スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

成田空港

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


成田空港の荷物検査で引っかかった意外なモノ


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スイスに戻って2日。

夜もよく眠れて、時差ぼけもほぼ治りました。


今回のスイスへの戻りの機内では、

先日日本で購入した、

和紙のマスクケースを使用してみました。



機内食を食べる間はマスクを外しますが、

食事の間も着けたり外したりで、 

いつも置き場所に困ってしまうので、

コンパクトサイズのマスクケースが役立ちました。


ところで今回、帰りの便に搭乗する前に、

成田空港の預入れ荷物検査で、

あるものが引っかかってしまい、

ちょっと焦りました。

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搭乗時刻が近づいてきたので

搭乗開始時刻の10分ほど前に出発ゲートに行くと、

空港係員の女性に、

「〇〇様ですね」

と呼び止められました。


その日はラウンジを使用させていただいていたため、

搭乗ゲートには出発の直前に向かったのですが、

もしかしたら自分がその場にいない間に、

名前をアナウンスされていたのかもしれません。


彼女はチェックインの際に、

荷物の重さを測る作業をしてくださった地上係員で、

私の顔と名前を覚えられていたようで、

ゲートに到着した時点で、

向こうから声をかけてこられました。


お話の内容をうかがうと、

預け入れをお願いしていたスーツケースの中に、

液体が入った光るものが画像に映っているため、

ケースの中を調べる必要があります

とのことでした。


スーツケースはこちらにありますので、

一緒にご確認くださいと促され、

ゲート前のカウンターの背後で

ケースを開けるはめに。


"液体" と言われると、

思い当たるものは色々とあり、

けれども毎回持ち帰っているようなものばかりで、

一体何が引っかかったのだろう?

と、少々不安にかられます。


カウンター背後には、

チェックインカウンターにいた

女性とは別の係の女性が待機していて、

対象となったケースが1個置かれていました。

スーツケースは私本人は触れられないとのことで、

ケースの暗証番号をその係の女性に伝え、

開けられました。


セキュリティチェックで撮影したらしい画像のコピーと、

実際の荷物を照らし合わせながら、

この場所のこの辺に入っているものです。

何か、缶などお持ちですか?

と問われ、

金華鯖の缶詰をいくつか入れていたので、

それかなぁと思い、

鯖の缶詰かもしれませんとお答えするも、

いつも持ち帰っているけれど、

それが引っかかったことはないので、

おかしいなぁという感じ。


ゴム手袋を着けた担当の女性は、

荷物の中を調べ、この辺にあるこれ、

これは何ですか?

と、私に問いかけたものが、

なんと、

瓶詰めの

"きざみニンニク" と "きざみみしょうが" でした。

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えっ!?

これが液体??


こんな感じの加工品の瓶詰めは

いつもケースに入れているけれど、

問題があったことは一度もなく、

生のままで入れているわけでもない。

加工品なので、

いけないことかも?

なんて、

全く思わず詰め込んでいました。


瓶が割れないようにプチプチにくるんでいたので、

中身が見えず、

これは何ですか?と問われ、

"きざみニンニク" と "きざみしょうが"  です

と答えた時の、恥ずかしさと言ったら・・。


せめて、もうちょっと高級な何か、

日本から持ち帰らなければ、

『絶対に海外では手に入りません』

みたいなモノであればよかったのですが。


もちろんスイスにも、

ニンニクも生姜も

加工していないものは売っていますが、

ネット情報で、

これらの商品が簡単に使え便利で重宝し、

日本で爆売れしているというのを目にして、

一度買ってみようと思ってしまったのでした。


係の女性からは、

これらをお持ちいただけるかどうか、

今から上司に確認を取りますので、

少々お待ちくださいと。


で、目の前で上司だという別の女性に確認。

電話で話している内容が聴こえてきます。

結局、現物を確認(危険物ではない)した上で、

料理用のものであれば、

持ち帰って問題は無しということで、

無事にことなきを得ました。


けれども、なぜ、

液体ってほどでもない

瓶詰めのニンニクと生姜が

画像に光って映ってしまったのか?

