スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

入国制限

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


残念な決定


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日本では中国からの入国者・帰国者に対して、

入国時の検査、

出国前検査陰性証明書の提示等、

臨時的な水際措置が実施されていますが、

スイスでは、EUからの勧告に反して、

中国からの旅行者の検査義務は

今後も無しとするそうです。


今週水曜日に開催された連邦評議会で、

中国から飛行機で到着する人々に対する

措置に関しての、

EUからの勧告について議論されました。

結果、当面の間、

スイスでは中国からの旅行者に対する

強制検査は行われないこと、

陰性証明も、特に必要としない 

などが継続と決定。

その根拠は

現在の疫学的状況によるそうです。


✴︎ 以下がその根拠だそうです ✴︎


スイスの人々の多くは、

Covid 19 疾患の重篤な経過に対して、

高いレベルでの保護を受けている。

多くの人がワクチンを接種をしているか、

既に感染を経験している。 

現在、スイスではウイルスの蔓延が

非常に多いため、

飛行機で中国から到着する

比較的少人数に対しての強制検査は、

スイスでのウイルスの拡散に

ほとんど影響を与えない。


とのこと…。


そうなのかもしれないけれど、

普段ならば分散される欧州への旅先が

一気に全く制限のないスイスへ、

集中してしまうことは予想されます。


EU諸国では、日本同様、

到着時の検査を導入しています。

先日、イタリアへ到着した中国からの到着便の

乗客の半数が陽性だったと

ニュースで報道されていましたが、

スイスへ到着する飛行機も

似たような状況なのかもしれません。


この先、

旧正月、夏の休暇シーズンと続けば、

全く入国制限のないスイスには、

中国から大勢の旅行客がやってくることは

間違いないでしょう。


まだ一度も感染していない私は、

ちょっと怖い気もしてしまうのが

本音ではありますが、

まあ、いろんな人が集う町に

ノーマスクで出かける機会がある以上、

リスクは同じなのかも。


決定したことは仕方ない。

自分の身は自分で予防して

守るしかなさそうです。

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スイスに戻って10日が経過 そして、マスク文化の違いを感じる件


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日本からスイスに戻って、10日が経過しました。

チューリッヒに到着した日は、

噂で耳にはしていた今年の暑いスイスの夏は、

こんなものか〜。

ピークはちょうど過ぎたんだな・・。

とも思っていたのですが、

その翌日あたりからまた暑さが戻ってきました。


日本の現在の暑さのレベルでは無いにしろ、

とはいえ、

エアコン無しで気温30度超えの日々だと、

寝苦しい夜が続いてしまい、

時差ぼけも重り、

夏バテを感じてしまいそうな数日でした。


ようやく週末あたりから気温が下がり始め、

過ごしやすい週明けです。

見上げる空は、もう秋の気配。


さて、ここで到着時の

チューリッヒ空港の様子を記しておきます。

先々週、到着したチューリッヒ空港では、

入国時のPCR検査はおろか、

検温もありませんでした。


ロンドンから乗り継いだSWISSの機内では、

乗務員から用紙を渡され、

スイスへ到着後の連絡先住所、電話番号など、

手書きで記入する必要がありました。


これはおそらく後日、

万一搭乗者の中で感染者、

または、

クラスターが発生した場合にのみ、

航空会社か保健所から、

連絡が入る事になったのだと思います。


幸い今のところ、

どちらからも連絡は入っていないので、

東京からのANA機、

ヒースローからのSWISS機、

共に、

感染者は出ていないという事なのでしょう。


スイスに到着後の空港では、

至って普通通りのチューリッヒ空港の様子に、

ちょっと驚きました。


ターンテーブルから荷物が出てくる際も、

誰もソーシャルディスタンスを気にしている人はいない!

