スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

結婚式

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


招待状


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以前の記事でもお伝えしておりました、

ローラとジミーの結婚式の招待状が届きました。


3月早々に届いていた、

「日にちを空けておいて下さいね」

と記載された "案内状" と同じく、

今回も手書きの手作り。

結婚式の案内状 (2018年3月2日)

スクリーンショット 2018-05-30 13.58.52

過去に2度、

ヨーロッパ(ドイツとアイルランド)

で開催された結婚式にご招待いただきましたが、

手書きでのご招待は今回が初めてです。


若い二人には、

あまり金銭的な余裕が無い事を知ってはいましたが、

でも、考え方を変えてみれば、

自分たちの結婚式を招待客へ真心込めて、

一からスタートして、

全てを自分の手で創り上げたいと

願う彼らの温かみのあるハートが感じられて、

受け取った私たちも、

とてもハッピーな気持ちになりました。


日本から戻ったばかりではありますが、

6月にはまたロンドンへ飛び、

次は、

英国人の夫 Banana の結婚式参列用のスーツ

や靴などを選ぶための、

ショッピングツアーとなりそうです。

私は日本で結婚式用の

お買い物は全て無事に完了したし、

その他、諸々、散財してきたばかりなので、

それで打ち止め(笑)


夫が結婚を控えた娘と、

お式の前に再会するのは、

その時が最後となります。

私は日本で準備してきた、

彼女へのプチ・シークレット プレゼントを持参し、

美味しいご飯をご馳走して、

みんなで団欒のひと時を過ごす予定です。


花嫁の父である Banana が、

早々に泣いちゃわないかと、

ちょっとだけ心配・・(苦笑)


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結婚式の案内状


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先日、英国のローラとジミーから、

結婚式の "案内状" が届きました。


本日の記事は、先日まで綴っておりました、

ロンドンでのウェディングドレスオーダーと、

"海外の結婚式に参列" の関連記事です。


ご興味がおありの方々は、

ドレスオーダーの前回の記事

このドレスに決めた ♪
(ロンドンでウェディングドレス選び in イーストロンドン 後半)

英国での結婚式準備編、
過去のドイツ、アイルランドでの
海外の結婚式に参列の全記事はこちらから
☆(アーカイブ)です。


にて、過去の記事を綴っております。


彼らの結婚式は今年の7月某日。

今回届いたのは、

後日送られてくる正式な結婚式の招待状とは別で、

この日に結婚式を挙げる予定なので、

「日にちをキープしておいてくださいね ♪」

という、ご案内状のようなものだそうです。

従い、全てが手書き〜

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二人とも日々の仕事や、

少しずつ始まっている結婚式の準備やらで大忙しの中、

貴重な時間を費やして、

一緒に仲良く準備してくれたカードなのだと思うと、

心の中がほんわかとしてきました。

夫 Banana がとても嬉しそうな様子なのも、

私までとても幸せな気持ちにさせてくれました。


二人の手書きで、全てハンドメイドで作られた、

とても温かみのあるカードは、

二人の愛車と最近手にれたヨット、

海も描かれていて、

サーフィンがきっかけで出会った二人らしい、

真心のこもった、とても素敵な案内状です。


7月はまだまだ先だと思っていますが、

過去の他の行事もそうであったように、

きっとあっという間に

慶びに満ちたその日がやってきそうな気がします。


英国の屋外の行事は、

全てがお天気に左右されると言っても過言ではないと

自分は思っているので、

今から7月のその佳き日が、

「どうか晴れますように・・」

と、ただただ願うばかり。

晴れ夫婦(夫と私のコト 笑)本領発揮できますように!



