スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

乗り継ぎ

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


欧州で乗り継ぎ 機内持ち込み手荷物のこと


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前回のブログ記事からの続きです。

フランクフルト空港へは

早朝 5 時過ぎに到着しました。

乗り継ぎ便のゲートへ移動する前に、

スイスとドイツはシェンゲン協定が

締結しているので、

ここで入国審査を受けます。


本日の話題は、

フランクフルト空港での

乗り継ぎ便にまつわるお話です。

少し長文ですが、

ご興味がおありの方は、

この先にお進みください。


フランクフルト空港の入国審査は。

朝早くから長い行列ができていましたが、

審査官のいるブースが複数開いていて、

どの列に並ぶかの

振り分けをしている係の人もおり、

意外とスムーズに進み、

列に並んだのは 15 分くらいでした。


入国審査の後は、

保安検査で手荷物のチェックも済ませます。



フランクフルト空港は早朝から人も多く、

免税店は朝 6 時過ぎには

既に開いていて、

眩しい照明の下、

活気に満ちているさまに

いつも驚かされます。

朝 7 時には、各専門店も開店。

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保安検査場を通過後、

ラウンジで少し休憩し、

出発のゲートに進むと、

係員のアナウンスが聞こえてきました。


チューリッヒへと飛ぶ飛行機が

とても小さな機体なので、

乗客全員、

機内への持ち込み荷物は一つだけ。

ゲートから飛行機までは

バスで移動するので、

荷物が二つ以上ある人や、

一つだけでも荷物が大きな場合や、

キャリーケースを持っている人は、

搭乗する飛行機の下で

荷物を係員に預けてください。

チューリッヒへ到着後に引き渡します…。

との内容でした。


実は、

※ 搭乗する飛行機の下で手荷物を置いて預ける

※ 飛行機までバスで移動…

というケースは、

ヨーロッパでは国際線でも、

小さな飛行機に当たってしまうと、

意外とあるあるなのです。


自身の体験からすると、

ミュンヘンやデュッセルドルフを経由して

チューリッヒへ戻る場合は、

小型の飛行機に当たる確率も高いのですが、

フランクフルト - チューリッヒ

の場合は乗客も多いので、

バスで移動が必要な機材になることは

滅多にないと思っていました。


ところが、

平日の早朝の便だったこともあってか、

乗客の数はさほど多くはなく、

小型の飛行機に当たってしまったようです。


ゲートの前でアナウンスした女性が、

乗客の荷物を一人一人チェックし始めました。

私の前にやってくると案の定、

荷物を飛行機の下で預けてくださいと

案内されました。


私は過去の体験から、

このような状況と、

飛行機が小型だった場合を見越し、

欧州内で乗り継ぎ便を利用する場合は、

機内持ち込みのキャリーケースを、

日本から直行便を利用する時に

持ち込むもケースよりも、

ひとまわり小さなものを持っていきます。


何度も体験し、

そのキャリーケースであれば、

どんなに小型の飛行機でも、

たとえ上の物入れには

入らないことがあっても、

前の座席の下にはフィットすることが、

まず間違いはないと思っています。


利用したのもビジネスクラスだったし、

一応、ダメもとで、

「機内手荷物は2個持ち込めると思うのですが…」

と、やんわりと抵抗してみましたが、

係の女性に、

「通常は(ビジネスの場合)そうなのですが、

この飛行機は小さいので、

キャリーケースの方は収められません。

飛行機の下で預けてください。」

と言われ、

そこでごねるのも恥ずかしかったし、

マナー違反かなとも思い、

「わかりました。」

と承諾しました。


慌ててキャリーケースから

PC と i Pad と、

貴重品だけを取り出し、

機内へ持ち込めるもう一つバッグの中へ

なんとか押し込む。


乗り継ぎ便は、

ルフトハンザ航空の子会社

Lufthansa CityLine の運行便でした。

実際に飛行機に乗ってみると、

小型のボンバルディアの機材でした。

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けれども、

やっぱり自分の予想が当たっていて、

座席の上の物入れには、

キャリーケースが収まらないかな?