(おそらく、私意外)

出発時のチューリッヒ空港に比べると、

到着ロビーは密な場面もありました。


これは空港だけに限らずなのですが、

スイスの人々の中には、

コロナの事を、

既に忘れ去っている人が多い印象さえ持ちます。


一時帰国で7月に日本に到着した際は、


到着した翌日から2週間、

外出の自粛を余儀なくされました。


スイスも出発する国によっては、

入国後の定められた期間、

自宅で外出自粛をしなければならない国もあります。

スイスの場合、10日間です。


それらの国々はリストに作成されていますが、

今現在、日本はそのリストには入っておらず、

日本からスイスへ入国後は、

特に外出の制限はありません。


けれどもこれはまあ、

いくら日本とはいえど、

海外からスイスへ戻ってきたわけですし、

出発から帰着までに利用したそれぞれの空港では、

ソーシャルディスタンスを保てない瞬間や、

時には密に近づきそうな場面も

決してゼロではありませんでした。


人それぞれ、

感じ方や意識は異なるのでしょうが、

これはもうモラルの問題であると自分は考え、

私はとりあえず、到着後の最初の10日間は、

夫と車で買い物に行く程度の外出はしましたが、
  
人に会う、公共交通を使用することなどは避け、

ほとんどの時間を自宅で過ごし、

自粛していました。 


今現在、軽い時差ぼけ以外、

体調には全く変化はなく、

咳も発熱も、味や匂いの違和感も無し。

ピンピンしておりますので、

今回の一時帰国の中での、

コロナ感染は免れたのだろうと思います。


移さない / 日本での最初の2週間



移らない / 日本での後半の2週間



移さない / スイスでの10日間


これらを全てクリアしたので、

今後はまた、

"移らない"  "感染を何としても避ける"

ことに徹して、

予防すると同時に、

体調管理もしっかりと行おうと思います。


1ヶ月の留守中に変化していたことは、

スイスがとても暑くなっていたことも一つですが、

商品の流通に変化が見られるなぁとも

感じています。


久しぶりに出かけたスーパーでは、

6月下旬くらいまでは売り切れ状態だった、

ドイツの有名メーカー(Sterillium)の手指消毒液も、

普通にスーパーの棚に種類豊富に並んでいました。

IMG_8053

そして、一番衝撃を受けたのが、

販売されているマスクの価格です。


以前、オンライン薬局で、

50枚入り 39.20 フラン【約4,600円】

で購入したマスクが、

今ではなんと、

12.10フラン【約1,420円】に

値下がりしています。(ガーン)
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日本へ出発する前から、

マスクは薬局まで出向かなくても、

どこのスーパーに行ってみても、

中国製のマスクがワゴンに山積みしてあったし、

(チューリッヒ州の場合)

戻った後に出かけたスーパー数カ所でも同じ場面を

目にしたので、

余っているんだなとは思っていました。


それは、スーパーだけに限らず、

薬局でも同じのようです。

スイスの全公共交通では、

乗車時にマスクの着用が義務付けられているし、

州によってはスーパーや商店での買い物時にも、

マスクの着用が義務付けられているところもあります。


夫 Banana が勤務するチューリッヒ州の会社では、

現在、オフィスでのマスク着用が義務付けられています。 

マスクの需要は高まっているに、

それでも余っているということは、

かなり大量に仕入れていたのでしょう。

 
ちなみスイスで出回っている(中国製の)マスク、

どれも厚みがあって、

真夏の着用には向いていません。


実はこれを着けて日本へ到着したところ、

暑くて蒸れるし、メガネはすぐに曇るし、

やっちまった状態に陥ってしまいました。


同じく中国製でも、

日本で出回っているものはかなり高品質だと、

日本で実際に購入して使用してみて感じました。


個別包装されているもの、

曇り止め付きがあるのも嬉しい。


そもそも日本では、

使い捨ての夏用マスクや、

洗って繰り返し使用できる布マスク、

ガーゼ素材
のマスクなども人気ですが、

スイスでも布製はありますが、

ガーゼはあまり目にしたことが無いような気がします。


基本的に夏が短いし、

じめっとした日本の夏に比べると、

気候もカラッとしているので、

ガーゼの需要も日本とは異なるのかもしれません。

欧米とのマスク文化の違いを感じずにはいられません。


友人からの口コミで購入、
日本国内での人気。

今治マフラーの素材で作られた、"今治タオルマスク"

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いくつか購入し、

日本の自宅にも置いてきました。

スイスでもこのマスクのデビューは来年かな。

また暑い季節がやってきそうな頃に。


こちらは友人からいただいた、

人気のメーカーの布製マスクです。

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残暑厳しい夏の終わりに、

スイスで愛用させていただいています。


日本滞在中は、

シャープのマスクは落選の連続でしたが、

ドラッグストアで、

日本製の使い捨てマスクも購入できました。


ネットで噂に上っていた、

「ユニ・チャームだけど、中国製  超快適マスク」

(本来はユニ・チャームのマスクは日本製)

というものも購入しました。


薄くて蒸れず、真夏でも使用感がとてもよく、

どこ製と言われなければ、

私には、全く違いは分からないかも!?