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このドレスに決めた ♪(ロンドンでウェディングドレス選び in イーストロンドン 後半)


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ロンドンでのウェディングドレスオーダーについての記事、

素敵なサロン ♪ 〜 ロンドンでウェディングドレス選び
 in イーストロンドン(前半)

からの続きです。


3軒目のブライダルサロン「C」では、

初日2軒のお店での試着の時と比べると表情も和らぎ、

随分とリラックスしている様子のローラ。

このお店で担当して下さったのは、

オーストラリアの本社から、

ロンドン支店へと異動してきたオーストラリア人の女性です。


試着時間は他と同様で1時間。

ただしこちらのお店では、

例のアポイント料金40ポンドはかからず、

試着は無料でした。

サロンは一つのフロアーが広々とした空間で、

1階が試着のスペース。

厚いカーテンで4つに仕切られていました。


このお店でも最初の2軒と同じく、

いつ、どこで、どんなスタイルで結婚式を挙げるか?

を担当の女性に質問されました。

ローラの説明に、

まるで友人のように笑顔を浮かべて相槌を打ちながら

興味深そうに話に聞き入る担当者。

ここではすっかり緊張もほぐれたローラはとても嬉しそう。

自分から色々と担当者に質問をしたり、

いつも通りのローラに戻り、自分自身を表現できたようです。


まずはネットで好みのスタイルをチェックして、

サロン側に事前に伝えてあったため、

ローラが一番気に入っているドレスを最初に試着。

その間に担当者は、

お気に入りと雰囲気の似たドレスと、

あとは結婚式の様式を基に、

そのスタイルに合いそうなドレスをいくつかピックアップして

試着の準備を進めてくれました。


既にこの時点でこのお店が、

雰囲気も接客のスタイルも、とても心地よい場所である事が、

ローラにも私にも分かりました。


休みの日にはコーンウォールの海で、

サーフィンやセーリングを楽しむローラとフィアンセのジミー。

彼らが出会ったのは大学に在学中で、

先輩と後輩という間柄だったのだそうです。

生まれ育った場所が近く、

共通の趣味であるサーフィンを通じて最初は

別の仲間達も加えての友人同士になり、

他の友人達も交えて一緒に時間を過ごすうちに、

二人の関係は親密度を増していき、

愛情へと変わっていったようです。


こちらのデザイナーのウェディング・ドレスは、

海好きなローラのイメージにピッタリで、

屋外で挙げる彼らの結婚式のスタイルにも

よく合いそうなドレスがいくつも揃っていました。


お店のサイトを見てみると、

モデルさん達が海辺や花々に囲まれた屋外で

ポーズをとっているショットが多く、

ナチュラルで素朴な中にも、

女性らしい華やかさを取り入れている印象です。


最初の1着を着たローラの表情を目にすると、

他の20着以上試着した時の様子とは

明らかに異なっているのが分かりました。


「思った通り! やっぱりこれが一番好き!!」


と、ローラが口にする前に、

同じ女性である自分も、

彼女がドレスを身に着けた瞬間の顔を目にして、

それに決めた事がスグに分かりました。


微笑みながらその様子を見つめていた担当者も、

そのドレスがローラの雰囲気に合いとても似合っている事と、

他の2店舗の担当者と同じく、

ローラのスタイルが素晴らしい事を褒めました。


そして、せっかく1時間の予約時間があるのだから、

一応、他のドレスも試してみてはいかがですか?

と、いくつかの他のドレスの試着も勧めてくださり、

このサロンでは、5着ほど試着しました。


しかし、ローラの心は最初の1着で既に決まっていたため、

その事を担当者にも伝え、

後半はドレスに合わせたヴェールやベルトなどを着けて、

全体の雰囲気をチェック。


その間のローラの今まで見せた事もなかった、

結婚を目前に控えた女性特有の、

幸せに満ち溢れた嬉そうな表情を眺めていると、

私の中にもこみ上げてくるものがあり、感激もひとしおです。


以前の記事にも綴りましたが、

ローラと私は決して近い間柄という訳ではありませんでした。

むしろ、彼女が大人に成長するまでは、

お互いにお互いが苦手だったというのが正直なところです。

彼女が大人になったここ4〜5年の間に、

二人の関係は大きく変化しました。

お互いに心を開き合ったと、

ひとことで言えばそんな感じですが、

彼女が大人の女性として成長していく過程で、

色々と心情の面でも変化する部分もあり、

時を重ね、私の中でもそれは同じでした。


この件についてはウェディングドレスのオーダーとは

全く別のおハナシなので、

また次の機会にまた綴ってみようと思います。


さてさて、話をドレスに戻します。

遂にウェディングドレス決定〜!!


