現在、スイスに住む人々の6人のうち1人が、
二重国籍を所持しているのだそうです。
One in six people living in Switzerland now a dual national
(The Local)
スイスの英語ニュース The Local より。
2016年のデータによると、
スイス在住の永住権を持つ
15歳以上の住民の約17%(916,000人)が
少なくとも2つのパスポートを
保持する権利を持っており、
その数字の半数は、
ジュネーブに住む住民なのだそうです。
帰化をしてスイスの市民権を取得した人々の割合は、
イタリア人が最も多く、
全体の24.7%を占めているのだそう。
イタリア人に次ぎ、フランス人(約11.2%)と、
ドイツ人(7.8%)と続くそうです。
★ 二重国籍を持つ15歳以上のスイス居住者 2016 上位10ヶ国
昨年(2017年)は、
44,900人がスイス市民権を取得したとの事です!
チューリッヒ、バーゼル・シュタット、ティチーノ、
ヴォー、ヌーシャテルの各地では、
15歳以上の永住者の20%以上が
二重国籍を持っているという事です。
上記の数値は、
連邦統計局(FSO)のデータとして、
9月25日に公開されました。
ここから先は余談なのですが、
多重国籍が承認されている国々の中には、
2つの国籍(パスポート)を所持している事が
問題のない国もありますが、
日本の場合、
日本側で22歳に達するまでしか
二重国籍が認められていないので、
色々とややこしい問題に直面している
スイスの日本人達の話をチラホラと耳にします。
スイスは多重国籍を認めているので、
スイス旅券を保持する権利は
一度与えられれば、
それを無効にされる事はないのだそうです。
日本の法律では、二重国籍であった場合、
22歳に達する前に、どちらを選択するか、
決断しければならないという事です。
(スイス&日本のご両親を持つお子様は、
スイスと日本の両方のパスポートを
所持している事が前提)
実例として、私の知る日本人は、
スイス人の旦那様と結婚し、
その間に生まれた友人達のお子様方は、
日本側の法律である22歳に達する前に、
国籍(パスポート)は、
スイスを選択した人達がほとんどです。
実際に住んでいるのがスイスであれば、
特別な理由がない限り、
それは当然の流れでしょう。
ここで意外な問題を耳にするのは、
1990年代前半頃までに来られた日本人の方々。
当時はスイス人と結婚してスイスに住めば、
ほぼ無条件でスイスのパスポートが与えられて
いたそうです。
ある知人の話では、
申請もしていないのに、ある日突然、
スイスのパスポートが郵送されてきたのだとか・・。
そんな時代もあったのだそうです。
そのまま日本のパスポートも所持している場合、
スイスの法律では問題は無いものの、
しかし日本の法律では、
引っかかってしまうケースがあるそうなのです。
最近、同じような状況を複数、
中にはとても深刻な出来事を耳にしました。
私は当事者ではなく、第三者の立場なので、
この場でこれ以上明言する事は避けますが、
多重国籍を持つ事、
母国以外のパスポートを複数で所持する事は、
かなり複雑なのだと感じています。
国によっては、
全く問題は無いのかもしれませんが。
ちなみに私は、英国人と結婚し、
現在はスイス在住ですが、
今も日本国籍である事は変わりませんので、
現在もパスポートは日本旅券だけを保持しています。
九州ほどのサイズの小さな国、
スイスが実は国際的なのだなぁと感じる反面、
国際化する社会の中で、日本は今後、
どのように変わってゆくのだろう?
と、考えさせられたニュースでした。
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