スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

習慣

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


英国の習慣、毎月1日の白いウサギ(White Rabbits)とは?


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ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

今日から12月。

今年の秋は長い・・なんて思っていたら、

一月と経たないうちにあっという間に真冬になりました。

チューリッヒ地方の
週明けの最低気温は、

氷点下になる予報です。


さて、本日は、英国人の夫にまつわるお話です。  

英国では、毎月1日の朝一番に、

「White Rabbits(白いウサギ)」と言うと、

幸運な事があると言い伝えられています。  


正確には、毎月1日になった時点で最初に発する言葉が、

「White Rabbits!(白いウサギ)」と言うのだそうですが、

1日の午前中のうちにそのフレーズを言葉に出して言うと、

その月1ヶ月は幸運になると、

夫 Banana の子供の頃から言い伝えられている習慣だそうです。


「 へぇー、そうなんだ・・。」と思い、調べてみると、

確かに英語で検索サイトに「white rabbits」と入力すると、

『白いウサギはいつ言う?』

『 1日の日に白いウサギを発するようになった起源』

などなど、

他の人達も頻繁に検索されているらしい、

それに因んだワードが色々と表示されました。


実際に「白いウサギ」がどこから来たのかを

確実に知る人はいないようですが、

1922年に発表されたロバート・リンドの小説

「栄光に満ちたソロモン(Solomon in all his glory)」

にも、その一節が登場しているそうです。 


「白いウサギ」については、

知らない人もいるようなので、

生まれ育った地方や環境とか、年代によって、

その習慣を持っているかどうかの

度合いも異なるのかもしれません。


正確な理由はさておき、

子供の頃からそんな習慣を持つ Banana ですが、

彼と出会って20年以上が経ちますが、

つい最近まで、私は彼が、

毎月1日に知らないところで

「white rabbits」と口にしている事を、

全く知りませんでした。


数ヶ月前の1日の朝、

起きてみると何だかブスッとした様子の Banana。

何が原因なのかと理由を尋ねてみると、

明け方のまだ暗い時間帯にトイレに起きたところ、

私が部屋の片隅に置いてあった、

洗濯物を干して置くための洗濯ハンガーが、

そこにあるとは気が付かずに、

引っかかりつまづいてしまったのだそうです。


それで、思わず出た言葉が、「Oh!  〇〇〇〇」

完全なるタブーワードを思わず言葉にしてあげてしまい、

「white rabbits」を言うはずが、

その月はうっかりと、

それが彼の月初め1日の最初の言葉になってしまったと

不機嫌な様子。


まあ、もちろん、不機嫌な部分については、

英国人特有のイングリッシュ・ブラックジョークでもあるのですが、

月初の最初の言葉として、

「white rabbits」を言いたかった事だけは

確かなようです。(苦笑)


その後、Banana は毎月1日の最初の言葉として、

このフレーズを口にするのだと学習した私です。


今朝 「おはよう、外はお天気悪くて暗いね〜」

と、私に声をかけてきた Banana に、

「今日は12月1日よ。

"white rabbits" って最初に言わなくていいの!?」

と返した私。

「ああ、忘れてた〜!!」Bananaの絶叫。(笑)


大人になった現在でも、

幼い頃、母に教えられた習慣は、

今も彼の中で変わる事なく、続いているようです。


冒頭の画像は、

Banana の亡き母(私の義母)から受け継いだ、

我が家にある "うさぎ" の置物です。  


子だくさんのウサギは、

欧米では子孫繁栄の象徴として、

幸福・幸運のシンボルとして、

クリスマスやイースター(復活祭)でも

重んじられる小動物でもあります。


「幸福」を意味すると言う意味合いでは、

密接な繋がりもありそうな気もします。


ちなみに Banana の息子のオーエンとローラには、

白いウサギの習慣は受け継がれていない様子です。

彼らをメインで育てた前妻の生まれ育ったご家庭では、

その言い伝えはなかったのかもしれません!