いまだにナゾです。


こんな超液体な麺つゆや、

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その他、

引っ掛かるなら、むしろこっちじゃない??

と思える、

旬の味の筍のお漬物など、

他にも加工品を入れていましたが、

それらは全く問題なしでした。


最初に声をかけてこられた

チェックインカウンターにいた係の女性から、

「ご協力ありがとうございました」

とご丁寧にご挨拶をいただき、

無罪放免となりました。。


それにしても、

荷物のルールって、難しい。


そんな経緯もありながら、

無事にスイスへ到着した

きざみニンニクときざみしょうがを使って、

早速お料理をしてみようと思います。


余談ですが、今回は晴れて、

こちらも無事にスイスまで持ち帰りました!

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成田と関空、入国後3日間の隔離の差が大きかった件


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日本一時帰国後の自宅待機期間(14日間)

も12日が過ぎ、残すところ、

待機もあと2日になりました。


昨夜はちょうど1日違いで一時帰国中の友人と、

オンライン飲み会で盛り上がりました。


彼女はスイスからアムステルダム経由で関空へ。

日本入国後3日間の待機中も電話で話をしたのですが、

彼女が関空で滞在した日航関空と、

私が滞在した成田空港の東横イン成田での

待遇の相違が大きく、とても驚かされました。


これは宿泊した施設(ホテル)の

サービス面でという意味ではなく、

各空港によって検疫所の

ルールの違いによってなのだと思いますが、

成田空港の方がかなり厳しいようです。


圧倒的に海外から入国する人数も、

成田空港の方が多いですから、

理解できなくはありません。


春になってスイスからも

一時帰国をされる方々もいらっしゃるようで、

水際対策について、

"ブログが参考になった"

"もっと教えていただきたい"

など、

ご意見やご感想もいただきましたので、

私の体験が少しでもスイスのみならず、

海外から帰国される方々へお役に立つのであれば、

記憶が薄れないうちに、

追記として綴って参ろうと思います。


今回はまず、

成田空港と関空に到着した際の

対応(待遇)の違いについてお話しします。

あまりの差があり、

実際に体験した私も驚きでした。


スイスから直行便で成田空港に到着後、

私達(スイス組)が体験した

空港〜隔離施設(ホテル)までの移動と、

ホテル内での過ごし方のルールは、

まるで監獄にいるかのような気にもなってしまったり・・。


以下は、私が今回の一時帰国で体験した

日本入国後について記述したブログ記事です。



 

 

友人と話をしていて、

間空と成田空港で、

大きく異なっていると感じた点を挙げてみます。


1. 空港内での防護服の着用について

 関空:   空港内に防護服を着用している職員はいない
    
   成田空港: 書類審査の際の係員は着用していない
            検査の際には着用している
            その後の手続きの際、
                      帰国者と接触する係の人は着用


2. 到着空港から隔離施設への移動時のバス

 関空:  バスの車内はシートで覆われておらず、
      目隠しもされていない普通のシャトルバス
  
 成田空港:窓をカーテンで完全に覆われ、
      車内は全てビニールシートでカバー


3. 隔離施設への入室時
 
 関空:  「この度はお疲れ様です。
      なるべくご不自由なく
      快適に過ごせるよう
努めます」
                     といった内容の
メッセージが部屋にあり

 成田空港: 滞在中は部屋を出ないよう注意書きだけ


4. 食事の配膳

 関空:  ドアをノックして手渡し     ドア前に設置された椅子の上に置かれる    
       (ドアを開けてよい)

 成田空港: 決められた時間にアナウンスが入り、
       次の、
      「配膳が完了しました」
                      のアナウンスがあるまで、
      ドアを開けてはならない。
                      不要な際にドアを開けると、
                      ピピピっと警告音のような音がする。
       食事はドアノブにかけられる 

5. 部屋の広さ

これはその都度、

部屋の空室状況によっても異なる可能性がありますが、


関空:   友人が滞在した部屋は角部屋。
                   サイズも 広かった。
      ヨガマットを敷いてエクササイズできる
                      スペースがあり

