スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

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スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


スイス クラン・モンタナの悲劇(続報)

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スクリーンショット 2026-01-18 22.16.51

2026年 元旦早々にスイス ヴァレー州  

クラン・モンタナのバー

「ル・コンステレーション」で、

壊滅的で、悲惨な火災事故が発生しました。


この事故では、40人が死亡、116人が負傷し、

現在もスイス各地の病院で、

負傷者の治療が続けられています。


先日のブログ記事からの続きです ↓ ↓

 

1月9日には、

バーで亡くなられた犠牲者を追悼し、

スイス全土の教会の鐘が鳴り響く中、

1分間の黙祷が捧げられました。

ヴァレー州マルティニーで行われた追悼式には、

1,000人以上が集いました。

スイス国内外の政府関係者や、

政治家も参列したそうです。

チューリッヒ市内を運行中のトラムは、

この時間は一時停止して、

犠牲者の方々を悼みました。


そして、ここ数日で、

この火災事故の詳細が、

次々と明るみに出てきました。

一つの過失ではなく、

様々な負の要素が重なって、

この悲劇が生まれてしまったようです。


バーのフランス人オーナー、

ジャック・モレッティ氏と

ジェシカ・モレッティ氏は、

当局から過失致死、過失傷害、

過失放火などの罪で告発されています。


ジャック・モレッティ氏は、

過去にスイス国外で犯罪歴があったことが

明らかになっていましたが、

このほど新たに、

スイス国内でも犯罪歴があったことが

判明したそうです。

それが事実であれば、

スイスでバーを営業する許可は

彼には与えられないはずなのですが、

闇のお金が動いたりして、

彼が営業許可を得ていた可能性が

あるのかどうか?

という点にも注目されています。


スイスの裁判所は、

ジャック・モレッティ氏に対し、

逃亡の恐れがあるとして、

3ヶ月間の公判前勾留を承認。

妻のジェシカさんは勾留されないものの、

スイスからの出国禁止を含む

代替措置が取られています。


事故が発生したバーでは、

防災点検は毎年行われるはずであるのに、

2019年に行われた点検を最後に、

5年間点検が実施されていなかったことが

判明しています。

安全基準が徹底していれば、

この悲劇は避けられたと指摘する声も

あがっています。


ヴァレー州の検察の発表では、

クラン・モンタナのバー

「ル・コンステレーション」で発生した

火災の出火原因は、

「フォンテーネン(Fontänen)」と呼ばれる

筒形の花火を店内で使用したことによるもので、

火災はバーの地下室の天井に敷かれた

防音フォームに、

花火のついたシャンパンボトルが

近づきすぎたことが原因だと

考えられています。


火災発生時には、

店内にいた複数の人々が

この花火をシャンパンボトルに取り付けて

使用していた様子が、

その場にいた生存者からの

画像や映像で確認されており、

天井から発生した火災は

短時間で急速に燃え広がり、

フラッシュオーバーが起きた可能性が

高いのだそうです。


死亡した従業員の一人である女性(24歳)は、

天井に火がついた際にヘルメットをかぶり、

花火をつけたシャンパンボトルを

天井に届く高さで持っている姿が

動画でも広く確認されています。


この女性の親族の弁護団によると、

従業員は、

花火の危険性を認識していなかった。

従業員達は安全訓練を受けておらず、

燃え上がった天井の危険性を

認識していなかった。

女性も犠牲者の一人だと主張しています。


亡くなられた従業員の女性は、

まさか自分の行為が大惨事に繋がるなんて

想像もできなかったのでしょう。

彼女も犠牲者の一人となられてしまったことに、

深く同情する思いがあります。


けれども、大勢亡くなられた

他のご遺族の側からすれば、

一人だけの過失とは言えなかったにしろ、

そういった行為がなければ、

こんな大惨事にはならなかっただろう

といった気持ちもあるのではないか?