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スーパーでの出来事。

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初夏のように日差しの眩しい日と、

うららかな春の陽気の日が交互に過ぎている、

チューリッヒ地方です。


さて、本日は土曜日に起きた、

スーパーでの出来事についてお話をします。


スーパーMIGROSに週末の買い物に出かけました。

普段は隣町の大きな店舗に出かけるのですが、

この日はさほど買い物もなく、

住まいの街にある店舗へと出かけました。


最近のMIGROSは会計の際に

3つの方法があり、

下記の1. 2. のようなセルフチェックが進んでいます。


1. 通常通りにカートに入れた商品を

セルフチェックに行って、

そこでひとつずつ全部自分でスキャンし、

会計をするタイプ。

(レジ係の代わりに自分でその作業をする)


2. 入り口でスキャナーを手にして、

商品を手に取りながら、

その場で一つずつ自分でスキャンするタイプ。

こちらは自分が持参したバッグやエコバッグに、

直接商品を入れる事ができます。

(そのまま持ち帰れる状態)

それに、

その場でスキャナーに表示される画面を見ながら

お買い物が出来るので、

会計をする前に金額を見ながら、

商品を増やしたり、

減らしたりする事も出来て便利です。

最後の会計の際には、

メンバーカードを機械にかざして、

クレジットカードかデビットカードでお会計をする

超カンタンな方法。

 
⭐︎ 店舗の規模によっては、

1.しか設置されていないところもあります。


⭐︎  2.に関しては、

MIGROSのメンバーになっている事が条件です。


⭐︎ 1.と2.以外で、3.は従来の有人のレジ会計。


私は通常、2.でラクチン会計をしていますが、

店舗によっては1. で、

3.は、もうほとんど使用していません。

店員さんによっては、

愛想の良い人、悪い人

(挨拶をしても返さない、不親切)

の差が激しいので、

1, 2 の方が、

自分にとっては気分的にもラクなのです。


この日は地元の街の店舗に行きましたが、

ここは、2.の設置が無いので、

通常は1.のセルフスキャンで会計をします。

しかし土曜日は混み合っており、

そちらの方は並ぶ必要がありました。

(通常ならば、人のいるレジの方が混んでいます)

で、レジ担当者のいる会計の方を見ると、

誰も並んでおらず、

一緒にいた夫 Banana が

「今日はこっちに行こう」

というので、

(そのレジ打ち担当の男性は以前、

あまり感じが良く無かった事を記憶していた事もあり、

一瞬、彼か、イヤだなぁと思ったものの、)

久しぶりに人のいるレジの方に行きました。

ちなみにもしも私が一人だったら、

並んででも、

間違いなく機械の会計の方に行っていました。


以前の記憶は正しく、

こちらから挨拶をしても相手はムシ。

やっぱりねー。

もうこれから先は、彼のレジに並ぶのはやめよう

などと内心思いつつお会計を済ませました。


すると、あれれ?

なんとなく思っていたよりも金額が高い気が??

私が支払っている間、Banana はその横で、

エコバッグに商品をどんどん入れて、

次の人が来るので早くその場から離れようとしているため、

そこでチェックする事もできず、

一旦会計をして、

商品を持って駐車場まで行きました。


もしも一人で買い物に出かけていたとしたら、

店舗を出た後、

隅でレシートをチェックしたと思います。

うまく言えませんが、

男の人は待つのがイヤな人も多いようで、

Banana もその一人なので、

そのままその場を去ろうとしたのですが、

やはり金額に納得がいかず、

車に乗ってからレシートをチェックしてみると、

一箱しか買っていないはずのチョコレートが、

2回スキャンされ、2箱になっていました。

いわゆる2度打ちです。


スイスのスーパーでは

そういうトラブルも意外に多いと

よく耳にしていたので、

レジの係の人がスキャンする場合は、

注意深くチェックしていたはずなのですが、

何故かこの日に限り、

そこまで細かくチェックしていなかったようです。

MIGROSではおそらくもう1年以上、

人がいるレジの方では会計していないので、

自分のその辺のカンカクも

ちょっと甘くなっていたのかも・・。


自宅用に購入したチョコレートの詰め合わせで、

11フランちょっと(約1200円)

