
スイス全土を吹き荒れた嵐の後、
金曜日にはようやく雨も止み、空には晴れ間も見えて、
ようやく落ち着いたお天気のチューリッヒ地方でした。
その他のスイス各地でも、雨は静まりつつあるようです。
雨の量を記すグラフも、警戒レベルの赤と紫色は消えました。

さてさて、本日の冒頭の写真は、
住まいのチューリッヒ湖畔の街にある、
自然豊かな散策道からの眺めです。
2日以降は天気が悪くなる事が予想されていたので、
せっかくのお正月の晴天を逃すまいと、
チューリッヒのホテルで年越しをした後の元旦の午後、
自宅に戻り、すぐさま散策へ。
チューリッヒ郊外にある自宅の周りには、
大地が広がる場所があり、自然がいっぱいなのです。
この向こうは私有地の牧場のため、
ロープで仕切られ中へ入る事はできませんが、
春になると、桜やリンゴの花が咲き、
遠くから眺めていても、
ちょっとしたお花見気分が味わえる場所です。

こちらは少し先の散策程度ならば立入れる区域。
青空の下、大地を散策する人々。


湖とアルプスと、緑の大地を見渡しながら、
この道を歩く度、
学生時代に大好きだった、
松山千春さんの「大空と大地の中で」を思い出すワタシ。
この散歩道はまっすぐに平坦な道が続くので、
老若男女が歩いています。
長く続く道から見渡した景色が冒頭の写真。
日常生活の中でも、
雄大なアルプスの山々と、チューリッヒ湖を見渡せる場所です。

ジョギングをする人々や、犬の散歩をする人、
馬に乗る人も・・。
帰り際に、
ちょうどこられから乗馬をするらしき人々とすれ違いました。

のどかな光景です。
天候が下り坂である事は分かってはいましたが、
まさかこの2日後に、
あんなに激しい嵐がやって来ようとは、
この時点では想像もできませんでした。
スイス各地では、あまりの強風のため、
あちらこちらで木々が倒木したそうです。
夫によれば、出勤途中の住宅街の一角でも木が倒れ、
路上に駐車していた車を直撃。
車のフロントガラスが大破している光景に
出くわしたのだそうです。
今回の嵐の被害は、
実際にはニュースで報道されている以上に、
あちらこちらで被害が出ているのだと思います。
自然豊かな散策道にも木々はいっぱい。
自分がほんの数日前に見た木々は大丈夫だろうか?
と、心配になってきました。


自然の美しさに感動し、
自然の恐ろしさも実感した、2018年新年の数日でした。
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