スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

挙式

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


ハワイでの海外挙式と結婚証明書の取得、婚姻届まで(思い出話です)

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いよいよ次回の日本への一時帰省が近づいてきました。

今回初めてJRパスを使用するにあたり、

スイスの旅行会社で発行された引換証を日本到着後、

パスに交換していただく際に提示が必要な必要書類を確認するため、

久しぶりにハワイで発行された結婚証明書を書類の山の中から引き出し、

再確認をしてみました。


私達がハワイで結婚式を挙げたのは2000年の事です。

今現在の結婚式のプロセスや結婚証明書の発行などについて、

17年近くも前の事なので、

もしかしたら少しは様子も変わっているのかもしれませんが、

今になってハワイで挙げた結婚式の事を思い出したのには、

JRパス以外にも大きな理由があります。


実は今年の夏休みに、夫 Banana と共に、ハワイに行きます ♪

若い頃はほぼ毎年訪れていたハワイ。

結婚式の後もBananaと一緒に何度かハワイで休暇を過ごしましたが、

おそらくもう15年振りくらいです!


思い出がてら良い機会でもあるので今回は、

私達夫婦がハワイで結婚式を挙げた時の記憶を辿りながら綴ってみる事にします。


夫 Banana と私は、

2000年の秋にハワイ カウアイ島のプリンスヴィルリゾート

(現:セント レジス プリンスヴィル リゾート)で結婚式を挙げました。

当時は Banana の前職のスイスへの転勤が決まる前で、

その頃は東京に住んでおり、東京からハワイへ出かけました。

式に関しては、

旅行会社にハワイでのウェディングをお願いした訳ではなく、

全て自分達で手配をしました。


結婚式までのプロセスは、

まずはホテルを予約する際に、このホテルで結婚式を挙げたい旨を連絡し、

ホテル所属のウェディングプランナーの女性と、メールを中心に計画を進めました。

私達は二人とも再婚同士だったので、

2度目の挙式は二人きりで静かに挙げようと、

美しいハナレイ湾に面したこのリゾートを選びました。


結婚式の様子やホテル側にお願いした式のオプション等は、

長くなるので今回は割愛します。


現地に到着し、結婚式の前にまずやらなければならなかった事は、

ハワイ州の法律に則り、結婚許可(ライセンス)を取得する事でした。

アメリカは州ごとに法律も異なるようですが、

私達が結婚式を挙げた当時のハワイ州の例では、

まずは結婚式許可を出せる有資格者(その町に数人いる?)

の元を訪れ、その場で必要書類にサインをしていただき、

結婚許可証をいただかねばなりませんでした。


これは、この地で結婚式を挙げる事に意義はなく、許可をする・・

という意味合いの書類のようです。

ちなみに私達に結婚式の許可を下して下さった方は、美容師の女性でした。

ホテルのプランナーに指示をされた場所を訪れると、

そこはいかにも昔のアメリカ映画に登場しそうな、街の小さな美容院でした。

ドアを開けて中に入ると、美容師さんとお客さんが一人。

この場所で正しいのかを尋ねると、


「そうよ、この場所であってるわよー。」


お客さんの女性と共に、


「ご結婚おめでとう!!」


と声をかけていただき、書類にサインをしてくださいました。


これをホテル側に提出し、

初めてハワイ(私の場合はプリンスヴィルリゾート)で結婚式を挙げる

許可をいただいた訳です。


そして結婚式当日、無事に式を終え、

牧師さんと、当日私の世話をしてくださった専任の係の女性に

立会人としてサインをしていただき、

ホテル発行の結婚証明書をいただきました。

しかしこれは、

あくまでもその場で "結婚式を挙げた" という証明であり、

これは公的に有効な「結婚証明書」ではありません。


(余談ではありますが、

先日、重婚について自分の見解をブログに綴りましたが、

今日本で話題の渦中の議員が、

結婚式直後だと思われる笑顔の写真に掲げていた証明書は

上記に当たるものだと自分は思っています。)


その数日後、今度はオアフ島に移動し、別のホテルにステイした私達。

その滞在中にホノルルの公的機関を訪れ、

カウアイ島で結婚式を挙げたその "証明書" と、

その他の書類(私の方は日本の戸籍とか、

夫の方は英国では戸籍という書類は存在しないので、

公的機関で発行された離婚証明書などを持参したように記憶しています)