の商品ではありますが、

意味のある募金ならばまだしも、

買ってもいない商品にお金を払うのはイヤだし、

少し面倒でしたが、

一箱分を払い戻していただくため、

店舗に戻りました。

レシートと、念のため、

さっき詰め込んだ袋をそのまま全部持って。


ほんの数分程度の出来事ですが、

先ほどレジにいた男性は他の男性にチェンジしており、

付近にいたスタッフに問い合わせてみると、


「ああ、そう。

じゃあ、レジに並んで、払い戻しをして下さい。」


との事。

いつもの "スイス あるある" ですが、

もちろんこちらに対して、謝罪はありません。

しかも、

また同じレジに並ばなければいけないなんて〜。

こちらのミスではないのに。


お客さんである自分たちからすれば、

お店のレジ係の担当者のミスで2度打ちされ、

一旦お店を出ようとしたものの、

わざわざ戻って申請をしているのです。

例えそれが、

問い合わせた係員のミスでなくても、

もしも日本であれば当然、

お店のスタッフの一人として、

謝罪をして対処するのが店側からいただく

対応のはずですが、

ここは日本ではありません。


今度は先程とは違って、レジには行列。

大きな店舗ではないため、

サービスカウンターなども存在しない。


結局、さっき会計したレジにもう一度並び、

レジ担当者はチェンジしていたものの、

事の詳細を説明しました。

当然の事ながら、

日本ではなくガイコクなので、

もちろんここでも謝罪などは一切ナシ。

最初に問い合わせた男性スタッフにしろ、

次に入っていたレジ係の彼にしろ、

「だって、ボクのミスでは無いので〜。」

という事なのでしょう。

もしも本人だったとしても、

わざと間違えたワケじゃないから

という事になりそうです。

こればかりは文化と意識の相違なので、

仕方ありません。


「1箱しか買っていないのに、

2箱分払わされたので、

1箱分の料金を返金して欲しい・・ 」

と言った、

私達の主張をすんなりと信じてもらえただけでも、

ヨシとしなければならないのかな?


お店側(または相手側)のミスで、

こちらには何の非もないのに、誰も謝らない。

二度手間なだけでなはく、

いやーな気持ちを味わってしまうこのカンジ。

もはやカルチャーショックは通り越し、

いつもながらの、

「まあ、こんなもんだろうな」

と、慣れてしまった今の私です。


ただ一つ、

あらためて自分の中で決めたコト。

セルフチェックアウトの出来るスイスのスーパーでは、

やっぱりこれからも、人のいる方じゃなくて、

機械を使ってお会計をしよう!!  と・・。


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スイス14年目で知らなかったコト!

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先日、スイス在住の日本人女性達が集まる

とても素敵で楽しいランチ会にお招きいただきました。


9名の女性の中で、

今回は初めてお目にかかる方々が3名ほど。

その中には、

チューリッヒからは少し離れた地域からおいでの方々もいらっしゃり、

普段は自分の身の回りでうかがえないお話などもお聞きする事ができました。


いつもは狭い狭いとばかり思うスイスなのですが、

今更ながらではあるものの、

スイスについてまだまだ知らなかった事もいっぱいあり、

スイスって結構広いんだなぁと感じさせられた1日で、

様々な分野の話題で色々と学ばせていただきました。


今年の5月でもうすぐスイスでの生活14年目に突入する自分が、

初めて耳にし、驚いたお話の一つが、

スイスでこの季節になるとよく見かけるという噂の、

「黒いナメクジ」についてです。


私よりスイス在住歴のずっと浅い人も含め、

その場にいた全員が知っていた "黒いナメクジ" の存在を、

私はその時まで知りませんでした。


スイスではお散歩をしていると、

草木が生えている周りや普通の道端などで、

その黒いナメクジをよく見かけるらしいのですが、

私は今まで一度もそれを目にした事も、耳にした事もありませんでした。

本人が一番ビックリなのですが、

スイスではかなり珍しい人だったようです!


