前回の記事、チューリッヒから、
自分がワカッテはいても・・(2017年 8月2日)
からの続きです。
スーパーを出た後、
17:30発のフェリーに乗船して、
チューリッヒ州の湖畔の街にある自宅へ帰宅しようと、
船の出るビュルクリプラッツプラッツ(Bürkliplatz)まで向かいました。
ここがチューリッヒ側の始発駅です。
出航の10分ほど前に乗船が開始。
船の前には乗船する人々の行列ができていました。
今年の夏は、お天気の日が多いスイス各地。
6月までの客船の利用率は、前年度と比べて20%増加して、
客足が好調だったのだとか。
こちらは逆方向からビュルクリプラッツまで戻ってきたフェリー、
超大型!!
ちなみにチューリッヒ地区のフェリーなどの船舶を利用する場合、
現在は、
手持ちの切符 + 「5フラン」
の、サプリメント(追加料金)が必要になりました。
この件につきましては、過去の記事に詳しく記述しています。
チューリッヒ湖の新ルール、
フェリーとボート乗船には追加料金が必要です!(2017年 6月18日)
通常、電車でチューリッヒまで出かける際は、
ZVV(Zürcher Verkehrsverbund ZVV = Zurich Transport Network ZVV)
のチケットは、
チューリッヒ湖畔南側(ゴールドコースト側)
のゾーンチケットを保持しています。
この日は朝からお天気も良かったし、
帰りはもしかしたら、ゾーン外でちょっと寄り道をするか、
フェリーに乗ろうか、
その時の気分で臨機応変に対応したかったため、
いつもの
湖畔の街の自宅 最寄り駅 − チューリッヒの 間の
ゾーンチケットではなく、
チューリッヒ地区 & ラッパーズヴィル
(Rapperswil =ザンンクトガレン州)
までのゾーン内全てで使用でき、1日乗り降り自由な、
ZVVの 「9 O'Clock day pass」 を購入していました。
これを持っていれば、安心!
(注)例えばビュルクリプラッツ(チューリッヒ)から
ラッパーズヴィル方面へと乗船する場合(またその逆も)、
電車とは異なり、
フェリーはチューリッヒ湖上をジグザグに航行するため、
乗り放題チケットではなく、チケットをゾーン別購入する場合、
湖の反対側の追加ゾーン分の購入も必要です。
地図上に表示のない港名もあるので、あくまでもイメージですが、
下の赤いラインのようにフェリーは湖上を航行して行きます。
電車のチケットも、ボートのサプリメント分も、
スマホに入れているSBBのアプリから購入し、
iPhoneのウォレットに追加して使用しました。
船内は1階が2等、
2階(または2階と3階)が1等客室です。
1等は上階へ登る階段の前で、
チケットとサプリメント分チケットのチェックがあります。
こちらは2階、1等席部分。
船内には、着席して食事ができる屋内のダイニングルームがあり、
ランチクルーズ、ディナークルーズなどで利用されます。
屋外にも、飲み物などをを注文できる、カフェのスペースがあり。
こういうリッチな人々を、船の上から眺めるのもお楽しみ ♪
フェリーに乗って受ける風は、やっぱり爽快です!
広い世界にはいろんな国々に、いろんな人々が住んでいるけれど、
少年の後ろ姿を見つめていると、
幸せな国だなぁとあらためて感じます・・。
チューリッヒ湖畔の街。
小さいけれども、
沿岸にはチャーミングな街が点在するチューリッヒ湖。
よく晴れていたので、湖の彼方にアルプスの山々が美しく眺められました。
電車だと、30分もかからないチューリッヒからの距離を、
フェリーで1時間半以上かけて、のんびりと帰宅しました。
この季節にしか味わう事のできない、ゼイタクな時間でした。
こんなに美しい環境にいるのに、
なぜ自分は、いつも海外に出たいと思うのだろう!?
Bananaが出張に出かけている間は、
一人でゆっくりとした時間を過ごし、
今まで身近にありすぎて見えていなかったものとか、
つい忘れそうになってしまう事など、
とても大切なことを、
ゆっくりと思い直したり、考えたりする良い機会にもなりました。
いつもの30分弱の電車で移動中は、
スマホの画面ばかり見ている自分でした。
時にはスマホの画面は見ずに、
ただ、ボーっと美しい景色を眺めながら、
1時間以上かけて船に乗ってみるのも、気分転換です。
夏が終わる前に、もう一度フェリーに乗れると良いけれど・・。
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