を提示。


その後、滞在中であったか、

日本に戻った後に郵送されてきたのか記憶していませんが、

正式な結婚証明書いわゆる「Marriage Certificate(婚姻証明書)」

が送られてきました。


これについてはプライベートな書類なので、

この場でお見せする事は出来ませんが、

結婚式を挙げた場所でいただたものとは全くのベツモノで、

ハワイ州の公的な書類である事や、certificateの番号、

新郎新婦の出生地、双方の両親の名前なども記述されています。

母方については、双方の母方の旧姓まで記述されている事に驚きました。

(おそらく事前に書類に書き込む必要があり、自分達で記入したのだろうと思います)


この婚姻証明書の他、「License and Certificate of Marriage」

と書かれた別の証明書 "State License " も同時にいただき、

こちらには、

それを許可したハワイ州の担当者のサインも記入されています。


当時は日本(東京)に居住していたため、

その後、東京に戻り、今度は区役所に出向いて届けを出しました。


我が家はどちらも再婚同士で、

私は Banana と出会う前に日本人の男性と結婚していた事があります。

戸籍に関しては最初の結婚の際、

国内での様々な書類の手続き上の便宜を考え、

生まれ育った故郷、福岡の戸籍から分かれて、

前の夫と共に自分自身の戸籍を作成していました。


従い、離婚した際に私だけその戸籍から抜けた形になり、

両親の戸籍へは戻らずに、その時点で自分一人の戸籍を作成しました。

現在の私の戸籍(本籍)は東京都港区となっているため、

港区役所に出向き、私の日本の戸籍に、

連合王国(イギリスのこと)出身の Banana の氏名が入れていただき、

日本国内での結婚も成立したという流れです。


アメリカでの結婚(婚姻)が成立しているため、日本国内では、

いわゆる規定の婚姻届けではなく、

役所で指示された、別の用紙に必要事項だけ記入して、

それで日本国内の届は成立したように記憶しています。


以下が上記に綴った、自分が体験したプロセスです。


1. その地で結婚式を挙げても良いかどうかの許可(ライセンス)を申請する

2. 結婚式を挙げる。結婚証明書らしき書類はいただくけれど、これは公的な書類ではない

3. 公的な結婚証明書を取得する

4. (日本に居住している場合)自治体に婚姻の届けを提出する


もう随分と前の体験談で恐縮なのですが、

これから国際結婚を考えられている方々へ、

もしかしたら少しでもお役に立てるかも?という気もしましたので、綴ってみました。


冒頭の話題に話を戻すと、日本帰省ももちろん楽しみなのですが、

実は心はもう、すっかりハワイ〜(笑)


海の無いスイスからハワイは、本当に遠くて、遠くて、

大好なハワイへはもう行ける機会もないのかなぁと思うと、

思い出すのも辛くて寂しすぎて、涙がこぼれそうになり、

スイスに来て以来、

ずっとハワイの事は考えないよう、心の中で封印してきました。

ハワイの音楽もあえて耳にする事は避け、

魅了されていたフラダンスも、(私は見るのが専門なのですが)

目にしないように、あえて努めてきました。


でも今年は違います。

ハワイ旅行が決定した年明けあたりから、

毎朝起きると、ハワイアンミュージックを目覚めのBGMにかけて、

何度も何度も繰り返し聴きながら、幸せな気分で朝のひと時を過ごしています。


先に楽しみがあるのも、

スイス生活を日々元気に過ごす、大きなコツなのです!



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教会での結婚式、ほんの少しだけお見せします ♪(海外の結婚式に参列 番外編. 3)


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先日まで体験を元に、

シリーズとしてこのブログにてお伝えして参りました

海外の結婚式に参列をした際の様子ですが、


海外の結婚式に参列のすべての記事はこちら ☆ からご覧いただけます。)


