
夏日が戻ってきた先週のお天気から一転、
週明けは気温が一気に10℃以上も下がって、
肌寒い雨の月曜日になりました。
青い空が広がった先週末の土曜日は、
スイスの秋の風物詩でもある
牛達の牧下りが各地で開催されました。
地域により、
アルプアプツーク、アルプアプファールト、
フランス語圏の地方では、
デザルプ などとも呼ばれる秋の行事です。
夏の間にアルプスの山の上で過ごした牛達が、
装飾をして山から谷間の村まで下りてきます。
今回はアルプスの谷間に佇む村、
ラウターブルネンの
アルプアプツーク (Alpabzug) を
見学してきました。
当日の日中の気温は、
27℃ まで上がって快晴。
秋というよりも、
まるで夏の行事のようでした。
牛を連れて歩く農家の方々も、
かなり暑そうなご様子でした。
牛達もさぞかし暑かったことでしょうが、
今週は雨続きで一気に寒くなりましたので、
早めに村へ戻って来られて
よかったなぁ…
と、思ったりました。

谷間の村へと下ってきた
2 つのファームの牛達が、
美しい花の装飾で飾られて、
時間差で
村のメインストリートをパレード。
2 つめのパレードは、
山羊と少女達を筆頭に、
飾りをつけた牛達が続きました。
まるでハイジのような、
素朴な民族衣装を身につけた
少女達の姿もとても可愛らしい ♪

カランコロンと
カウベルを鳴らしながら歩く
牛達の姿も牧歌的で、
どちらのファームも、
スイスらしさがいっぱいでした。

数年前に訪れた、
エンガディン地方のツェレリーナ村、
前回のアッぺンツェルに続いて、
3 回目の見学でした。
ひと言で牧下りといっても、
それぞれの地域、
村によってスタイルも異なり、
違った魅力があって、
どれも素晴らしい牧下りの行事でした。
来年はぜひ、
スイス フランス語圏の村の牧下りも、
見学しに行ってみたいと思います。
牧下りの行事は
地域により日にちも異なり、
10月初旬頃まで、各地で開催されます。
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