スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

ロックダウン

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


現在ロックダウン中 スイスの人々の行動


スクリーンショット 2021-01-21 1.29.14

「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★

今週より、セミロックダウン中のスイスです。

感染力の高い変異種のコロナウイルスによる

新たな感染者の急増を懸念し、

人と人との接触を大幅に減らすことが目的の措置

とのことですが、

昨日のブログ記事にも登場した我が家の隣人のように、

あまり気に留めていない人が存在することは否めません。


1月19日午前時点で、

スイスの新規感染者数は2,249 人と、

数字だけみると一時期よりは減ってはいますが、

変異種のコロナウイルスがスイスで蔓延するピークは

4月〜5月頃というニュースの報道もありますので、

一寸たりとも気を緩めることはできません。

【スイスの人口は870万人】


そんなセミロックダウン中のスイスでは、

食品や生活をする上での必需品、

(=エッセンシャルな商品)

を販売するお店以外は営業停止中です。


で、その結果、

どういう状態になっているかというと、

また人々は国境を超え、

フランスへ買い物に出かける人が

増えているのだそうです。


'Swiss crush': Shoppers from Switzerland head to
France after stores close(The Local)


国境近くに住む多くの住民は、

スイスで買い物をするよりも価格が安いため、

近隣諸国で買い物をすることがよくあります。  


国境付近に住んでいなくても、

国またぎで買い物に出かけることは、

コロナ以前から、あるあるの日常風景でした。


しかし今、スイスの人々は、

お金を節約するためだけでなく、

必然的にフランスで買い物をしていると、

スイス フランス語圏の新聞、

Tribune de Genève (TDG) が伝えています。


同紙の取材によると、

ジュネーブから約11キロ離れた場所にある

ショッピングセンターで買い物中の女性に

インタビューを試みたところ、


「スノーシューズを探しています。

普段はスイスで買い物をしていましたが、

今は仕方がありません。」


と、語ったとのこと。


"オンラインショッピングでじゃ、ダメなの〜?"  

と、ツッコミたくなりますが、  

顧客側からすると、  

履いてみないと実際のサイズが・・とか、  

そんなところなのでしょうか?


フランスの小売業者は、

新しく決められた夜間外出禁止令に従って、

午後6時に営業を終了する必要があるにも関わらず、

週末には更に多くのスイスからの

国境越えの顧客を期待している

と述べているそうです。


ある小売業者は、


「週末にはスイスのお客で、

店の中が押しつぶされると予想している」


とも語っているそうです。


もちろん、スイスに住む人達、

みんながみんな無関心なわけでも、

我慢していないわけでも無いけれど、

あーあ。

一体何のためのセミロックダウンなのだろう・・

と思ってしまいます。


ちなみにフランスは現在、EU域外の人々に、

入国時にコロナウイルス検査にて、

「陰性」であることをの提示を義務付けていますが、

スイスはシェンゲン圏の加盟国であるため、

この義務から除外されています。


エッセンシャルな商品として、

営業可能なお店のリストに入っているものの中には、

香水、化粧品、台所用品、食器、封筒、観葉植物や花、

写真機材、園芸工具などのアイテムも、

政府によって必需品として分類されています。  

しかし一方、

電球や電子機器はそうではありません。


ある友人のお宅では、

旦那様がセミロックダウン前に、

急いで電球をまとめ買いされたそうです。


実際にはこれらのエッセンシャルな商品リストについて、

スイスの人々は、不思議だと声をあげています。


確かに私の周りにおいて、

ここ最近の天候の中での日々の生活では、

香水よりもスノーシューズの方がずっと

エッセンシャルでした。


スイス連邦政府は、

コロナ対策で、学校閉鎖も検討中です。


夫の同僚達はオンラインで口々に、

「Groundhog Day」(邦題:恋はデジャブ)

