スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

海外

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


意外な場所で、ニッポンみっけ!

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スイスの風景 に参加中!

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意外な場所で日本コーナーに出会いました。

その場所とは、チューリッヒ空港です。


今週は週明けから金曜日まで、

夫 Banana がバルセロナに出張中。

で、ちょうど友人達とチューリッヒで約束があったので、

午後は足を伸ばして、チューリッヒ空港まで

お決まりのお出迎えに行って来ました。

と言っても、私はペーパードライバーなので、

いつもながら空港に駐車していた我が家の車で、

Banana の運転で一緒に帰宅です。


到着の飛行機が遅れていた事もあり、

時間潰しに空港内を歩いていると、

書店の店頭に「Japan」の文字が!


どうやらそのコーナーは、

ニッポンのプロモーションスペースらしく、

日本人作家さんの書籍が並んでいました。

日本の本も英訳ばかりではなく、

ドイツ語にも翻訳されている事を承知はしていたものの、

今ではこんなにも色々とあるのに驚きました〜。

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海外の作家さんによる、

日本について書かれた書籍も並んでいました。

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東野圭吾さんのサスペンス、

村田 沙耶香さん、近藤麻理恵さん 等のご著書は、

一番目立つ場所に並んでいました。


"Das Grosse Magic Cleaning" は、

近藤麻理恵さんの、

"人生がときめく片づけの魔法"


Die Laden Hüterin は、

芥川賞にも選ばれた村田 沙耶香さんの、

 "コンビニ人間"


のドイツ語バージョンなのだと思います。


私がスイスに来た14年前は、

英語・ドイツ語に翻訳されていた本と言えば、

村上春樹さんの本が一番ポピュラーで、

その他は古典的な書籍が中心でした。


様々な作家さんの書籍が翻訳されて

海外でも違ったスタイルの作家さんの

お名前を複数見かけるようになろうとは、

時代は本当に変わったものだと、

こんな日常的な生活風景でも

時の流れを感じさせられます。


こうやってスイスの書店にも

日本人作家さんのご著書が並び、

国を超えて、

世界中の多くの人々に読まれているのだと思うと、

同じ日本人として、

何だか誇らしい気持ちにもなります。


これからも先も、

あらゆる分野のいろんな日本人作家さんの書籍が、

海外で販売されるといいなぁと思います。


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当たり前は特別なコト

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スイスの風景 2 に参加中!

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英国人の夫 Banana は、


現在アメリカ合衆国のユタ州にある

ソルトレイクシティ(ユタ州最大の都市)に出張中です。

普段は米国内であれば、

勤務先の支社があるカリフォルニアや、

シカゴ、時にはボストンなどへ出張する機会が多いのですが、

今回の滞在先であるソルトレイクシティは、

初めて訪れた場所なのだそうです。


私自身もここへは行った事がなく、

モルモン教の本部(冒頭、本日の写真)

がある都市というイメージが強いのですが、

実際に滞在しているBananaによると、

空港へ降り立つ際に目にした塩湖が広がる光景は圧巻で、

町自体は喧騒も無く、とても静か。

一方世界各地からの観光客も多く訪れていて、

中国人の団体ツアー客らしきグループにも遭遇したそうです。


ホテルへ到着後は、

問題なく仕事に取りかかれたようなのですが、

ソルトレイクシティに到着する航空機内で、

見たくない機内での光景を目にしてしまったのだとか・・。


出張先であるソルトレイクシティへは、

いつも利用しているスターアライアンスの航空会社では、

チューリッヒからは乗り継いでも不便であるため、

今回はスターアライアンスの利用は諦め、

チューリッヒからアムステルダムを経由して、

別の航空会社を利用したのだそうです。


チューリッヒーアムステルダムはKLMの飛行機で

特に問題は無し。

で、アムステルダムからソルトレイクシティへ向かう

あるアメリカ系の航空会社内での出来事です。

ちなみにその航空会社は、

過去に許せない程のトラブルが発生し、

Bananaがもうゼッタイに乗らないと決めている

アメリカの某航空会社とは "別" のエアラインでした。


Bananaが座っているキャビン(ビジネスクラス)内で、

ベテランに見えるお年頃の女性CA同士が、

結構な激しい口調で、言い争いを始めたのだそうです。

それは乗客に聞こえるくらいの大きな声で。

内容は(乗っている人から見ると)くだらない内容で、


「こっちは私の列よ!」

(自分がサービスをする領域だという意味らしい)