成田空港:   スーツケースも広げられないくらい狭い部屋


(いずれも1名で滞在)


上記のように比較してみると、

関空ではさほど厳しく拘束されているという印象もなく、

友人本人も、意外と快適に過ごせたそうです。


成田に滞在した私も、

食事の時間ごとにアナウンスされ、

次のアナウンスがあるまでドアを開けられない、

部屋が狭い、食事が冷たいことを除けば、

最初の3日間で時差ぼけも落ち着き、

考えようによっては3食昼寝付き

(しかも費用は国の負担)で、

長時間のフライト後、

体を休められたと考えれば、

時間は意外とあっという間に過ぎたようにも思います。


成田空港の検疫所の係の方や空港職員の方々、

隔離施設となった東横インのスタッフの方々、

どなたも皆さん、対応もご丁寧であたたかく、

人と人とのやり取りの中で、

嫌な思いや不快な思いは全くしませんでした。


関空に宿泊した友人いわく、

食事は東横インの食事の方が、

ずっと美味しそうだと感じたそうです。

確かに私も、

東横インのお弁当は美味しくいただきました。

以前の記事にも綴りましたが、

お食事全てが冷たかった(結構キンキンに冷えていた)

ことだけが残念でした。

到着後の数日間は気温も低めで寒かったので、

余計にそう感じたのかもしれません。


あくまでもTwitterの情報ですが、

羽田空港に到着した帰国者の中で、

アパホテルに滞在されている方々からは、

東横インのお弁当がずっと美味しそうだと、

皆さん口を揃えてツイートされています。

余談ですが・・。


次は別の記事をはさみ、

空港(スイス)を出発するまでの、

ちょっとややこしかった手続きなど、

お話ししてみようと思います。【不定期で更新】

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一時帰国、日本へ向けて出発


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昨日のブログ記事からの続きです。



タイトル通り、

実は11日(スイス時間)のフライトで、

日本へ一時帰国中です。


といっても、これは予約投稿ですので、

この投稿が皆様にご覧いただけているということは、

日本へ向け、

無事にチューリッヒ空港を飛び発ったということです。


昨日の記事に詳しく綴った内容は、

Twitter をメインに、実際に今、

一時帰国で政府の定める指定施設にて

過ごされている帰国者の方々の

生の声を拾って、情報をシェアしました。
  

3月5日から始まったばかりの

新しい水際対策は、

全くと言っても良いほどに事前の資料や情報がなく、

私にとっても Twitter からの情報は、

本当に参考にさせていただけました。


とは言え、

実際に成田空港に到着してからでないと、

わからないことがほとんどですが、

少なからず成田到着の帰国者の滞在先は、

東横イン成田 か、

または、

アパホテル潮見であることが

予定されているようです。


皆さんの体験談を目にすると、

まるで監獄のような状態を強いられる3日間となりそうですが、

私もできる範囲で、

自分の目で見て体験したことを、

発信してみようと思います。


ただし、WIFIはあるけれど、

みんなが一斉に使用するので、

スピードは遅いとの情報も。

なんとかPCが使えますように。


変異株の流行、ワクチンの遅延、

帰国日の直前で政府の水際対策の発表もあり、

予定していた今回の一時帰国は

どうしようかと悩みましたが、

この先、東京オリンピックが終了するまでは、
 
これよりも厳しくなることはあったとしても、

緩和されることは無いような気が強くしました。


都内にある自宅マンションの点検や管理など、

必要な家仕事もあるので、

これを逃してしまうと当分は日本へ戻れない気がして、

この機会を逃さずに、

予定通りに単独で帰国することを決意しました。


出国の72時間前の検査は、PCR検査で陰性。

陰性証明もしっかりと手に入れて出発です。


日本に到着した後、到着後の検査、

それから色々と手続きを済ませて、

無事に宿泊施設に到着できるのは、

12日の夜、かなり遅い時間になるのかも?

