スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

国民投票

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


新たなマスク対策とクリスマス市と国民投票


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前回のブログ記事からの続きです。

 

南アフリカで確認された

新型コロナウイルスの新たな変異株

「オミクロン株」が、

ドイツとチェコでも症例が確認されたというニュースに、

恐ろしさを感じている週末です。


スイスではまだ症例が出ていませんが、

26日のスイスの新型コロナウイルス新規感染者数は、

約8,000人。

前週と比較すると43%増となっており、

かなり深刻な状況になってきました。


これを受けて、

連邦政府が各州政府に対し、

必要な場合に措置を講じるよう要請しているそうです。


ベルン州では26日、

マスク着用義務の範囲を大幅に拡大化することを決定。

11月29日から12月23日まで、

イベント、マーケット、見本市などの場において、

マスク着用の義務付けが決定しました。


私の住むチューリッヒ州では、

マスクの着用については、

まだ上記のような決定はされていません。


先日訪れた屋外の

クリスマスマーケット【クリスマス市】では、

多くの人々がマスクを着用していませんでした。

この点は日本とは大きく異なっていて、

いまだに戸惑います。

(屋外なので、着用していない)



訪れた日は

クリスマスマーケットスタート初日で、

平日の午後4時過ぎと、

ピークの時間は避けて出かけたため、

市の内部はさほど混み合ってはおらず、

エアゾルが怖い状況ではありませんでしたが、

日々の習慣で、屋外を歩く時でも、

私はマスクを着用しています。


この日はその後、

バンホフシュトラッセのクリスマスライト

「Lucy」の点灯式まで市内にいたので、

ずっと2重マスクで行動しました。


突如の「オミクロン株」の出現で、

のんびりとクリスマス気分に

浸っている場合でも無いような気もして、

おそらく今年のクリスマスマーケット訪問は、

この日が最初で最後になると思います。

とりあえず市が空いている時に、

気分だけでも味わえてよかったと思います。


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 屋内のお店は、一度に入れる人数制限もあり。

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オペラハウス前のクリスマスマーケットは、

通常はオペラハウスの脇辺りにまで

広がっていますが、

今年は縮小しているようで、

柵で仕切られた中でだけの開催です。

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クリスマスマーケットが空いていたのは、

平日だったこともあるのでしょうが、

ワクチン接種証明を所持していない人は

中に入ることが叶わないため、

そういう理由もあったのかもしれません。


クリスマスマーケットの後は、

町の中心のバンホフシュトラッセへと

移動しましたが、

周辺のレストランでは厚いコートを着用して、

(この日の夕刻の気温は3℃)

屋外の席で食事をしている人達の姿も

ありました。


この記事は予約投稿ですが、

28日はいよいよ、

ワクチン接種証明書

(ワクチンパスポート)に対しての

是非を問う国民投票の日です。


投票日前の町、

一般宅や、通りの至る場所に

反対派の過激なポスターが貼られていて、

ビックリ。

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今回の国民投票の結果は、

今後のスイスのコロナ政策に、

大きく影響を及ぼしそうです。

この件については、また後ほど。

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理由が分からない。


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スイスの新型コロナウイルス新規感染者は、

11月19日時点で 6,169人。

これから迎える真冬を前に、

また深刻な数字になってしまいました。

(スイスの人口:780万人)


隣国オーストリアの、

来年2月からワクチン接種義務化という、

欧州初となる試みは、

同じ欧州のスイスに住んでいる私にとっても、

今後のコロナの状況によっては

スイスでも同じような決断が

下されることもあり得るのかも!?

と、とても関心のあるニュースです。


しかし、スイスの憲法では、

国が人々に、強制(命令)することはできないと

定められているそうですので、

オーストリアと同じような

思い切った政策を取れるのかどうかは

定かではありません。


ただし、スイスでは、

州ごとに異なった条例が決められ、

これまでも住まいの地域によって、

コロナ対策のルールが異なっている

部分もありましたので、

今後、州によっては状況に応じて、

対策も違ってくるのかもしれません。


スイスでは来る11月28日に、

Covid-19法(ワクチンパスポートに関連する)

についての国民投票が開催されますので、

投票前は現状維持で、

大きな動きはないだろうと、

スイス各紙で述べられています。


そんなコロナの状況の中、

先日友人と利用したレストラン(屋内)で、

ちょっと気になる場面に遭遇しました。


レストランの雰囲気はとても素敵で、

お料理もどれも美味しく、

とても楽しい時間を過ごしたのですが、

予約した時間にお店に行くと、

店内の従業員が全員

(シェフを含めて給仕係全て)が、

誰もマスクを着用していませんでした。  

実はその理由が不明で、

いまだに分からずにいます。


最後に外食をした9月の時点ではどのお店でも、  

従業員の方々は皆マスクを着用していたと  

記憶しています。

日本に一時帰国していて知らないうちに、  

レストランのルールが変わったのかな?  