と相手を強く(口頭で)攻撃。


言われた方も、そのまま大人しく黙ってはおらず、

それについて言い返し、

乗客達にも聞こえるほどの口論というより、

喧嘩になってしまったのだそう。


そんな醜態をお客様の前で見せるなんて、

日本の航空会社では絶対にありえないと思うのですが。


外国の航空会社であったとしても、

通常自分が利用する欧州の航空会社では、

時にはサービス面において、

ひとこと言いたい事も無くはありませんが、

乗客の目の前で、

言い争いを始める乗務員がいるとは思えません。


以前、Bananaと一緒にカリフォルニアを旅行した際に

滞在した、

とある街のホテルのレストランで、

あるウェイターが別の若いウェイターに対して、


「ここは自分のテーブルだ! ◯△X
◯△X〜」


と、

激しい口調で罵っていたのを目にした事がありますが、

その場合はチップも絡むので、

まあ、怒っている理由は分かったのですが

(もちろん見たくは無いけれど)

今回の場合はチップも絡まないし、

なぜそんな小さな事で、

しかも乗客が見える場所で、

ベテランCA同士が声を荒げる事になってしまったのか?

理解に苦しみます。

そこに至るまでには、

二人の間には何かシコリがあったのかもしれませんが、

それはお金を支払って搭乗している乗客には全く関係の無いコト。

乗務員としてのプロ意識を感じているか?

もちろん彼女達は、

プロ意識を持ちながら業務に携わっているはずなのですが、

各々がどの部分に

それを持ち、感じているのだろう?

と、ふと疑問に思ってしまいました。


ヨーロッパから米国ユタ州までの長距離フライトで、

更に疲れも倍増する場面に遭遇し、

ビジネスマンを中心としたそのキャビンの乗客達は、
グッタリだったに違いありません。


その出来事を話す電話の向こうのBananaに、


(我が家がいつも利用している)


「ANAのCAさん達が天使に感じられるでしょ〜!」


と放った私の言葉に、


「そうだねぇ〜」


と苦笑のBanana。


普段自分が、

日本や日本のサービスで、

 "当たり前" だと感じている事が、

世界のどこかでは決して当たり前ではなく、

"そんなコト、あるはずも無い" と思う事が、

世界では意外とフツウに起こっていたり・・。


 "当たり前" が、

実はとてもありがたく特別なコトである事を

またまた実感させられた、

夫の出張でのある出来事でした。


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夫のランチ、私のランチ、SUSHI&寿司


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今朝は霧に包まれた、チューリッヒ湖畔の街。

先週末よりは気温は少し下がってはいるものの、

まだまだお天気は安定しており、

今日も出かける予定の午後には晴れそうです ☀


週末の日曜日、

アメリカ出張に出ていた英国人の夫 Banana が無事に戻りました。

今回はテキサス州のオースティンへ行っていましたが、

スイスからの直行便は無いため、

チューリッヒからは、シカゴで乗り換えてオースティンへ。

(チューリッヒ−シカゴ間は約10時間)

乗り継ぎのシカゴでは待ち時間も長く、

シカゴからオースティンまでは飛行機でも約4時間もかかるのだとか。

オースティン到着後は、最終目的地まで車で移動。

スイスの自宅を出発して到着するまで、

ほぼ24時間近くかかってしまったのだそうです。


今回は約1週間の出張でしたが、

週の始めに出かけ、日曜日にスイスへ帰国(アメリカ発は土曜日)

土・日もつぶれてクタクタになりながらも、

翌日の月曜日からはまた通常通りに勤務先へ出勤。

管理職なので、一般職の社員よりもお給料は高めではあるものの、

年間を通して海外出張が多く、

週末にのんびりと休めない事も多々あります。

とはいえ、その分の代休をためる訳でもなく、

過密スケジュールをこなすハードな毎日で、

我が夫ながら、本当に頭が下がります。


そんな Banana からオースティン滞在中、

出張の際に恒例の写メが送られてきました。

オースティンでランチに出かけたお寿司屋さんのお寿司が、

失礼ながら、予想以上にすごく美味しかったのだそうです!


レストランは日本人経営ではなかったそうで、

最初はそんなに期待をせずに同僚に連れられて行ったようなのですが、

出てきたお寿司にビックリ!