とも思ってしまい、

とても難しいことだな…

と、感じてしまいます。


バーへと降りる階段が、

店内改装後に以前よりも

狭くなっていたという事実もあるそうで、

今後も続く捜査では、

バーが安全基準を満たしていたかどうか、

非常口は機能していたかどうか、

消火器が設置されていたかどうかなど、

いくつかの点を明らかにする必要があるそうです。



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スイス クラン・モンタナで起きた火災


IMG_7386

新年早々、スイス大変な、

そして、

とても悲しい火災事故が発生してしまいました。

日本国内でも連日大きく報道され、

ニュースをご覧になられた方々も

いらっしゃると思いますが、

スイス南部ヴァレー州にのスキーリゾート、

クラン・モンタナのバー

「ル・コンステラシオン」で、

1月1日未明に大規模な火災が発生しました。


ヴァレー州警察の発表によると、

この火災によって約40人が死亡、

100人以上が重傷を負っているそうです。

火災事故だということもあって、

亡くなられた方々の身元の確認には、

かなりの時間を要することになるそうです。


事件は1月1日木曜日の午前1時半頃、

混雑した人気のバーで発生。

店内に居合わせた生存者の

その後のインタビューでは、

店の中にいた一部の人達が、

シャンパンボトルにスパークラー(手持ち花火)

を立て、

天井近くまで高く持ちあげていたそうです。

それが木造の建物の天井に引火して

大惨事となったようだと報道されています。


実際にその様子と、

引火した火を必死に消そうとしている人々が映った

動画もニュースで流されています。

ここまでは、

日本でも報道されている内容だと思います。


事件発生以来、

スイス在住である我々夫婦もとてもショックで、

スイスの友人達とも連絡を取り合っています。

実際にスイスにいるの友人達の話では、

事件発生以来、

スイスは喪に服されている状態で、

国全体が大きな悲しみに包まれています。


1月1日に予定されていた、

ルツェルン(ルツェルン州)、

アスコーナ(ティチーノ州)での

新年を祝う打ち上げ花火は、

この状況を受けて、

急遽中止されました。

一方、

インターラーケン(ベルン州)では、

予定通りに花火の打ち上げが決行されたそうで、

スイスの人々の間では、

賛否両論の物議をかもしているそうです。

スイスは九州ほどのサイズの小さな国で、

こんな大きな事故はとても稀です。

それだけに人々のショックも大きいのです。


事故が発生したのはヴァレー州ですが、

現場だけに限らず、

小さな国では全国にその影響を及ぼしています。

チューリッヒ大学病院は、

火傷の治療を重点的に行う技術と

設備が整っているため、

重傷者の中にはチューリッヒ大学病院の

ICUへ移送された人々や、

ジュネーブ、ベルンなど、

ほかの都市部の病院のICUにも運ばれ、

分散して治療されているそうです。


私の住むチューリッヒ州の街にも、

救命救急のある病院があるのですが、

チューリッヒのICUが満床になっていることを受けて、

ほかの病院へと一般の患者さんが流れ、

広範囲で病院が混み合っていて、

ベッドが足りない状態だそうです。


怪我をしたり、事故に遭わないよう、

救命救急など、

病院を利用する状況を避けられるよう、

気をつけて行動してくださいとの、

自治体による異例の警告も発せられています。


私達もまもなくスイスに戻りますので、

大きな病院のお世話になることのないよう、

気をつけなくてはなりません。


クラン・モンタナで命を落とされた方々へ、

心よりご冥福をお祈りします。

そして、

事故に遭わて治療を受けられている方々が、

1日も早くご回復されることを願っています。


(本日の画像は、記事とは無関係です。)