と見えるサイズでしたが、

前の座席の下には余裕で収まる

スペースがありました。


日本からヨーロッパに戻り、

言いたいこともあるけれど、

ぐっと気持ちを抑えたことの

第一弾となってしまいましたが、

今回はしょうがなかったかなぁ

とも思います。


チューリッヒまでの実飛行時間は

約 30 分。

とても短かかったのですが、

ビジネスクラスでは

機内食の朝食が出ました。

地元産のクロワッサンが美味しかった ♪  

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幸か不幸か、

チューリッヒ空港到着後も

飛行機を降りた後、

ターミナルまでは

バスで移動しなければならず、

預けたキャリーケースは

飛行機の下で戻していただけました。


事前のアナウンスでは、

到着空港の荷物のターンテーブルで

返却と言われていました。

海外の空港では、

預けたケースは

かなり雑に扱われるし、

せっかく手荷物に入れた

壊れやすい繊細なお菓子とか、

もうアウトだ〜と、

ガックリきていたので、

まあ、最終的にはこれで

よかったのかも…。


欧州内で乗り継ぎがある場合、

キャリーケースより、

リュックの方が無難なのだろうと

思ってもみたり…。


日本からスイスまで、

やっぱり遠くて長い空の旅でしたが、

遅延や大きなトラブルもなく、

無事にスイスに到着できました。

これからまた元気に、

スイスでの生活の始まりです。


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実は今、日本にいます。乗り継ぎがハードでした(前半)


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実は今、日本にいます。

予定外で急に決まり、

今回は約 1 週間の短期滞在なので、

ほぼ誰にも伝えずに急遽帰国しました。


今年の春は 5 月まで

一時帰国できない予定でしたが、

3 月 18 日に自身のエッセイ

「スイスの素朴なのに優雅な暮らし 365日」
が発売されたことが決断の大きな理由です。


私の中では、

今までスイスで 20 年、

ブログを開設して 15 年も

頑張ってきたことの集大成ともいえる

本の出版の機会となりました。

人生の転機にも繋がりそうな瞬間、

自分の本が書店に並んでいる様子を、

やはりどうしても日本にいて、

自分の目で見てみたかったのです。


今回の帰国については、

夫 Banana とも話し合いました。

いつも混み合っている

マイレージ使用の特典航空券に

空きがあれば、

そのタイミングに合わせて

帰国しておいで… との、

我が夫ながら

とても理解のある言葉をかけられ、

数週間前からダメもとで、

毎日空き状況をチェックしていました。


ちょうど桜の咲く時期で、

海外からの旅行者も

大勢飛行機を利用する時期なので、

連日満席で、

チャンスはなしだと思っていたのですが…。


直前で、

一つの組み合わせでなら、

日本までの飛行機が取れる日が

見つかりました。


ここ数年、

マイレージは特典航空券には

使用することが難しく、

たまる一方だったので、

空いていればビジネスクラスで

予約をしたいと思っていました。


色々と組み合わせを変えて

チェックしていると、

往復ビジネスクラスではやはり、

空きがありません。


ある日、

いつものように確認していると、

行きはチューリッヒから

ロンドン経由の羽田行き

エコノミークラス

(チューリッヒ-ロンドンはビジネス)

帰りは羽田発のドイツ経由(ビジネスクラス)で

空きが出ていました。

その組み合わせだと、

日本には 1 週間ほどしか滞在できず、

マイレージはスターアライアンスの

欧州路線 特典航空券

95,000 マイルを使用することになります。

ビジネスクラスの空いていない

ロンドン-東京をエコノミークラスに

ダウングレードすることを了承すれば、

予約できるという組み合わせでした。


ロンドン-東京 は約 14 時間、

20 年ぶりに

ANA のエコノミークラスで飛ぶのは

きついかも?