とも思ったのですが、

夫が利用する勤務先の社員食堂では、

従業員の方々は現在もマスクを着用しているし、

利用者側も、

テーブルに着席している間はマスクを外し、

席を立ったり移動する時は、

マスク着用するという

"マスクルール" が存在します。


今回、疑問に思ったのは、  

そもそも、

お客さん側にはマスク着用のルールは  

ずっと掲げられていますが、  

従業員の方々にも  

"マスクルール" は存在するのだろうか?  

と、考えてしまいました。  


お客さん側のガイドラインは、  

お店の入り口でワクチンパスポートとIDを  

提示して入店。

その後、

着席をしている間はマスクを外せます。  

化粧室に立つ時や、

お店を出るために席を立つ際には、  

マスクを着用します。  

変更されていなければ、  

これが私が理解しているお客さん側のルール。  


今回利用したお店では、  

従業員の方々は全員、

マスクを着用していませんでしたが、  

繊細な部分なので、  

なんとなく尋ねるわけにもいかず、

理由が不明でした。  


まあ、あちらも、

ワクチンを2回打っているのでしょうから、  

(そう信じたい)

信用するしかないという気もしましたが、

だけど、こんなに、

日に日に新規感染者数が

増え続けているのを目にすると、

そんなちょっとした気の緩みが、

危ないのではないかと感じてしまいます。


幸い私は、

それから既に2週間近く経過した現在も、

健康上の問題はなくピンピンしており、

一緒にレストランを利用した友人は

スイス国外への渡航のため、

数日前にPCR検査を受けましたが、

彼女も無事に陰性で、

二人とも何事もなく安心しました。

だけど、

なんだか予期せぬドキドキ感でした。


先日私が日本に帰国している間に、  

映画館を一人で利用した夫 Banana によると、  

シアターに入る前、

入り口でワクチンパスポートの提示は  

求められたものの、  

それさえクリアすれば、  

館内ではマスク着用の義務がなかったそうです。  


Banana は本人の判断で、  

映画鑑賞中もマスクは着用したままでしたが、  

周りはほとんどの人達が、  

マスクを着用していなかったとのこと。  


となると、  

ワクチンパスポートの効力は

すごいのだと感じます。

今後どうなるのかは、

国民投票の結果次第なのですが。


法律で定められていない場所、

例えば路上や、

マンションの敷地などで

マスクを着けていると、

ジロジロ見てくる現地の人はいまだにいます。

一緒にレストランを利用した友人も、

現地の人が集まる場所での催しに参加した際、

一人だけマスクを着用していて

笑われたそうです。


その友人と話し合った結果の結論。


「ワクチン打っているのにマスク〜?

なんで〜? 大袈裟〜!」


と、スイスの人々から言われようが、

笑われようが構わない。

自分の身は、自分で守ろう・・。

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ニセモノ登場 そして、バトルは続く


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前日に続いて、

金曜日も濃霧がたちこめた

チューリッヒ州の湖畔の町です。

普段ならば自宅から眺められる

チューリッヒ湖の視界もゼロ。

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金曜日は夫 Banana と、

お昼前から夕方まで、

車で外出をしていましたが、

首都ベルンまで出ると、

昼間は青空が広がる快晴でした。


で、夕刻自宅まで戻ろうと

チューリッヒ方面へ向かうと

まだ濃い霧がかかったままでした。

チューリッヒ州ではほぼ終日、

霧の1日だったのかも。


さて、話は変わり、

スイスでは今年9月13日以降、

バー、レストランの屋内の利用、

美術館などの屋内公共スペースや、

大規模な集会にアクセスするために、

ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)