ローラが決めたドレスがこちら ♪

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普段はカジュアルスタイルで、自然体な中にも、

繊細さと優しさを持つ女性らしいローラに、

シンプルながらもフェミニンな雰囲気を醸し出すこのドレスは、

本当に似合っていると感じました。


そしてここで、 

文化と習慣の総意で興味深かったのが一つ。

このドレスについて、

一つだけローラが "大丈夫だろうか?"

と心配した点が、ドレスの裾が長いコト。


結婚式を教会で挙げた後の披露宴の場で、

諸処のごあいさつやら何やらあった後

(ここまでは日本とほぼ同じ)

宴はダンスパーティーへと移行して行くのですが、

その際に "ファースト・ダンス" として、

まずは新郎新婦が真ん中に出て、

それを招待客が取り囲み、

中央で最初のダンスを披露するのが欧米のスタイルです。


過去にご招待を受けて参列させていただいた、

ドイツとアイルランドでも同様でした。


☆ 上記の体験談は、

過去の
アーカイブ記事にてご覧いただけます。

海外の結婚式に参列

(上記のアーカイブ、スクロールして記事の一番下にある、

"次の3件▶️" をクリックして参りますと、

全ての記事がご覧いただけます。
ご参考まで)


で、ファースト・ダンスの際に、

裾が長くてダンス出来るかどうかが気がかり

だというコトでした。


ああ、そうなのかー。

そんな心配は日本ではないけれど、

確かに過去に参列した海外の結婚式でも、

花嫁は新郎とのファーストダンスの後も、

招待客に混ざってノリノリで踊っていたし、

それは夜通し続くので、

(しかも日本のようなお色直しはなく、

ずっと同じドレスを着用したまま)

ドレスを着たまま踊れるかどうかは重要なのです。


すると担当者が、

ダンスの際にはドレスの裾を指にかけられるようになっているので、

裾が引きずる事はなく、大丈夫ですよ!

との事。

お式の後でダンスをする習慣があるから

そのようなデザインなのかどうかは定かではありませんが、

お式以外の場所で歩きやすいようにデザインされているようです。

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ダンスできるかどうかだけではなく、

ローラがそのドレスに決めた理由の一つが、

とても着心地が良くて、長時間着ていてもラクそうだ!

という点も、大きなポイントであったそうです。


ここでももちろん担当者はドレスの料金を提示し、

彼女のお名刺と共に、その後の連絡方法と、

プロセスをご説明し、
ご丁寧にご挨拶をして下いました。


ホテルに戻り、

ホテル内のテォールームで午後のティータイム。

お茶とケーキをいただきながら、

ロンドン到着3日後にしてようやく、

英国らしい雰囲気を味わいながら寛げたひと時。

それまでは、それだけテンパっていた自分(苦笑)


何はともあれ、無事にローラの気に入ったドレスが見つかり、

自分の中での大役を無事に果たす事ができて、

心底ホッとしました〜。


ディナーに出かける前に、

夫 Banana にドレスの動画と画像を披露。

正式にこのドレスをオーダーする事を決定し、

担当者へも早速ご連絡。

ドレスはオーストラリアのゴールドコーストから、

海辺にある本社工場でローラの体に合わせて縫製され、

数ヶ月後に英国へ送られてくるそうです。

海が大好きなカップルにはこれ以上ないお店で、

素敵なドレスをオーダーする事ができました。


結婚式は今年の7月です。

これから先は、今度は我らの衣装の番。

夫のスーツやら、自分のドレスやら、

それに合わせてワタクシはカクテル帽(礼装帽子)など、

新調する予定です。

結婚式の前に、

あと何度かロンドンに出かける機会がありそう(笑)