その後、共通の友人でもある友人の自宅で開かれた

バーベキュー・パーティーの場で会う機会があり、

二人に結婚式の際のウラ話などを聞いているうち、

愛に満ちあふれた素晴らしい教会での挙式と、

あの感動の日の様子が脳裏によみがえってきました。


お式当日の、教会での挙式の様子を表した記事、

感動、ドイツの教会での挙式   では、

結婚式を挙げたプロテスタントの教会でのお式では誓いの言葉の代わりに、

新郎新婦の二人の思いを互いに愛情深く語り合ったシーンを

ご紹介致しましたが、

その後新生活が少し落ち着いたカップルに当日の事を尋ねてみたところ、

やはりあの愛の言葉の形式はドイツでも当たり前の習慣では無いのだそうで、

ありきたりの誓いの言葉だけで終わらせたくなかった二人は、

教会側に自分たちで希望を出し、


互いの 愛の誓いを言葉にして 語り合った



のだそうです。


すべてがドイツ語で進行されたため、

込み入った内容のドイツ語をあまりよく理解できない私達夫婦が

ちゃんと内容を理解出来たかどうか心配だったと気にかけてくれる二人。


確かに、

二人が語り合っている言葉のすべてを理解できたかどうかといえば

そうではなく、

正直なところドイツ語の大部分はあまり理解はできませんでした。


しかしその時の二人の愛の語らいは、

まるで映画のワンシーンでも見ているかのようにそれは素敵で、

けれどもそれは映画ではなく、

自分の目の前で繰り広げられる本物のシーンで、

二人の語らいと姿は愛情に満ちあふれ、

言葉が解らずとも大感動し涙ぐんでしまった事、

温かい人々に包まれ本当に素晴らしいお式と披露宴であった事、

その場所でその時間を共に過ごせた事に心から感謝している事などを

二人に伝えました。


そんな二人は実は私のブログに非常に関心を抱き、

日本語で書かれたこのブログ(彼らの結婚式の記事)について興味を示し、

彼らが参列者や関係者に配信している "結婚式のニュースレター" に

私のブログの記事のリンクを掲載してくれました。


参列者は私を除き全員、日本語は理解出来ませんので、

ブログの中の写真を見る事しか出来ないとは思いますが、

このブログ記事が結婚式を挙げた本人たちの公認となった事については、

とても光栄に思っています。


既に思い出話となってしまった私のドイツでの結婚式への参列の記憶ですが、

よみがえった感動の思い出を公開しても差し支えない程度の

短い動画にまとめてみました。


プロテスタントの教会での "挙式直前と直後"、

最後は披露宴での新郎新婦によるウェディング・ダンスの様子です。

いつも動画を撮影するカメラとは異なる小型のデジカメでの撮影のため、

あまりクオリティの良い映像ではありませんが、

雰囲気だけはお伝え出来るのではないかと思いますので、

ご興味がおありの方はどうぞご覧下さいませ。







ベレーナ&
クリスチャン、いつまでも末永く、どうぞお幸せに




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海外の結婚式に参列 6. 異なるスタイルの披露宴


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海外の結婚式に参列 5.  感動、ドイツの教会での挙式

からの続きです。


教会での挙式を終え、新郎新婦と共に郊外のホテルへと移動しました。

披露宴(パーティ)が開催される前にホテルのガーデンで

シャンパンや飲み物をいただき、

カナッペなどをつまみながら参加者と交流を深める "アペロ" が開催され、

その後は参加者全員と及び個別での記念撮影です。


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ホテルのガーデンの周りには、自然もいっぱい。

まるで印象派の画家 "モネ" の絵を連想させるような、美しい風景。


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こちらはガーデンでの1枚。

この日のお天気は快晴とはゆきませんでしたが、

雨は降らず晴れたり曇ったりで、気温も23度ほどと、

着用したドレスと薄手のスカーフでちょうどよい気候でした。


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こちらがパーティ会場。


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当日持参したお祝いの品々は会場の一角に並べられます。

私達も持参したお祝いの品の入ったバッグをこちらに置きました。


(お祝いの品は新郎新婦の希望リストから各々の参列者が事前に選び、

私達がお渡ししたのはスイスのデパートの商品券となるカードです。

大きな物は持参せず、お宅へ直接お送りするケースもあるそうです。)


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そして午後6時、披露パーティがスタート。


ここで日本と大きく異なると感じたのが、

パーティには司会者という人は存在せず、

新郎新婦自らが司会進行役を努めていた事。



二人の挨拶から始まり、来賓の紹介。

この日は8つの異なる国籍の人々が招待されていたのだそうです。

夫 Banana と私も、(彼らいわく)


「インターナショナル・ゲスト、英国と日本から~」 


とご紹介いただき、

紹介されたそれぞれのゲストが各々立ち上がって、

手を振ったり、ニッコリ微笑みご挨拶。 


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パーティが始まりしばらくすると屋外へと戻り、

二人の新たなる旅立ちに幸あれと、

参加者全員で、大空に向けて紅白の風船が飛ばされました。


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みんなで1枚の絵を完成させ、新郎新婦へ贈る「ひと筆コーナー」。

ちょっと見えづらいですが、Banana と私は、

仲良く並べたイングランドと日本の国旗(絵の右下)を描き足しました。


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この他、参加者全員から事前に準備された、

それぞれの国々のレシピを掲載したレシピブックも贈られました。




お料理はカジュアルなビュフェスタイル。

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そしてこちらも意外!

