スイスの街角から

スイス在住18年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

教会

ブログ【スイスの街角から】が、「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" をいただきました。いつもブログをご覧下さり、ありがとうございます。


村の教会(ローラとジミーの結婚式)


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前回のブログ記事、

到着(ローラとジミーの結婚式)

からの続きです。


今日はローラとジミーが結婚式を挙げる

英国デヴォン州の、

とある村の教会を事前に見学がてら、

訪れました。

600年以上前に建てられたという

小さな、しかし、

長い歴史のある、とても趣のある教会です。


天井を見上げて見ると、

由緒ある教会内部のしっかりとした骨組が

目に入りました。

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残念ながら、

最愛の娘ローラと、

バージンロードを歩く事は

叶わなかった夫 Banana ですが、

挙式当日は、

教会のゲートから入り口までの小径を、

ローラとと共に歩きます。

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この時、参列者は全員、

既に教会に入り着席しています。

ゆえに、

この小径は、

花嫁である娘 ローラと、

父親である、私の夫 Banana だけの、

二人きりのバージンロードです。


私は教会の入り口で二人を待つ予定です。

プロのカメラマンが、

二人が歩いて来る瞬間を捉えるそうですが、

私も、二人の教会入り口までの花道を、

親子の大切な瞬間を、

自分のカメラに収めようと思っています。


お式の前日、私達が教会を訪れた際、

ローラの親戚や友人達が翌日の結婚式の

準備を進めているところでした。

花の飾り付けや、

教会内の掃除を済ませ、

大勢の人々が集まって一丸となり、

ローラとジミーのために働く姿には、

感銘を受けました。


二人の挙式には、

約90人の招待客が集う予定です。

誰もが二人の結婚式を楽しみにしています。


結婚式当日は、

セレモニー(挙式)の最中は、

教会内の撮影は一切できないため、

他の親戚たちと共に、

前日に教会内の撮影をしました。


教会内の花は、新婦の親戚や友人、

ローラとジミーを祝福する

有志の人々が全て準備をしてくれたものです。

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土曜日は遂に、

ローラとジミーの結婚式です!


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海外の結婚式、今度はスイスの教会・・。


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暖かく柔らかな秋の日差しが続いたかと思えば、

雨が降ると急激に気温が下がり、

まるで秋を通り越して初冬のような寒さも感じる今日この頃、

週末の土曜日に、

チューリッヒで行われた、ある友人の結婚式に参列しました。



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(こちらの写真は夏に撮影)



結婚式が開催されたのはチューリッヒ最古の由緒ある教会、

聖ペーター教会 (Kirche St. Peter Zurich です。


チューリッヒの町のシンボルでもあるこの教会の時計塔は

1534年に建てられ、

その時計の文字盤はヨーロッパ最大の文字盤を持つ事でも有名。


聖ペーター教会の時計塔につきましては、

以前の記事で内部の様子等も詳しく取り上げておりますので、

ご興味がおありのみなさまは、

こちらをご覧下さい → チューリッヒ歴史散策と裏バナシ(後半)



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初夏には、通常は見学が出来ない時計塔を

チューリッヒのレーベン(生活クラス)で見学をする機会があったり、

今度は挙式に参列をさせていただき、

その教会内部を見学する機会があったりと、

今年は幸運な事に、

何かとこの由緒ある教会にご縁のある年となりました。


今回こちらで挙式を行ったのは、

スイス人の新郎と日本人の新婦のカップルで、

他の日本人の友人たちと共に、教会での挙式にのみ参加しました。


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スイスに住んで8年、

それまではハワイで挙げた自分たちの結婚式を除き、

海外挙式にはあまりご縁のなかった私ですが、

このブログを定期的にご覧下さっているみなさまは

シリーズでお伝えして参りました、

海外の結婚式に参列  の記事でもご記憶にも新しい通り、

今年はドイツで開催された友人の結婚式に招かれるなど、

2度も幸せなカップルの挙式に参列をさせていただけた、

とてもありがたい年でもありました。


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ドイツとスイス、同じドイツ語圏で、

しかも再びプロテスタントの教会での結婚式への参列といえど、

土地や場所柄(教会)、そして、

ご結婚をされるカップルによって結婚式のスタイルもまた異なり、

様々なスタイルがあるものだと感じます。



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若いお二人のお式の当日は、お天気が少し不安定で、

雨が降ったり止んだり、少し肌寒い日でしたが、

雨が降った後には、ぬかるんでいた土地でも、

かえってしっかりと固くなる・・。


本来の意味合いは少し異なりますが、

まさに、


「雨降って地固まる・・。」


という、ことわざを何となく思い出しつつ、


晴れた日も、雨の日にも、

良き時も、悪しき時も、

お二人がお互いに支え合い、末永くお幸せに
暮らされる事を願いながら、

またまた幸せ気分をいただいた、土曜日の午後でした。



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平和への祈りと願いをこめて・・(美しきハンブルク.4)

