地震はスイスでも、
電力不足などと並び、
最大のリスクの 1つだとされています。
シリアとトルコの国境地域で
壊滅的な地震が発生した後、
同様の地震がスイスで発生した場合、
どのような影響を与える可能性があるか?
という疑問が、
話題にのぼっています。
このほど、
地震が発生した場合、
スイスの都市を壊滅的に襲う可能性を
スイス連邦工科大学(ETH)が分析し、
発表しました。
ETHは独自の地震サイトで、
最新情報を掲載していますが、
それを見る限り、
かなりの頻度でスイスでも地震は
発生しています。
これまでは、
スイスで発生した強い地震の影響については、
ほとんど知られていませんでした。
今回初めて、
十分に根拠があるとされる
"リスク モデル" が確立されました。
このマップでは、
地震が発生した場合、
スイス国内で最も激しい揺れが襲う場所を
確認することができるとされ、
特に主要都市に
大きな打撃が与えられるだろうと
予想されています。
他の自然災害と比べてみると、
可能性は少ないものの、
地震のリスクが最も高いとされるのが、
バーゼル、ジュネーブ、チューリッヒ、ルツェルン
の各都市だそうです。
建物への被害のほとんどは、
ベルン、ヴァレー、チューリッヒ、ヴォー、
バーゼル シュタットの各州だと
予想されています。
マップを目にするかぎり、
バーゼルで大きな揺れを伴う地震の可能性は、
抜き出て高いようです。
昨年の9月には、
バーゼルの近郊にある
フランス東部のミュルーズ
(スイスと国境の都市)で、
マグニチュード4.3の地震が発生し、
チューリッヒ州の自宅でも
揺れを感じました。
その際のブログ記事はこちらです
たとえば、バーゼルで、
1356年に発生した大地震、
マグニチュード6.6の規模の地震が
繰り返された場合、
約 3,000 人が死亡する可能性があるそうです。
以前のブログ記事でも、
スイスと地震は無縁ではないことを
綴っていましたが、
このような研究の結果が数字で表れると、
大規模な地震がスイスでも
いつ発生してもおかしくはないのだと、
考えさせられます。
スイスの各家庭での地震対策は、
日本に比べると、
準備を整えている家庭は
多くはないと思います。
チューリッヒ州に住まいのある
我が家も備蓄といえば、
ミネラルウォーターと常温でも食べられる缶詰、
緊急時の灯りくらいで、
まだまだ万全とはいえません。
スイスの場合、
有事の際にはラジオをつけて
指示を仰ぐとなっているようですが、
いざという時にスイスドイツ語で流れる放送を
理解できるとは思えないし、
本当に有事の際には、
外国人の夫婦二人、どうなるのかと、
気が気ではありません。
我が家も、
しっかりと防災対策を
再度見直して、
強化すべき時なのだと思っています。
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