
スイスを代表する列車の一つ、
アルプスを走るベルニナ急行を
運行することで知られる、
約130年の歴史があるレーティッシュ鉄道 (RhB) は
アルブラ線の一部とベルニナ線が、
「レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」
として、
2008年 ユネスコの世界遺産に
登録されています。
そのレーティッシュ鉄道が先週末の土曜日、
今年迎えたスイス鉄道175周年記念
の一環として行ったイベントで、
世界最長の旅客列車の運行として、
世界記録を樹立しました。
そのもようの動画は、
こちらのニュースで配信されています。
イベントは、
工学、建築、環境との調和により開催され、
列車は午後2時20分に
プレダ (グラウビュンデン州) を出発。
橋やらせん状のトンネルを
30~35 km/hの速度で走行し、
プレダ〜ベルギューン間のユネスコ世界遺産ルートを
通過し、
世界的に有名なランドヴァッサー橋へ。
25基のエンジンと、
列車を自由自在に連結することが可能な
新車両「カプリコーン」100両の客車をつないで運行され、
全長1910メートルの長さで走る列車が
アルブラ線を走行。
午後3時35分頃に目的地へ到着。
1910 メートルの特別列車の走行は、
「世界最長の旅客列車の走行」となり、
長さ142 メートル、高さ 65メートルの
ランドヴァッサー橋を通過し、
アルブラ地方にある高山の村
フィリスールを通り過ぎた直後に、
ギネスブックの世界記録を更新しました。
それまでの世界録保持者は、
長さ774メートルのオーストラリアの列車でした。
この歴史的な列車の乗車チケットは、
約3,000枚販売されたそうです。
今年はスイス連邦鉄道
175周年の記念日をお祝いの年。
8月9日には、
時刻表による鉄道の運行開始から
175周年を記念したセレモニーが開催され、
シモネッタ・ソマルーガ運輸相らが、
1847年8月9日にスイスで最初の列車が運行した
バーデン〜チューリヒ間の
23キロメートルを特別列車に乗車したことでも
話題になりました。
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