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よくありがちな海外のお寿司(日本人の経営か職人さんが日本人ではないお店)

での、

シャリもネタも異常に大きすぎ・・という事はなく、

日本のお寿司のように見た目もとっても美しい!

ネタの部分はやはり、

現地のお客様向けで日本とは多少異なっていたそうですが、

握りのお味も美味しく、嬉しいサプライズだったのだそうです!

確かに写真で見るだけでも綺麗で美味しそう ♪


後から気づいたのですが、

その日ちょうど私はミラノに旅行中で、時差があるとはいえ、

私も同じ日にミラノでお寿司のランチをいただいていました!

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お寿司が大好きな夫婦、離れていても心は以心伝心でした〜。


今回の Banana の出張は、

出かける前からスケジュール的にも、

かなりハードであると聞いてはいましたが、

帰りのシカゴ空港では、待ち時間が7時間もあったとの事で、

本当に疲れ切ってのスイスへ帰国でした。


彼が仕事をしている間、ひとりぼっちの1週間が長く、

日帰りとはいえ呑気に旅行に出かけていた私。

今回の夫のスケジュールを目の当たりにして、

自分が好き勝手に自由な時間を過ごせるのも、

ミラノで美味しいお寿司が堪能できたのも、

Banana のおかげなのだな〜と、

あらためて感謝の気持ちが沸き上がってきました。


あたりまえのように過ごしている事が、

実は決してあたりまえではなく、

とってもシアワセであると実感する事が、

年齢とともに増えてきた今日この頃です。


日曜日は電車に乗って空港まで Banana をお出迎え。

私はペーパードライバーなので、

帰りの車の運転は彼本人ですが、

(行きも自分の車で出かけたため、1週間空港のパーキングに駐車していました)

「おかえりなさい、お疲れさま 」

の気持ちだけこめて、

時間がある際は、出張の帰りには空港まで出迎えに出かける私です。


ちなみにいろんな意味で、

Banana への「ありがとう」の気持ちをこめて、

週明けから夕飯のおかずが一品多い、我が家の食卓です(笑)


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温かみある披露宴に出席〜海外の結婚式に参列、今度はアイルランド[5]


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初体験の連続、カトリック教会での挙式〜海外の結婚式に参列、今度はアイルランド[4]

からの続きです。


感動の教会での結婚式の後は、海辺のホテルへと移動して披露宴です。

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ホテルの披露宴には、教会でのお式の参列者よりも更に多い、

約300名がお祝いの席へと集いました。


今回のお招きには、私もドレスを2着準備して出かけました。

教会でのお式では、淡い色合いのドレスを着用。

披露宴までは時間があったので、一旦宿泊をしていたホテルに戻り、

今度は明るめのピンクオレンジ系のドレスに着替えました。


披露宴会場の女性たちは、

ほとんどの人達が教会の挙式の時の衣装から、

別のコスチュームに着替えられていました。


ムシの知らせのような気持ちで、自分も2着持参しておいてよかった!

この場では、お帽子をかぶっていた女性の半数くらいは、

お帽子無しのスタイルでした。


海の見える窓辺には、

新婦の手作りのシュガークラフトのケーキや、

新郎新婦のご両親が結婚式を挙げた際の写真がそれぞれ、

その際に使用したヴェールなどが飾り付けられていました。


このホテルでの宴会は、

手作り感がいっぱいの温かい雰囲気なのが、とても素敵でした。

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宴会場(パーティールーム)の入り口には、

大きなボードに席次表が掲示。


各テーブルの氏名表示とと共に、新郎・新婦の子供の頃の写真、

学生時代〜成人してゆく過程の写真が飾られ、温かみのあるお出迎えです。

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私たち夫婦のテーブルは11番テーブル。

同じテーブルの他の招待客は、もちろん知らない人達ばかりなので、

ちょっぴりドキドキ・・。

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テーブルの上には女性の名前のところにだけ、

手作りのスイーツが置かれていました ♪

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夫 Banana のお隣は、かつての旧友、

私のお隣は、引退をされたアイルランド人のドクターとその奥様で、

品のある老夫婦でした。

ご夫妻共にとても気さくなお人柄で、

ダンスタイムが始まるまでのお食事の時間は、

ずっとお話をさせていただきました。

Banana は反対側の隣りに座っていた旧友とずっと話をしていたため、

自分にとっては、初めてお会いした方々との終始英語での会話は、

かなりのチャレンジ!