とは思いましたが、

それでもやっぱり、

日本に帰ってきたかった〜。


ということで、

上記の組み合わせで一昨日の夜、

羽田空港に到着しました。

マイレージ数はビジネスで

引き落としをしているので、

チューリッヒ-ロンドン 間は

ビジネスクラスで取れました。


チューリッヒ-ロンドン 間は近距離ですが、

この区間をビジネスクラスに

してもしなくても、

マイレージの 95,000 マイルの

引き落としは変わらないので、

ビジネスクラスを利用。

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ANAの予約サイトでは、

ロンドンでの乗り継ぎが

1 時間の便での組み合わせが

出てきましたが、

年に何度かロンドンを旅している私は、

スターアライアンスの飛行機が

離発着するヒースロー空港の第2ターミナルは、

とてつもなく広いことを知っていました。


以前、日本からロンドン経由で

チューリッヒへ戻った際も、

チューリッヒ行きの便の搭乗ゲートが遠くて、

冷や汗をかいた苦い経験も

記憶に残っていました。


従って今回は、

ロンドンで 2 時間半乗り継ぎ時間のある

早い便を、あえて選びました。


これで時間の心配もせず、

うまく進むがはずでしたが、

当日 ANA より、

羽田発のロンドン到着便の遅延の影響により、

折り返しの羽田行きの便も、

大幅に遅延するとの連絡が入ってしまいました。


ガーンという心境でしたが、

なんとか日本まで辿り着ければ

文句は言うまいと心に決めて、

ヒースロー空港で 約 5 時間半待ちました。


(続きます)

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フランクフルト空港での乗り継ぎと、ルフトハンザの快適ラウンジ(2022年6月版)


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羽田空港を出発したANA203便は、

ほぼ定刻(05:29)に

フランクフルト空港へ到着。


次はルフトハンザに乗り換えて、

チューリッヒまで乗り継ぎです。


前回のブログ記事からの

続きです。



スイスとドイツの間は、

シェンゲン協定が締結されているため、

欧州(スイス)への入国審査は、

最初に到着した

フランクフルト空港です。

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飛行機を降機後、

まずは入国審査へと進みました。


前回(昨秋)、

この空港で乗り継ぎをして

スイスへ戻った際は、

乗り継ぎの時間が約2時間半。

慌てふためくほどでは

なかったものの、

入国審査と手荷物検査場が

混雑しており、

少し並んで待たねばならなかったため、

もう少し時間には

余裕があった方がよかったな

という印象でした。


その際のブログ記事はこちら 



今回ANAから提案された乗り継ぎ便は、

フランクフルトでの

乗り継ぎ時間が2時間。

2時間半ならばGOしたと思いますが、

前回の記憶が残っていたこともあり、

広いフランクフルト空港で、

2時間はどうかな?

との思いが・・。

念のためにもう一つ後の便に

変更をしていただきました。


結果、今回のフランクフルトは

入国審査も手荷物検査も空いていて、

ほぼ待ち時間はなし。

早朝5時半すぎにANAの機内を出て、

6時には既に、

入国審査と手荷物検査を

終えていました。


空港内の乗客のほとんどは、

もはやマスクは着けていません。


変更したフライトは午前9時40分発で、

待ち時間は約3時間。

7時過ぎの元のフライトでも、

余裕で乗り継げたとは思いましたが、

その便だと午前8時には

チューリッヒ空港に到着です。


空港まで迎えに来てくれる

夫 Banana にも、

土曜日の朝に

早すぎて申し訳ないかも

という気もしたので、

今回はこれでよかったと思っています。


フランクフルト空港では、

2018年12月ににニューアルされた、

ターミナル1Aの

シェンゲン乗り継ぎエリアにある

ルフトハンザのビジネスクラスラウンジ

「パノラマラウンジ」を利用しました。


広いラウンジの中から

空港を見渡せるビューが

素晴らしいことから、

この名称となったそうです。


後から調べて知ったのですが、

このラウンジはドイツの航空会社の

他のほとんどのラウンジよりも

設備が整っているそうで、

室内のインテリアにも

こだわりを感じました。


入り口を入ると右側には、

テーブル席が並び、

豊富なビュッフェを備えた

通常スタイルの

航空会社ラウンジになっています。


左側が、パノラマラウンジ。

このラウンジは、

一般家庭のリビングルームのような

いくつかの小さな部屋に分かれており、

ソファーやカウチが並ぶ

心地よい空間になっていました。


朝7時前のラウンジでは、


ほとんどの利用客は、

朝食ビュフェがお目当てで、

右側のスペースを使用中。

ANAの機内で

朝食を終えていた私は、


左側のリラックスエリアへ。

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到着した時点では、

どの部屋も、

誰も使用しておらず空いていて、

どこに滞在するかは選びたい放題。


WIFIは無料で利用できるので、

PCを使用しながら

朝のコーヒーを楽しめそうな、

淡い色合いのインテリアの部屋の

テーブルを選びました。


ここにしました ♪

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その後、

数組の利用客がこちら側にも到着し、

私がくつろいでいた部屋にも〜。


左側のエリアは、

飲み物や焼き菓子などの

サービスカウンターがあり。

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ラウンジ内の注意書きに、


"公なマスク着用ルールは

撤廃されていますが、

ラウンジ内ではなるべく

マスクを着用して下さい" 