日本の結婚披露宴のように、

新郎新婦のスライドショーがスクリーンに映し出されるのですが、

この進行は新郎新婦、それぞれのお母様 ♪

こちらは新婦のお母様ですが、新婦の子供の頃の写真から、

弁護士になるまでの成長が映され、

最後は現在の新郎の笑顔の写真で、


「そして私の娘は、この彼の元へと嫁ぎました・・。」


と、

ちょっとユニークな締めくくりで、見ていたゲスト一同 = ^_^(笑)


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お式に参列する前に一度みんなで顔合わせの場が持たれた事で、

当日はスイスから参列組の、いわゆる仲間意識のようなものが生まれ、

ごく自然にみんなと親しく話ができ、

同じテーブルにアサインしてくれた新郎新婦の気遣いもあり、

この他スイス人の女性や夫の元同僚たち等も一緒で、

既に気心の知れた人たちと、とても楽しい時間を過ごす事ができました。


ちなみに先日の記事でもアップした、

私のいとも恥ずかしかった勘違いのエピソードもありましたが、

今では彼女とも、とても親しく話せる間柄です!

(日本人、"名誉挽回完了" です 笑)



宴もたけなわとなった頃、

新郎新婦のウェディング・ダンスのはじまり。

優雅にダンスを披露する、本当に素敵なカップル ♡


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この二人のダンス終了後、

今度は参加者たちのダンスタイムのスタートです。


会場はディスコへと変わり、パーティは夜通し続きました。

私達は深夜1時前にパーティ会場をあとにしましたが、

パーティはまだまだ盛り上がっている最中!


とてもとても幸せな気持ちになれた、

素晴らしい結婚式に参列をさせていただき、その後は楽しい披露パーティ。

有意義で、価値のある体験をさせていただいた、

私の海外での結婚式への参列でした。



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海外の結婚式に参列 5. 感動、ドイツの教会での挙式


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海外の結婚式に参列 4. 結婚式の当日・・

からの続きです。


「海外の結婚式」とひと言で言っても、

国や地域、また、信仰する宗教の宗派等によっても様々で、

そろぞれ異なるのでしょうが、

このトピックをブログに掲載するにあたり、最初に記述致しました通り、

これはあくあまでも、

ドイツで執り行なわれた

"オーストリア人とドイツ人のカップルの結婚式"

の例についてお伝えしています。


こちらが当日の挙式の進行プログラム。

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プログラムの中には代表者のスピーチの順番や、

式の中で歌われるお祝いの歌(ドイツ語)が楽譜付きで掲載。


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指輪の交換は最後です ♡









新郎が待つ教会へ、花嫁がヴァージンロードを通り到着。

新郎新婦が着席すると、結婚式は牧師さんの演説でスタート。


その後、

新郎が花嫁への永遠の愛を誓うスピーチ。

それに呼応する形でその後は花嫁のスピーチです。

そして、愛のくちづけ。

愛情にあふれた、それはそれは長~いキスでした。


この場面では、

お互いに見つめ合いながら深い愛を誓う二人の姿はあまりにも感動的。

新郎の誠実で優しい人柄、

そして普段はパリッとしたキャリアウーマンの新婦が

新郎に優しく愛を語りかける姿が印象的で、

思わず涙ぐんでしまいました。


この結婚式では牧師の、


「汝~ 、病める時も健やかなる時も・・」


から始まり、英語ならば新郎新婦が、


「I do」「 I will」


で締めくくる誓いの言葉はありませんでした。


彼らの場合上記の、


お互いに対する愛情のこもった決意の語りかけで、

永遠の愛を誓う形としたようです。


後にパーティ(披露宴)で同席したスイス人女性とも話していたのですが、


スイスでは誓いの言葉を入れるのが普通なのだそうで、

これは英国でも同様との事。

夫 Banana と私がハワイ・カウアイ島のプリンスヴィルで結婚式を挙げた時も、

愛の誓いの言葉を述べました。


英国人である Banana とスイス人の女性は、

今回のお式のその部分は、

異なった興味深い点であったと話し合っていました。


新郎新婦の愛の言葉の後は

モーツアルトの "Ave Verum" が演奏され、更にお式は佳境へ・・。


その後は新郎新婦それぞれの側から、代表者のスピーチ。

そして今度は全員で楽譜と歌詞を見ながら、お祝いの歌を合唱。


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耳にした事のない楽曲をドイツ語で・・。

私にとってはまたもや少々ハードな状況でしたが、

何とかメロディを拾いながら事無きを得ました。


その後は更にスピーチがあり、

それぞれの友人(立会人)も中央に登場し、誓いの言葉・・。

これは一種の決まり文句のようで、

4人(うち一人はとてお神聖なキャンドルを携え)

は牧師の誘導と共にドイツ語で同じ言葉を繰り返し・・。


最後は指輪の交換、そして更なるお祝いの音楽で、お式は無事に終了。


ここからは参列者がまた立ち上がり、

新郎新婦に駆け寄り花嫁を抱きしめたり、写真撮影を再開したり、

リラックスムード。

可愛いブライドメイドの子供たちによるフラワーシャワーでは、

子供たちの可愛らしさに

それまでは緊張していた空気が一気に和みました!


