スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

国別

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


日本人は? 旅行客の国別対応マニュアルが面白い!


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先日 CNNのニュース(日本語版)で、

とても興味深い話題を目にしました。


英国の観光庁が訪問する外国人旅行客のそれぞれの対応方法を国別にまとめ、

それをマニュアル化したのだそうですが、

こんなトピックを目にすると、

やはり一番興味深いのは日本人観光客への対応方法です。

上記のニュースによれば、


「日本人客に "ノー" は禁物」 


とマニュアルには記されているのだそうで、

"日本人の要望には、


たとえ具体的に言われなくても、すべて先回りして対応すること。"


とされているとの事。


ニュースの記事をそのまま引用させていただきご紹介しますと、

・ドイツ人とオーストリア人は総じて遠慮がなく要求が厳しいため、

無礼で攻撃的に見えることもある。苦情には迅速に対応すること。


・オーストラリア人が冗談で英国人を「Poms」という俗称で呼ぶのは、

親しみを込めた表現だと心得ておくこと。


・香港の迷信深い人には、

歴史ある建物や四柱式のベッドで眠るのは幽霊が出そうだと嫌うので、

勧めてはいけない。


・面識のないフランス人にはほほ笑みかけたり、

目を合わせたりしてはいけない。


・ベルギー人には、

同国の複雑な政治や言語圏の話をしようとしてはいけない。


等など・・。


CNNの元記事はこちら ↓

「日本人客にノーは禁物」 英観光庁が外国人対応の手引き


ちなみに昨年2013年に同じように発表された

パリのマニュアルもまた、

英国とは類似点がありながらも若干異なっていて面白い!と感じます。


こちらでは日本人の場合は、


"時々安心させる必要があるほか、決して不満を口にせず、

ひんぱんにおじぎすると描かれた・・。"



との事。


これらの記事を読むと、

かなり良く解釈をしてみるならば、

日本人は繊細で礼儀正しいので、

その特性をよく特色を理解して対応するように。

との意味合いなのでしょうか・・。


日本人は礼儀正しく、

感謝の心を示す意味合いでお辞儀をするのは分かっており、

「日本国内」ではそれは美しい所作なのですが、

時と場合によっては、

海外ではペコリと頭を下げるお辞儀の所作が

少々奇妙に感じられるシチュエーションもあるのかもしれません。


国外に10年住んでみて、

欧州と近隣諸国を頻繁に旅する機会のある自分が

体験して実際に感じる事は、

ケースバイケースでお辞儀ではなく、

海外ではニッコリ微笑む程度の方がよい時もあるようにも感じます。


観光客の国別マニュアル・パリバージョンはこちら ↓


パリの観光客「国籍別」接客マニュアル 日本人は?



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幸せの感じ方・・。


cityscape-denmark

(写真はデンマーク  CNN.co.jp より)


米国 コロンビア大学地球研究所が昨年に引き続き調査し発表した

世界各国の国民の幸福度調査(World Happiness Report)によると、

デンマークが第1位、ノルウェー2位に次いで、

スイスは第3位であったのだそうです。


4位はオランダ、5位はスウェーデン。


その他の主要国では、夫 Banana の母国英国が22位、

ドイツが26位、日本は43位という結果であったとの事。


国連の支援を受けて行われたこの調査は、

世界156カ国に住む人々の幸福度を


国別のランキングにまとめたものであるのだそう。


通常このブログでは、

こういった『 ◯◯ の世界ランキング・・』

というニュースをお伝えする場合には、

調査結果だけを表記する事が多いのですが、

今回は "幸福度ランキング" と言う事で、

実際に現在自分が住んでいるスイスと、

生まれ育った母国で過去に住んでいた日本について、

トップで主役のデンマークは置いておいて、

自分なりに考えてみました。


繰り返します、これはあくまでも私の個人的な感想です。


スイスが3位、日本は43位 というこのレポート、


豊かな国ほど人々が感じる幸福度も高いという結果なのだそうですが、

個人的には日本は低く過ぎなのではないかという印象です。


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日本は豊かで発展した国であるはず・・。

日本で生まれ育ち、

現在はスイスで生活している自分からしてみると、

(あくまでもこの調査結果から、自分なりに感じた事ですが・・)