ウェディングドレス オーダーの記事は

これでひとまず終了です。

長文にお付き合い下さったみなさま、

ありがとうございました。


この先も結婚式関連のトピックにつきましては、

時々継続し綴って参りますので、

ご興味がおありの方はよろしければ、

またどうぞお付き合い下さいませ ♪

 

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ブライダルサロン メイフェア in ロンドン(後半)


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ブライダルサロン メイフェア in ロンドン(前半)

からの続きです。


前半の記事で、タイトルを上記のようにつけてしまい、

サロンの名前が

 "メイフェア" だと思われたかもしれませんが、

そうではなく、

メイフェア地区にあるブライダルサロンという意味です。

表現が不十分で失礼いたしました。(念のため)


従いここでは、

ロンドンのブライダルサロン「A」としておきます。


宿泊中のホテルからタクシーで向かった

メイフェアのサロン「A」は、

高級なブティックが並ぶ、その中の一角にありました。

大きなガラス張りのショーウィンドウから

中の様子はうかがえるものの、ドアは施錠されています。

まずはドアベルを鳴らして、中から開けていただき入店。

アポイントのある事を伝えると、

お店のスタッフは笑顔で応対して下さり、

ウェディングドレスがズラリと並ぶ下の階へと移動しました。


ロンドンの現在のサービス業の状態を象徴しており、

このサロンを含め、後から訪れたサロンも、

スタッフは英国人ではありません。

これは、ホテル、レストラン、ショップスタッフ .. etc

どこもほとんど同じです。


フロアーは貸切で、

人気のデザイナーのドレスがたくさん並んでいました。


まずは、

「シャンペンはいかがですか?」

と尋ねられ、もちろんいただく事に。


グラスのシャンペンが運ばれてくると、

担当してくれたスタッフからは、

いつどこで、どういうスタイルで結婚式を挙げるかを

尋ねられました。


上記については、その後に訪れた他のサロンでも同じです。


サロンを3軒回って気がついたのですが、

後から考えてみると、

この1軒目のお店での対応は、

なんとなく話を聞きながら、品定めをされたように思います。


ローラの結婚式は、

英国の、ある田舎町の小さな、しかしとても趣のある、

教会で開催される予定です。

その後、彼女の母方の祖母の、

大きな家の大きな庭にテントを張り、

披露宴は着席型の、

ガーデンウェディングパーティーを行います。

私からすると、まるで英国の映画の世界のようで、

とても素敵だと思うのですが、

サロンの担当者はそうは感じなかったようです。


担当者は、

自分のウェディングプランについて話すローラに、

「そうなのですね〜。」

と頷きながら話を聞くも、

何となく興味を示していないように感じました。

高級エリアのにあるサロンには、

ロンドン市内の高級ホテルで結婚式を挙げる人たちも、

たくさん訪れるのだろうと容易に予想できます。


この旅ではローラ達も一緒だったので、

あまり豪華過ぎるのもどうかと思い、

いつもロンドンで宿泊をするホテルとは別の、

こじんまりとしたチャーミングなホテルに宿泊しました。

しかし普段夫と二人で宿泊している

 "ザ ランドマーク ロンドン"には、

大きな宴会場がいくつかあり、

過去の宿泊中にも何度か、とてもリッチに見える人々が集い、

それは豪華な結婚式を挙げている場面に遭遇した事があります。

きっと同じメイフェアにある  "ザ リッツ ロンドン" や、

それらのランクのホテルで結婚式を挙げる人達が

顧客にはいっぱいいるのでしょう。


実際にそのお店のデザイナーのウェディングドレスを

目にすると、

ビーズやストーンが散りばめられ、

キラキラしているものが多く、

ガーデンでのウェディングというより、

ホテルなど、室内での結婚式を想定して

デザインされているように感じました。


3軒のサロンを訪れた後に話してみると、

