
まだ6月だと言うのに、
全国的に異例の暑さが続いている
スイスです。
週明けも各地で、
気温30℃を超える日が続く予報で、
晴れているのは嬉しいけれど、
この先まだ夏は長いのに、
猛暑が続くとどうなるのだろう?と、
不安な気持ちが強くなってきました。

特に夜間の蒸し蒸しする暑さが結構キツイ。
風があれば少しは涼しくなるのでしょうけれど、
窓を開けてみても無風…。
意外と我慢強い方だと
自負していたのですが、
流石の私も今年の暑さには、
7月を前に根を上げてしまいそう。(苦笑)
朝は気温が下がりますので、
毎日早朝に家中の窓を開けて、
冷たい空気を室内に入れ、
部屋の気温を下げた後は、
外の光が入らないように、
窓のシャターを閉めて過ごす日々です。
私がスイスに住み始めた20年以上前は、
30℃ を超えて
35℃ 近くまで気温が上がる
暑い日はありましたが、
それは夏の間のだいたい10日間から
長くても2週間ほどなのが普通でした。
年に2週間くらいの酷暑なら、
その間、日中水辺で過ごしたり、
扇風機だけで乗り切ろうとするのが
一般的な風潮でした。
けれども地球温暖化の影響もあってか、
近年の夏の猛暑が長引く傾向に
耐えきれない人も増えてきて、
環境問題に強く関心のある
スイスの人々の中でも、
エアコンをつける家庭が
増加の傾向にあるそうです。
とは言っても、
全体数では
エアコンを取り付けている一般家庭は
まだ圧倒的に少ないようです。
エアコンよりも手軽につけられる、
こちらではクーラーと呼んでいる
日本の冷風機のスタイルのものは、
工事なしで利用できますので、
こちらを利用する人々も増えています。
今は手っ取り早く涼をとれる水辺が、
すでに混み合っています。
スイスドイツ語圏では、
人々が "バディ" と呼んでいる、
屋外の湖水プール Strandbad が大人気。
先日、チューリッヒの街を訪れた際に、
思い立って帰りはフェリーで
チューリッヒ湖畔の自宅まで
帰宅したのですが、
船の上からも、
湖岸の街のバディで楽しむ人々の様子が
見えました。
この日の日中の気温は34℃でしたが、
フェリーに乗船していると、
湖の風が心地よくて、
日陰にいると涼しくて、
とても快適な短い船旅でした。


乗船券だけでもチケットは購入できますが、
スイス国鉄 (SBB) の
有効チケットを持っていると、
ゾーン内で有れば、
電車やバス、トラム(路面電車)、
船なども利用ができます。
夏が終わる前にまたフェリーに乗って、
電車代わりに
街を移動してみたいと思います。
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「スイスの街角から」

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