または、最近の陰性証明か、

covid-19感染からの回復証明書の

提示が求められています。


先日外食でレストランを利用してみて、

日本へ出発する前の9月と比べて

厳しくなったなと感じたことがありました。

レストランやその他の施設を利用した際、

9月の時点では、

スマホに入れているワクチン接種証明書

の提示だけですんなりと入れたのですが、

現在は上記と共に、

身分証明書(ID)の提示も

必須となっていました。


先日、ドライブ途中で立ち寄った  

パーキングエリアの中の

小さなカフェでも同様でした。  


後で知ったことですが、

スイスでは最近、

ワクチンパスポートの  

偽モノが出回っているのだそうです。  

それらはジュネーブや、ヴォー州

で発覚しました。


実際はワクチン接種を受けていない人々に、

接種証明書が与えられていたのだそうです。  

その多くは、薬局で働く人々によって

発行されたものだということ、驚きです。


● ワクチン接種をしていない人が親戚などに依頼し、
薬局でワクチン証明書を発行。それを譲渡する

● 関係者が金銭を受け取り、
本人のものだと偽ってワクチン証明書を発行する


などが、発覚。


ワクチン接種を済ませていない若者たちは、  

バーやクラブなど出入りするため、

これらの方法を利用していました。      


ジュネーブでは、

偽の証明書発行に関連して、

4人の逮捕者が出ました。

逮捕された人々の中には、

ワクチン接種センターで働いていたスタッフも

含まれているそうで、

この容疑者は、

400スイスフラン(約5万円)の単価で、

200近い偽物の証明書を販売したとされています。


それにしても、

ワクチン接種証明書を偽造するなんて。

どうしても接種出来ない理由、

したくない理由があるのかもしれませんが、

そうでないのだとしたら、


ワクチンを打った方が早いのに・・

と、

提示について賛成派の私は、

個人的にそう感じてしまいます。


そういった事情もあり、

偽造のワクチンパスポートの使用を

避けるため、

顔写真のついたIDの提示が

強化されているようです。


自分のスマホに入れている

ワクチン接種証明を見ると、


"Only valid in combination with

an identify document" 


と表示されているので、

以前からそうだったのでしょうが、

実際にレストラン他、

何度かワクチンパスポートの提示が

必要な施設を利用した際、

一緒にIDの提示を求められたことは

ありませんでした。(私の場合)


先日ブログへ投稿した、

ワクチンパスポートについての

国民投票はまだ少し先の11月28日。




町を歩いていると、

こんなポスターもそこいら中に。

なかなか強烈。

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「全ての人に強制予防接種?    

極端で不必要なCovidの取り締まりは、ノー!」

と言った内容です。


今週はスイス全土で、

『ワクチン接種週間』となっており、

各地で予約無しでワクチンを接種できる、

移動式接種会場などが登場し、

特に若い世代を中心に、

「ワクチンを接種しましょう」という

キャンペーンが日曜日まで開催されています。


チューリッヒ中央駅(HB)構内にも

臨時のワクチン接種会場が設けられ、

コーヒーやスナックなどを無料提供し、

若者たちの関心を仰ごうとしています。


「ワクチン打つ、打たない」の

選択がまだ余裕であった夏頃から比べると、

自由の剥奪(← 接種反対派の意見)

へとエスカレートし、

『ワクチン未接種の人は差別され、

社会は分裂する』

というのが、打たない派の主張。


打った派からすれば、

『その考えは、到底理解し難い』

ということで、

重苦しいバトルは続く・・。


今、スイスに住む人々が

最大の関心を抱いている事柄だと言っても

過言ではない話題です。


日本だと、

ワクチンを接種するか否かで、

ここまで激しい争いになるなんて、

考えにくい気がします。

ワクチン証明を偽造というのも、

ちょっと考えられないでしょうね。


何度も同じ言葉を繰り返していますが、

やはりここは、

外国なんだなぁと感じています。

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賛否両論 ワクチン接種証明で国民投票


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昨日は湖畔の街の自宅から、

チューリッヒ湖の美しい夕暮れが

眺められました。

湖も空も、

季節は秋から、

初冬へと姿を変えつつあるようです。


スイスでは各所で、

コロナワクチン接種証明書

「COVID証明書」(ワクチンパスポート)