ローラ本人もそう感じたのだそうです。


時間が1時間と限られているので、

試着も最初から急ピッチで進みます。

ローラは事前にネットでチェックをして、

着てみたいドレスを数着決めており、

それらのドレスと、

その場にあった数多きドレスの中から、

着てみたいものを選びました。


ドレスはオーダーメイドですが、

既存のデザインの中から選んで、

それを本人の身体に合わせてあつらえるシステムです。


1軒目のサロンという事もあり、

ローラはかなりのハイテンション。

嬉しそうな彼女とはウラハラに、

サロンの女性スタッフは冷めた様子で、ドレスを次々と準備します。


1着試着するごとに、

「素敵!」と声を発しながら、

彼女は一言ずつコメントを付け加え、

鏡の中の自分を見つめていました。


すると、サロンのスタッフが、


「この場にあるドレスがどれも素敵なのは分かっています。

短い限られた時間なのだから、

いちいち、あれもいい、これもいいじゃなくて、

どれが気に入って、どれが気に入らないかを伝えていただかないと。

必要ないものは順番にしまっていきますから。」


と、かなり強い口調で発しました。


横で聞いていた自分は、正直驚きました。


とりあえずその場では私は何も言わず、

ローラが気に入ったドレスを時間内に全て着用できるよう

促しました。


度々時計をチェックしながら、ドレスを運んでくるスタッフ。

土曜日という事もあり、

次の予約もいっぱいだったのだと思います。

その様子から1時間キッカリで、

その場を出なければならない事が分かりました。

最終的には、11着ほど試着。


このブライダルサロンでは、

ドレスを着用した姿の写真撮影が NG でした。

試着した中で、

気に入ったものがあれば、1着だけ撮影してもよしとのコト。

限られた時間の中で、

ローラが写真の候補に絞ったのは2着。

1着だけと言われていましたが、

ここで何も言わなければ、何のために同行しているのか!

ようやく自分が口を開きました。


「どちらも気に入っているようなので、

2着写真に撮ってよろしいですか?」


と尋ねると、すんなりとオーケー。


前、横、後ろ姿と、

慌ててあらゆるポーズを取らせて撮影。

普段ブログのために写真撮影に慣れていた事が、

役立ちました〜。

(お料理もいろんな角度から撮影するので!笑)


1時間キッカリで試着は終了。

こちらから尋ねる前に、

担当者はドレスのプライスリストも示さないし、

自分のコンタクトを教えてくれる事もありませんでした。


ちなみに、ローラが試着してみたドレスは、

どれを選んだとしても夫の予算内で、

我が家では問題なくオーダーできるドレスでした。


1階に戻り、帰り際にありがとうと挨拶。

スタッフの女性が入り口のドアを開けた時、

私はコートをまだ着ている途中で、片袖を通したところ。

片袖のまま、

「ありがとう。それではまた。」

と挨拶をし、お店を後に。


ローラがこのサロンについて、そしてドレスについて、

どういう印象を持ったかが定かでなかったので、


「なんだか、最後はとっとと帰って欲しそうだったね。」


と、笑いを交えながら冗談ぽく伝えてみると、

彼女も全く私と同じ印象を持ったらしく、

スタッフの対応にとてもビックリしたとの事。


彼女が試着している最中の女性スタッフの強い口調にも、

帰り際の失礼とも思える態度にも、

そして、担当者が彼女の名刺も渡さず、連絡先も伝えず、

ドレスのオーダーについても何も説明しなかった事に、

ローラ本人も、

このサロンでドレスを作りたくはないと感じたようです。


実はこの結末と状況は、

事前に自分が行なっていたイメトレの中で想定内でした。


世の中にはああいうタイプの人も存在するし、

自分で対応できる状況と、

どんなに頑張ってもムリな事もある。

少し辛くてキビシイけれど、

私自身もそうだったように、

ローラもいろんな状況で身をもって人生の経験をしながら、

きっと大人の女性へと成長していくのだろうと思います。


要は40ポンドの予約料を支払った分、

最低限の応対はするものの、

"うちのドレスはアナタにはお呼びじゃない"

