7 月 25 日 朝、
気候活動家らがフランクフルト空港
(ドイツ) の滑走路近くで
抗議デモを行った影響で、
今朝のフランクフルト空港は
フライトの離着陸を
一時停止することを余儀なくされました。
スイス時間の午前 9 時過ぎに
フランクフルト空港の
午前便のスケジュールをチェックすると、
欧州内の離発着便はほとんどが
欠航になっていました。
この日の予定便 1,400 便のうち、
140 便が欠航となったそうです。
ドイツで最も利用者数の多い
フランクフルト空港は、
気候活動家らが空港の滑走路近くで
デモを行ったため、
木曜日の朝の全便の離発着を一時停止。
同空港は早朝の時点で、
「乗客は当面の間、
空港に行かないようお願いします。」
と、
ソーシャルメディア X で発表していました。
現在は離発着が再開されているそうですが、
利用便の状況を確認し、
移動時間に余裕を持つよう求めています。
このデモ活動は、
ラストジェネレーション気候活動家
によるもので、
彼らは声明で、
6 人の抗議者が空港フェンスを突き破り、
フランクフルト空港の滑走路周辺の
さまざまな地点に到達し、
「石油は人を殺す」
と書かれたポスターを掲げたと
述べているそうです。
ドイツ政府に対し、
2030 年までに、
石油、ガス、石炭から脱却するという
世界的合意を追求するよう
求めている同団体は、
水曜日に開始した
抗議キャンペーンの一環として、
同様の空港でのデモが計画されている
欧州と北米のいくつかの国を
リストアップしているそうです。
実はこの中には
チューリッヒ空港が含まれていて、
今週の土曜日に予定されています。
夏休みの移動で利用客の多い中で
混乱が予想されるため、
空港のセキュリティに力を入れて
滑走路への人の侵入を阻止する考え
だそうですが、
何といっても広い空港の全てのフェンスを
どれだけチェックできるのか?
抗議者グループの一人でも
滑走路に辿り着けば、
空港内はしばらくの間は
滑走路の使用停止が余儀なくされ、
離着陸ができない状態になるはずで、
少なからず、
旅行者の足に影響が出てしまうでしょう。
夫 Banana がこの日に
チューリッヒ空港を利用する予定があり、
我が家もとても気がかりです。
今週土曜日のチューリッヒ空港も
そうなのですが、
今朝のフランクフルト空港も、
現在欧州は夏の休暇シーズンに
突入している中で、
スイスや他地域からもこの空港経由で
日本へ一時帰国される方々が
いらっしゃったのではないかと思います。
空港を利用される方々に
大きな問題がなく、
ご無事に日本へ辿り着けますように。
デモを行うこと自体は
合法なのだと思いますが、
夏休み中、
小さなお子様連れで移動する人々も
多い中での空港内の混乱…。
世界各地から来られた
空港を利用される方々への影響が
最小限で済むことを願います。
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