「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
本日は、私の住むチューリッヒ州 湖畔の街にある、
小さな無人販売所をご紹介します。
農業と酪農が盛んな国スイスのあちらこちらには、
家族経営の農家などが経営する
無人の販売所があります。
お店により販売されているものは多少異なりますが、
季節の果物や野菜、採れたての卵などが中心。
郊外の我が家のそばにも、
徒歩圏だけでも数軒、そのようなお店があります。
その中のひとつでは、
チーズやヨーグルト、シャーベットなど、
農家の方の手作りの商品も!
手作り感が満載の、ヨーグルトとシャーベット。
私は主に、卵を買いにこのお店に出かけます。
先日のすき焼きの記事でもチラリとご紹介しましたが、
これらのお店で仕入れる卵は、
海外にいながら生でも食べられるスグレモノ。
別のお店では秋になると、
日本の梨も登場し、必ず買いに出かけます。
時には、加工品もあり。
アップルチップスや、梨チップスなど ♪
スイスらしさいっぱい。
とれたてヤギのミルクで作ったチーズも!
卵は1個からお値段が設定されているので、
何個でも購入が可能。
10個(ひとパック)買うと、お得な値段設定もあり。
1個あたりのお値段は、お店にもよりますが、
私がいつも利用するお店では、
大体、卵1個が、
70〜80ラッペン(約80〜90円)くらい。
林檎や梨などのフルーツは、計り売りのことが多く、
料金はグラム(キロ)ごとに設定されています。
どのお店にも、計量器が備え付けられていて、
自分で好みの個数をかごの中から取り、
測って支払うシステムです。
何をどのくらい買ったかは自己申請で、
備え付けのノートに記入します。
このお店には計算機も備え付け。
今更ですが、スイスは治安の良い国なのだと感じます。
支払い方法については、
あるお店では現金での支払いのみ。
お釣りも用意されていないので、
卵だけ買う場合には、小銭も必要なのですが、
自宅から一番近いこんな小さなお店では、
スイスで多くの人々が利用している
電子マネー「TWINT(ツイント)」での
支払いを導入しています。
TWINTはスイス全土で使用できる電子マネーで、
スーパーや商店、オンラインショップなど、
多くのお店でこのシステムが導入されています。
日本でいるところの、
PayPayのようなシステムです。
キャッシュレスでとても便利だし、
セキュリティもしっかりと信頼ができるので、
私も愛用しています。
オンラインショップも最近は全て、これで支払い。
こんな小さなお店でも導入されているほど、
多くの人々が利用しているシステムですが、
ちょっと散策に出たついでに、
お財布も持たずに
(スマホは写真撮影のため、必ず持参しているので!)
買い物ができる便利さに、
こんな時期なのに、
"これで大丈夫?" な部分と、
"この時期だからこそ、うまく順応している"
最新のシステムを目にして、
古いものと、新しいものが
うまく調和しているスイスを、
あらためて見直しす機会となったような気がしています。
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