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今日は67回目の終戦の日。

あらためまして、

戦争で犠牲になられたすべての方々のご冥福を、

心よりお祈りいたします。


私達日本人が戦没者への祈りをこめ、

鎮魂の日として特別な意識を持ち迎えるこの8月15日ですが、

ヨーロッパの一部ではこの日を、

「VE デー」(= Victory in Europe Day)


英国や米国の一部では、

「VJ デー」(= Victory over Japan Day)

と呼び、

私が視聴する英国のテレビの番組やマスメディアでも、

日本とは異なった立場から特集が放送されたりする事もあります。


彼らの国によれば8月15日以前、

既に第二次世界大戦は終結していたという事で、

15日は日本が敗戦を認めた日という意識なのだそうで、

その国の辿った歴史と立場が変われば、

見方も考え方も異なるのであると感じてしまいます。


ところで冒頭の写真、

こちらは先日、ドイツのハンブルクを訪れた際に立ち寄った

「聖ニコライ 教会(Mahnmal St. Nikolai)」です。


ウェブサイトはこちら → Mahnmal St. Nikolai(英語・ドイツ語)


ご紹介が遅れましたが、

この記事は、美しきハンブルク 3.  からの続き(最終章)です。


聖ニコライ教会は第2次世界大中、連合軍の爆撃によって破壊され、

それに伴い発生した大火災の際に大部分が消失しましたが、

一部は当時の破壊されたままの姿が今もそのまま残されています。


聖ニコライ教会はハンブルクの街の中で最も古い教会の一つで、

1195年に船員や旅行者のための礼拝堂として建てられました。

486
フィート(約148メートル)の尖塔を持つ教会は、


当時では世界で最も高い、

ネオゴシック様式の教会であったのだそうです。


ハンブルク
港の近くに位置していた事もあり、

町の繁栄と貿易の活性化により、共に成長を続けた教会でしたが、

教会は
1842年の戦争による大火時の発生時に焼失。

その後ハンブルク市民の寄付によって再建されました。



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日本はもとより世界各地で、

様々な戦争の被害を被った建築物やその跡地を見学する度に感じる事ですが、

当時のままで焼け残った姿のこの教会を目の当たりにすると、

平和への祈りをこめる供に、

どうか同じ事がもう2度と起こりませんようにと願わずにはいられません。



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戦争の爪痕が残された外観ですが、

中の部分には近代的なモダン高速エレベーターが設置され、

250フィート(約76、2メートル)の展望台まで1分とかからず到着。


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展望台からはハンブルクの市街アルスター川などを一望。


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この教会を含めハンブルクの町が、

連合軍によって大きく破壊された当時の写真も展示されています。


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写真に添えられた説明では、無惨に破壊された当時の町の様子、

そしてそこからの復興、

町の人々が一丸となり立ち上がった再建について語られ、

その中で私がとても印象に残った一説は、

こんなにも町が破壊され多くの犠牲を払いながらも、

そのすべての結果は、

最初に仕掛けた(英国への爆撃を先にした)自分たちの過ちであった・・。

と言う事をはっきりと認める一文があり、

ドイツの人々の、

自らが冒した過ちをはっきりと認める潔さと、

前向きに進んでゆく姿に一種の感動さえも覚えました。


教会の見学を終えた後、

何不自由なく毎日の日々を平和に暮らせる事のありがたさに

あらためて感謝しつつ、

この美しきハンブルクの町の歴史についても、夫と共に話し合いました。

特に英国人である夫 Banana は、

この教会を複雑な思いで見学した様子でした。


ちなみにここスイスですが、永世中立国という立場を取り、

戦争には全く無関係ではなかったものの、

自国の独立した立場を貫いて

戦争には巻き込まれないことを最大の目標としたため、

大きな被害を残さなかった事も理由なのか、

この時期が "終戦の日" であるという意識は

他の国々に比べると薄いように感じます。


世界の人々がそれぞれの思いで迎えた終戦の日。

祈りを捧げると共に、世界平和を願うばかりです。



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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