の提示が拡大されています。  


現在はレストランの屋内席やスポーツジム、

映画館 (他)多数で、

ワクチン接種証明書や、

陰性証明書の提示が必要となっています。


今週の我が家はベルンに出かける用事があり、

夫の運転する車で立ち寄った

パーキングエリア内でも、

コーヒーを飲むために使用した

屋内のカフェエリアに入るためには、

ワクチン接種証明と共に、

IDの提示が求められました。


実際にスイスで生活をしていると、

頭の中でわかっている場所以外でも、

様々な場所において、

ワクチン接種証明の提示が求められる

という印象を持っています。


ヨーロッパ諸国各地では、

コロナワクチン接種に関しては、

反対派の、

いわゆる "アンチワクチン派" の人々が

デモを行なっています。

スイスでもあらゆる場所にて

証明書の提示を求められることに

反対する人々が街頭に出て

デモが行われています。


「自由を!、自由を!」


と声をあげ、何週間もの間、

反対派の人々は、

スイスの都市の路上でこれを唱えてきました。 

特に9月13日から屋内空間へのアクセスに、

ワクチン接種証明書の提示が

法律で義務付けられていることを


批判しています。


例えば、

夏の間はレストランを利用する際に、

テラス席を利用すればよかった人達が、

秋も深まって急に寒さが増し、

冬の足音が近づいてきた今、

この先、レストランも利用できなくなる

と焦っている気持ちが容易に想像できます。

ワクチン接種証明を所持していない場合、

陰性証明を提示しないと、

映画館やコンサート会場にも入れません。


レストランを利用するのにも、

毎回自腹で検査を受けて、

陰性証明を提示するのは、

あまり現実的ではないように思います。


反対派の意見がどんどんと膨らみ、

直接民主制のスイスでは11月28日に、

上記の法律を巡って

国民投票が開催される予定です。


実はこの件で国民投票が行われるのは、

半年間の間で2度目。

同じ法律を巡り、

2度も国民投票が開催されるのは、

スイスの歴史史上、

初めてのことだそうです。


ワクチンパスポートの提示義務が

差別につながるのかどうか?

人権を保護する上で、

適切だと主張する意見と、

人権侵害だと声をあげる人の間で、

賛否両論に分かれていて、

注目の国民投票になることは

間違い無さそうでです。


ワクチンを2回接種して、

電子化された証明書をスマホに入れ、

常に持ち歩いて、

大いに活用している私としては、

この証明書を提示することにより、

同じ空間にいる人も自分と同じ状況だという

安心感が得られて、気持ちの上でも、

日常生活が豊かになったと感じられるのです。


けれども一方では、

それを差別だと唱える人もいる・・。

難しい問題だと感じます。


次回の国民投票で、

ワクチン証明反対派の人の投票が優ったら?

と考えると、

まさかとは思うものの、

ワクチン接種証明の提示

賛成派の私としては、

冬が近づき、

スイスでもコロナの新規感染者数が

急増している現在、

個人的に恐ろしくてなりません。


我が家は夫婦ともに外国人

(英国人+日本人)

としてスイスで生活をしていますので、

この件に関わらず、

国民投票への投票権はありません。


11月28日の投票結果を、

静かに見守ることしかできません。

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次のスイス国民投票は、牛の角についてどうする??

ブログネタ
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日に日に寒くなりゆくこの季節、

どんよりと曇った週明けのチューリッヒ州の朝は、

気温も0度で、

今朝は自宅のあるの湖畔の街にも

雪がちらつきました。


青い空の下、アルプスの山々を眺めながら、

いつもの散歩道を散策したいものですが、

今は外気の冷たい空気に触れると、

なかなか思い腰を上げる事が出来ません。


さて本日は、

久しぶりにスイス国民投票の話題です。

来たる11月25日、

スイスを象徴させる一つでもある牛についての

国民投票が開催されます。

正確には、"牛の角(つの)" 除角禁止の

是非を問う国民投票です。

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現在スイスでは、

牛、山羊等の角は除角されています。

実際に私がスイス国内各地で目にした牛の画像は、

角がついたままの牛達も多いのですが、

スイスで角を生やしている雌牛は、

イニシアチブの発起人によれば、全体の牛の10%、

連邦政府側によると、25%なのだそうです。


自宅近くの農場で買われている牛達は、

角がついたままの牛もいます。

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こちらも近くの牧場の牛、こっちは除角されています。

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この国民投票でビックリしたのは、

最初はたった一人の農夫が立ち上がって発起人となり、

その後、支援者たちと共に、

10万人以上の署名を集めて、

「牛の角を、除角すべきではない」

と、イニシアチブを立ち上げたという事実。


角が切り取られる理由は、

農家が狭い場所でも雌牛を飼育できるように・・

との、

人間の理由によるものだそうです。


除角する事によって、

子牛の20%以上は痛みを感じ、

長期に渡り苦しむのだ言われているそうです。

想像すると、胸が痛みます。


除角は家畜に痛みを与えると非難する発起人側。

一方、

除角する事によって、

狭い牛舎内でも角を気にせず、

自由自在に動き回れる事が家畜のためだと

主張する反対派。


ちなみに英国人と日本人の外国人夫婦

(それぞれ、英国籍、日本国籍)である我が家は、

スイスでの選挙権は無く、

国民投票の権利はありません。


今回の国民投票は、

スイスならではとも言うべく、

注目すべき国民投票となりそうで、

私も興味深く見守りたいと思っています。


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