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今回の一時帰国は、

コロナ以来、

初めて夫(=外国人の家族)

を伴っての日本入国でした。 


つい先日のニュースでは、

岸田総理が6月以降、

日本も海外からの

観光客の受け入れを

他国と同等レベルにすると

検討していると語ったと

報道されていますが、

この先はどうなるのでしょう?

遂にビザの取得は必要無くなり、

日本も元の世界に戻るのか!?


現時点では、

日本人の家族として

入国が許可される外国人にも、

ビザの取得が必要です。


必要書類をしっかりと揃え、

英国人の夫と日本入国に挑みました。



今回もスイスからは、

SWISSの直行便 LX160便を利用。

搭乗した日の様子は、

ビジネスクラスは、ほぼ満席状態。

エコノミークラスも

かなり混んでいたようです。


いつもはピークシーズンを避けて

日程を組むため、

あんなに混雑している

チューリッヒ空港内、

そして、

搭乗ゲート前を目にしたのは

初めてでした。


ビジネス目的で渡航されるらしい

旅行者の姿も多く、

外国人の一人旅の人の姿も

意外にも多かったのが印象的でした。


5月6日(金)発 LX160便、

チューリッヒ - 東京

の飛行ルートは南回りで、

12時間41分。

スクリーンショット 2022-05-07 18.11.14

LX160便 5月6日の飛行ルート


翌日の09:01分に

成田空港に到着すると、

いつものように地上係員の方が、

乗客を入国手続き前の検査へと

いざないます。


その前、

一番目のチェックポイントは、

MySOSのアプリのチェック。

検疫事前登録

ファストトラックへ進めるかどうか。


事前に友人や知人から、

MySOSが緑になっていることが

重要だと知らされていましたが、

まさしくその通りでした。


係の方に緑色になっている

MySOSの画面を見せると、

パスポート番号と、

検疫事前登録

現在のステータス 審査完了

となっている部分を確認。


左のレーンへ進んで下さいと案内され、

待つことなく、すぐに抗原検査へ。

MySOSが緑になっていない場合、

この最初のチェックポイントで、

順番が回ってくるまで、

椅子に座って待たされるようです。


MySOSが緑になっている場合、

検査の後も何度か

緑色画面を見せながら、

それぞれのチェックポイントで

係の方がチェック。


過去の体験を思い浮かべると

信じられないくらいに

スイスイと進んで、

あっという間に検査待ちの場所へ。

MySOS、

緑色の威力に驚かされました。


決められた番号の椅子に座って

検査結果を待たなければならないため、

座席番号の割り振りの手続きをして、

そこで、

30分くらい待ったと思いますが、

夫 Banaan と連番で番号が呼ばれて、

次の係の人の元へ。


そこで検査結果を知らされて、

共にめでたく陰性。

ここまでで、

飛行機を降りてから

1時間とちょっとでした。


ちょっと気になったのが、

結果を知らせるために、

次へ進むためのその番号は、

パスポートの裏に貼られる

番号シールの

下4桁なのですが、

これを知らせる方法は、

アナウンスのみでした。


時には日本語の後に英語で

アナウンスするのも聞こえましたが、

日本語のみで番号を呼んで、

英語は省略しているアナウンスの時も。


隣に座っていた一人旅行者の

外国人男性に、

番号を確認して欲しいと

話しかけられて思ったのですが、

このシステムは、

全く日本語が話せない外国人には、

とても難しいやり方なのだと、

気の毒に感じました。


「銀行や役所のように、

番号が電光掲示板に出れば良いのにね〜」


と話す Banana 。

他の日本人の方々も、

同じようなことを

言っていたのを思い出しました。

本当にそうだと、私も思います。


番号が呼ばれて、

検査の結果が陰性となれば、

その先は、

入国審査へと進みます。


今までは、

Banana は外国人の入国レーンへ

一人で。

私は日本人専用の自動チェックへと、

その場で分かれて進んでいました。


けれども今回は、

Banana が日本のビザを取得しての

入国だったので、

何か尋ねられたりした時に、

一人よりは、

一緒にいた方が分かりやすいかな?

という気もして、

その場にいた係の方へ尋ねてみると、

私も一緒に

外国人レーンに進んで問題なしとのこと。

初めて、日本の入国で、

外国人用の入国レーンに

Banana と共に並びました。


ここでは、

一人一人の審査に時間がかるので、

並んで30分くらい待ちました。


一緒に入国審査を終えて、

荷物をターンテーブルから引き取って、

税関を通過して、

晴れてニッポーン!


この時点で午前11時。

着陸して約2時間でした。


コロナ禍になって、

私は今回で6度目の帰国ですが、

とてもスムーズで、

検査結果の判明も、

前回の2月帰国時の

6時間以上待ちから比べると、

驚くほどに早く済みました。


もしも今回も一人で、

入国審査を日本人用の

自動ゲートで通過していれば、

もっと早かっただろうと思います。


結局、準備していた戸籍謄本は、

どのチェックポイントでも必要とされず。

ちょっと拍子抜けな気も・・。


私はそんな印象でしたが、

初めてこの日本の入国システム

(海外各国の目から見ると、非常に厳しい)

を体験した夫 Banana は、

戸惑いを隠せず、

かなりショックだったようです。


MySOS緑のレーンに行くための、

ちょっとしたバトルにも見える、

早足競争にも驚いたようです。

(私は事前に情報を得ていたので、

覚悟して臨んだ)


これらは事前にちゃんと、

何度も何度も、

Banana には説明はしておいたのですが。


今も行われている

日本入国のシステムは、

実際に体験してみた人にしか

理解することが難しいかもしれない、

現在の日本の、

とてもびっくりな一面なのだと、

あらためて実感させられました。


と、同時に、

私が前回までに空港で体験した、

あの厳しい入国のプロセスと、

入国後14日間の隔離生活を、

夫には体験させずに済んでよかったと、

今はそんな気がしています。


(今回の記事は、あくまでも私が体験して感じたことと、内容です)

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