という映画のタイトルを口にしているのだとか。

1993年に製作された、

ビル・マーレイ主演のアメリカ映画だそうですが、

超常現象によって閉じた時間の中に取り残され、

田舎町の退屈な祭事の日を際限なく

繰り返すことになった男性が、

己の高慢で自己中心的な性格を改め

恋を成就させるまでを描くストーリーなのだそう。

(Wikipdeiaより)


『閉じた時間の中に取り残され、

田舎町の退屈な日を繰り返すことになった』

という部分を自分達に当てはめているようです。


まだまだ続くよ、

スイスのロックダウン各所への影響と我慢の時間。

我慢強い日本人は、退屈で同じ1日を、明日も頑張ります。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。 

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ



ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
ブログの読者登録はこちらより ♪
 
 

スイスの街角から(新) - にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村
  

大雪の中、買い出しへ


IMG_1061

「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★

辺り一面、銀世界。

1月14日木曜日は、

天気予報がドンピシャに当たり、

大雪の1日となった、

チューリッヒ州湖畔の街です。 


13日に発表された、

17日月曜日から始まる昨春に続いての

スイス2度目のロックダウンは、

"セミロックダウン" と発表されました。 


営業を停止される業種のリストを閲覧すると、

今回は、逆に閉まるお店の方が少ないかも?