チューリッヒ州にある湖畔の自宅の裏山には、

緑豊かな広大な大地が広がり、

湖の周りの遊歩道にも、水辺や草むらはたくさんあります。


チューリッヒ市内の真ん中よりはずっと田舎暮らしで、

大自然に囲まれた環境にいるつもりでいたのですが、

あら、不思議!


よく話を聞いてみると、

雨上がりの朝方や、夕暮れ時などに遭遇する事が多いとの事。


理由はおそらくそれなのでしょう。

人と約束がある日や行事・予定がある時、旅行の時など以外、

朝早いのは結構苦手な自分で、

散策したり出歩いたりするのは、

ほとんどが正午を過ぎた辺りの時刻からが多いのです。


そのウワサの黒いナメクジは、

昼間は姿をひそめている事が多いようです。


ドイツでもよく見かけるのだそうで、

我が家の英国人の夫 Banana にも尋ねてみたところ、

やはり答えは同じ、


「その辺のどこにでもいるよ〜」


とのコト。


彼が子供の頃から、よく英国でも目にしていたそうです。



私がそれをまだ見た経験がないコトを伝えると、


「じゃあ、きっと、ヨーロッパ バージョンだね!」


との返答だったのですが、実際はどうなのでしょう?


ネットで調べてみると、

それらしきものに似たようなものは、

現在は日本でも目にする事があるようなのですが。


スイスにお住いの別のブロガーさんが

たまたまご自身のブログにアップされているのを見つけ、

私もようやく画像では確認ができました(笑)


子供の頃、生まれ育った福岡の田舎の実家の周りで、

梅雨時によく目にしていた日本のものは、

うす茶色っぽいような色をしていたように記憶をしています。


なぜその日のオトナ女子の素敵な集まりで、

黒いナメクジの話題が登場したのかについては

はっきりと覚えていないのですが、

思いついた事を綴っておきたい性分なで、

本日はナメクジトピックになってしまい、すみません。


ついでに記しておくと、更に驚いた事は、

スイスのウーリ州(の一部の地域?)では、

お腹の調子が悪い時に、その黒いナメクジを飲み込むと、

調子がよくなると信じられているのだそうで、

実際にそれを実行しているスイス人達もいるのだそうです。


その場にいた一同から、


「それはジョークでかつがれたんじゃない?」


「何かの間違いじゃない?」


との声が揚がりましたが、情報の提供者によれば、

どうやらその地域では、その風習は事実なのだそうです。


これにはさすがに、

自分にとっては、久々のカルチャーショック!!


地域によっていろんな習慣や生活スタイルは異なりますが、

今まで知らなかった黒いナメクジの存在と、

それにまつわる驚きのスイスの風習です。


本日の写真は、

その日の帰りに自宅周辺から眺められた、夕暮れ間近のアルプスの山々。


こんな時間帯にのんびりと自宅の周りを散策してみれば、

黒いナメクジに出会える!? のかもしれません。

これから散策する際には、

路肩や下方にも気をつけながら、歩いてみたいと思います。



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鬼は笑わない。

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「来年の事を言えば鬼が笑う」

ということわざが日本にはありますが、

スイスでは決して鬼は笑いません。


以前にアート・オン・アイスの記事でも記述した事があったと思いますが、

スイスではその年のイベントの終了時に、

次回(翌年)の同じイベント・行事の日程が

既に決定している事が普通です。


先日無事に終了した3年に1度の夏祭り

「Züri Fäscht」(チューリッヒフェスティバル)の

3年後の日程も既に確定しています!

