都される前の 10 年間

京の都であった

長岡京に行って来ました。


紅葉の時期にだけ、

期間限定で拝観できる光明寺と、

前からずっと気になっていた

京都 西山の山の上にあるお寺、

吉峯寺を訪れました。


冒頭の画像から

5 枚目までが光明寺、

6 から〜9 枚目までが吉峯寺です。

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京都の中心地の観光名所から

少し離れた郊外へ行くと、

これぞ京都と思えた、

昔のイメージの静かな京都に出会えました。


そして、山のお寺の佇まいと、

紅葉のそれは素晴らしかったこと!

まだ旅の途中ですので、

今回も一部の画像ですが、

後日綴る予定の旅の記録の予告編として…。


歩き疲れた後は京都駅に戻って、

茶寮 都路里のパフェ ♪

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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