と感じてしまう程度です。

衣類を販売する小売店やデパート、

電化製品の量販店など。


個人的には、洋服はスイスで購入しないし、

電化製品はどうしても必要であれば、

オンラインショップで手に入れられるので、

我が家の場合、直接の生活に大きな影響は、

さほどは出ないだろうと思っています。


とはいえ、

月曜日からセミロックダウンという響きが、

どんなに気にせずに、

普通に日々を過ごそうと心がけていても、

精神的にグッときてしまったことは事実で、

発表のあった日は珍しく、よく寝つけませんでした。

普段は夜ベッドに入ると朝まで熟睡できるのですが、

夜中に何度か目が覚めました。

やはり、「ロックダウン」という響きに、

がっくりとしてしまうことは否めず。


一夜明けて、木曜日は雪の予報でしたが、

週末はスーパーも混み合いそうだったし、

車を運転する夫 Banana が

仕事に合間に時間を作れる日が

今週は木曜日だけとあり、

雪が激しくなる前にと、

午前中に食料の買い出しに出かけました。


こちらは家を出る前に撮影した1枚。

IMG_0975

雪はチラついていた程度で、

「まだ雪が残っています」程度に

ブログに掲載しようと気軽に撮った画像です。


隣町にある大きめのスーパーまで移動する際も、

路肩に少し残り雪があったものの、

道路は雨に濡れた程度でした。


しかし、

買い物に出かけている1時間ちょっとの間に、

雪は一気に激しく降り続けました。

スーパーから帰宅した約1時間後に、

同じ場所で撮影した、

ビフォー & アフターな画像がこちらです。

IMG_1031

久しぶりに驚かされるほどの積雪。

短時間でかなりの雪が降ったため、

この日ばかりは除雪車も追いついていない様子で、

帰りは道路にも雪が降り積り、ちょっと怖かった。

IMG_1028


いきなり過ぎる光景でした。

IMG_1022

Banana の運転する表情にも、

いつになく緊張している様子がうかがえ、

私もちょっとドキドキでしたが、無事に帰宅。


午後からは更に雪が降り続け、

夕刻には真っ白に積もりました。

IMG_1055

金曜日以降、

雪は少し落ち着きを見せそうですが、

月曜日には青空のチューリッヒを歩いて、

夕陽を眺めながら電車に乗っていたことを思い返すと、

ほんの数日での急激な天候の変化に、

山に囲まれた国スイスの、

自然の脅威を感じずにはいられません。


月曜日はこんな風景を車窓から眺めながら、

チューリッヒから帰宅したのに。

【インスタグラムにご登録されていない方でも、  
画像に表示されている ▶️ をクリックすれば、映像をご覧いただけます】   


前回、昨春の初めてのロックダウンの際は、

"ハムスター買い" と呼ばれたパニック買いで、

ロックダウン発表後のスーパーは

大変なことになりましたが、

今回は全くそんな様子はありません。



現在のスーパーは商品も充実しているし、

買い物客も落ち着いた様子で、

雪のせいもあってか、

むしろ普段の午前のスーパーよりも空いていました。


外は真冬ですが、

スーパーのお花売り場には、

今年もチューリップが並び、

ここには一足早く、春が訪れています。

IMG_0981

実は我が家の片隅にも小さな春の兆しが・・。

年明けに、『〇〇Kirsch(〇〇桜)』と書かれた、

一種の桜(?)

らしい枝を見つけて購入しました。

IMG_0973

日に日に少しずつ膨らむ蕾を楽しみに、

毎日眺めていたのですが、

奇しくもこの大雪の日に最初の蕾が開花 ♪

桜ではなくて、梅!?

IMG_1035

こういう小さなことが、嬉しいなぁ。

蕾はまだまだいっぱいついているので、

他のも花開くのが楽しみです。


夕刻4時過ぎ。

自宅とその周りは積雪21センチと、雪が深くなってきました。

IMG_1064

IMG_1058

雪に閉ざされた日々は、もうしばらく続きそうです。


【追記:15日の朝】

同じ場所からの画像、

ビフォーアンドアフターの更なるアフターで、

すごいコトになっていました! ❄️

IMG_1123

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。 

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ



ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
ブログの読者登録はこちらより ♪
 
 

