スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

登山

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


シュタンザーホルン 絶景ハイキング🇨🇭(前半)

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シュタンザーホルン(Stanserhorn)は、

スイス・ニトヴァルデン州にある美しい山で、

標高は約 1,898 メートルです。

山の頂上からは、

中央スイスの大パノラマが楽める

観光名所で、

ハイキングコースが

整備されていることもあって、

以前から地元の人々の間でも

人気のある山でした。


2012 年にオープンデッキの

2 階建てロープウェイ


「CabriO(カブリオ)」が開通されてからは、

さらに国内外からも

多くの旅行者が訪れる山になりました。

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前回のブログ記事からの続きです ↓  ↓




シュタンザーホルンの山に到着後、

遠くのアルプスまで見渡せる

絶景展望スペースから景色を堪能。

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眼前にはティトゥリス山や、

中央スイスの山々。

遠くはベルナーオーバラント地方まで

眺めることができて、

ユングフラウ、メンヒ、アイガーなど

名峰の一部も見えました。

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高所恐怖症の私には、

ちょっと足がすくみそうでしたが、

迫り来る山々の迫力はすごくて、

そこから眺める

壮大なアルプスの景色を楽しみました。


続いて、ハイキングへと出発!

動画はインスタグラムでご覧ください ↓  ↓


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シュタンザーホルンのハイキングは、

それぞれのレベルで選ぶことができますが、

山の上のループを1周して

出発地点まで戻ってくる

イージートレイルが人気です。


🥾 ハイキングコースの例

1. 頂上トレイル(初心者向け)
難易度:★☆☆☆☆
所要時間:30〜60分

内容:登山列車+ロープウェイで山頂まで上がり、
そこから展望台や軽めの周辺トレイルを散策。
特徴:高山植物やアルプスの絶景が気軽に楽しめます。


2. ミッテルシュタフ〜シュタンザーホルン(中級)
難易度:★★★☆☆
所要時間:3〜4時間

スタート:中腹の駅(Mittelstation)
特徴:急勾配のある林道と草原を登り、
途中に放牧地帯あり。
放牧された牛に出会えることも。


3. スタンス〜シュタンザーホルン(健脚者向け)
難易度:★★★★☆
所要時間:約5〜6時間(片道)
標高差:約1,600m
特徴:森、草原、岩場と変化に富んだルート。
体力に自信がある方向け。
片道はロープウェイでの下山も可能です。


私達は初級コースを歩きました。

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雄大なピラトトゥス山とルツェルン湖

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途中、写真撮影をしたり、

何ヶ所ものビューポイントで足を止めて

景色を眺めたりしましたので、

1時間くらいかけて、

ゆっくりとハイキングを楽しみました。

(続きます)

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オープンデッキの2階建てロープウェイに乗ってスイスの山へ🇨🇭

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オープンデッキ 2階建てロープウェイ

「CabriO(カブリオ)」に乗って、

スイスの山 シュタンザーホルン

(Stanserhorn 標高:1,898メートル )

へ行ってきました。


シュタンザーホルンは

中央スイスに位置する人気の山で、

スイス国内外からの観光地としても

知られています。


カブリオを利用して

シュタンザーホルンに登ったのは、

今回が2度目。

前回は、もう10年以上も前のことです。

2012年に世界初のオープンデッキ

2階建てロープウェイ

 「CabriO(カブリオ)」

が完成した直後に乗車して

この山を訪れて以来でした。


前回はカブリオの完成直後で

スイス国内の旅行者を中心に

すごい賑わいでしたが、

10年以上が経過した今回も

変わらずの人気で、

国内外から多くの旅行者が訪れていました。


シュタンザーホルンの魅力は

このロープウェイだけではないのです ♪

山頂の展望台からは、

アルプスの山々の絶景に圧倒されました。

間近に迫るピラトゥス山、

ティトリス山、リギ山 などの山々と、

フィアバルトシュテッテ湖(ルツェルン湖)

などいくつもの湖が眺められて、

遠くには、

ベルナーオーバラントの山々まで見渡せる

素晴らしいスイスの山の景色が

広がっています。


山にはハイキングコースが

整備されていて、

初心〜中級者までのハイカーが

ハイキングを楽しめるのも Good!


シュタンザーホルンへは、

2つの乗り物を乗り継いでのぼりました。


最初の区間は、

ニトヴァルデン準州のスタンス(Stans)

という町から、

1893年に開業したレトロな登山鉄道で

カルティック(Kälti)まで行き、

そこで「CabriO(カブリオ)」に乗り換えて、

山頂へと向かいます。


登山列車の駅舎も、列車も、

レトロでかわいい ♪

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グループ専用 臨時列車の予定表には、


日系の旅行会社の名前も ♪

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登山鉄道とカブリオのチケットは

通しでオンラインで購入きて、

行き(上り)は

希望の時間のスロットを選択できます。

スイスパスや、スイス国鉄(SBB)の

スイスハーフフェアカードの割引対象です。

我が家はハーフフェアカードを利用。

往復で41フラン(一人)でした。(2025年 8月現在)


🚠 CabriO(カブリオ)とは?