とありました。

けれども案内に従っている人は

ほとんどおらず、

ラウンジ内でマスクを着けていたのは、

ラウンジの係の方々と、

私だけ〜。

ヨーロッパに到着したんだなぁと実感(苦笑)。


搭乗したLH1186便は

エコノミー、ビジネス共に満席。

土曜日の朝のフライトが

こんなに混み合っているとは

想像しておらず、

ちょっとビックリ。

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スケジュールでは、

フランクフルト - チューリッヒ は

55分となっていましたが、

離陸後、

実際に機内に搭乗していたのは30分。

あっという間にスイスです。


その短い飛行時間に、

飲み物やスナック(軽食)

のサービスが開始。

久しぶりに食べた、

素朴な感じのサンドウィッチも、

やけに美味しく感じられました。

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チューリッヒ空港到着後は、

フランクフルトで既に

入国審査は終えているので、

そのまま荷物の受け取りで、

バゲージクレームへ。


無事に預け荷物を引き取り、

日本で買い物をした分の税金は、

既に税関のアプリ(Quick Zoll)で

支払いを済ませていたので、

そのまま申請なしの緑色の出口へ。



出口には、

他の人達同様、

マスクを着けていない夫が

待っていました。


これからまた、

スイスでの日常がスタートです。

ブログと共にインスタグラムでも、

長い日本滞在記に

お付き合い下さった皆様、

ありがとうございました。


次回、秋までは、

一時帰国の予定はありませんので、

またスイスにじっくりと腰を落ち着け、

ここから先は、

日本滞在時の旅行記と

思い出話も交えつつ、

スイスの話題を中心に

お届けして参ります!

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日本からロンドン乗り継ぎ便で、ヒヤリ。


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前回のブログ記事からの続きです。

 

8月8日、羽田国際空港を出発したANA211便は、

定刻の16時10分より少し早く、

ロンドン ヒースロー空港に到着しました。


現在、コロナの影響で、

英国に入国 または 英国で乗り継ぎをして

他国へ移動する場合、

英国のGOV.UK

Coronavirus (COVID‑19)のサイトから、

【オンラインで可能】

必要書類を完成させておく必要がありました。



この書類は英国に入国(または通過)する

48時間前から作成できます。

(最初は早くアクセスし過ぎて、その時点では

書類の記入ができませんでした)


内容は、英国に到着する航空会社/便名と日時、

(今回は英国は乗り継ぎ地だったので、)

英国を出発する日時は到着と同日。

利用国空会社 / 便名、
パスポート番号、

住まいの住所と電話番号、

現在の住まいの国でコンタクトとなる連絡先

(私の場合、夫 Banana)

記入する内容は簡単な事柄でしたが、

項目別にかなり細かく区切られていて、

しかも慎重になっていたため、

少し完成させるのに少し時間を要しました。


書類は日本を出発する前に完成させ、

この後、

スイス チューリッヒ空港までの乗り継ぎは、

LX327便18時55分の出発でした。


乗り継ぎに2時間半以上ある事と、

ANA(NH)とSWISS(LX)は

同じスターアライアンス同士で、

いずれも第2ターミナル(ターミナル2)

かへ到着/出発のため、

気持ち的にはかなりの余裕でした。


スイスと英国の間はシェンゲン協定で締結していません。

ヒースロー空港で飛行機を降りた後、

"乗り継ぎ/到着 " のサインに従って進みました。

途中で、

到着(荷物の受け取り)と、

乗り継ぎのサインが分かれ、

もちろん乗り継ぎに進みます。


サインが明確なので、迷う事はないのですが、

実は同じターミナル内とはいえ、

この間の距離がかなりあり、

乗り継ぎ専用のセキュリティ(手荷物チェック)

