スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

窃盗

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


ゾッとした出来事


IMG_6180

つい数日前の出来事です。

住まいのマンションの管理会社から

住人あてにメールが入りました。

確認すると、

マンション敷地内での

盗難事件に関するものでした。

オートロックで管理されている

住人専用の駐車場に置いてあった

電動自転車数台が、

盗難に遭ったという内容でした。


スイスでも近年、

電動自転車を使用する人々が増えており、

eバイクと呼ばれて、愛用されています。

我々住人専用の駐車場に、

施錠して保管されていたその自転車数台が、

何者かによって盗まれたのだそうです。

我が家は eバイクどころか、

自転車も所有していませんので、

難を逃れました。


スイスの住居やマンションの駐車場は、

住人専用の駐車場と、

訪問者用の駐車スペースは

分かれていることが多く、

マンションの場合、

住人用の駐車場には、

訪問者の車両は立ち入れないのが一般的です。


私達の住居もそうです。

住人用駐車場には、

オーロトックのリモート自動ドア式の

シャッターがあり、

外から戻ってくる時にキーを遠隔操作すると、

シャッターが開くシステムになっています。

キーを持っていなければ、

中へは入れないはずなのです。


訪問者用は

敷地内に駐車スペースが数台分あり、

こちらは屋外ですので、

訪れた人ならば、

誰でも駐車できるようになっています。


で、どのようにして

窃盗犯が住民専用の駐車場の中に

入ったかというと、

管理会社を通しての警察の見解は、

おそらく住人が車で外から戻ってきた際か、

または、

駐車場の中から屋外へ出る際に、

出入りのため開いた自動ドアが、

閉まる前に何者かが中に侵入して

窃盗に及んだと推測されるというのです。


車 1 台が出入りするのですから、

車両が通過した後、

何十秒か時間が経過してから

自動的にシャッターが閉まるようになっています。

とすると、

その隙を見て、

何者かが駐車場内に侵入したことになります。

駐車場内から外へ出る際は、

キーは不要でシャッターは開きます。


この話を聞いて、

心底ゾッとしてしまいました。

窃盗犯はおそらく、

我々の駐車場のシステムを

下見して知っていたのだと思います。


と、すると、

住人が出入りするタイミングを、

観察していたのでしょう。


今回の窃盗は、

高額である電動自転車で、

しかも、近年需要が増えているという、

ある意味では時代の流れに乗った

悪質な犯行なのだと感じています。


チューリッヒ州のほかの地域では

どうなのだろうと、

ニュースをチェックしてみると、

8 月に同じような犯行が別の街でも

発生していました。


ワゴン車で乗りつけた 2 人組の窃盗犯が、

電動自転車の鍵を壊して盗み、

ワゴン車に積んで逃走したそうです。

そちらの件につきましては、

犯人 2 名はすでに逮捕されているようですが、

盗難に遭ったと見られる電動自転車

16 台が発見されたそうです。


住まいの駐車場の盗難の件に話を戻しますと、

ワゴン車はよく

敷地内にも停車しているのを見かけます。

ですがそれらは、

業者さんの車ですので、

マンション敷地内の清掃業者、

電気系統などの修理業者、

庭の手入れのガーデニング業者 など、

ワゴン車には

業者さんの名前が入っている車両です。

実は、夫 Banana は、

ここ最近で、

名前の入っていない白いワゴン車が

駐車しているのを目にしたことを

記憶しているそうです。

その車が事件に関与しているかどうかは

不明なのですが、

電動自転車数台の窃盗ならば、

前例の事件同様、

ワゴン車に積んで逃走したのではないか?

という予想は正しそうな気もします。


管理会社からの注意喚起のメールには、


1. 住人用の駐車場の自動シャッターの

閉じる時間を短めに設定したこと


2. 電動自転車はなるべくケラー

(住居の地下にある個別の収納庫で、

スイスの住居ではこれがあるのは一般的)

の中に閉まうこと


3. 駐車場から住居へつながるドア

(オートロック)は必ず閉めておくこと


など、今後の注意事項も記載され、

不審者と不審車を目にした場合には、

管理会社に連絡するようにと

記述されていました。


なんだか、

これだけで十分なのだろうか?

と、思ったのが私の感想でした。


考えてみると、一般的に、

住宅やエレベーター内、街頭など、

スイスでは監視カメラがあまり普及していません。

逆に言えば、

それだけ安全だからなのでしょうが…。


住居の前とか、駐車場の前とか、

マンション敷地内にも、

監視カメラを設置してもよい時代に

なっている気がします。


だって、

駐車場内に車で入ったすぐ後に、

見知らぬ人が背後から侵入しているのかも?

なんて…。

想像してみただけで

本当に恐ろしくなってしまいます。


けれども、

お国柄的にもスイスの人達って、

監視カメラとかあまり好きでは無さそうだし、

設置するのはあまり現実的ではないのかも?