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お式が終了した後は教会の外に出て、

もちろんまたまた熱くて長~い愛の Kiss ♡


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お式のあとはまずは親族、そしてその後は友人たちが順番で、

新郎新婦にお祝いの言葉を述べます。

家族、友人、みんなの愛情がいっぱいで、感動のお式でした。


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挙式を終えた後は、近郊の小さなホテルで行われるレセプション

(アペロ、披露パーティ)へと移動。


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披露宴会場は教会から車で10分程離れた場所で、

参列者同士、車でやってきた人の車に分乗して目的地に向かったのですが、

式の事前に誰がどの人の車に乗車するかの振り分けも

きちんとリストアップされており、

遠方からのゲストを配慮した新郎の温かき心配りでした。


結婚式のお祝いの品は日本の結婚式でのご祝儀と同じく、

披露宴会場でのお渡しです。


次は、

こちらもまた日本の披露宴とは様式のかなり異なった

披露宴の様子をお伝えします!



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海外の結婚式に参列 4. 結婚式の当日・・


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海外の結婚式に参列 3.  お式はいよいよ来週! 

からの続きです。


いよいよ友人の結婚式当日です。

私達はハンブルクの市内のホテルに前々日から宿泊し、

初めて訪れた町のちょっとした観光や土地のお料理などを楽しみ、

当日はお式が開催された瀟洒な住宅の建ち並ぶ郊外の町へと

タクシーで移動しました。


お式への参列を語る前に訂正しておかなければならない事項がひとつ。

以前の記事では挙式は、

屋外で執り行なわれる(ガーデン・ウェディング)である

と表記していましたが、それは私の大きな勘違いで、

屋外で行われたのは式の後のアペロ

(アペロ=シャンパンやその他の飲み物などと、

カナッペやフィンガーフードをつまみながら談笑しながら人々が交流を深める場)

だけで、

挙式そのものは、

その郊外の町のそれは美しい小さな教会で行われました。


最初に結論を述べるとすれば
挙式は

結婚した友人のカップルはもちろんの事、

参列したご家族やご親族、それに友人たちの愛情に満ちあふれ、

素晴らしい大感動で、

そして今まで経験した事のないプロテスタントの教会でのお式への参列は、

私にとっての全くの新しい体験でした。


この
ドイツの、

プロテスタント[=新教]の教会
で執り行なわれた結婚式は、

おそらく日本の(宗派に関係なく)

いわゆる "チャペル" で行われる挙式とは

大きく様式が異なるのではないかと思われますので、

少し長くはなりますが、

せっかくの機会でもありますので前半と後半に分けて、

詳しくお伝えしてみようと思います。

ご興味のあるみなさまはどうぞおつきあい下さいませ。


この日はたまたまこの町のお祭りの日と重なったのだそうで、

教会のお隣のお城で行われた中世を再現する行事が行われ、

お式の前には中世のコスチュームを身に着けた騎士たちに遭遇。


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そしてこちらがお式が開催された、美しく可愛らしくも見える小さな教会です。

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みなさんの服装は・・というと、

日本の結婚式に参列する際のような、

すごく豪華なドレスを身に着けている人もいれば、

結構カジュアルめな人々もいたり、十人十色。


夫 Banana と私の服装は、自ら語るのはおこがましいものの、

このシチュエーションにはピッタリであったのではないかと思います ♪


お式開始前、教会の前にて夫 Banana との1枚・・。

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挙式直前の教会内の様子。

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花嫁を待つ花婿。

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挙式スタート直前の1枚。

厳粛なる教会でのお式、ここから先はカメラはしばらくお休みです。

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パイプオルガンの演奏と教会の鐘の音と共に新婦が入場。

それまでは立ち上がって写真を撮りまくっていた参列者たちも、

花嫁が着席すると一瞬のうちに教会内は厳粛な雰囲気に包まれました。


この続きの、

お式最中の詳しい様子は後半にてお伝え致します。



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