スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

免税

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


新しくなった免税ルールと冬の空


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東京を去る日の数日前は、

夕暮れの空が美しい

薔薇色に染まりました。

こんな感じの空、

スイスでも冬になると、

チューリッヒ湖岸の自宅からも

目にする光景です。


今回の一時帰国は2ヶ月滞在したので、

そろそろスイスの景色も

懐かしくなってきました。

と、言いつつも、

時間の関係で、

やりたくてできなかったことや、

行きたくて行けなかった場所もいっぱい。


だけど、昨年の秋は、

京都の錦繍の秋を満喫できたし、

今回はゆっくりとショッピングもできました。


日本に到着してすぐに区役所へ出向き、

戸籍の附票を入手してきたので、

免税でお買い物ができました。


戸籍の附票については、

過去の記事にも綴っています。



やはりこの戸籍の附票を取る方が、

私の場合は、

チューリッヒ州の自宅から、

ベルンの在スイス日本国大使館まで出向いて

在留証明を取るよりも、

にわかに楽でした。

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日本へ到着した翌日に、

区役所に行ってきました。


ちなみに前回、

2023年 3月〜4月に帰国した際は、

3月中はこの書類は必要なく、

パスポートとスイスの滞在許可証の提示で、

免税でのお買い物が OK。


その後、4月に入ってから

免税のルールが適用で

厳しくなりましたが、

居住国で在留証明を取得するか、

この戸籍の附票を日本に到着後、

戸籍のある役所で附票を取得すると、

免税でお買い物ができます。


なぜ、こんなに

ルールが厳しくなったのだろう?

と、思っていましたが、

ちまたの情報によると、

一部の国では、

日本で爆買いした品物を、

転売目的に持ち帰ったり、

転売するため、

日本へ旅行に来た際、

品物を大量購入して帰る、

それをアルバイトとしている人々の事例も

多発していたそうで、

そんな状況を阻止するための策!?

だという噂を耳にしました。


どこまでが事実かは分からず、

まあ、納得のいくような、

いかないような…

という気もしますが。

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バーゲン期間だったので、

イギリスの義理の孫、

アイラちゃんへのお土産も、

たっぷりと〜。

次回会える日のために準備しました。


1/15 追記:免税でお買い物をしたら、

空港の税関に設置されている機械で、

パスポートをスキャンしてから

出国するシステムになっていました。

(成田空港にて体験)

スキャン後は画面に、

「ARIGATO(ありがとう)」

と表示されたら、OKとのことでした。

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日本で免税価格の商品を、海外の自宅へ持ち帰るまでの手続き


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今回は先日の記事、

外国人気分!?日本国内、免税でお買い物をしてみた!

からの続きです。


先日の日本一時帰省の際、

都内のショップで免税価格で購入した商品を、無事スイスに持ち帰りました。


今回は免税で購入した商品をスイスへ持ち帰る際のプロセスを

自分の体験談で語ってみます。


前回の記事でも記述した通り、

今回初めて、町の一般のお店にて、

消費税8パーセントを引いた免税価格にて商品を購入しました。


今回私が免税価格で商品を購入したのは、

都内と京都の百貨店数店舗、

ユニクロ(銀座店)、マツモトキヨシ(有楽町 免税店舗)です。


百貨店で購入した衣類や装飾品、

その他のお店の衣料品などは特に問題は無かったのですが、

ドラッグストアーで購入したものだけが少し特殊で、

持ち帰る際に自分なりの選択を迫られました。


化粧品はもう20年近くも使用しているブランドの使い慣れたものを

ネットで注文しており、(こちらは特に免税は無し)

今回自分が町のドラッグストアーで購入したものは、

ほとんどが薬と薬品だったのですが、

化粧品・薬品に関しては、衣料品その他とは異なった規定がありました。


まず、前述の衣料品・装飾品などは、

各店舗で免税価格で商品を購入したあと、

(百貨店の場合は一旦全額を支払い、最後に免税カウンターで税金のみを払い戻し)

普通の包装なり、袋に入れて商品を渡してくれたのですが、

ドラッグストアーで購入したものに関しては、

特別なバッグに商品を入れられ、封を閉められます。

日本から海外へ出かけた際、

DFSでお酒や化粧品などをの商品を購入した時に入れて下さる、

よく見かける厚手のビニールのバッグです。

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で、ここからが重要なのですが、

これは日本を出国するまで、開封してはならないのだそうです。

お店で商品を購入する際にこの説明を受けました。


しかし日本を出るまでバッグを開けてはならないという点がひっかかり、


「では、機内に持ち込む必要があるのでしょうか?」


との私の問いに、お店の方からは、


「一応そういう規定です・・。」


との返答。


ただしその場合、

今回は医薬品の他、大型のヘアースプレーを数本と、

その他ヘアケア商品、大型サイズのうがい薬なども購入していたので、

機内に持ち込める規定外の量の液体やヘアースプレーを

持ち込む事になってしまいます。


一瞬のうちにグルグルと頭の中をいろんな考えがめぐり、

"きっと免税袋に入っているものであれば、

機内に持ち込める規定外の容量の液体でも大丈夫なのかな?"

