スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

公共交通

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


マスク着用が義務付け スイス 今になって〜!


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「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★

7月1日に開催されたスイス連邦評議会にて、

来週明けの6日より、

スイス全土の公共交通機関にて、

マスクの着用が義務付けられました。 


公共交通には、

電車やトラム(路面電車)、バスのみならず、

登山鉄道、ケーブルカー、船舶も含めての、

全ての "公共交通機関" が対象となります。


えーっ?? その決断、今頃!? 


と、再び感じてしまったというのが、

正直な感想です。


6月の評議会でも、

マスク着用について話し合われていました。

その際は、着用の義務は否決されていました。



今回の決定は、

ここ数日の新型コロナウイルス感染者が

増加傾向にあることを鑑み、

会見でアラン・ベルセ内相は、

「第2波への予防策の一環でもある」と、

述べています。


確かに、先日このブログにも掲載しましたが、

チューリッヒのナイトクラブなどで

クラスターも発生していますし、

そんな状況が他でも起これば、

更に感染拡大が起こり得ます。


また、6日から、

リスクのある地域からのスイス入国者全員に、

10日間の自宅待機が義務付けられます。

これは、6月中旬以降、

シェンゲン国 及び 非シェンゲン国、

それぞれの国で、

新型コロナウイルスに感染した人々がスイスに入国し、

スイス国内で感染が確認されるケースが

発生しているためだそうです。


リスク地域については、

連邦保健庁が対象国のリストを作成し、

後日発表の予定です。

それを定期的に見直す方針とのこと。


いよいよスイスでも、

(って、かなり遅すぎですが、)

遅ればせながらのマスク着用義務と、

入国後の自宅待機のルールが

適用されることになります。


第三国からの入国制限は7月20日まで

現状維持で実施。

それ以降はEUと同様で、

一部の国々は緩和されます。


従って、日本も20日までは、

入国制限の対象国となり、

日本の皆さんがスイスへ入国できるのは、

早くて、7月下旬頃となりそうです。


7月1日、午前8時時点での

スイス連邦内務省保健庁発表によると、

スイスの累計感染者数:31,768人、

新規感染者数は、前日比 +137人と、

100人を超える人数が報告されています。


新規での感染者数が100人超えを記録したのは、

かなり久しぶりの事です。


ちなみにマスクの件ですが、

スイスではマスクを着用している人を

ぼちぼちと見かけるようになってはきましたが、

今現在、まだまだ着用している人は少なく、

「マスクを持っていない人もいるのではないか?」

と思いました。


と、その時、

自分宛のメールをチェックしてみると、

以前、マスクを購入した事のある

オンライン薬局からすかさず、

『マスク、ありますよ〜』

のセールスメールが・・。

FotoJet

なーるほど、水曜日午後の発表で、

着用の義務付けを

来週の月曜日からとしたのは、

おそらく木・金・土の3日間で、

持っていな人も購入できる、

準備期間としたのでしょう。


最近はどのスーパーでも、

中国産のマスクが箱で、

山積みで売られていましたが、

週末の商店やオンラインストアではまた、

プチ・マスク合戦となりそうです。

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覆った、驚いた。(先日の続き)

ブログネタ
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先日綴った記事の続報です。

(スイスの街角から 「厳しすぎると言えば、そうだけど・・。」)


8月16日日のブログ記事で、

5歳の女の子がチケットを所持せずにバスに乗車していた事により、

無賃乗車とみなされ、

10歳の姉と共に、

100フランの罰金(値下がりし、その後半額)

を科されてしまったニュースをお伝え致しました。


詳細は上記の記事に記述しておりますが、

このほど、なんと罰金の決定が覆り、

女の子(正確には女の子の保護者)への罰金は、

科せられない事に決定したそうです。


一度決まった事が覆る事は、

スイスではかなり稀なケースだと思います。

正直、驚きました。


ニュースがスイス国内を駆け巡った後、

多くの国民から、

「厳しすぎる」

との意見がSNSのコメントなど、

ネットを中心に拡散したのだそうです。

スイスの公共の機関でさえも、

ネット民たちの声は、大きく響いたようです。


シャフハウゼンの公共交通局の責任者によると、

罰金を科さない理由として、


「検札官の行動には、間違いはなかった」


としながらも、


「今回は裁量の範囲として、罰金無しと決定した」


とコメントしたそうです。


ブログに綴った前回の関連記事では、

ニュースの本文の一部を見逃しており、

記述していませんでしたが、

罰金が科されたバスの車両の中では、

係員は5歳の女の子に直接書類にサインをするよう

要請したのだとか。


幼稚園に通う年齢の幼い少女にそこまでやるのは、

いくらそれが検札官の任務だと言えど、

流石にやりすぎだと思いますし、

その行為には、私も決して賛同できません。


スイスの英語ニュース

The Local の読者アンケートでも、

"検札官が5歳の女の子に罰金を科す事は、

正しい判断だと思いますか?"

との質問に、

84%の人々が、


「No(いいえ)」


と答えています。


罰金が免除された事について、

少女達の母親は、

スイスの放送局SRFのインタビューに答え、


「愚かなルールが見直された事に満足をしていると共に、

その場の状況を気に病んでいた10歳のお姉ちゃんは、

今はとても安堵している。」


と語ったそうです。

そして、

当の本人である5歳の女の子(妹)は、

バス車内での状況が把握できていないため、

今回のハプニングいついては、

全く気にしていないとのコト。


何はともあれ、

少女たちの心に精神的な深い傷を残さなかった事が

何よりの一番でした!


今回の一件で、

お子様連れでのチケット所持のルールも、

もしかしたら、見直されるきっかけになるのかも?

しれません。

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