スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

災害救助犬

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


海外からの救援隊について、お伝えしたい事


先日より日本に派遣され、

東日本大震災の救助活動を行っていたスイスの救援隊が、

3月18日に帰国の途に着きました。


4603393,800

(写真は bluewin.ch より掲載)



彼らは東北地方の地震や津波の被災地で

災害救助犬たちと共に救助活動を行っていましたが、

今回日本へいち早く駆けつけた救援隊の目的は、

あくまでも "生存者を救う事" であり、

地震と津波により打撃の大きかった彼らの担当地区であった

宮城県北部の地域は、

生存者の可能性が非常に低い事を理由に、

スイスに帰国する事を決断したのだそうです。


今回の救助活動では、

スイスの救援隊は残念ながら生存者の発見はできず、

メンバーたちは後ろ髪を引かれる思いで

日本を後にしたと言います。


英国や他国の救援チームも日本からの撤退を表し、

早過ぎるとも感じてしまう彼らの帰国に、

「なぜ?」

と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

スイス政府は東北地方や東京・横浜圏にいるスイス人へ、

安全な地域に移るよう避難勧告を発令していますので、

放射性物質の放出の件が起因している事も

事実なのかもしれませんが、
Twitter を追っていると、

生存者を発見できたのは日本の自衛隊だけで、

海外の救援隊が生存者を発見できず、

何もしないで自国に戻ってしまったというような内容の

つぶやきを見かけたりし、とても残念な気持になります。



確かに発見された生存者の方々は

日本の救助隊によって救出された事は事実で、

それに関しては素晴らしい功績だと思います。


ただ、ここで私がどうしても

日本のみなさまにお伝えさせていただきたいのは、

各国の海外救援隊は決して何もせずに

日本を後にしたわけではないという事です。


日本のメディア(ニュース)では、

ほとんどと言ってもよいほど海外救援隊と災害救助犬たちが

身の危険を冒してがれきの中で救助活動を行っていた姿は

あまり放送されていなかったようですので、

そのような印象を持たれた方も中にはいらっしゃるのかも?

しれません。


我が家も日本のニュースと共に視聴している

スイスのニュースや英国BBCの映像では、

自国の救援チームが日本の被災地で災害救助犬と共に、

過酷な被災状況と雪の降りしきる天候の中、

がれきの中を何とか生存者を救い出したいと、

救助活動を行っている姿が何度も映し出されていました。



こちらは雪の中、

匂いをかぎながら生存者を探すスイスの災害救助犬の様子。

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各国からの救援チームも、災害救助犬たちも、

一人でも生存者を発見し救い出したいと、

一生懸命に頑張りました。


救助が思ったようにはかどらなかった最大の要因は、

今回の東日本大震災が阪神淡路大震災の時とは

大きく異なっていた事・・・。

それは、大地震の後に津波が発生し、

被災地域を壊滅状態にしてしまった事が

生存者を救う事の出来なかった大きな原因のようです。



また、

いち早く救援を名乗り出たスイスや英国他の救援隊に、

日本政府から正式に支援要請が出たのは

アメリカの後で一足遅く、

その後スイスチームが日本へ到着した際は、

災害救助犬が検疫を通過するのに足止めされ、

時間を要してしまったのだとか・・・。


そんなやきもきする気持ちの中、

スイスの救援隊の彼らはもとより、

各国の救援チームはその命を危険にさらし、

日本のために任務を果たしてくれた事だけは、

是非ご承知おきいただきたいと思うのです。



こちらは英国(イギリス)の救助隊と救助犬。

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こちらはアメリカチームと救助犬。

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避難所の体育館で体を休める救助犬たち。

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(写真はすべて、ロイターより掲載)



以下はスイスの救援チームについての

swissinfo.chの記事、

スイスの救援チーム「後ろ髪を引かれながら」日本を後に


です。



スイス、

そして各国の救援隊と災害救助犬たちはこれからもまた、

世界各地で活躍を続けてくれる事だと思います。





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スイスの災害救助犬たち、あの活躍をどうか再び


被害の拡大が続く東北地方太平洋沖地震。

夫の母国・英国同様に、

地震発生直後から日本への救助をいち早く志願し、

日本からの要請待ちで待機していたスイスでしたが、

正式に日本からの救助の要請を受け、

12日土曜日の午後、27人のスイスの救助隊と、

9匹のレスキュー犬が日本へ送られました。

13日の日曜日には被災地に到着し、

直ちに救助を開始する予定なのだそうです。


スイスの救助隊といえば、

かつての阪神淡路大震災の際にもいち早くその名乗りをあげ、

多くの被災者を救助したレスキュー隊です。


救助隊の中には自然災害のスペシャリストや、

エンジニアなど、技術的な専門家も含まれ、

水、薬、その他の物資を携えて救助に当たる予定だそうです。


スイスの救助犬と聞いて忘れてはならないのが、

阪神淡路大震災で活躍したスイスの災害救助犬たち。

通常スイスのレスキュー犬といえば

”セントバーナード” を連想させるのですが、

倒壊した家屋の周りには大型の救助犬たちは近づけず、

当時日本に渡ったスイスの小型災害救助犬が


瓦礫の山の中を小回りを利かせてにおいを嗅ぎ回りながら、

生存者を探し出し、多くの尊い命を救ったのです。

 

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(写真はイメージ、 Wikipediaより)


その当時私はまだ日本に住んでおり、

後になってからこの話題を

在スイス日本人の方々よりうかがいました。


何とか今回もスイスの災害救助犬たちが活躍してくれ、

災害スペシャリストの救助隊員たちと共に一人でも多く、

助けを待たれている被災者の方々の命を救ってくれる事を

心から祈るばかりです。

 

 

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日本到着後の災害救助犬と海外救援隊についてはこちらです。

よろしければ、是非併せてご覧下さいませ。


海外からの救援隊について、お伝えしたい事




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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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