Banana の顔をつぶさないためにも、かなり頑張りました(苦笑)


披露宴の手順は、日本とは若干スタイルは異なるものの、

友人のスピーチなども交え、似たような順序で進みます。

大きく異なる点は、日本でお決まりの上司のスピーチといったものが

一切無かった事でしょうか・・。


お食事は前菜(この日はサラダか鴨)

・スープ・メイン(この日は白身魚のグリルかラム肉)を選択できました。

デザートにはショコラムース。


飲み物は赤ワインか白ワイン、ミネラルウォーターが飲み放題で、

他の飲み物が希望の人は、

宴会場の片隅にあるバーカウンターで注文できるスタイルでした。


お食事が終わると、

いよいよバンドが入り、パーティータイム。

まず最初は花嫁と花婿がフロアーに出て、ファーストダンスです!

披露宴のスタイルは、

前回出席をさせていただいたドイツでの結婚式と、

とてもよく似ていました。

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最初のダンス(数曲)が終了すると、

招待客が次々とフロアーに流れ、

バンド&DJと共に賑やかなパーティータイムのスタート!

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当日、参加させていただくまではアイルランドだけに、

ケルトダンスやケルトの音楽など披露されるのかな?

などと、勝手に想像していたのですが、

完全なモダンスタイルでのお式でした。


パーティーは深夜未明まで続きますが、

私たちは深夜1時頃にタクシーの手配をホテルにお願いし、

自分たちが宿泊しているホテルへ戻りました。


今回のお式は、自分自身は新郎新婦と全く面識がなく、

そのご家族たちとも初対面で、

出席をさせていただける嬉しい気持ちはもちろんだったのですが、

Banana だけが頼りで、

正直なところかなり不安もあったアイルランドでのお式への参列でしたが、

「案ずるより産むが易し」ということわざ通りの結果で、

とても貴重な体験をさせていただき、素晴らしい思い出となりました。


海外の結婚式に参列をテーマに綴った、

アイルランドの結婚式へのお招きについての記事は、

今回で終了です。

次回はおそらくそんなに遠くない将来に!?

今度は英国の結婚式に参列の記事を、ご紹介できそうな予感です ♪


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初体験の連続、カトリック教会での挙式〜海外の結婚式に参列、今度はアイルランド[4]


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オシャレお帽子のオンパレード〜海外の結婚式に参列、今度はアイルランド[3]

からの続きです。


今回参列をさせていただいた結婚式は、

アイルランド・クレア州にあるカトリック教会で執り行なわれ、

夕刻から海辺のホテルへと移動し、披露宴が開催されました。

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教会での挙式には、約200人が参列。

その後のホテルでの披露宴には約300人がご招待いただき、

とても盛大な結婚式でした。

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席順は、正面に向かって右が新郎側の参列者、左が新婦側です。

私たち夫婦は新婦側なので、左に着席しました。


お式が始まると、クラシックオルガン、ハープ、ヴァイオリンの生演奏と、

シンガーの賛美歌がスタート。

これは以前に参列をした、

スイスとドイツのプロテスタントのお式では目にしなかった、初の光景。

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結婚式が行われたこの教会は、

地元の人々にとても愛されている教会なのだそうで、

わざわざ遠出をして、この教会で式を挙げる人々も少なくはないのだそうです。


この日式を進めた神父は、

新郎側のご家族が通われる教会の神父さん。

当日はこの教会に出張してこられた神父のもと、お式が進められました。


まずはブライドメイトたちの登場。

賛美歌と楽器の演奏に合わせ、

少し緊張した様子のブライドメイトの女性たちがひとりずつ順に3人現れ、

その後はいよいよ新婦とそのお父様が腕を組んで登場です。

バージンロードを歩く新婦の姿がそれはそれは美しく可憐で、

私自身は当日まで新郎新婦とは面識がなかったのですが、

あまりの美しさと感動で、思わず涙がこぼれました。


今回のお式は自分にとって、何から何まで初めての体験で、

正直なところ、

カトリック教会での結婚式の手順も今ひとつよく分からなかったため、

少し戸惑ってしまったのですが、

場所がアイルランドで、幸いな事に英語であったため理解はでき、

結果的には特に大きな問題はありませんでした。

(もしもこれがすべて、ドイツ語で行われていたとしたら、

自分にはかなり難しかったと思います)


