
前回のブログ記事で、
木曜日にティチーノ州の旅から
チューリッヒ州の自宅へ帰宅したことを
綴っていました。
実は同日、
数時間後に入ったニュースによると、
私達もティチーノ州への往復に利用したア
ルプスの山の中を通る長いトンネル、
ゴッタルドベーストンネル
(ゴッタルドトンネル)周辺で木曜日の夜、
新雪による事故が発生して、
付近は大混乱となったのだそうです。
地元のウーリ州警察の発表によると、
トンネルの入り口付近で、
大型トラックを含む複数の車両が横転し、
Flixbus が立ち往生。
この事故により道路が塞がれ、
後続の車両は 2 時間以上も
その場で待機せざるを得なくなり、
大渋滞が発生したとのこと。


中にはトンネルの中を歩いて、
反対側へ向かう人々の姿もありました。
あと数時間遅れて、
このトンネル付近を通っていたら、
私達もこの大混乱に巻き込まれるところでした。
トイレにも行けず、
渋滞した2 時間も車の中で…
と、想像しただけで、
閉所恐怖症の私はゾッとしてしまいます。
同州警察の広報担当者による事故の説明では、
一部の車両はすでに冬用タイヤから
夏用タイヤに切り替えており、
夏用タイヤで走行していた多数の乗用車が、
ジャックナイフ現象を起こしたのだそうです。
死亡者や重傷者は出ていないそうで、
そのことは不幸中の幸いでした。
実は大混乱が起きた日の当日の午後、
雪降る中を同じルートを走行していた我が家も、
夫 Banana が、
「まだ冬用のタイヤにしたままで来てよかった…。
もしも夏用タイヤに切り替えていたら、
この山道の道路の運転は怖かっただろう…。」
と話しながら運転していたのです。


スイスでは春と秋の終わり頃までに、
それぞれ、
夏用タイヤ、冬用タイヤに交換します。
我が家はチューリッヒ市内のガレージで、
タイヤ交換と および、
定期的に車両の点検を行なっていただいています。
交換したタイヤは次のシーズンの交換時まで、
ガレージで保管していただけるシステムです。
季節に応じてのタイヤ交換は、
法律によるものではないそうですが、
万一事故が発生した場合の
補償に影響するそうです。
例えば、冬季の車の運転中、
夏用タイヤのまま走行していて
事故を起こしてしまった場合、
加入している保険の補償対象外に
なる場合があるそうです。
従いまして、
スイスで車の運転をするほとんどの人々は、
年に 2 回、
季節に応じたタイヤに交換します。
ちなみに Banana は来週早々に
夏用タイヤへの交換の予約を
ガレージに入れていたのだそうで、
旅行したタイミングと、
トンネルを走行した時間帯も、
結果的には間一髪で難を逃れることが
できた私達でした。
4 月の雪も珍しくはないスイス。
チューリッヒ地方でも、
ここ数年で 4 月に雪が降ったことはあります。
夏用タイヤに交換した後、
雪が降らないことを
密かに願っている気がします。
昨日の朝はまるで真冬に戻ったかのような
雪景色が広がったチューリッヒ湖畔でしたが、
今朝は青空も見えた朝でした。

来週はまた、お天気が崩れそうな
チューリッヒ地方です。
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