までたどり着くのに15分以上は歩きました。


無事に手荷物検査とボディチェックを終え、

ヒースロー空港はあくまでも乗り継ぎ地点なので、

今度は審査官のいる乗り継ぎ専用のゲートを

通過します。


ここで審査官に、

ヒースロー空港は乗り継ぎ空港で、

最終目的地はチューリッヒである事を告げ、

チケットを機械にかざして出発エリアへ。


ここでようやく、

チューリッヒ - ロンドン の区間の利用で、

年に年度も利用している

見慣れたヒースロー空港のターミナル2のエリアに

たどり着きました。

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ヒースロー到着からここまで、

移動、セキュリティチェック、

乗り継ぎ審査ゲートの通過など、

30分以上は要していたと思います。



ターミナル2の様子(8月8日時点)は、

思ったよりも人が多いけれど、

通常のような超混みという感じではありませんでした。

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自分もその一人なのですが、

こんな時期に、

よくぞ世界各地の様々な国から、

旅行客が集まったものだなと感じられる

人々の風景でした。

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椅子と椅子の間には、

一席分、座ってはいけないスペースがあり、

人と人の距離が保たれています。

これは、

出発した羽田空港の出発ロビーと同じでした。


通常、ロンドン → チューリッヒ 間のフライトは、

ゲートA18 - A19あたり、

DFSやその他のショップス、カフェなどが並ぶ、

ターミナル2のメインエリアから、

徒歩5分以内でたどり着けるゲートから出発します。

スクリーンショット 2020-08-16 21.58.21

あくまでも私の体験ですが、

もう何年もこの路線を、

年に何度も往復していますが、いつも同じです。


ちなみに夫 Banana が昨年、

コロナの前に、

同じルート(ANAとSWISS)で日本から、

ヒースローを経由してスイスに戻った際も、

いつもと同じゲートだったそうです。

Banana からも、

スターアライアンスの加盟航空会社が使用している

ターミナル2に到着すれば、

チューリッヒまでの乗り継ぎも、

とてもシンプルで簡単(普段利用している通り)

だと聞かされていました。


従ってその日の私は、

このエリアにさえ辿り着いていれば、

もう楽勝だと思い込んでいました。


欧州内の近距離路線の場合、

出発ゲートが示されるのは、

搭乗開始の10分くらい前(出発の40〜45分くらい前)

である事が普通で、

この日もその時点ではまだ、

搭乗ゲートは表示されておらず、

ゲートがアナウンスされるのは、

18時10分と案内されていました。


このルーティンはいつも通りなので、

ひとまずラウンジで寛ぐことに。


ヒースロー空港では、

ルフトハンザ (LH)のラウンジを利用しました。

この時点で17時20分くらい。

航空券に印字された搭乗時刻

(出発の30分前)まで、1時間以上。

ゲートがアナウンスされる予定時刻の18時10分までも、

1時間近くありました。


ラウンジでしばらく滞在し、

まだまだ予定の搭乗時刻と、

ゲートが決定する時刻まで

かなりの時間がありましたが、

何となく気になり、

17時30分を過ぎたあたりで

一旦、スケジュールのボードを見てみると、

ゲート番号が【B43】 と示され、

普段とは全く異なるゲート番号が表示されていました。


しかも、このゲートは、

ほんの1時間ほど前に到着したANAの飛行機

【B44ゲートに到着】の

すぐ隣のゲートでした!


で、表示はいきなり、

「Go to Gate」(搭乗ゲートへ進んでください)

となっていて、ビックリ。


慌ててラウンジを出て、

表示に従って進みましたが、

ショップの並ぶメインエリアから、

そのゲートまでは、徒歩16分との表示が。


ヒェーッと思うも、

とりあえず進むしかなく、

かなり早足で目的地まで歩きましたが、

先ほど辿ったばかりの

ANAの便で到着した時に見覚えのある

通路を逆戻りするルートで

長い長い通路を再び歩きました。


必要なセキュリティチェックや審査がありますので、

もちろん、ANAで到着後、

そのまま直行で

隣のゲートに行くわけには行きません。


途中で案内ボードをもう一度見ると、

「Go to Gate 」だったサインが、

18時の前の時点で、

「Now Boading(搭乗中)」に変わっており、

再び、ヒェーッ!!


