スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

国境封鎖

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


スイス 国境開放を広げる新たな方針


スクリーンショット 2020-06-05 21.56.51

「スイスの街角から」インスタグラムは 
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6月5日、スイス連邦政府の会議があり、

今後の新たな国境封鎖緩和の方針が発表されました。

(5月に発表されていた当初のプランは、↓ 過去のブログ記事に綴っています)



5日の発表によると、

5月中旬、既に発表されていた、


隣国(フランス・ドイツ・オーストリア)

を対象に6月15日から予定されている国境の開放を、

同日よりすべてのEU  及び EFTA(欧州自由貿易連合)諸国と、

英国も対象に適用し、

国境封鎖を解除する予定だという内容です。

現在の疫学的状況を考慮しての決定だそうです。

Coronavirus: Die Schweiz öffnet die Grenze zu allen EU/EFTA-Staaten am 15. Juni
(The Federal Council)

スクリーンショット 2020-06-05 22.23.03

また一歩前に進んだという印象のニュースだと感じます。

ただ個人的には、

この予定に "英国" が含まれている事に

非常に驚いています。


夫 Banana の母国でもある英国は、

欧州では一番、

世界ではアメリカに次いで二番目に、

新型コロナウイルスの死者が多く出ている国です。

6月4日の時点で、

コロナでの死亡者数が4万人に近づく勢いで、

現在も新規での陽性結果の数が、

毎日2000人近く増え続けています。


英国は自国の政策として、

居住者も含め、国内への入国者に対し、

14日間の自宅待機を義務付けることが、

数日前に発表されたばかり。

夫 Banana は政策と対応を、

「他国と比べて、数ヶ月遅すぎる」

とボヤいています。

英国には家族や親戚達が今も住んでいますので、

我が家にとっても、他人ごとでは無いのです。
 

一方、スイスは、

ロックダウンへ入った3月から今の時点まで、

国内への入国を、

スイス国籍、滞在許可証を持っている人に

制限してはいるものの、

入国できてしまえば、

その後は "◯◯日間の自宅待機" などの制限は

設けられていません。

外から入ってきて、

あちらこちらと出歩いてしまうと、

今後また、ウイルスが広がるリスクは

避けらないのでは? と思ってしまいます。

正直な気持ちとして、怖いと感じています。

もちろんこれは、英国だけに限らず、

他の国々からの入国者についても同様です。


スイス連邦政府の今回の決定は、

国境封鎖の解除をまず最初は欧州から再開し、

その後は、

日本も含む他の地域からの入国制限緩和へと

続く計画なのだろうと思います。

個人的な予想としては、7月くらいから徐々にかも。

コロナの第2波がやってくる前に、

一旦、通常に近い状況が戻ってくるのかもしれません。


今後もコロナと共存するという生活スタイルが、

現実味を増してきた事を実感しています。


スイスの新型コロナウイルス(6月5日時点)は、

感染者数: 30,936 人(前日比:+ 23人)

死亡者: 1,660 人

となっています。






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SWISS直行便の再開と、国境封鎖解除


BlogPaint

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スイスは6月15日から、

封鎖されていた隣国の

ドイツ、オーストリア、フランスとの

入国規制を解除すると発表しました。


6月15日以降はまた国境を越えて、

近隣諸国へ出入国できる事になります。


スイス連邦政府の
カリン・ケラー・サッター法務相は、

「我々は、6月15日に、

ドイツ、オーストリア、フランス、スイス間で

完全な国境開放を目指している。」

と述べており、

国民は、今か、今かと待ちわびていました。


国境の再開の日まではまだ1ヶ月ありますが、

6月8日に予定されている、

ロックダウン緩和の第3段階を経て、

完全解除に向けての試みです。


イタリアとの間の国境については、

まだ明確な予定は示されていません。


話題は変わって、国の行き来に関連した

気になるスイスから日本への航空事情について。


スイス - 日本間の運休が延長されている  

"SWISS" (スイスインターナショナルエアラインズ)

のフライトで検索してみると、  

6月1日以降は、

「チューリッヒ - 東京 LX160 便」

チューリッヒ発、東京行きの直行便のスケジュールと

運賃が表示されます!!(週5便)

(訂正: 週2便)

遂に日本便の運行が再開されるようです。  


東京 - チューリッヒ LX161 便は、

6月2日より表示があります。(週5便)

(訂正: 6月は週2便だそうです)

また日本まで直行で飛べる日が近いのかも?  

あまり期待し過ぎると、  

ぬか喜びに終わってしまった場合に怖いので、  

程々に期待して。


すぐに飛行機に飛び乗って、

日本に戻れるとは思えないけれど、

直行便の運行が再開されれば、

現在サービスを停止している日本郵便の

SMSやSALなど日本からの航空便が、

またスイスへ届くようになる日も

近いのかもしれません。






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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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