スイスの街角から(新) - にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村
  

スイス、再びのロックダウン 今回は・・


スクリーンショット 2021-01-14 1.35.54

「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★

かねてからの予定通り、

13日、スイス連邦政府はコロナに対しての

新たな追加措置を発表しました。


スイスは来週の月曜日1月18日より、

昨年春に次いで、

再びのロックダウンに突入します。

今回は "セミロックダウン" とされています。


期間は2月末日までの予定です。

先立って噂されていたこと、

予想されていたことが 現実となりました。


主だった内容は、


● 在宅勤務の義務化

● 職場に行く必要性がある場合、2人以上でマスク着用義務化

● 全ての "必須ではない" 店舗の閉鎖

● 
バー、レストラン営業停止の期間延長

● 私的な集まり(公共の場も含む)は、5人まで


などが実行されます。


昨春同様に、

スーパーや薬局、食品を扱う商店はセミロックダウン中も開く他、

今回は、

DIYセンター、ガーデンセンター、

眼鏡店、補聴器店、クリーニング(ランドリー)、

縫製店、自転車店なども営業対象に当てはまり、

携帯電話ショップ、

メンテナンスや修理を提供する店舗や、

ガソリンスタンドも営業ができます。

銀行と郵便局は前回同様に営業可。

デパートやショッピングセンターは閉まりますが、

前回と比べると、

"生活に必須なもの" の範囲が広まった印象です。


前回のロックダウンでは、

閉鎖されていたガーデンセンターが開く日を、

多くの人々が待ち望んでいました。

花が好きなスイスの人々にとって、

ガーデンセンターを利用することは生活の一部で、

花々や植物は、無くてはならない生活の必需品なのです。


バーやレストランは引き続き

営業停止の期間が延長となりますが、

デリバリーやテイクアウトの利用は

続けて出来るそうです。

レジャー・スポーツ施設も営業停止の延長。


前回は閉まった床屋さんと美容室は、

時間短縮で営業可能、日曜日の営業は停止と発表。

美容室の件は個人的に、

とても気になっていた項目でした。

実は13日の政府の発表を前に、

美容室がまたクローズされるのではないかと思い、

先週、行きつけのヘアーサロンに予約して、

お邪魔してきたところでした。

これに関しては、取り越し苦労でした。


政府の声明のなかで、


「スイス国内で感染数は安定してきており、

停滞はしているものの、

南アフリカと英国で流行中の

感染力の高い新種の変異種のウイルスによって、

急速な急増のリスクが現実のものとなっている。

これを踏まえ、

現在の規制をそのまま継続するだけでなく、

新たな対策を講じることを決定した。」


と伝えています。 


もうなるようにしかならない。

この事態を受け止め、

ロックダウン終了とコロナの沈静化を願い、

春への希望を持って、

みんなで頑張ってゆくしかない。


消費者の立場からすると、

小売店での商品の購入を店頭でしかなくても、

スーパーが空いていれば、

最低限以上の生活は営めたというのが、

前回のロックダウンでの印象でした。


事業主側からすれば、

バーゲンシーズンも真っ只中の今、

お店を閉めなければならない状況は、

かなり厳しい状況なのだろうと思います。


11日にチューリッヒを訪れた際、

バンホフシュトラッセにある

チューリッヒのお菓子屋の老舗、

Sprungli(シュプルングリ)の本店が閉まっていました。

1階には広い面積のお菓子、ケーキとパン、

チョコレートなどの売り場とカジュアルなカフェ、

2回は着席スタイルで、

カフェ&カジュアルレストランになっている場所です。

他のシュプルングリの店舗は全て開いていたのに、

なぜ、本店が閉まっているのだろう?と、

不思議に思ったのですが、

後から考えるとおそらく、

お店の登録をお菓子屋さんではなく、

レストランで登録しているため、

1階のお菓子売り場も営業ができていなかったのかな?

と考えました。


先日目にしたニュースによると、

スイス全土のレストランの半数が、

この先、

倒産の危機に見舞われているとのこと。

今現在よりも、

ロックダウン終了後の経済が心配です。


月曜日からのロックダウンを耳にし、

我が家では・・。

今回は特にパニックになることもなく、

静かに受け止めています。

仕事に関しては政府の発表がある前、

先週の時点で、

夫の勤務する会社では、

2月いっぱいまでのホームオフィスを推奨ではなく、

社内決定事項として、社員に伝えていました。


日常生活に関しては、

今週中に通常の買い物に出かける予定ですが、

スーパーでパニック買いをする予定も無いし、

きっと今回は、他の人達も同じだという気がします。

スイスは国が十分な備蓄をしていることもあるし、

スーパーからものが消える事は決して無いでしょう。

生活に関しては大丈夫だろうと思います。


健康だけにはこれからも気を遣いながら、


平常心を保ち、嵐が去るのを静かに待つ。

世界中どこに住んでいても、今は同じ状況ですね。


暖かな春の訪れに希望を抱き、

我が家も2月下旬のロックダウン終了まで、

大人しく自宅で過ごそうと思います。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。 

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ



ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
ブログの読者登録はこちらより ♪
 
 

スイスの街角から(新) - にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村
  

新たな措置 1ヶ月間レストランは全クローズ


IMG_9373

「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★

ガラーンとしたチューリッヒ中央駅の屋内広場です。

例年ならば今頃、

チューリッヒ名物でもあるスワロフスキーの

巨大クリスタルツリーが立てられ、

その周りにはクリスマスマーケットが並んで賑わう場所です。


まさかクリスマス前に、  

この場所でこんな寂しい光景を目にする日が来ようとは。  

いつものツリーの場所には、  

ポップアップストアらしき  

KEIN & ABER のブックストアがポツリ・・。    


12月18日 スイス連邦政府は、  

スイス全土での、  

新型コロナウイルス感染症に対する  

全国的措置の強化を発表しました。    


適用期間:2020年12月22日 (火) 〜 2021年1月22日(金)まで。  

1. 飲食店が全て閉鎖 (休日の例外もなし)  