噂では、起床時間は明日7時だそうです。


今回は本当に日本がとても遠く感じてしまいました。

長い道のりですが、

決行してしまったからには、頑張るしかない。


落ち着いたら、

また続きを綴ろうと思います。

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一時帰国を終えて〜現在の成田空港の様子(2020年11月)


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前回のブログ記事の続きです。

 

今回は、現在の成田空港

(出発ロビーと出国フロア)の様子をお伝えします。


国際線の空港についてご興味がおありの方は、

よろしければ、今年の夏に一時帰国した際の、

羽田空港国際線ターミナルの様子と比べてご覧下さい。



前回(2020年7月-8月)の一時帰国は、
 
スイスから日本への帰国便は、

SWISSの直行便で到着は成田空港へ。

日本からスイスへの戻りは、

ANAのロンドン(ヒースロー空港)経由で、

羽田空港から出発しました。


今回は往復共にSWISSの直行便を利用。

従って、日本到着/出発共に成田空港の利用でした。


2020年11月21日。

成田空港第1ターミナルの朝の出発ロビーは、

前回の羽田空港同様に人影もまばらでした。

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こんなに人っこ一人いない成田空港を目にするのは

初めてのこと。
 

南ウイングにあるSWISSの登場手続き

Eカウンターまでたどり着くと、

ようやく誘導する係員の姿と、 

登場手続きをする地上スタッフ、

そして、乗客の姿がありました。


既にウェブチェックインは済ませていましたが、

荷物を預けるためにカウンターへ。

並んでいる人はおらず、待たずに進めました。


問題なく手続きを終え、

普段ならば手荷物検査の前に必ず立ち寄る、

お土産屋さんが並ぶエリアをのぞいてみると、

お店は全て閉まっていて、閑散としていました。

上の階の飲食店は一部営業していたようです。

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もちろん、普通通りにオープンしているとは

思いませんでしたが、

現状を目の当たりにすると、寂しい気がしてしまいます。


スターアライアンスの手荷物検査の

プライオリティレーンは一時的に閉鎖中。

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ANAダイヤモンドメンバー用の

プライオリティチェックインも同様。

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スターアライアンスのプライオリティレーンは、

一般用に設けられた

優先トラックで一括されていました。


この日のLX161便の出発は35番ゲート。

出国審査を済ませて出国ロビーへ向かうと、

やはりこちらでも、

ほとんどのお店は閉まっていました。

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ハイブランドの店舗は全てクローズ中。

35番ゲートに向かうまでに開いていたお店は、

シャネルの化粧品店と、

お菓子類、名産品やお土産類、

秋葉原の電化製品、化粧品、

タバコ、ウィスキーや日本酒などのアルコール類

などを販売している免税店の数店舗だけでした。

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けれども前回の羽田空港では、

免税店が1店舗しか営業していませんでしたので、

その時の様子と比べると、

成田空港の方がお店は開いているんだな

という印象でした。


海外の旅行客に大人気だという、

「白い恋人」も販売中。

8月の羽田空港国際線ターミナル
では、これさえも無かった。 

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お客さんはまばらではあるものの、

アジア人を中心に各店舗にちらほら。

中国語らしき言語を話す小グループもいました。

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私も夫 Banana へのお土産に、

日本のウイスキーを購入しました。

乗り継ぎ便がある場合は制限があり、

液体(お酒)は持ち込めませんから、

これも今回は乗り換えの無い、

直行便だからこそできました。


電化製品店で販売されている品物をみると、

ターゲットはアジア人向けだと感じました。

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アメリカと、欧州の国々はほぼ全て、