航空券に印字された、

"搭乗時刻:18時30分" は、

一体、何なの〜!?

と思うも、

ひたすら前に進むしかないので、

早足で、必死で、目的ゲートへ。


英国とスイスの間には1時間の時差があるので、

うっかり時間を

間違えてしまったのかと思いましたが、

決してそうではありません。


何とか英国時間の18時少し前に

目的のゲートにたどり着きました。


念のためもう一度出発時刻を示すと、

LX327の出発は、18時55分です。


ほとんどの乗客は搭乗を終え、

ゲートの前は人影がまばらな状態。

しかし、実際の出発時刻は18時55分なので、

ゲートがクローズされている事はありませんでした。


チケットを係員に見せると、

日本から出発しているので、

別の係員のところで手続きをして下さいとの案内。


アクリルボードで覆われたカウンターに行くと、

礼儀正しいSWISSの

英国人女性スタッフが対応してくださり、

準備していた書類(iPhone)とパスポートを提示し、

無事に搭乗。


まさか、

普段利用し慣れたヒースロー空港の

ターミナル2で、

こんなドキドキが待っていようとは、

夢にも思わず。


終わり良ければ全てよしではありますが、

全てがスムーズに進んだ、

今回コロナ禍の中の日本一時帰国で、

最後の最後でちょっと焦りました。


もしも乗り継ぎ時間に余裕が無ければ、

もしかしたら、アウトだったかもしれません。


なぜ、

ロンドン → チューリッヒのゲートが、

あんな遠くだったのだろう? 

と、
後からチューリッヒ空港へ迎えに来てくれた

夫 Banana と話し合ってみたのですが、

理由はこれでしょう。

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ロンドン → チューリッヒ(LX)の飛行機は、

いつもこの区間で使用する機材ではなく、

過去に東京 ⇄ チューリッヒ 間で使用されていた、

長距離路線で使用される、大きな機材でした。


この飛行機では、

座席番号はで4-Aで、

ビジネスクラスの最前列(ソロシート)でしたが、

これは過去に、

東京 ⇄ チューリッヒ で使用されていた

カーテンの前にファーストクラスが見える

なんとなく見覚えのあるシート並びでした。

(欧州内路線のため、ファーストクラスは使用されていませんでした)

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ちなみにこの機材は今年から、

チューリッヒ - 関空 で使用予定ですが、

現在は上記の区間は運休中です。


おそらくが機体が大きくて、

通常のゲートにはフィットしないため、

ANAが到着した国際線長距離路線が

使用する
ゲートへ

チェンジされたのだろうと推測します。



大きな機材を使用した意図は、

もちろん乗客同士の距離を空けて

乗せるため、

使用していない長距離路線用の機材を

欧州内で使用することを試みた、

SWISS側の配慮だと思います。

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反対側の席をアサインしておけば、

東京に向けて戻るため準備・待機中の、

ANAの飛行機が隣に見えたはずで、

ちょっと残念な気もしましたが、

欧州に戻ってすぐにホームシックになるのも

どうかと思いますし、

この程度の距離感でよかったのかも。



全てがコロナ絡みで、

こういう予期せぬ変更事項もあるのだと、

最後の最後に実感させられた出来事でした。


定刻の21時35分(スイス時間)前に、

LX 327便は無事にチューリッヒ空港へ到着。

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1ヶ月ぶりに夫 Banana に空港で再会し、

無事に一時帰国を終える事ができました。


これでひとまず、

私の2020年夏の日本一時帰国の体験談は終了です。


最初にも申し上げました通り、

あくまでも私が利用した、

【スイス出発:2020年 7月9日、

日本出発:2020年 8月8日】

時点でのお話で、

今後のコロナの状況によって、

またところどころ、

変更される部分も多々あると思います。


また、利用する空港や日時でも、

全てが同じでは無く、時間帯や曜日によっても、

異なる可能性は大だと思います。


あくまでも一海外在住者の "私" が体験した、

個人的な体験と感想という事で、

ご理解いただければと思います。

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ドイツでの乗り継ぎ(東京ーデュッセルドルフーチューリッヒ 2018年 秋)