と、自分なりに解釈してはみたものの、

でも、いざ持ち込もうとして、

手荷物検査場でひっかかり、実際に機内に持ち込めない場合、

とても困ってしまいます。

(そうなると、消費税分の免税うんぬんよりも、

日本の商品=スイスでは購入できないとても貴重なもの

をスイスへ持ち帰る事の方が最も重要)


再度、お店の方に確認をしてみると、

今のところまだはっきりとしたルールが確率しているワケでは無いというのが

本当のところのようで、

今まで免税品を国外へ持ち帰った人たちのケースだと、

スーツケースの中にしまっていたとしても、


● 出国の際には特に免税品の提示を求められるチェックはないらしい・・。

● 免税袋に入れたスプレー缶を機内持ち込みで持ち込めた・・。


など、

大丈夫だったという人たちの声は聞こえている。 

しかし、免税袋に、

「日本を出発するまでは開けてはならない」

開けてしまった場合には、消費税が徴収される旨が、

袋の正面にもその事が英語や日本語、中国語・韓国語などで

説明書きされており、

"DO NOT OPEN"

と正面にも記載されているため、

お店側としてはそのように案内せざるおえないというのが、

現在の状態なのだそうです。

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さて、どうしようかと考えた自分なのですが、

いずれにしてもヘアスプレー数本と、その他もろもろがあまりに重過ぎて、

手荷物用の小型ケースとハンドバッグに加え、

これらを機内持ち込みにトライするのは一人旅の自分には無理だと考え、

今回はビニール袋ごと預け荷物のスーツケースの中に入れて、

持ち帰ってみる事にしました。


もしも申告の場で、商品を見せろと問われた場合、

その場で手荷物として持っていないので、

最悪は、免税された消費税分を支払えばよいのだし・・

との考えでした。

それでも、一応、

開けるなと言われればそれを守る我ながら真面目な性格なので(笑)

開封せずにビニールごと預け荷物のスーツケースに入れました。


前回の記事で記載していませんでしたが、

免税で買い物をすると、証明書のような紙をパスポートにアタッチされます。


出発の成田空港に到着後、

手荷物検査を終え、出国審査に進む前に、

税関の申告のカウンターでパスポートを提示し、

ホチキスで留められた申告の紙を提出。

購入したものを、見せろと言われるとすればこの場ですが、

今回の私の場合では、特に何も言われず、

申請書だけ取り外して、パスポートを返却して下さいました。


なんだかキツネにつままれたような気持ちがしてしまうほど、

意外にも簡単で、手続きは何の問題はありませんでした。

これはあくまでも私のケースなので、

いつもそうなのか?

担当者によっては、

買ったものを見せろと問われるのかは定かではありませんが、

今のところはさほど厳しくはチェックはしていないようです。


今回は大丈夫でしたが、

免税の袋に書かれている注意書きを読む限り、

開封していないかどうか、

どこかでチェックを受ける可能性もありそうな気もするのですが、

ちょっと理解に苦しむシステムです。


とりあえずは、そんなに心配しなくても大丈夫なのかな??


ちまたで耳に入った話では、

中国からの観光客は免税のビニール袋を8つも9つも持ち帰るので

空港ではそこまでチェックもしてはいられない!?

とのウワサも・・。


何はともあれ、

今回は日本で初めてトライした免税でのお買い物商品をすべて、

無事にスイスに持ち帰る事ができました ♪


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外国人気分!?日本国内、免税でお買い物をしてみた!


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今回の9ヶ月振りの日本一時帰国で、

前回と大きく異なっていると感じた事のひとつが、

まずは観光客らしき外国人の多さ!


数ヶ月前、

春節(旧正月)の頃に日本に帰省していた友人がスイスに戻って来た際、

「それはスゴかった!

特に中国からの観光客がそれはそれは多かった・・。」

と、口にしていた事が頭にあったし、

スイスの自宅で契約している

有料放送の日本語チャンネルで観ている国内のニュースでも、

日本各地での外国人観光客の増加に関しては頻繁に報道されておりますので、

それらは知識としてはありました。


自分の中では、

9ヶ月前、昨年の初夏に眺めた町の景色が最後の日本の風景であったため、

(その時は、銀座界隈には観光客がひしめいてはいたものの、

ここ数年間は同じ状況に見えました)

実際に目にするまでは、

"あまりピンとこなかった"

というのが正直な気持ちでした。


しかし実際は、私が最後に日本に戻った後、数ヶ月の間に、

日本各地の風景は大きく変わっていました。

行きつけのお店のショップや百貨店で、

さりげなく販売員さんに尋ねてみると、

ここ数ヶ月、特に春節以来、留まるところを知らず、

海外からの観光客の賑わいはここ数ヶ月から現在に至るまでが

ピークであるとの事!