神父の挨拶のあと、

式の前に教会の入り口でいただいたパンフレットの中に書かれている手順で、

ブライドメイトたちの挨拶、お言葉・・。

私たち参列者も(パンフレットに記されている)手順の通り、

その言葉を繰り返したり、

呼びかけに呼応する場面が何カ所かあり、

教会でのこのようなスタイルの儀式が初めての自分には、

英語での結構長めのフレーズには少し緊張しましたが、

間違う事なく無事に終えました。


お説教の合間には、新郎が幼なかった頃の思い出話や、

新郎のご両親が若かった頃の思い出話、

新郎新婦が産まれた年、世界ではどんな出来事が起こっていたか・・

などのお話も織り交ぜられ、

時にはユニークに笑いも交え、とても温かい雰囲気が伝わるお式でした。


お式の後半では参列者一同で賛美歌を合唱したり、

その場で地面にひざまずき祈りを捧げ、

(この辺りから、かなり宗教色が濃くなっているのを感じました)

最後は神父の言葉の結びの言葉の後、

前後左右に座っていた周りの人たちに、祝福の言葉をかけ合いました。


式の最後には司会者から、

「参列者の方々は前にどうぞ。」

とアナウンスがありました。


さすがに仏教徒である自分には、上記に関しては違和感があり、

プロテスタントの夫 Banana と共に、

自分たちとも前に出なければならないのだろうか?

と小声で話し合っていたところ、

前に座っていた女性の耳に入ったらしく、

「私たちは出て行かなくていいのよ。」

と声をかけていただき、

Banana と共にその場に着席したまま。


最初は新婦側の希望者が前から順番に神父の前に進み、

少量の葡萄酒と小さなパンの破片のようなものを口にしてゆき、

それぞれが十字をきります。


葡萄酒はキリストの血、パン(小さなクッキーのようなかけら)は、

キリストの肉を意味するのだそうです。


これは、
キリスト教の儀式のひとつなのだそうで、

英語では「Communion(コミュニオン)」と表現されていました。

〈Communion(コミュニオン)とは・・ Wikipedia〉


新郎と新婦が共にカトリック信者である場合には、

結婚式がミサの形式で行うのがならわしとの事。

キリストが処刑される前に、

パンを自分の肉、ワインを自分の血と例え、

弟子たちに食べさせた事が由来となっているそうです。


(上記、最初の記事をご覧になられた読者の方から、

日本語での表現が一部、正しくないのではないかとのご指摘をいただきました。

自分なりに時間をかけて考慮してみたところ、

宗教上で用いる言語を、統一した日本語での表現で記述する事は難しいと判断し、

実際に使用された英語での表現に訂正させていただきました。)


新婦側の参列者は、
コミュニオン を受けていたのは、大体3割くらい。

最初は、

そうか、同じ信者でも、全員希望ではないのだな・・

と感じていたのですが、

次の新郎側になると、次々に神父の前へと歩み出て、

おそらく新郎側の参列者の全員に近い9割以上

(もしくは、本当に全員だったかも?)の人々が受けられていました。


この光景もまた、新郎側と新婦側の考え方の相違とか、

同じカトリック教徒の間でも、宗教に対する信仰の深さとか、

それぞれ異なるのだな・・と考えさせられた場面でした。


お式は1時間半ほど行われ、

(前回のプロテスタントでの挙式より、長く感じました)

婚姻届に新郎新婦がサインをして、
お式は無事に終了。

関係者はみんな、ほっとした様子・・。

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アイルランドの温かい人々の、

愛情に満ちあふれたお式に参列をさせていただく事ができ、

とても感激、感動の1時間半でした。


少々カルチャーショックを感じる場面もありましたが、

すべてが初体験であった、
カトリック教会でのお式は素晴らしく、

本当によい人生経験をさせていただきました。


感動の心の中とは相反し、

初めてづくしの自分にとってはいろんな意味で緊張の瞬間の連続で、

多少の疲労感も覚え、

会場を変えての披露宴までは数時間あったため、

滞在中はずっと借りていたレンタカーで一旦宿泊していたホテルへ戻り、

少し休憩をした後夕刻に、別の披露宴会場へと向かいました。


(披露宴の様子へと続く・・)



今回の記事は、海外の結婚式に参列した自分の中での貴重な体験談を、

ブログをご覧下さっている読者のみなさまにもお伝えしたかった事と、

自分用の記録としても綴りました。

記事を読んで下さったみなさまの中には、

いろいろとお感じになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、

個人ブログでの記事として、ご理解いただけますと幸いです。


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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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