この先にまた、

同じようなことが起こらないかと、

実はちょっと、

不安な気持ちになっています。

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実は危機一髪だったミラノ(後半)


BlogPaint
(本日の画像はイメージ、ミラノ中央駅  2014年9月に撮影)

前回の記事、

実は危機一髪だったミラノ(前半)

からの続きです。


登場人物は前回同様、


● 友人 A、

● 友人 B、

● 不審者 X、Y

● 日本語で話しかけてきた女性 C、

● 私(Apfel)です。


不審者 XとY(女性)は、

二人組の窃盗犯でした。


日本語で注意を促してくれた女性、

Cに巡り会わなければ、

大変な事態に陥るところでした。


XとYが次の駅で足早に下車した後、

Cにお礼を述べる私達3人。

友人Bが、


「あの人たちがスリだと

最初からどうして分かったのですか?」


とCに尋ねました。


すると彼女は、


「Xは真夏だというのに、

冬物のコートを自分の体の前で、

両手を隠すようにたたんで持っていたでしょう。

こんなに暑い真夏に、

あんな不自然な格好をして近づいていたので、

すぐに分かったんですよ。」


との事。


確かにその日の気温は31℃。

真冬に身につけるような、

厚手のコートを持ってメトロに乗っている人なんて、

他にはいません。


私も友人Bと共に、

女性Cの話を聞いていたのですが、

ふと横を見ると、

被害に遭う直前で危機一髪難を逃れた友人Aが、

車両の端で、こわばった表情をして、

固まっているのに気づき、

私はそちらの方へ移動して、

友人のそばに寄り添っていたため、

少し離れた場所から、

友人Bと、女性Cの会話を聞いていました。


日本人に見えたCは韓国人で、

14歳まで日本で育ち、

その後、訳があり養子縁組をして、

アメリカに渡られたのだそうです。

なので、日本語がとてもお上手なのでした。

初対面の方にそこまでお話を伺えば、

何らかのご事情があったのだろうと

容易に推測ができたので、

もちろんその先は伺う事はありませんでしたが、

現在はイタリア人の男性と結婚をし、

ミラノ在住であるとの事でした。


メトロに乗り込んで来た私達3人が

日本人だとすぐにわかり、

危険がすぐ側に迫っているのを

見て取れたため、

助けて下さったのです。


ミラノ中央駅までの数分間。

お話をさせていただき、

もう一度丁重にお礼を述べて、

親切な女性Cとお別れをしました。


窃盗に遭いかけた友人Aは

10年ぶりのミラノでした。


数年ぶりとはいえ、

ちょこちょこミラノを訪れている自分が、

なぜ、彼女のバッグの持ち方に気づき、

注意してあげられなかったのか。

不審者 XとY がメトロ(地下鉄)

に乗り込んで来た時に、

なぜ、様子がおかしい人物だと、

すぐに気づかなかったのか?

後から自分なりに反省をしました。


冷静になって考えてみると、

友人Aも、私も、友人Bも、

ちょっとした油断だったのだと思います。

もしもこれが、

ミラノに到着直後の行きのメトロであれば、

もっと注意をしていたはず。


滞在中、特に大きな問題も無く、

あとはミラノ中央駅から

電車に乗ってスイスへ帰るだけ。

そんな気持ちで乗り込んだメトロでした。

一瞬の気の緩みでした。


それがミラノへの到着直後ならば、

厚いコートを持った女性がおかしいと、

気づいたのでしょうが、

帰りのメトロでは、

すぐ側にいたその不審者が

目に入りませんでした。


今回は、たまたまCという女性が

同じ車両のすぐ側にいてくれたおかげで、

本当にラッキーでした。


今回の友人の件で今一度、

地下鉄や電車に乗車する場合、

自分の中で学んだ事は、


◯ 貴重品やバッグは、
     自分の手の離れた位置には持たない。


◯ 窃盗犯のイメージは男性だったけれど、
  実は女性の場合もある!


◯ 同じ車両に不審者がいないかどうか、
  神経を尖らせてチェックする。


◯ 窃盗犯は複数で組んでいる事が多い。


等です。


ちなみに話が少し反れますが、

上記と関連する事で、

3月にミラノへ旅行をしたある友人は

ミラノ中央駅で、

携帯電話を盗まれました。


その際は二人組の若い男に話しかけられ、

そのうちの一人が駅に掲げられている

大きな時刻表を指差しながら、

行先や時間について尋ねてきたのだそうです。

注意をそちら(時刻表)に向けさせておいて、

もう片方の男に、

コートのポケットに入れておいた携帯電話を

抜き取られたようです。


まさか、自分が・・。

と思いがちですが、

ちょっとした不注意や気の緩みは

誰にでもあるもの。


これからも特に旅先では、

シッカリと気を引き締めて、

旅をしなければならないとあらためて感じた、

スイスからの女3人旅でした。


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