日本への入国拒否対象地域となっていますから、

特別なビザか居住者でない限り、

空港を利用するお客さんのほとんどは、

アジアやオセアニアからの旅行客か、

一時帰国した日本人が多くを占めるのでしょう。


航空会社ラウンジは、

スターアライアンスの航空会社を利用の場合、

ANAかユナイテッドのラウンジを利用できますが、

ユナイテッドは閉鎖中。

ANAのラウンジは出発ゲート35の反対側

(50何番か)かなり距離も離れており、

時間的に微妙だったことと、

ラウンジが一つしか空いていないということは、

混んでいるような気もしたので、

今回はラウンジは利用せず、

そのまま35番ゲートに向かいました。


搭乗ゲート前もとても静か。

ゲート前に並ぶ椅子は1席おきに利用が可能で、
 
最低限のディスタンスを保っています。

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搭乗したLX161便はほぼ定刻に出発。

空港到着から荷物検査、出国手続き、搭乗まで、

大きな問題もなく進みましたが、

やはり普段利用し慣れた空港とは、

様子が大きく異なっている点は否めません。


空港内にある、

運行スケジュールがディスプレイされる

画面を見つめると、

欠航、欠航、欠航 …

と続いていて、

各航空会社は果たしてこの先

持ちこたえられるのだろうかと、

真剣に心配になります。


なんとかコロナが終息するまで、

持ちこたえていただきたいと願うばかりです。

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日本とスイスを結ぶ直行便を運行するSWISSは、

2020年12月7日〜2021年2月末まで、

現在の週3便から、

週2便に減便して運行予定です。

sFotoJet
こんな状況にありながらも、

週に2度も直行便を継続されることに感謝。

個人的には今後も可能な限り、

利用させていただこうと思っています。

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ハイヤーで自宅に到着(コロナ禍の中での一時帰国 2020年10月)


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前回のブログ記事からの続きです。

 


前回(2020年7月)に一時帰国した際の、

成田空港での入国と検査の様子はこちら⇩です。



ここからが、前回の記事からの続きです。


無事に抗原検査を終え、入国審査へと進みました。


検査と待合所のあった場所から

かなり距離が離れていたこと以外、

普段とは変わらない成田空港の入国でした。


日本のパスポートを所持しているので、

(日本人なので)

自動ゲートでパスポートを機械にかざし入国。

ここはコロナ禍にありながらも、以前と同様で変化なし。

国内で買い物したものを

帰りの出国の際に免税手続きしたい場合は、

自動ゲートを出た後に係員のブースで一旦止まり、

入国のスタンプを押していただかなくてはなりません。


今回は空港を出る前に、

「コロナ陰性」であることが判明しているため、

検査結果の後は、

空港からの移動方法を再確認されることもなく、

今回は迎えのハイヤーに乗りこむまで係員がついてきて、

確認されることもありませんでした。


これらの点は、

検査の結果が判明する前に空港を出ることが

可能だった前回(PCR検査)と、

検査の結果が判明してからようやく出られる(抗原検査)

との大きな違いでした。


空港から出た後の移動方法は、

家族や知人の迎えか、事前のハイヤーの手配が必要です。


私はハイヤー(事前予約のタクシー)

の手配をしてスイスを出発。

空港から都内の自宅へ帰宅です。


今回は、東京MKで手配をしていました。

昨年まで滞在していた都内のホテルからも、

現在の自宅からも時々利用させていただいており、

住所登録もしているので、

流れがとてもスムーズなことと、

「やはり信頼できる、MKタクシーさん」

というイメージも、

過去に何度も利用させていただき、

自分の中に強くあります。


LX160が到着した時間帯を見計らって

ドライバーさんよりショートメールをいただき、

その後の流れを確認。

その後、お電話をいただき、

だいたいの検査結果が出そうな時間を確認。

とても丁寧なご対応で安心できました。


こちらが厚生労働省が推奨する、

帰国後の空港からの移動の際、

コロナ対策の基準を満たすタクシー会社のリストです。

前回の7月の時は4〜5社でしたが、

現在はリストにある会社は増えています。

ホームページリンク掲載に関する基準を満たすハイヤー会社
またはハイヤーを調達できる旅行会社の紹介


7月の時点では、

成田空港から東京都内(23区まで)

