スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

手術

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


(続)夫の入院 手術 その4

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スクリーンショット 2026-08-21 22.46.40

術後の夫が退院したその日の夜、

体の異変を感じると訴え、

入院していた病院の

救急外来を訪れました。


前回のブログ記事からの続きです ↓ ↓

 

幸い痛みはないとのことでしたが、

その日の朝に術後のチューブを

抜いていただいたのが

早すぎたんじゃないのかな…

と、素人目線の私は感じてしまいました。


だいたい手術をして、

3日間で退院なんて、

やっぱり早すぎなんじゃないかと

私の日本的感覚では

感じられてしまいました。


ですがその後日、

ある友人と話をしていた際に、

彼女の旦那さまは

スイスで手術を受けられた後、

1泊で退院されたそうですので、

やっぱりスイスでは普通なのでしょう。

いずれも内視鏡での手術の場合です。


その夜は病院で応急処置として、

簡易型のチューブを付けていただき帰宅。

翌日に主治医の診断を仰ぐことになりました。


朝、主治医から連絡があり、

このタイプでの術後にはよく見られる症状で、

幹部に術後の腫れがあって、

異常をきたしたのだろうとの所見で、

ひとまず週末は、

そのままで様子を見て欲しいとのこと。


週明けの予約を入れて週末を過ごしました。

月曜日に主治医が勤務するクリニックへ。

週末の間に、

夫 Banana 自身も、

体の中の腫れが少しずつ引いていく感覚が

あったのだそうで、

週明けに主治医の元を訪れた際は、

随分と体の感覚も楽になっていたようです。


その場でチューブをまた抜いていただき、

念のための様子見の後、

夕刻にもう一度受診と言うことで、

クリニックへ再来院。

医師から問題なしとの太鼓判を押され、

無事に帰宅しました。


それから数日が過ぎ、

おかげさまで Banana の体調は

ずいぶんと良くなって、

近場であれば、

車の運転もできるようになりました。

ただし、重いものを持ったり、

激しいスポーツは1ヶ月ほどしないように

とのことですので、

一緒に買い物に出たり、

近所を散歩したりしながら、

ゆるやかに過ごしています。

もうしばらく自宅で療養したら、

スイス国内の旅行には出られそうです。


後から Banana に聞かされたことなのですが、

手術中に心拍が急激に遅くなり、

麻酔医が急な措置として注射を打って、

心拍を正常に戻したと言う

術中の経緯があったのだそうです。

そのことについては術後に、

麻酔医から説明を受けたのだそう。


そんな話を聞くと、

難しい内容の手術ではないとは言われても、

やっぱり全身麻酔をかけて受けた手術には、

体にリスクはあった…。

無事に手術を終えて回復できたことに、

心底ホッとしています。


健康のありがたみと、

生きていられることへの感謝を感じさせられた、

ここ数週間の我が家の出来事でした。

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(続)夫の入院 手術 その3

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夫の手術から9日間が経過し、

ようやく体調は元通りに近づきつつあります。

今回 夫 Banana が受けたのは

内視鏡での手術でしたので、

予定通り3日間(3泊4日)の入院で

退院することができました。


ですが、

中高年の男性にはよくある症例の