★ 配達 テイクアウトのサービスでの営業は可
★ 企業内食堂、義務教育機関における校内食堂、
ホテル宿泊客用レストランなどは継続  


2. スポーツ施設、文化・レジャー施設の休業。  
★ 美術館、博物館、映画館、図書館、
植物園、動物園 などが閉まります。  


3.スキー場は制限付きでオープン。
安全対策を十分に整えた上で、各州での判断による。  


上記の1,2 に関しては、  

新型コロナウイルスのまん延状況が比較的軽微な州において、  

レストランの営業やスポーツセンターの利用など、  

個別に緩和措置を導入することが認められるそうです。  


前回のブログ記事では、  

チューリッヒ州でロックダウン噂が・・。  

というお話しをしましたが、  

結果的には完全ロックダウンは免れたものの、  

チューリッヒ州のみならず、  

スイス全土で強化措置が実施されることが決定しました。  

クリスマス前の22日からの実施です。


つい先日までは、  

24日と31日のレストランの営業時間を、  

深夜1時に延長すると発表していたのに。  

そこまで事態が深刻化しているという事実。


スイスでは秋から、  

州によって部分的にロックダウン  

(例えばフランス語圏の一部では、レストランの営業が停止だった)  

が行われてきましたが、  

チューリッヒ州も含め、

スイス全域で同じように行っていれば、  

今頃感染の数も減っていたのでは?  

という気が、個人的にはしてしまいます。  


実際にレストランの営業を停止していた  

ジュネーブなどでは効果が顕著に表れており、  

感染者数は劇的に減少しています。  

懸命に頑張ったフランス語圏各所では、  

レストランの営業も再開になって、  

ようやく息を吹き返すかと思われたのも束の間、  

稼ぎ時でもある年末のこの時期になって、

また再びの今回の措置。


スイス全土のレストラン関係者の方々が、

気の毒でなりません。  

テイクアウトなどで利用して、

陰ながら、応援させていただくことしかできません。


新たな措置で年末までの状況を見て、  

もしも感染者数が減少しなければ、  

また新たな措置を取ることもあり得るのだとか・・。  


日本も、他の国々も大変ですが、  

スイスも厳しい状況です。  


12月25~27日の間は、  

スイス全土のお店が全て閉まるそうです。  

通常は休日でも開いている規模の大きな駅のスーパーや、  

ガソリンスタンドと隣接するお店など、  

例外なく3日間、  

全てのお店がクローズされる予定とのことです。

 (普段のクリスマス時期の営業は、  24日は時間短縮で営業。25日は完全にお休み)  


クリスマスからお正月まで、  

どんな状態で新年を迎えられるのか。

家族、友人達、そして自分も、  

健康で元気に年越しができますように。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。 

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ



ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
ブログの読者登録はこちらより ♪
 
 

スイスの街角から(新) - にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村

入店制限


IMG_9212

「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★

12月17日 7午前時点での

スイス連邦内務省保健庁発表、

新型コロナウイルス新規感染者数は5,022人でした。

全く減る気配がありません。


今週のチューリッヒ州は、

お天気が良い日もところどころあり、

木曜日は青空も見えた1日でした。


実はある方から、

チューリッヒも今週末くらいに、

再びのロックダウンに入る可能性あり

という噂を耳にしました。


半信半疑ではありますが、

明らかに私よりはそのお仕事柄、

確実な情報を得ているであろう方から聞いた

お話です。


各州によってそれぞれの措置をとっているスイス。

フランス語圏では、

以前から部分的ロックダウンに入っていましたし、

新規の感染者数が減少しない場合、

更に厳しい措置を取ることもあり得ると

政府も宣言していたので、

そんなこともあるのだろうという気はしています。


もしかしたら、

当分はチューリッヒ市内へ出る機会も

無くなるかもしれないと思い、
 
木曜日は先週に次いで、

チューリッヒへ出かけてきました。


先週出かけた時より、

町は明らかに人が増えている印象でした。 

ただ単に天気が良くて、

クリスマスも近づいてきたから人が多くなったのか、

私の耳に入るくらいですから、

ロックダウン可能性ありの噂を

聞きつけたスイス人達も、

これを機会に町へ出て買い物をしておこう

と思ったのか?