と言われたように感じました。


炭酸の抜けたシャンペンは、40ポンド支払って飲んだようなもの。


「あのサロンのドレスは、

ホテルで結婚式を挙げる人向きだと思う。

ワタシ、次のお店では、

きっと気に入ったドレスが見つかるような気がする!」


と意気込むローラ。


私も、


「そうね、2軒目のお店は、憧れのノッティングヒルよ。

次はきっと貴女にあった素敵なのが見つかるわよ!」


と、ポジティブに気持ちを切り替え、次の場所、

映画「ノッティングヒルの恋人」でも一躍有名になった、

ノッティングヒルへと移動しました。


(続きます)


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ブライダルサロン メイフェア in ロンドン(前半)


IMG_7456

前回の記事、

続 ウェディングドレス
   からの続きです。


ロンドンのブライダルサロン巡り、


まず最初に自分が驚いた事は、

私たちが訪れたデザイナーのサロンの予約(試着時間)は

それぞれが1時間で、

ウェディングドレスを試着するためには、

アポイント料金の40ポンドの費用がかかる事。

(40ポンド=約6,000円   2018年1月現在の換算レート)


どうやらこのシステムと金額は、

ロンドンのブライダルサロンでは普通のようです。

もしもそのお店でドレスをオーダー(=契約が成立)

すれば、40ポンドは還元されるそうです。


まず1軒目に訪れたのは、

ロンドンの中心地にあるメイフェアのお店でした。

花嫁になるローラから、

メイフェアに店舗を構えるデザイナーのドレスを試着してみたいので、

予約を取ったと聞かされた時の自分の気持ちは、

メイフェアのサロンに行くなんて良い機会なので、

自分も一緒に行ってみたいという思いと、

"大丈夫かな?"

という気持ちの二つの感情に分かれました。


ここで補足をさせていただくと、

メイフェアは、

高級ブティックやホテルが建ち並ぶ、

ロンドンでも屈指の高級エリア。

ホテルリッツなどがある場所です。

そんな場所にある高級ブライダルサロンに、

夫が一緒ならばまだしも、

私たちだけで大丈夫なのだろうか?

という感情が頭をよぎりました。


ローラは英国南西部のコーンウォールにある

小さな田舎町で生まれ育った超自然体の女の子。

誰に対しても人を思いやる優しい気落ちとか、礼儀とか、

人として大切な事を身につけている女性です。

侮辱するつもりも、卑下する気も毛頭ないけれど、

しかし彼女には、

特別な場所や状況においての、

気品とか、教養という面で、

大人の女性としての状況に応じてのマナーが、

まだ十分に備わっていません。

よくいえばカジュアルなのでしょうが、

身なりや振る立ち舞い、物腰などが、

場所と相手によっては、ラフすぎるところがあるのです。


田舎育ちだからと言って、

誰もが必ずしもそうだとは決して思っていません。

しかしローラの場合、

彼女の今までの25年間の人生において、

「高級」と名の付くような場所や状況には

きっとまだ巡り会った機会がないのが事実。

英国生まれの彼女ですが、

ロンドンを訪れたのも、それが2度目だったと言います。

それはまるで、自身が18歳だった頃、

福岡の田舎町から東京の大学に通うため、

上京した当時の自分の姿と重なりました。


結婚を控えた若い女の子が、

ネットでドレスをいろいろと検索していて、

都会のロンドンの素敵なサロンにヒットし、

40ポンド支払って試着できるのであれば、

是非行ってみたい。

パパがドレス代を負担してくれるのであれば、

そのデザイナーのドレスをオーダーしてみたい。

と憧れを抱くのは、女性としてごくごく普通の感情です。

ただ、そんな彼女を見ていて、

ちょっとハードルが高いかも?

というのがホンネでした。


自分の場合、

20年近く前にBanana と出会い、人脈も場所も、

それまで体験した事がなかったような経験を経て、

物腰や仕草など、時間の経過と共に、

その場所に応じた振る舞いが

自然と身についてきたような気がしています。


普段のローラを眺めていると、

きっと彼女はいつも通りのカジュアルな装いでやって来て、

飾らない振る舞いをするであろう事が予想されました。


最初にメイフェアのサロンへ行くと聞き、

自分がしっかりとしなければならないと思いました。

まずは服装です。

人は身なりでは判断できない・・

とは言いますが、

それも時と場所によるのが現実。

いつならば、ロンドンを訪れる際には、

昼間は動きやすいカジュアルな服装で、

歩きやすい靴を履き、軽めのバッグを持つ私ですが、

今までの人生での経験において、

その場では、それではダメなのは分かりました。


前回の記事で、サロンを訪れる前に、

自分自身の中で、

シミュレーションをしながらイメトレをした

と記述したと思いますが、

それがこの事です(苦笑)