簡単な手術だと聞いてはいたものの、

思っていた以上に大変だったというのが

手術を受けた本人の感想で、

そばで寄り添っていた私も同じ気持ちでした。

簡単と言っても、

やっぱり手術は手術だと感じ、

無事に終えられたことが

なんと言ってもありがたいことでした。


先日のブログ記事からの続きです ↓ ↓



入院から4日前の朝は、

問題がなければ午前中に退院できると

聞かされていたので、

Banana の元へと早めに家を出ました。


今回の手術は、

入院していた病院の医師による手術ではなく、

Banana のかかりつけの専門医が

病院に出向して行われた手術でした。

ここでのかかりつけとは、

私も時々通っている

ホームドクターのことではなく、

Banana が受診していた泌尿器科の専門医です。


スイスの病院では意外とよくあるのですが、

クリニックを経営している

(またはそれに携わっている)医師が、

手術設備が可能な病院と提携していて、

いわゆる出張手術を行うというケースがあります。

医療フタッフは全て、

手術をする入院先の病院の方々で、

術後のケアもしてくださいます。


Banana は数年前から

専門のクリニックに通っていて、

年に一度、

前立腺の検診を受けていました。

深刻な症状ではないため、

そのうちに手術を受けておいた方が

よいかもと言う状態でしたが、

今年に入って検診を受けた際、

「今のうちに手術をしておきましょう、

その方が日常生活のクオリティも上がるので…。」

との医師の診断で、

今回の手術に至りました。


Banana の担当医は、

今回手術を受けた病院以外にも

数箇所ほかの病院と提携しているそうです。

執刀医としての彼が一番信頼できる

医療チームのいる総合病院が、

自宅からも離れていないこともあり、

そちらを選びました。

チューリッヒ湖が一望できる、

素晴らしい環境にある病院です。


医師は術後は、

彼のクリニックがオープンする前に、

午前7時に Banana のところに立ち寄り、

術後の経過を観察。

手術から4日目の朝、

全て問題は無しと診断され、

体のチューブを抜いて、

それから2時間ほど様子を見て、

退院することができました。


手術の後、

最初に麻酔から目覚めた時の、

看護師さんの「お腹空いてない?」

にもちょっと驚きましたが、

退院時の最後の言葉、

「いつでも出ていただいてOK!

タクシーの手配をしましょうか?」

にもちょっとびっくり。


通常、クリニックを受診する際も、

スイスの病院ではその場で

医療代を支払うことはありませんので、

(保険会社との契約を確認できた上で)

全て後日請求となります。


退院時も同じで、

日本の総合病院とは異なっていて、

院内に会計カウンターもありません。


ナースステーションに立ち寄って

ご挨拶することもなければ、

看護師さんが

わざわざご挨拶に来てくださることもなく、

最後に会話した看護師さんに、

お世話になりましたとご挨拶だけして…。

(退院の時点でも支払いは一切なし)


ナースステーションをのぞいてみましたが、

顔馴染みになっていた看護師さん数人は

いらっしゃらず、

みなさんお忙しそうだったし、

見慣れない方々ばかりだったので、

病室からそのまま病院を後にしました。

まあ、入院期間が短かったので、

こんなものなのかもしれません。

入院の期間によっては、

また関係性も少しは違うのかも…。


病院から自宅までは、

退院時のみ使用できる

タクシーチケットをいただき、

無事に帰宅。

午後は順調に自宅でリラックスして

過ごしていた Banana でした。


と、思っていたら、

夜になって問題発生。

まさかの緊急事態で、

救急外来を訪れることになりました。


(続きます)