世界初の“オープンデッキ”2階建てロープウェイ

運行開始:2012 年

運行区間:カルティ(Kälti)駅 ↔
シュタンザーホルン山頂(Stanserhorn Kulm)

標高差:約 900 メートルを約6分で移動

定員:60 人
(下部キャビン:最大 30人、上部デッキ:最大 30人)


🚠 CabriO の特徴

1. 屋根なしのオープンデッキ

上部デッキは完全な屋外

風を感じながら360度のパノラマビューを
楽しめるのが最大の特徴


2.  2階建て構造
下のキャビンは通常のロープウェイのような空間
階段で屋上のデッキへ移動可能

3. 最新技術と安全性 2本の支柱で支えられ、
安定した乗り心地
ドッペルマイヤー社とガラヴェンタ社によって
設計・製造された高性能ロープウェイ


最初の登山鉄道からは、

のどかな田園風景を眺めながら、

ガッタンゴットンと揺られて…。

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カブリオからは、

ルツェルン湖と迫り来るピラトゥス山、

雄大に連なるアルプス山脈を眺めながら、

あっという間に

シュタンザーホルンの山頂に到着。

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シーズンや曜日によっては

下りは混み合うこともありますので、

山に着いたらすぐに、

帰りの乗車時間の予約券を

いただいておくと安心です。

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山に到着すると、

どかーんと目の前に広がる絶景〜!

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景色を眺めながらの休憩後、

私達夫婦も山のハイキングへ ♪

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標高2,350メートルの山で起きた窃盗事件🇨🇭

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スクリーンショット 2023-08-27 22.03.20
厚かましい窃盗事件が、

標高 2,350 メートル以上、

高さ1,000 メートルの

スイスの山の岸壁で発生し、

関係者は怒りを露わにしています。



ヴァレー州 ロイカーバートの

登山関連クラブ、

IG Klettersteig

( IG クレッターシュタイク協会)

の発表によると、

8月のある日、

クラブ会員が

ローヌ谷の北側の山、

ダウベンホルンへ向かう途中、

海抜 2,350 メートルを超える

地点の岩肌で、

驚きの発見をしたそうです。


そこに設置されていた募金箱が、

何者かによって破壊され、

箱の中の現金の全てが

盗まれていたというのです。


山の安全を維持するための寄付を集う

募金箱でした。

中には少なくとも、

数百ユーロが入っていたと

見られるそうです。


残念なことに、

募金を盗んだ容疑者は、

山を登るアルピニストだろうと

考えられています。


その場所を通る

保護された登山ルート

ヴィア・フェラータ (Via ferrata)

は、難易度が K 5。

つまり、

非常に難しい登山ルートで、

通常、山岳ツアーで登るそうです。
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特別な装備を備えた

経験豊かな登山者でなければ、

簡単にはアクセスできない

場所なのだそうです。


募金箱が設置されていたのは

登山ルートの途中で、

標高 2,350メートルの断崖の石に

埋め込まれていました。

スクリーンショット 2023-08-27 21.14.12


スクリーンショット 2023-08-27 22.02.33

ピーク時には、

最大 50 人の登山者がその場所を

休憩地として利用するそうです。


クラブの声明によると、


「おそらく窃盗団は、

早朝か夕方に出発したのだろう。

ロイカーバート近くのフェラータ経由で、

ゲンミ・ダウベンホルンを

数時間かけて登る

山岳ツアーに参加したのだろう…。

大きな箱なので、

ドライバー1本で

募金箱をこじ開けることはできず、

登山ツアー中に馬小屋から

こじ開けられそうな道具を

持ち出したと見られることから、

計画的な犯行だったのだろう…。」


と、話しています。


同クラブはフェイスブックに、


「犯人たちに悪いことが

起きるようには望んでいないが、

彼らが山に行くたび、

永遠に良心の呵責に苛まれることに

なるだろう。」


と綴っています。


犯人が見つかるとは思えないそうで、

警察への届出はしていないのだとか。


事件発生後に、

フェイスブックで寄付を募ったところ、

善意の寄付が集まったとのことで、

その点は良かったと思いますが、

山登りの途中で、

とんでもないことを考える人間が

いるものだと、

とても驚きました。


スイスの山には、

世界中の人々が集いますから、

犯人の国籍も、

どんな環境で育った人なのかも

わかりません。


数百ユーロは大金ではありますが、

自尊心や誇りを失ってしまうには、

あまりにもちっぽけで、

その代償は大きすぎる気がします。


 IG クレッターシュタイク協会は、

また新しい募金箱を

山の上に設置するそうです。

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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