
初夏の気配を感じる季節になりました。
2月下旬から日本のGW明けまで
2ヶ月以上一時帰国していましたので、
今年はスイスの春を感じることなく、
私の中では、
冬から春を通り越して、
一気に初夏になった気がしています。
チューリッヒ湖畔の自宅の周りでは、
藤の花が終わりかけ、
石楠花やマロニエなどが咲いています。
ライラックも咲き始めました。
眩しいほどの新緑が美しい季節です。
赤や白や薄いピンクがかった
マロニエの花が咲き始めると、
もうすぐ夏がやってくるんだなぁ…
と感じます。
薄いピンクの花が、お気に入り…♪

昨日はお天気も良くて暖かな1日でしたので、
夫 Banana と一緒に
ラッパーズヴィルまで足を伸ばしてみました。

薔薇が美しい湖畔の城下町と知られる
ラッパーズビルなのですが、
薔薇はまだ咲き始めで、
見頃はあと数週間先のようです。
けれども、
青々と茂る木々の葉と、
小高い丘の上にある城跡から眺める
アルプスと湖の景色は絶景で、
吹く風は心地よく、
とても穏やかな気持ちになれました。
この丘の上から撮影した1枚が、
昨年の春に発売されたエッセイ
「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」
の表紙になっています。
写真を撮った丘の上へのぼってみました。
このスポットは私にとって、
忘れられない特別な場所になりました。

薫風香る丘の上の広場には、
鳥の巣箱が作られている木々がありました。

エッセイにも掲載されている話題なのですが、
スイスでは、
自宅のお庭やベランダなどに、
鳥の餌付け用の鳥箱を
設置している人々がいます。
この場所にある巣箱は個人ではなく、
関係者の方が設置しているのでしょう。
足をとめて木々の上を見上げている間にも、
親鳥が素早く、
箱の中と外を行ったり来たりを
繰り返している様子がうかがえました。
きっと巣箱にいるひな鳥に
餌を運んでいたのだと思います。
この日は Banana と一緒でしたので、
レストランでランチの予約をして
出かけました。
日中の気温は23℃くらいで、
テラス席に座ってランチをするには
ちょうど良い気候でした。

午前中からずっと歩いていて
喉も渇いたので、
今年初のアペロールスプリッツも
早々といただきました〜。
今年もスイスの美しい季節が到来です ♪
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