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(続)夫の入院 手術 その1

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昨日、夫が無事に退院しました。

月曜日に手術を受けて、

今回の入院は、

予定していた通りで3泊4日でした。


前回のブログ記事からの続きです ↓ ↓



通常は手術の前日から

入院することが多いようですが、

今回は術日が月曜日だったこともあり、

入院は手術の当日からでした。

緊急手術での入院の場合は

別だと思いますが、

一般的に土日は病院の事務仕事に

関わる方々が完全にお休みですので、

日曜日だと入院手続きができないとか、

そのような事情だったのでしょう。


月曜日の早朝、

私も夫 Banana に伴い病院へ。

専用のオフィスで手続きを終え、

そのまま手術を受けるため麻酔科へ直行。

術前の様々な検査をそちらで終え、

その後、すぐに手術。


事前に説明を受けていた Banana は

それを覚悟していたので、

なんとか大丈夫そうでしたが、

ちょっと日本では信じられない流れに、

完全麻酔での手術を受けるという

心の準備はできるのだろうか? と、

Banana が気の毒に思え、

私は少し戸惑ってしまいました。


実は Banana がスイスで手術を受けるのは、

これが3回目です。

1度目は20年以上前、

バーゼルに住んでいた頃、

ヘルニアの手術で数日入院しました。

2度目は、

その時は命に関わる脳の手術で、

1度目よりは長めの入院でしたが、

素晴らしいドクターに出会えて、

とてもありがたいことに、

後遺症が残ることもなく

完治することができました。


あれから15年。

3度目となる今回は、

中高年の男性にはよくある症状が

ここ数年で出ていたため、

前立腺の手術を受けることになりました。

Banana の年齢になってくると、

その手術を受ける人の数は

結構多いのだそうです。


午前中に手術を終えた後、

リカバリールームに移動し、

目覚めるまでに数時間かかり

本人に会えるのは午後になるとの説明を

一緒に受けました。

院内で待っていてもいいし、

病院を離れても大丈夫とのことでした。

わりと自宅の近くでしたので、

私は一旦家に戻って、

経過を待つことにしました。


2時間ほどしたところで、

病院から手術は問題なく終了しましたとの

連絡をいただきました。

リカバリールームで眠っているので、

目覚めるのは早くても3時間後とのこと。

早く来すぎても眠っているので、

ゆっくりで大丈夫ですよ

とお知らせいただきました。


とはいえ、やはり心配だったので、

待つ分にはいいと思って2時間後くらいに

病院に到着。

受付で病室を確認していたところ、

ちょうど Banana からも、

無事に終わって病室に移ったよ…。

とのメッセージが入ったので、

そのまま病室へ。

聞いていていたよりも早く目覚めたので、

早めに病院に到着してよかった!


日当たりの良い病室は広々として、

チューリッヒ湖も見えました。

Banana はまだ少し、

半分眠ってるようにも見えましたが、

意識はしっかりとしてホッとしました。

だけど、術後の姿はやっぱり痛々しい…。


本人によると、

目覚めて病室に移動して、

ほぼ最初に尋ねられたのが、

「お腹は空いていませんか?

何かお持ちしましょうか?」

と、

「その日の夕食のメニューを何にするか?」

合わせて、

「翌日の朝食と、昼食のメニューの選択」

だったそうです!


スイス在住のほかの方々も、

SNSなどで発信されていましたが、

スイスの病院では、

治療をしている体の部位により

異なると思いますが、

飲食に問題のない箇所の治療での

入院の場合、

食事や飲み物は、

数種類から選べることが多いです。


今回 Banana がお世話になった病院では、

だいたいメイン料理が3品から選べ、

それにプラスで、サラダ、スープとパン、

数種類から選べる

デザートがついていました。


術後当日の夕食は、

流石にメインメニューの中から選ぶのは

体調的にきつかったようで、

サラダとスープ、

アラカルトメニューで

プレーンオムレツ、それにデザートを。

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翌日の昼食には、

メイン料理にサーモンのソテー、

夕食はパスタボロネーゼにしたそうです。

選択肢がやっぱり外国ですよね。(苦笑)


(続きます)

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夫の入院 手術

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今週明けから、

夫がスイスの病院に入院中です。

急な事態ではなく、

数ヶ月前から予定し予約をしていた

手術を受けるためです。


無事に手術は成功して、現在回復中です。

おそらく日本の病院ですと、

1週間から10日くらいは

入院が必要なのではないかと思いますが、

スイスの病院の場合、

(病気の種類や症状により異なるとは思いますが…)

全体的に入院期間は短く、

夫 Banana は3日〜4日ほどの入院で

退院できる予定です。  

その後はしばらくの間、

自宅でのんびりと過ごして治癒という流れ…。


今週もスイスは暑い日が続いていて、

連日で30℃を超える暑さですが、

病院内は手術室や、

それに関連する検査を受けるための部屋、

術後の回復室などは

エアコンが効いていたそうです。


ですが、

院内の一般のオフィスやカフェ、

治療室、病室などには

エアコンが付いていない様子。

病室や院内のカフェは

自宅にいるような暑さではなく、

扇風機がなくても大丈夫なくらいの温度に

保たれていますので、

Bananaも問題なく

数日の入院生活を送れているようです。


院内はチューリッヒ湖の湖水を使用し

循環させて涼しくする

クーリングシステムを導入しているのかも?  


私も今週は Banana の元へ

病院通いで少しバタバタしています。

今は予定通りに退院して、

順調に回復してくれることを願うばかりです。

辛くて大変なのはもちろん本人なのですが、

私もあともうひと頑張り!

