スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

発砲

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


発砲、殺人事件が発生 in チューリッヒ

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2月23日金曜日の午後2時半頃、

チューリッヒ中央駅近く、UBS銀行の前で発砲事件が発生し、

2名が死亡しました。

Two shot dead in murder–suicide in downtown Zurich (The Local)


平和なはずのチューリッヒの町で、

白昼に自分のよく知る場所で起こった

発砲事件の一報を耳にした時、

「まさかチューリッヒでテロなのか? 」

と、

一瞬、恐怖に慄いた自分だったのですが、

いち早く発表された警察の声明によれば、

市民への危険は無いとの事で、少し気持ちを落ち着かせて、

その後の状況を見守っていました。


事件が発生したのはチューリッヒ中央駅にほど近い、

開発地区の Europaallee 周辺で、

UBS銀行の目の前なのだそうです。


亡くなった二人は男女で、

女性は一緒にいた男性に頭部を発砲され、

その後、

男性は自らに発砲し、その場で自殺を図りました。

頭部を撃たれた女性は、

病院に救急搬送される前に死亡が確認されたのだそうです。


その場面を目撃した通行人の証言によると、

銃声は全部で5発聞こえたのだそうです。

他の証言によれば、男女は直前まで、

犯行現場近くのカフェで声を荒げる言い争いをしており、

事件は二人がカフェを出た直後に起こったとの事です。

女性は、UBS銀行の社員だったのだそうです。


翌日以降に明らかになった情報によると、

この事件はテロでも通り魔的犯行でもなく、

家族間の問題から発生した

悲しい殺人事件だった事が判明しました。


あくまでもスイスの情報誌

 "Blick" や "20 minuten" に掲載されている内容ですが、

それを要約してみると、

亡くなった二人はイタリア人の夫婦で、

イタリア プーリアからスイスへ移住していたのだそうです。

夫婦の間には、子供達もいるそうです。


家族みんなでイタリアに戻りたかった夫と、

生まれがスイス、両親もスイスにいて、

このままスイスでの生活を続けて、

イタリアへは移りたくない妻の間で意見の食い違いがあり、

"別れる、別れたくない" の男女のトラブルへと発展し、

思い悩んだ夫が妻に向けて発砲した後、

自分も自ら命を絶った・・

(と言うのが推測らしい)悲しい事件だったようです。


悲劇的な事件の内容にやり切れなさを感じると同時に、

自分も馴染みのある中央駅近くの場所で、

人通りも多い昼間の時間帯に発生した発砲事件に、

驚きを隠せませんでした。


いくら一般の通行人を傷つけるためではない発砲だったにしろ、

白昼堂々のチューリッヒの町中での犯行に、

流れ弾が歩いていた全く無関係の人に当たらないとは言えません。

それが自分や友人、知人でないとも限らない。


無関係の人に、被害が及ばずよかったとは思うものの、

なんだかとてもやるせない思いの募った、

スイスで起きてしまった悲しい事件でした。


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スイスも物騒な世の中に・・!?


普通に日常生活を過ごしている分にはとても平和で、

時として、「現在の日本よりも平和かも?」とも感じるスイス。


そんな日々の生活では特に身の危険を感じる事の無いスイスですが、

何やら不穏な空気のが漂うここ数週間。

周りでもちょっと物騒なニュースが耳に入り始めました。

先々週の週末にはベルンの駅構内で、

何ものかが男性2人にいきなりナイフで斬りつける

(被害者は幸い軽傷ですんだもよう)という、

スイスでは珍しい通り魔的な事件。


同じ週の土曜日にはチューリッヒで、

ネオナチと呼ばれる反外国人グループに所属する24歳のスイス人男性が、

私もよく散策をする

チューリッヒのニーダードルフ地区(Zurcher Niederdorf)で

発砲。

【ネオナチとは・・詳しくはこちら→(Wkipedia・日本語 にて)