事前に出かける予定のブライダルサロンを

WEBでチェックし、

その場所に応じた服装で整えました。

その日ばかりは昼間から、

高級レストランに出かけるような機会にしか

着用しないコスチュームで、

某高級ブランドバッグ

(重いので、普段はロンドンには持っていかない)

を持ち、靴ももちろん洋服に合わせて。

その上には、コートもそれなりのものを着用し、

自分の中で、きちんとした服装で出かけました。


一方、ロンドンで同じホテルの

別の部屋に宿泊していたローラの方は、

待ち合わせの朝、

やはりいつも通りの服装で現れました。

彼女の普段の服装とは、

私が東京などで見かける

彼女と同年代の女の子たちやOLさんたちの

装いとは大きく異なっています。


ジーンズに普段着のセーター、

その上にはウインドブレーカーのような

アウトドアタイプのジャケットを羽織っている

とてもカジュアルな服装です。

靴は数年前に婚約者がプレゼントしてくれた、

UGGのブーツ。

そのブーツを履いて犬の散歩に海辺を歩いたりするため、

少々傷みも目立ち、

現在はかなり履き古した印象のものです。

その普段着の姿をコーンウォールで目にする際には、

なんとも思わない自然スタイルなのですが、

ロンドンの高級サロンを訪れるには、

やはりちょっとそぐわず、

浮いているように感じました。


これがもしも自分の娘だったとしたら、おそらく、

高級ブランドとまではいかずとも、

小ぎれいなワンピースと、

それに合いそうな靴とバッグも新調して、

一緒に出かけただろうと思います。


ローラの母親は健在で、

彼女の住む街のすぐそばに住んでいます。

何度か会った彼女の母親の、

激しく攻撃的な性格も十分に心得ている自分なので、

服装に私が口を出すのは絶対にできないと思っていました。


その場と状況に応じた服装をしてはどうかという事と、

若い彼女に金銭的なゆとりが無いようであれば、

洋服をプレゼントしてみてはどうかと、

実は事前に夫 Banana にも相談してみたのですが、

TPOに関しては私に同意はするものの、

その件について触れるのは、

ローラを傷つける事にもなりかねないので、

言えないとの事。


大学を卒業して、

現在の仕事は専門職に就いている彼女なので、

決して貧しいわけではありません。

けれども夫いわく、

英国はお給料も一般的に高くはないので、

そんなに余裕はないのだろうと言います。


婚約者とはよく海外旅行にも出かけているし、

私と会う際には、必ずと言っても良いほど、

小さなプレゼントを贈ってくれる彼女です。

どこにお金をかけるか?

という点において、

彼女の場合、

自宅と勤務先を車で移動し、

業務に就く際にはユニフォームに着替える

職場環境と日々の生活において、

服装はさほど大きなポイントではなく、

また、現在の日常生活においては、

素敵な洋服を着て出かける機会も、

ほぼ皆無なのだろうと思います。


そうするとせめてその日の自分だけは、

きちんとした身なりをして

同行する必要があると考えました。

馬鹿げているような気もしますが、

お店の方に、

その高級サロンでドレスを購入するつもりはあるコト、

そして何よりも、

彼女に肩身の狭い思いをさせたくなかったので、

同行者の自分だけでも見栄えすれば、

あとは、お店の方に、

我らのバックグラウンド

(ぶっちゃけてお話しすると、

そのお店でドレスを買うことが出来るという一番重要なコト)

を想像していただけるだろうと思いました。


1軒目のサロンは実際に訪れてみると、

いろんな意味でインパクトがありました。

長くなりそうなので、またこのあとへ続きます。


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