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きっと治るよ!


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(画像は記事とは無関係、2018年11月 チューリッヒ湖畔の我が街にて)

本日は久しぶりに英国の親戚の話題、

ローラとジミーのその後についてです。


先日の記事、

一筋の光が見えた(2018年 10月6日)

からの続きです。


ジミーの耳は現在も、

時々起こる激しい耳鳴りと、

時には痛みにも悩まされ続けているそうです。


その後、ローラとジミーは、

上述の過去のブログ記事に登場した、

スイス チューリッヒ大学で専門医療を学び、

その後、英国に戻ってその道の権威となった

英国人医師の元を訪れました。


英国国民が加入する国民保険で

治療費用をカバーできる病院とは異なり、

プライベートホスピタル(私立の病院)

での受診で、

医療費が全額本人負担となるとため、

予約はすぐに取れて、

新しいドクターの診断の元、

今後の治療方法を話し合うことが出来たそうです。


州立病院の医師からは、

ジミーの耳は、

今の状況を完全に治すためには手術が絶対に必要で、

その手術をすると、

片耳の聴力が失われるだろうとの、

とても酷な診断を受けていました。


その診断に納得のいかない若夫婦は、

セカンドオピニオンを求め、

保険適用外ではあるものの、

その道のスペシャリストである、

有能なドクターの元を訪れる決心をしました。


結論からすると、

新しいドクターの見解は、

最初に訪れた州立病院の医師のとは大きく異なり、

手術をすれば、ジミーの耳の聴力は失われずに、

完全回復ができるだろうとの診断でした。

手術方法も、メスを入れるのではなく、

他の方法で2回に分けて、行われる予定です。


別の医師を訪れただけで、

こんなにも診断が覆ろうとは・・。


1回目の手術は今月に行われ、

2回目は1回目の傷が癒えた頃、

来年にもう一度受ける事になったそうです。


保険適用外で、一度にかかる費用は、

日本円にして約100万円とちょっと。

その他、諸々。

入院費用や術後の治療代など、

追加費用もかかりそうです。

これを x 2回受ける事になります。


もちろん、保険で全ての医療がカバーされ、

受診も手術も治療もタダで受けられる

英国の医療システムを考えると、

高額な費用だとは思います。


けれども、将来のある若い成人男性が、

その金額で元気に回復して、

今まで通りの日常生活を取り戻し、

この先も後遺症無しに元気に働ける事を考えれば、

200万円は、極端に言えば、

親戚に借金をしてでも、

絶対に支払うべき金額だと私は思います。


さて、ここで、現実的なおカネの問題。

夏に結婚式を終えたばかりのローラとジミーは、

決して裕福ではなく、

貯金も結婚式、諸々で使い果たしている状況です。


ローラ本人の体の問題であれば、

父親である私の夫 Banana も

直ぐにサポートできるのですが、

ジミーのご両親はご健在で、

お父様も現役で仕事をされているので、

我が家が援助を名乗り出るのも、

しゃしゃり出すぎです。


手術も含め、

医療費が一般的に無料の英国で、

1回の耳の手術に100万円支払う事に、

ジミーのご両親はどう考えられるのか?

夫 Banana は、

さぞかしやきもきしたようですが、

最初の手術費用は、

ジミーのお父様が支払う事で決定しました。


来年の手術に関しては、

二人でこれから1年働いて貯めたお金で、

支払える見込みがあり、

この医師の元で、

手術を受ける決断をしたそうです。


あとは様子を見て、結果を待つばかり。

愛する娘を思うと、

居ても立っても居られない Banana のようですが、

今は相談にのりながら、

見守る事しか出来ません。


本当にどうしようもなく困った時には、

その時こそは、Banana の出番です。

それは金銭的な面だけではなく、

精神的面でも同じ。

私はそばで見ているだけで、

何のサポートも出来ないのが現実なのですが、

そんな私も、

いざとなった時には少しでも役に立てるよう、

心の準備はいつでも万端にしておくつもりです。


「きっと治るよ、ジミー!」


まずは今月の手術が、

無事に成功しますように・・。


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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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