東日本大震災発生から1年、
日本を思うみんなの気持ちを込めて3月11日に開催された
チューリッヒのチャリティーバザーは、
今回もご来場下さったみなさまの温かいご支援のもと、
無事に終了致しました。
多くのみなさまの多大なるご支援に感謝すると共に、
このバザーを運営されたスタッフの方々、
及びこのイベントに携わったボランティアのみなさん、
お疲れさまでした。
この日は私もボランティアスタッフの一員として、
運営メンバーの一人でもある
習い事の先生をリーダーとして率いるチームに参加。
こちらは私も昨年の日本復興イベントの際に
お手伝いさせていただいた「日の丸寄せ書き隊」のコーナー。
バザー開始前の準備の風景です。

(ここから少し長文ですが、ご興味のおありの方は是非ご覧下さい。)
バザーの開始は正午。
その前にスタッフ一同が集い、
東日本大震災で犠牲になられたすべての方々への祈りを込めて黙祷を捧げ、
このチャリティ・イベントの成功を誓いキックオフ。
バザー運営スタッフの中には東北地方が故郷の方々や、
とりわけ「岩手県」のご出身であるみなさんも複数おられ、
当日は岩手出身者による岩手の特産品の展示販売、
岩手県釜石市、大槌町の災害支援ポスター展も併せて開催されました 。


もう泣かないと心に決め、新たな出発を心に誓う子供たちの姿や、
復興を誓う漁師さんや地元の方々の笑顔に、
「少しでも多くの義援金を集めるぞ!」
と、ファイトがわきまます。
こちらが今回、私もお手伝いをさせていただいた、
くす玉を中心とする販売コーナー。

未使用の新品の陶器類などもバザーに出展され、
ボランティスタッフのご家族が手作りされたコースターや携帯電話ケース、
それにポーチなどもくす玉と共に販売。
当日は会場にも、
予定していた以上の量のたくさんの手作りのくす玉が届けられました。
美しいくす玉をお持ち寄り下さったみなさま、ありがとうございました!

こちらはスタッフの日本のご家族が作成された作品。

白鳥にクジャク、それに手まり・・。
とても手の込んだ作品は、惚れ惚れとしてしまう見事な出来映えでした。

こちらのくす玉はこのブログで、
チューリッヒのバザー開催とくす玉販売の事を知り、
「何か日本のために役立ちたい・・」
と、
わざわざサンクトガレンから
お手製のくす玉を持ち寄り立ち寄って下さった日本の学生さんの作品。
韓国人のお友達とともに作成して下さったのだそうです。

他のデザインとはまた異なるこの美しいくす玉は大人気で、
すぐに売り切れました!
自分の作成したくす玉はどうなる事かとドキドキだったのですが、
バザー開始から30分程で、
スイス人の若い女性が2個を購入して下さいました。
最後の一つはシフトの終わった15時にはまだ有りましたが、
『その後売れたかな〜?』 と、
いまだに気にかかるところですが、
しかし私達のくす玉はスイス人を始めとするみなさまに大好評で、
最終的には "48個" ものくす玉が売れたそうです。
全てが日本への義援金として送られるので、
10フラン以上(約850円)でお願いしますと値付けをしたくす玉に、
多くのスイス人たちは
その倍、3倍、更には "もっと" を支払って下さり、大成功!
ちなみに上記の白鳥とクジャクにはそれぞれ 50フラン以上、
更にはくす玉と合わせ 100フラン(1万円)以上 を
ご寄付をして下さる方もいらっしゃり、ただただ感謝するばかり・・。
それもご年配世代ばかりではなく、
意外にも若い世代の方々が高額で購入して下さった事に、
普段の日常生活で常々感じている
スイスの人々の社会貢献への深さと、熱心さ、優しさをあらためて実感し、
『本当にありがたい・・。』
という感謝の思いでいっぱいです。
(くす玉を中心に私達のセションでは 800フラン 近い売り上げがあったのだそうで、
会計係りに義援金の一部として、売り上げその他の寄付金を合わせて全額お渡しできました!)
そして、私が個人的にもう一つ嬉しかった事が、
今回は多くの日本人のみなさんに、
(私の)
「ブログをいつも読んでいます」
と、温かいお言葉をかけていただいた事

私にとって、こんなに嬉しいお言葉はありません。
本当にありがとうございます。
駆けつけて下さったお友達の
「頑張ってね!!」
も、大きな励みとなりましたよ。 みんなありがとう♡
私達のデスクのお隣では、
墨絵を描き、それを実演販売をされていたり、

スイス在住の芸術家たちの作品販売などでも賑わいました。


ご覧下さい、この大盛況の様子!

震災から1年が経過した今でも、
日本に関心を示し、東北復興のためのチャリティバザーに集い、
多くの募金をして下さるスイス人のみなさまや、
スイス在住の外国人のみなさま、
そしてもちろんスイス在住の日本人のみなさまに、心よりの感謝です。

こちらは昨年も駆けつけて下さった太鼓と三味線奏者のスイス人男性。

日本文化をご紹介する、
民謡や弓道のパフォーマスンス、
昨年に続き同好会の方々により盆踊りや民謡もステージでご披露。

更には前回の記事でもご紹介をさせていただきました、
トーマス・コーラーさんのご登場。

日本に少しでも貢献したい
"スイス在住の外国人" である私の夫 Banana も、岩手県の復興Tシャツを購入。

和食でおもてなしをする機会の多い私は、
カバーの花の絵柄がとても美しい、
芸術家の方が作成されたお箸セットを購入。
外国のお客様へのおもてなしにもきっと喜んでいただけそうな、
素敵な作品です!

人々がそれぞれの思いで参加した今回のチューリッヒのチャリティ・イベント。
各部署でのすべての合計が出るのには、もう少し時間もかかりそうですが、
既に入っている報告ではかなり多くの義援金が集ったとの事。
今後日本への支援は、
バザーという形で継続するのかどうかはまだ未定なのだそうですが、
RECOVERY NIPPON PROJECT
の活動は、これから先もまだまだ続きます。
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