3万円〜5万5千円くらいと、

リスト内の会社の料金にかなりの差がありましたが、

現在は片道3万円で予算しておけば、なんとかなります。


前回は東京MKさんが、

まだこのコロナ対策のサービスに参入されておられず、

上記のリストに入っていなかったため、

別の会社で手配しました。


その別の会社も3万円で手配できましたし、

問い合わせに関しても、

メールですぐにご回答が届きました。

ドライバーさんも感じの良い方で、

大きな問題はなかったのですが、

ただ、オペレーションのご担当と、

実際に運転されるドライバー側との伝達が

うまくいっていないようでした。


運賃をカード払い希望の場合、

"事前にご連絡ください" とあり、

それを希望し、最初にお伝えしていました。

出発の数日前にこちらから確認メールを送り、

リコンファームまでしてOKが出ていたにも関わらず、

当日、自宅で下車した時点で、

その車はカード払いの対応が無いと伝えられました。

現金で日本円をあまり所持していなかったため、

自宅に到着後、荷物を車内に残したまま、

コンビニに現金を引き下ろしに走らねばなりませんでした。


(前回利用した7月の時点では、

お見送りという名のチェック係がついてこられたので、

ATMに立ち寄ることもできなかった。)


また、その会社の公式サイトで案内されていた

コロナ対策の車ではなく、通常のハイヤーでした。

その会社の公式サイトの画像では、

ドライバーさんと乗客の間がビニールシートで

区切られていましたが、

実際にはそれがされていませんでした。

双方ともにマスクを着用していますので、

私としては問題はありませんでしたが、

その当時はコロナ検査の結果が出ていない状態での移動で、

(もちろんそのことは、タクシー会社も心得ている)

ドライバーさん的には大丈夫なのかと、

逆に心配になってしまいました。


そんな経験もあり、

今回はどうしようかとリストを確認したところ、

タクシー会社も増えており、

東京MKさんの名前も入っていました。

そして料金は、

前回の別の会社と同じで3万円だったので、

迷わず選びました。


3万円、高いですが、

それでも自分が帰国したいので、仕方ありません。

空港からそのままストレートで自宅に帰られることが、

とてもありがたい。


成田空港から遠方へ、

数十万円かけてハイヤーを利用された

一時帰国者の話も耳にします。

実際にタクシー会社の料金表には、

北は青森県の28万円から、

南は鹿児島県の50万円まで

表示されている会社もあります。


ハイヤーの予約の時間は、

到着便の2時間後(20:20)で設定が必要でしたが、

到着便に合わせ、

空港付近で待機していただけていたので、

臨機応変にご対応いただき助かりました。


入国後審査を終えた後、

下のホールへ降りて荷物を受け取り、

税関を出られたのが、

18時30分前後だったと思います。

その日のLX 160(定刻は17:20)は定刻よりも早く、

17:01に成田空港へ到着していましたので、

全てを終えられるまで1時間半ほどでした。


その後、

ドライバーさんとも問題なく落ち合えました。

もちろんこちらは、

運転席と乗客の間には透明ビニールシートが設けられ、

降車の際にも、

カード払い希望の旨が伝わっていました。

12時間の長時間フライトの後、

疲れ果てた体でしたが、

安心できる運転で、とても快適な約1時間。


ドライバーさんがおっしゃるには、

私は航空機が到着後、

最も早く出てこられた一人だったそうです。

その前日に成田へお迎えに行かれた際の乗客は、

なんと、4時間半待ちだったとのこと。


検査のプロセスや待機時間は、

その便の混み具合や、

到着時の空港の混み具合によっても、

大きく左右されるようです。


ただの偶然なのかもしれませんが、

前回のSWISS利用時

LX160便金曜日の夕刻着)の際も、

かなり早くスムーズに検査と入国ができました。


都内の自宅へは、20時前に無事到着。

まずはホッとしました。


今回記述した一時帰国の情報は、

自分の記録用のためにも詳細を綴りました。

今後、一時帰国される方がご覧になられた際、

少しでもご参考にしていただけますと幸いですが、

あくまでも空港での検査の方法や入国の流れは、

随時変更されることが予想されます。


あくまでも私の入国時(2020年10月30日時点)

での情報ですので、その点をご理解いただき、

最新の情報はご自身でご確認をいただけますよう

お願い致します。

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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