こちらも幸いな事に被害者は命に別状は無かったとの事ですが、

病院で治療を受ける被害。

この男性は過去にも外国人を攻撃した犯罪歴のある男性で、

2006年にはアルバニア人を集団で攻撃し服役。

その後2007年には別の外国人男性を攻撃し、

相手の鼻の骨をへし折るなどの危害を加え、16ヶ月の服役。

一旦出所したその後には別の犯罪で39ヶ月の服役。


その後は行方不明になっていたそうなのですが、

次に公に姿が確認をされたのが今回のニーダードルフなのだそう。

ドイツ・ハンブルクを拠点とするネオナチグループに所属している彼は、

列車で帰途へと着く途中の8日月曜日の夜、ハンブルクの駅にて、

40人体勢で待ち構えていた警察官たちに逮捕されたのですが

彼の首にはナチのシンボルであるマークが入れ墨され、

それが彼本人だと確認するのは容易であったのだとか・・。


24040868



こういう人種的な事が関わる犯罪は、

私達一般の人間がその偏った思想を変える事はできるはずもなく、

間違っても自分が被害に遭わぬよう、

細心の注意を払いつつ防御するしかないのですが、

実際に数週間後にはドイツのハンブルクに行く予定のある私

(そして、昼間ではあるものの、

チューリッヒのニーダードルフを普通に散策している私)は

犯人逮捕のニュースに、かなりホッとしたところでもあります。


と、スイスも平和な中にも物騒な場所や部分もあるので、

平和ボケになりつつある私は、


「注意が必要よねー。」


などと友人同士が集った際に話をしていたのですが、

その中の友人の一人が、


「そういえば最近・・。」


と話し始めた話題が違った意味でとてもコワかった!!

私の新しい友人はご近所さんでもあり、

自宅からは車で10分程の近隣の町に住んでいます。

その彼女、私もチューリッヒの町に出かける際に利用する駅の

地下道を歩いていた時の事、

白昼堂々、歩いて通りすぎようとした彼女に背中を向けた状態で

何やらヘンな動きをする若い男性に遭遇し、

彼女は咄嗟に彼が「おかしい」事を察知し、

足早に過ぎ去ろうとしたところ、

正面を向き直った彼は

あらわにした体の一部である局部を彼女に見せたのだそう。

もちろん彼女はそれを何とか無視して通り過ぎたのだそうですが、

そのすぐ背後には犬の散歩中の女性、

(よくスイス人で見かける年配の女性のタイプ

= ベリーショートヘアーに薄化粧かノーメークで、

ぱっと見た目が男性か女性か判別に時間を要する・・)

がその男性の前を通り過ぎ、

もの凄い大声で彼を怒鳴りつけ、

(友人いわく、スイスドイツ語なので、

はっきりとは理解できなかったものの様子からして、)


「いったい何をやってるの、早くしまいなさい!

さもないと警察に通報するわよ!!」



と迫力ある大声でどなり立て、

(友人も "Polizei=警察" の部分だけは、はっきりと聴き取れたのだそう!)

男性はあわてて身を正したのだとか・・。


若い男性でさえも、

あのスイス人女性のパワーにはタジタジとなったようですが、

しかしそれにしても、そんな状態の若い男性に意見するなんて、

スイス人の女性はやっぱりツヨイ!!


とはいえ、

通常はこういったケースに万一遭遇してしまった場合は相手にはせず、

友人のように無視をして足早に通り過ぎるのがよいと思います。


これからの観光シーズン、スイスにご旅行にいらっしゃるみなさまを

特に脅さねばならない程の危険はスイスには無いと私は信じてはいますが、

それでも深夜の夜道は、

なるべく繁華街以外の暗い道などは歩かない事、

日中でも時々酔っぱらっていたり、

ドラッグ中毒の危険性のありそうな風貌の人は、

チューリッヒの駅周辺では時々見かけたりしますので、

自分の前後を歩いている人には気を配りながら、

バッグもしっかりと掴んでスキを見せない事などは、

日本の大都市の繁華街や、観光地同様に必要だと思います。


自分にもあらためてそれを言い聞かせつつ、

みなさまもご注意をなさりながら、スイスの夏をお楽しみ下さい。



チューリッヒの事件に関しての詳細はこちら

Neonazi vom Niederdorf verhaftet(ドイツ語)

Swiss neo-Nazi arrested in Hamburg(英語)




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