町には多くの人々が集っていました。


先日、スイス連邦政府が

コロナの追加措置を発表していましたが、



その中の一つに、

店舗内の人数を当面の間減らす措置が含まれています。

大規模店の場合、10平方メートルにつき、

顧客1人とする(以前は4平方メートル)とされており、

町の小規模店舗では、

入店に際して人数制限がされています。


店内に入るため、外で列を作る人々。

IMG_9411

IMG_9096

チューリッヒ州のレストランでは、

一つのテーブルに着席できるのが

2世帯までとされているので、

例えば、

友人3人で食事に出かけることもできません。

こんな状況になってみると、

10月の初旬に友人達と3人で再会できて、

本当によかった。

あんな楽しい時間は、またいつ戻ってくるのやら。


ジュネーブ州では、レストランの各テーブルごとに、

手指消毒液の設置が義務付けられているそうです。


木曜日の午後のチューリッヒは、

ソーシャルディスタンスを

気にかけたくても、場合によっては難しいくらいの、

各店舗の混み具合でした。


政府がどんなにそんな対策をしていても、

全く距離感を気にせず近づいてくる人はいるし、

駅やデパートのエスカレーターだって、

距離を保って利用する人もいれば、

すぐ真後ろに人が立っている場面も多々あります。


マスクを着用しているとはいえ、

集団になると、結構大きな声で話していますし、

特に若い世代を中心に、

気にしない人は全く気にしないようです。

彼らの倍以上は生きている私の年齢だと、

それが怖くて仕方ないのですが。


人口870万人、

大きさは九州と同じくらいの国で、

5,000人以上の感染者が毎日増え続けているというのに、

それぞれの人の意識の違いに驚かされます。


町を歩いている人達は、

外でもマスクを着用している人が、

冬の訪れとともに一気に増えた印象です。

夏頃までは、

あんなにマスクを着用しなかったスイス人が、

今ではマスク姿で歩いている。


お店に入る場合には、

マスク着用の義務があるので、

流石に外しては着け、外しては着けが、

面倒になっているだかけなのかもしれませんが、

ここ半年で人々の生活風景も大きく変わりました。
 

さて、来週のチューリッヒは、

どんな状況に変わっているのか、変わっていないのか。

もう、なるようにしかならないという気持ちで、

対応していくしかないでしょう。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。 

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ



ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
ブログの読者登録はこちらより ♪
 
 

スイスの街角から(新) - にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村


記事検索
スイスの365日の生活について綴ったエッセイ 「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、 自由国民社より発売されました。 日本全国の書店、および、 Amazon、 楽天ブックスなどのネットブックストア、 電子書籍にて発売中です。

㊗️「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" 受賞 🏆🏆🏆

数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
ブログのランキングに参加中です。記事が面白い、または興味深いと思って下さった方々、下の2つのバナーを1日1回の"クリック" で、応援をどうぞよろしくお願い致します。

ヨーロッパ(海外生活・情報)ランキング

人気ブログランキングでフォロー

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村
ーーーーーーーーーーーーーー PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログ内の記事・写真(スイス国内外のニュースのご紹介以外)はすべて「Apfel」のオリジナルです。記事・画像・動画の無断転記、及び無断使用を禁止致します。テレビの番組内での使用も同様です。番組やマスメディアでの写真/動画の使用、また、リンクをご希望の企業/個人の方々は、右上のメッセージ(livedoor プロフィールの下です)より、必ず事前に Apfel までご一報下さい。『当方の承諾無しでのリンクはご遠慮願います。』
Twitterでも時々呟きます
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
メッセージ

執筆に関するご依頼、その他、マスメディア関連の方々のお問い合わせ等は、こちらよりお願い致します。 上記以外のメッセージは受けつておりません。現在、コメント欄は閉じさせていただいています。

名前
メール
本文
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
アクセスカウンター
  • 累計:

  • ライブドアブログ