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悲しい現実

hFotoJet

日本では一部の地域で、

普段はいないはずの場所での

熊の出現が相次いでいるようですが、

スイスでは秋が深まると、

森で迷った鹿が道路に出てしまい、

車と接触して事故が発生することがあります。


私の住むチューリッヒ州郊外の街では、

そんな事例が少なくはなく、

車で道路を走行していると、

「鹿出没注意」の標識を

目にすることがあります。


ある知人は、

霧のかかったある秋の日の早朝に

車で走行していた際、

路肩に止まった車のそばで、

車に接触し死亡してしまったらしい

鹿を抱き抱え、

途方に暮れている様子の女性の姿を

目にしたことがあるそうです。

その場では急に停車することが

できない状況だったため、

そのまま通過したそうですが、

鹿と車の事故は、

スイスでは意外と他人事ではないことを

実感させられます。


10月に入った先日、

スイスアルプスを南北に結ぶゴッタルドの

高速道路入り口付近で、

迷子になったらしい鹿が、

高速道路上に出没したそうです。



ウーリ州警察は、

ヴァッセン高速道路入口付近に鹿がいるとの

通報を受け、緊急出動。

猟場管理人の協力を得て、

鹿を追い払おうと試みたそうですが、

それが失敗に終わったため、

やむなくその鹿は、

その場で射殺されたのだそうです。


とてもかわいそうなことですが、

安全上の理由もあって、

やむを得ない状況だったようです。

この一件で、

高速道路とゴッタルドトンネルは

一時閉鎖となりました。


森の散歩道を歩いていると、

時々鹿を目にすることがあるほど、

人々の生活と自然界の距離が

近く感じる国なのですが、

こんな悲しい現実もあったりします。

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カナダで発生した火災の煙が、スイスにも影響を及ぼしました

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IMG_5165

ベルナーオーバラント地方

(スイス アルプス)の旅から、

チューリッヒ湖畔の自宅に戻りました。


今週のスイスは

お天気の良い日が続いているのですが、

数日前からは、

晴れているのにどことなく視界が曇っていて、

日中でも薄い霧がかかったような空が


広がっています。


日本のニュースでも報道されていましたので、

ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、

今、カナダで発生している

大規模な森林火災の煙が広範囲に広がり、

大陸を超えた世界各地域にも

影響を及ぼしているのだそうです。


風の向きの関係によって、

火災で発生した煙が、なんと大西洋を渡って、

ヨーロッパ大陸まで到達していて、

欧州の複数の国々でも煙が確認されています。


実はスイスもその国々のうちの一で、

先週末から今週明けにかけて、

遥か遠くのカナダから届いた煙が、

スイスの空にも影響を及ぼしています。


1週間くらい前までは、

カナダの火災のニュースを目にするたび、

大変な事態になってしまい、

少しでも早く鎮火しますように…。

と、遠い国での自然災害のニュースを

とても心配していたのですが、

まさか広い海を渡ってきた煙が、

スイスでも確認されていることに驚きました。


アルプスの山で過ごしていた旅の間は、

空の異変は全く感じていませんでした。

旅行がたまたま煙の到達より数日早くて、

タイミングが良かったのか、

高い山の上にいたので

影響が少なかったのか?