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本日のトピックは、

前回の記事、

デュッセルドルフを経由して、スイスに戻りました。

の関連記事です。


今回の日本一時帰省にて、

往復の経由地をデュッセルドルフにした理由は、

秋に発売されたANAのバーゲンセールの

設定料金で、

最安値で利用できる日と、

自分の帰省したい日を考慮してみたところ、

デュッセルドルフ経由が

一番都合が良かった事が一つ。

更には以前、

チューリッヒから東京への戻り便を、

デュッセルドルフ経由で利用した際に、

とても分かりやすくて、

乗り継ぎもラクだった好印象もあり、

ここを経由地に決めました。


しかし、同じ空港でありながらも、

チューリッヒーデュッセルドルフ

間のフライトを

どのフライト(または航空会社)

にするかによって、

乗り継ぎの便宜上、大きな差がある事を

身をもって体験しましたので、

この場で綴ってみようと思います。


まずは、

とても楽だった日本からの乗り継ぎ

(スイスへの戻り便)です。


私が今回利用した便はNH209便。

成田空港発の

東京ーデュッセルドルフです。


デュッセルドルフから

チューリッヒへの乗り継ぎ便、

運行された航空会社は、

ユーロイングス (Eurowings)

です。

スクリーンショット 2018-11-03 0.36.49 (1)

成田空港で荷物のチェックインをする際に、

ユーロイングス(=EW)の

搭乗券もいただけましたが、

この時点では、

EW便のシート番号だけが印字され、

搭乗ゲートはまだ分からず、

ゲート番号の印字はされていません。


EWの便にはNHの便名もついており、

デュッセルドルフ空港では、

同じターミナル内(Aでした)
での移動でした。


国際線からの乗り継ぎのため、

手荷物検査を受ける必要はありましたが、

空いていたし、

そちらへの移動も迷う事はありません。


ランダムチェックに引っかかり、

キャリーケースやハンドバッグの中身、

軽い身体の検査などされはしたものの、

特に時間を要する事もなく通過。

その後、

ドイツへの入国審査があります。


上記のプロセスへと進む際、

搭乗ゲートによって進む方角が異なりますので、

ANAの機体を降りた後、

乗り継ぐ便の搭乗ゲートを

すぐに確認しておく必要があります。

機体を降りると、

係員が待機していましたので、

そこで確認してもよいと思います。


乗り継ぎ便はEW9766、

乗り継ぎの時間は1時間55分。

入国審査を済ませた後、

搭乗ゲートを確認すると、

審査を出たすぐそばで、十分に時間があったので、

ルフトハンザのラウンジへ移動。

化粧室を使用したり、

ミネラルウォーターで水分補給をして、

少し休憩できる時間はありました。


搭乗時刻は、出発時刻のちょうど30分前。

オンタイムでした。


余談ではありますが、

このユーロウィングスは、

ルフトハンザ(LH)の関連会社で、

ビジネスクラス、

LHのホンサークルメンバー(HON CIRCLE)

セネターメンバー(Senator)

の優先搭乗はありましたが、

スターアライアンス(ゴールド)の

優先搭乗はありませんでした。


細く言うと、

ルフトハンザの関連会社ではあるけれど、

スターアライアンスにはフルでは加盟していない

と言う事なのかなと思います。

(ラウンジは問題無く利用出来ました)

以前にも、ミュンヘンから利用した、

エア・ドロミティと言う航空会社が似たような状況でした。

おそらくこの区間は、ANAマイレージカードの

マイレージも付かないのかも?と思います。

(マイレージはカウントされていました)


乗り継ぎ自体は簡単ではありましたが、

いつも乗り継ぎ空港として利用する

ミュンヘン空港同様、

日本 → ヨーロッパ へ到着の場合、

乗り継ぎの空港で、

手荷物検査と入国審査の両方があるので、

やはり時間は少しゆとりがあった方が良さそうです。


この日は平日だったため、

空港内は空いており、助かりました。


チューリッヒ空港到着後は、

荷物の受け取りのみで、

ドイツで既に入国審査を済ませているため、

シェンゲン協定により、

スイスでの入国審査はありません。


別の記事をはさみ、

次回は、前回と比較してみると、

実は意外にも少々戸惑った、

SWISS便(LX)からの

デュッセルドルフ空港での

日本への乗り継ぎの体験へと続きます。


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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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