日本に住む日本のみなさんはが

ご自分たちを幸せであるとあまり意識していない人が多い

という事に、

幸せの感じ方も人それぞれなのだな~と感じたりします。


あくまでも実際に住んでみた日常生活のレベルでですが、

いろんな角度から双方の国を眺めてみると、

スイスは確かに治安もよく安全で、空気も綺麗で自然もいっぱい。

人々ものびのびとしていて、穏やかに時間が過ぎて行き、

そんな環境の中で暮らしていると、

知らずにどこか優しくなれる自分がいたりもする・・。

教育水準や芸術的な分野でもも発達しているし、

生活に必要な公共交通も便利。

物価が高い代わりにお給料も高額だし・・。


と、言う事無しである反面、

でも、

一歩町へショッピングに出かけると、

国内のどこに行っても同系チェーンのお店が並び、

どこでも同じようなものばかりが売られていて、

さほど魅力も興味も感じる商品もなく、

デパートを見て回っても特に欲しいものも見つからないのも普通・・。

娯楽が少ないのも、楽しい場所がいっぱいの日本人にとっては、

ちょっと退屈な面もあったりする・・。

冬はそれは長くて暗くて、厳しいし、


ごく稀ではあるものの時には、


「あれ?? 人種差別されちゃった・・!?」


と、感じる事があるのも事実。


一方、日本は都心部には人が多くて、

都会では空気はよどんでいると感じる場所もあるけれど、

町を歩けば治安もよく、学校や社会では充分な教育を受け、

ショッピングに出かければ、

立ち寄るお店、お店で魅力的で素敵なものがいっぱい!

それに、

何と言っても安くて美味しいものがわんさかで娯楽もいっぱい。

全般的にほとんどの人々はまじめで勤勉、人にも親切。

けれでも人々は仕事や学校にストレスを感じ、

人間関係や人付き合いに悩んでいる人が多いのは、

日本の特徴なのかもしれません。


スイスと日本、どちらの国も違った観点から観察をすると、

スイスの方が幸せだと感じる面もあれば、

日本の方が幸せだと感じる面もあり、

この順位の格差はなんなのだろう? 

と考えてみても、正直なところよく分からず、

政治の事とか、政府の諸処の政策・対応、その他もろもろ・・。

日本で調査対象となった人々が

そんなあらゆる分野まで考えて回答したのかどうかが定かでなく、

スイスで外国人として暮らす私からしてみると、

この国にだって問題は山積みだし、

人ぞれぞれの幸せの感じ方の相違は大きいのだと思うばかり。


間違いなく明らかなのは、スイス人たちはこの国で、

この国で生まれ育ち、生活をしている事に、

大きな幸福感を感じていると言う事は確かなようです。



私は日本に住んでいた頃は、

自分が日本人である事の幸福感も喜びも感じた事が無い・・。

と言うよりも、

考えた事も無かった人間の一人ですが、

今、日本の外に出て、海外に住んでみて、

日本のよさや、日本人である事の誇りをあらためて見つめ直す日々で、

「幸せな国・・」という

このテーマからは少し外れるのかもしれませんが、


日本に住んでいた頃も、自分は幸せであったと思います。


もちろん、理解し、愛し合える伴侶と共に、

スイスに住んでいる事にも大きな幸福感を感じています。


話しが反れましたが話題を元に戻して、

自分の国に幸せを感じる上位10カ国の国々は下記の通りです。


1.デンマーク

2.ノルウェー

3.スイス

4.オランダ

5.スウェーデン

6.カナダ

7.フィンランド

8.オーストリア

9.アイスランド

10.オーストラリア



「幸せな国」番付、トップ5は欧州が独占 日本は43位(CNN.co.jp) 



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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