スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

紙幣

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


新スイスフラン紙幣、来年いよいよ発行決定!

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アイルランドへの旅行の記事、及び、

同国で海外の結婚式に参列をした記録の途中ですが、

本日はスイス国内での話題です。


昨日読んだ興味深い国内ニュースより。

ずっと遅延となっていたスイスフランの新しい紙幣が、

いよいよ来年(2016年)を皮切りに、

順次リニューアルされる事が、遂に決定したそうです!


スイスナショナル銀行(SNB)の発表によると、

来年2016年に、まずは新しい50フラン紙幣を発行予定で、

その後、2017年には20フラン紙幣を発行。

2019年までには新しい10フラン、100フラン、200フラン、1000フラン

の紙幣が順次発行される予定なのだそうです。

New banknotes to be released — six years late(The Local Switzerland)


スイスフランリニューアルのニュースに関しましては、

このブログでも注目をし、過去の記事でも綴っておりました。

(過去の記事はこちら)

スイスの新紙幣 また延期(2012年 2月12日)

幻の紙幣〜発行されなかったスイスフラン(2012年 2月6日)



当初のリニューアル予定(2010年)からは、

2012年、2013年と延期を繰り返し、

約6年遅延しての、来年の新しいスイスフランのお目見え。

現在使用している紙幣はセキュリティ上に問題があり、

新しい紙幣には偽造を阻止するため、

最新のセキュリティを導入して完成させたため、

当初からすると、大幅な遅れも生じてしまったもよう。


ハイテクな技術を導入して、セキュリティ面でも安全な紙幣は、

少なくとも15年間は使用される予定なのだそう。

来年の新しい50フランの発行が楽しみです。


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新10ユーロ紙幣、デザイン初公開!


new10eurofr_HR

(本日の写真は 20 Minuten より)


本日2014年1月13日より、

今年から流通される予定の新ユーロである

「10ユーロ紙幣」のデザインが初公開との事で、欧州各紙で紹介されています。

88908-FTb6U1pQVyQYa3DZMT3hPg

1new10eurore_HR


新しい紙幣にはセキュリティ機能に加えて、

ギリシャ神話の女性の肖像「エウロペ」が小さく描かれており、

10ユーロ紙幣のデザインは2002年にユーロの現金流通開始以来、

今回初めてリニューアルされるのだそうです。


新紙幣では新しい5ユーロが

昨年2013年5月2日より既に使用を開始していますが、

本日デザインが公開された新10ユーロは今年2014年の9月23日より、

流通がスタートする予定なのだそう。


ユーロ紙幣ヨーロッパシリーズは今後も徐々に

年間をかけて欧州ユーロ圏で導入されてゆく予定との事です。

So sieht der neue 10-Euro-Schein aus(20 Minuten)



古いユーロ紙幣については "しばらくの間" は使用可能なのだそうですが、

具体的にいつまで使用できるのか?

という点については発表されていないようで、

手持ちの古いユーロに関しては、

当分使用予定が無い場合には、ちょっと注意も必要かも!?


ここスイスは、通貨はユーロではなく、

スイスフランを使用しているため、

私たちの普段の日常生活に直接関わるニュースという訳ではありませんが、

旅行のみならず日帰りのショッピングや観光などで

陸続きの近隣諸外国を訪れる機会の多い我らスイス在住者にとっても、

秋の新紙幣のお目見えが、とても興味深いニュースです。



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幻の紙幣〜発行されなかったスイスフラン

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スイスでの日常生活において、

普段からいつも見慣れているスイスの紙幣「スイスフラン」ですが、

このお札(第8次紙幣)は他の国々の紙幣とは異なって、

デザインが横長ではなく縦長で珍しいケースなのだそうです。


chf-500


そして現在流通しているスイスフラン紙幣は

世界の紙幣の中でも最も複雑なセキュリティが仕組まれ、

ハイテクな技術を使った偽造防止策が施されており、


"世界で最も偽造が難しい紙幣" でもあるのだそう。


先日、スイスにお住まいになられて

かれこれもう35年という日本人の方とお話をさせていただく機会があり、

スイスの "昔" についてうかがっていたのですが、


「スイスの今は大きく変わったのでしょうね・・。」


というありきたりではありながら "本当にそうなのだろうなー。"

と感じた私のシンプルな質問に、

かつてのスイスを思い浮かべながらいろいろなお話をして下さったのですが、

その興味深いお話の内容の中でも私の関心を引いた事のひとつが、

スイスの紙幣について・・。


「昔はスイスのお札はとても大きかったんですよ。

日本のお財布にお札を納めようとすると入らなくてねー・・。」



と手でそのサイズを示されるその未知のスイス紙幣に興味を持ち、

自宅に戻り早速調べてみたところ、

確かに自分が現在使用しているスイスフラン紙幣とは

イメージが大きく異なるものでした。


ちなみにこちらが1956年~1957年に発行され、

1980年4月まで流通した後、2000年4月末限りで無効となった第5次紙幣。

800px-CHF500_5_front_horizontal

(500フラン・表)


800px-CHF100_5_back_horizontal

(100フラン・裏)


30年以上もの長きに渡りスイスにお住まいでいらっしゃる方々は、

当初はこのような紙幣を使用されておられたのだそうです。


ちなみにスイスには第1次紙幣から第8次紙幣までが存在し、

現在私達が使用しているお札は 第8次紙幣 です。



そして上記の件を調べていてたまたま発見した興味深い事実。

スイスには印刷をされ保管をされていたものの、

日の目を見ずに

 "発行されなかったお札(第7次紙幣)が存在する"

のだという事。

セキュリティ対策の進んだ第8次紙幣(現在流通している紙幣)が

製造されることが決定したためこちらは発行はされなかったのだそうで、

10・20・50・100・500・1000フランの6種類で1000フラン紙幣を除いて

1976年~1979年にかけて登場し2000年4月まで流通した第6次紙幣

と同じ人物の肖像と関連モチーフが表裏面に描かれていたとの事ですが、

幻の紙幣となってしまったようです。


それらの一部がこちら


800px-CHF20_7_front_horizontal

(20フラン表= オラス・ベネディクト・ド・ソシュール / スイスの貴族で自然科学者)




800px-CHF50_7_front_horizontal

(50フラン表= コンラート・ゲスナー / スイスの博物学者)

 


800px-CHF100_7_front_horizontal


(100フラン表= フランチェスコ・ボッロミーニ / イタリアのバロック建築家)


これらの第7次紙幣は機密保持のため、

製造後
20年以上 もの間は詳細が公表されず、

2007年になってから初めて、

デザインなどその全容が公開されたのだそう。



【その他上記を含め、第1次から第8次までのスイスの紙幣にご興味がおありの方は

Wikipedia スイスのフラン(日本語) をご参照下さい。】



スイス国立銀行では現在、2012年に流通予定の第9次の新紙幣

(当初は2010年秋から流通予定がずれこみ今年の予定)

に向け着々と準備を進めているそうですので、

予定通りに事が進めば、

年内には新しいスイスフランにお目見え出来そうです!



【追記&訂正 2012年 2月9日時点、

上記につきまして訂正ニュースが発表され、

今年予定されていた新紙幣は技術上の問題で更に延期となり、

少なくともあと1年はずれこみ、

早ければ2013年の発行 に変更されたとの事です。】




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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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