次回は、2019年の7月5日〜7日に行われるそうです。

3年ごとに、

7月の最初の週の金〜日曜日にかけて開催というのが通例なのだそう。


「来年の事を言えば鬼が笑う」は、

"将来のことなど予測できるわけがないのだから、

あれこれ言ってみてもはじまらないというたとえ "

だそうです。


お祭りというとスイス以外でも、毎年、何月の第何週・・

とフィックスしているところもありますし、

将来の予測が可能な予定をことわざで例えるのは

正確でないのかもしれませんが、

Züri Fäschtの公式ページにて、

3年後のフェストへのカウントダウンが始まっているのを目にすると、

違った意味でのスイスらしさを実感し、

自分の頭の中での印象は、まさにそれなのです!


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3年後のお祭りの予定、自分のスケジュール表に追加しておかねば(笑)


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プチサービスにほっこり & ちょっと気まずい習慣


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先日友人たちと共に立ち寄った、

チューリッヒのスターバックスコーヒーでのコーヒータイム。


カフェラテを注文したところ、

キュートなハート♡を描いてデコレーションして下さいました。


ちょっとお洒落なカフェ等では時々ありの小さなサービスですが、

大手のコーヒーチェーンでは記憶に無く、

このスタバはよく利用する店舗なのですが、

こんなイキなプチサービスを受けたのは初めて ♪


クリスマス前の特別サービスなのか?

たまたまコーヒー入れる作業をしているお兄さんがこれを覚えたてで

ご自慢の技術を試してみたくなったのか?? は分かりませんが、

私たちのコーヒーブレイクをほっこりと和ませてくれました。


スイスのスタバといえば、

こちらはサービスとは異なるのですが思い出したコトが一つ。

飲み物やスナックを注文をする際に「名前」を尋ねられます。

いつも混雑している事の多いカウンターで他と

間違えないようにするためらしいのですが、

実はこれは自分にとっては毎回のプレッシャーでした。


その理由は、

私の名前は日本人同士の間ではよく耳にする名前なのですが、

欧米人の間では発音がしにくい、

彼らにとっては耳慣れない珍しい音らしく、

例えば初めて会う機会がある英国人の夫 Banana の友人や知人にも、

100パーセントの確率で、

自分の名前を名乗って一度で聞き取られた事はありません。


相手が私の名前のスペルを確認し、何度か繰り返して、

一生懸命に覚えようとしているのを目の当たりにする度、

いつも少し身構えてしまう自分がいます。


これから友人関係を築こうとしている間柄の人には、

私も何とか自分の名前を覚えてもらおうと、

スペルは気にせずに「音」で覚えて下さい・・。

と笑顔で伝えるのですが、

さすがにコーヒーショップで飲み物を注文するだけのために、

いちいち名前のスペルを繰り返す事には疲れ切ってしまい、

ここ数年は自分の名前と同じアルファベットで始まり、

ドイツ語圏ではよく耳にする、

"Karin" という名前をその場でだけ使用しています。


ちなみに "E" から始まる名前の友人も、

日本では普通に耳にする名前ですが、

やはりこちらもスイスでは聞き返される事が多いらしく、

同様にスイスではポピュラーな

"Emma" という名で名乗っていました。


友人達とスタバを利用する度に、この話題が出るのですが、

気まずい思いをした事のある日本人の友人は、

少なからず私だけでは無いようです。


スタバで名前を尋ねられるのは、

スイスだけなのかどうかは定かではありませんが、

時々利用する英国などのスタバでは、自分は記憶にありません。

(12/6 追記:アメリカでも、スイスと同様との事です!)


スイスでは当たり前の事なのかもしれませんが、

この国での生活11年目の冬も、

日々の生活でフシギに思ったり、戸惑う事はまだまだ数えるほどあり、

小さな事にもプレッシャーを感じてしまったり、

ほっこりとハッピーな気分になる事もある自分がいます。


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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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