それは分からないのですが、

撮影した画像や動画では、

幸いなことにその影響は見られません。


けれども、

アルプスの旅の最終日、

山の上にある村ミューレンから、

ラウターブルネンへ下山する

ロープウェイの中から眺めた景色に、

少し異変を感じていました。


午前中に山の上に登った時よりも、

午後は明らかに空が違っていました。

曇っているのとは少し違っていて、

雲ひとつない青空だったのに、

アルプスの山々の周りも、

うっすらとしたヴェールに包まれてるような、

薄い霧がかかったような状態でした。


その日の夕刻、

チューリッヒ州へ戻ってくる時には、

晴れているのに薄曇りのような感じで、

ちょっと異変を感じてしまった雰囲気の

空と、辺りの風景でした。

IMG_5157

ニュースによると水曜日には、

スイス国内の一部の測定局において、

この煙が不健康とされる基準レベルを

超えていたそうです。


スイス各地の多数の場所で、

法定基準値を超えた数値が観測され、

特に中央スイスの各地域では、

それが顕著に現れていて、

カナダからの煙が、

スイスの大気汚染を引き起こしていると

ニュースでは報じられています。


これはたまたまの偶然なのかも

しれないのですが、

実は私も、

先週末から喉がイガイガして、

数日前から時々咳き込んでいます。

といっても、時々の咳だけで、

風邪やその他の体調不良はなく、

旅行には問題はなくて、

100% 以上、

旅を楽しめたくらいの程度なのですが、

咳が出始めると結構続いてしまい、

屋外では、

飴ちゃんとペットボトルのお水が

手放せませんでした。


そういえば、

日本一時帰国中に中国から

黄砂が飛来した時にも、

同じようなことがあったので、

やはり多少なり、

私の体には影響しているのかもしれません。


今朝のチューリッヒ湖畔は、

だいぶん湖畔の空も元通りに近づいて、

見た目では、

煙も少し晴れたように感じています。


けれども、

本日あたりから〜週末にかけては、

今度はカナダの煙に変わって、

サハラ砂漠からの砂、

"サハラダスト" が飛んできています。

サハラダストはここ数年、

春から夏にかけて、

スイスでも観測されていますが、

これが飛来すると、空も街も、

うっすらとオレンジ色になることがあります。


こういった自然の影響は、

残念ながら免れないのですが、

初夏から夏へと季節は移り変わり、

屋外で過ごすことが多い季節ですので、

早く元通りの空と、

自然環境に戻って欲しいと願ってしまいます。

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チューリッヒ駅で日本の駅弁販売がスタート!

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スイスの電車の玄関口、

チューリッヒ中央駅で 2 月 6 日より、

日本の駅弁の販売がスタートします。

これは期間限定の

ポップアップストア として

開催される試みです。


実はこの嬉しいニュースは、

昨年の秋頃に

日本のニュースで報じられて以来、

スイス在住者の間でも

持ちきりの話題でした。


これ、大袈裟ではなく、

日本人同士で集まると、

「チューリッヒ駅の駅弁、とても楽しみだね〜!」

と、話が弾んでいました。

それだけ私達は、

本物の日本食に飢えているのでしょう。(苦笑)


販売当日に駅弁を買いに行こうかと

思っていたのですが、

たまたま前日に開催された

オープニングイベント 兼 試食会に

お招きいただいてお邪魔してきました。


気になる駅弁とイベントの様子は、

インスタグラムでご覧ください ↓ ↓


販売される駅弁は、

日本から数社が参加されて一丸となり、

共同ポップアップストアを

オープンされています。


当日は、

株式会社 花善、まねき食品株式会社、

株式会社松浦商店さんらと共に、

在スイス日本国大使館より、

藤山大使もベルンからおいでになられ、

開店祝いのテープカットイベントが

開催されました。


創業大正 11 年の株式会社松浦商店、

松浦社長にお話を伺うことができました。


こちらは名古屋市にあるお店で、

試食では天むすを美味しくいただきました。

ポップアップでのお弁当は、

毎朝 9 時から販売とのことですが、

出来上がりに時間差があり、

たとえば、松浦商店さんの場合、

天むすは午前 9 時頃から、

味噌カツのお弁当は午前11時前後がめどで、

出来上がる予定だそうです。


お弁当の最終仕上げは、

ポップアップの店舗で行われるそうですので、

日本では見慣れた、

そんな作業の光景を目にするのも

楽しみです。


日本人仲間の間の会話では、

9 時きっかりに早く行かないと、

売り切れちゃうかも〜?

なんて話していましたが、

早く行けばいいというわけでもないのかも?


お弁当は各種 30 食ずつの予定で、

合計すると、

1 日でだいたい 200 食分くらいを

販売予定だそうです。

IMG_4171


動画ばかり撮影していて、

普通の画像を撮り損ねていましたので、

こちら駅弁画像の 3 枚は、

友人からご提供いただきました。

IMG_4257

IMG_4256 (1)

IMG_4258

チューリッヒ中央駅構内は、

広すぎて迷うと言うことは

ないと思いますが、

慣れていないと

少しわかりづらいかもしれませんので、

軽くご案内をしておきます。


場所は地下 1 階です。

こちらの 31-34 番プラットホームの近く。

IMG_4025 (2)


こちら ↓ の COOP を正面に見ると、

一番左奥の階段付近がポップアップの場所です。

IMG_4024

今回は 2 月 6 日から 27 日までの

期間限定ポップアップですが、

もしも売れ行きがよければ、

将来的には常設店として

駅にお店が開かれるかもしれない?

そうですので、

頑張ってみんなで売り上げを伸ばして、

スイスに日本の駅弁が

留まってくれるといいなぁ…

と思います。

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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