中国のガイドブックには、

上野公園の桜が掲載された事もあり、

桜の時期の都内のホテルも海外からの観光客の予約でいっぱいで、

パンク状態であったのだとか・・。


またそれらに伴い、

東京都内や旅行で訪れた京都の百貨店、

(友人情報では大阪も同様との事)

大型チェーンの衣料品のお店、電化製品量販店などでは、

海外からのお客様用に免税カウンターが設けられているのが目立ちました。


2014年10月1日より免税対象品目が大幅に拡大され、

以前までの家電・衣料品・バッグなどのみから、

お酒などの飲料や食料品、医薬品や化粧品等など・・。

ほぼ全部が免税対象となるように変更された事が重なり、

ここ数ヶ月で日本の観光業界にも大きな変動があったようです。


都内で目につくお店の前や店内に、

「Tax Free」

と大きく掲げられているお店が都内のあちらこちらに

存在しているのは目にしたのは、今回の帰省が初めての事です。

特に、海外からの観光客の多い銀座界隈はスゴイのひと言。


売り場面積が世界一のユニクロ銀座店では、

2階に外国人専用の免税でお買い物ができるカウンター

(レジ)が設けられていました。


有楽町から日比谷方面へ向かう途中にあるマツキヨの斜向いには、

新しいマツキヨが出現しており、

その店舗は "免税専門店" とのコト!

(店内には一部、通常価格で購入用のレジあり)


百貨店では、

各ブランドのお店で購入したものを最後に一括して、

免税カウンターにて、

税金の払い戻しをやっていただけるというシステム。

そしていつもその免税のレジやカウンターには、

中国からの観光客らしき人たちの、

長蛇の列が出来ているというものすごい状態でした。


実はココからが本題です。

今回はその免税カウンターやレジを、私も利用させていただきました。


ここから先は、

今後日本へ一時帰国する海外在住の日本人の方々へのご参考までの情報です。


過去半年ほどの間に、

スイスから日本へ一時帰省した友人達の間で、

免税でお買い物ができた!

という声をあちらこちらから聞き調べてみると、

一定の条件を満たし非居住者に該当する場合、

日本人でも対象物を買い物する時に消費税が免税となるのだそうです。


詳しくはこちら ↓ 観光庁のサイトで説明がされています。

免税店とは Japan. Tax-Free Shop


自分なりに簡単に理解すると、日本人の場合に免税が適用になるのは、

2年以上海外在住(滞在)の場合で、

一時帰国が目的で日本に入国している状態。

3ヶ月以内に再び日本を出国する人が適用。

私は上記のいずれも条件を満たしているため、

今回は一部のお店で免税でショッピングができました!


一部と記載したのは、

大型の衣料品のチェーンであっても、

免税制度を定期していないお店もあったからです。


免税価格で買い物出来るお店にて、その場での手続きは、

必ずパスポートの提示が必要。


免税適用のショッピング目的で外出する際には、

パスポートを忘れずに携帯していなければなりません。

あとは上述の通り、


① 免税適用の百貨店では、一旦消費税込みの総額を支払い、

最後に免税カウンターでレシートとパスポートを提示し、

入国日を確認後、消費税分を払い戻し。


②免税価格で買い物可能なショップ(今回利用したユニクロ、マツキヨなど)

では、

レジで直接パスポートを提示し、その場で消費税抜きの価格でお支払い


でした。


これは現時点(2015年 4月)の私が体験した情報なので、

場所によっては異なる場合もあるかもしれませんし、

時期によって、

また、今後はルールや方式も変更になるかもしれませんので、

あくまでも今現在の情報をご参考までに・・

という事でご理解下さい。


昨年までの消費税が5%で、免税対象の改正前には、

全くといっても過言でないほど、気にも留めた事はなかった免税手続きでした。

また、

周りの一時帰国をする友人達の間でも話題にのぼった事もなかったのですが、

昨年4月から消費税が8%へとアップし、

今年年内には10パーセントへと上がるであろう中、

免税対象品目の大幅な見直しと改正は、

海外暮らし12年目にさしかかろうとしている自分にとっては、

まさに大きな改革のような出来事です!


日本も2020年の東京オリンピックに向け、

大きく変わろうとしているのだな〜と感じた、

今回の日本への一時帰省です。



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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