女性や子供サイズの少し小さめがあるのも魅力。


東京滞在中、

こちらの日本製のマスクも使用してみました。

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着け心地はすごくよかったものの、

普通サイズだと、

私の顔には少々大きすぎたので、

夫 Banana へのお土産に。


マスクがお土産だなんて、色気もありませんが、

このご時世にスイスで英国人の夫が、

日本製のマスクを着けていられる点については、

ちょっとは感謝して欲しい気もします。(笑)


とりあえず今回日本で購入してきたものは、

ほとんどが夏物なので、

じゃんじゃん使い切ってしまおうと思います。

来年のことは、また来年に。


スイスの短い夏はもうすぐ終わりを迎えそうです。

スイスで購入した、

あの厚みのあるマスクの出番は、

またすぐにやってきそうです。

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入国制限


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新型コロナウイルスの影響で、

現在入国制限がされている

外国人の日本への入国をめぐり、

政府は、タイ、ベトナム、オーストラリア、

ニュージーランドの4か国のビジネスマン、

及び、ビジネス関連の外国人の入国を

今夏より認める方向で動いているとの

ニュースを目にしました。

この入国緩和によって、

1日に最大250人、月に約7,500人の外国人が、

今年の夏から日本へ入国できる可能性が出てきました。


私達在外邦人の日本入国については、

特に新しい情報は更新されておらず、

成田空港、または、羽田空港で

到着時にPCR検査を受けた後、

政府が指定する空港近隣のホテルにて2週間の待機。

または、

自宅までタクシーや公共交通を使用せずに、

迎えの車かレンタカーを利用して帰宅が可能な人は、

自宅での2週間待機が義務付けられています。


私が現在住んでいるスイスはというと、

国別の入国制限は行っていますが、

現時点で、入国できた人に関して、

自宅待機などの義務はなく、

到着空港でのPCR検査も行われていません。


6月15日からは、

EU諸国 / EFTA加盟国と英国を対象に、

閉鎖されている国境も開放される予定で、

窓口は再び大きく放たれようとしています。


夫 Banana の母国である英国では、

6月8日からすべての到着に対して、

14日間の強制的な検疫を導入しました。

他国が数ヶ月前に既に実施している対策を、

今頃!?というのが、

英国に親戚が住んでいる我が家にとっての

率直な感想で、

全く他人事ではない現実です。


私達がもしも、英国の家族を訪問したい場合、

英国内に "家がある、無い" に関わらず、

到着後は2週間待機しなければならないとなると、

英国を訪れることは、現実的ではありません。


では、英国から制限の無いスイスを訪問すれば・・

と思ってみても、

親戚の彼らがスイスで短い休暇を過ごした後、

英国に戻った後、

2週間自宅待機しなければならないので、

休暇明けに、

すぐに職場復帰ができる状況でないとなると、

それも現実的ではありません。


同じ欧州内に住んでいながら、

英国だけは、

今後も実際の行き来は難しいと言えます。


欧州他国から英国へ旅行(入国)する場合、

到着前にオンラインフォームに記入し、

旅行の詳細、連絡先の詳細、

そして、自己隔離する予定の住所を

記入する必要があります。


フォームに記入しなかった場合、

100ポンド(約13,500円)の罰金が

科せられる可能性があるそうです。

これは、英国に居住する人、外国人、

いずれも同じ条件であるとのこと。


欧州内では、

家族や親戚の国をまたいでの訪問や再会に、

心躍らせて待ちわびている人々が大勢います。

Banana の同僚の女性は、

既に来月から5週間、

イタリアへの旅行 兼 帰省の予定だそうです。


我が家の場合は、

夫 Banana の娘ローラとその旦那様のジミー、

息子のオーエンも英国に住んでいて、

Banana も彼らに会いたくて仕方ないのですが、

家族の再会を果たせるのには、

まだまだ時間がかかりそうです。


今思えば、

今年1月にロンドンのタウンハウスを借りて、

私の含めて一同集まり、

楽しい時間を過ごせたことは、

本当にラッキーでした。

その際のブログ記事は、こちら





あともう少し、タイミングが遅ければ、

その計画も果たせなかったのだろうと思います。


またあの時のような楽しい時間が過ごせるように、

英国でも1日も早いコロナの収束を願います。






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