スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

リマト川

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


川がすごい事になった!(リマト川 in チューリッヒ)

ブログネタ
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スクリーンショット 2019-09-11 5.09.37

9月10日、チューリッヒの町を流れるリマト川が

すごい事になりました。


いつもはクリアなブルーか、

時間帯の光の加減によっては

緑がかった美しい青色に見える事もあるリマト川。

この川が突如、

なんともどぎつい、"ポイズングリーン"に変わりました。

スクリーンショット 2019-09-11 7.01.13

これは気候変動を懸念する環境活動家達の抗議を示す行動で、

意図的に行われたものです。


10日正午頃、

警察へは市民からの通報が相次ぎました。

警察の調査によると、川を緑色に変えた物質は、

人体には無害の "ウラニン" だそうです。


活動家達は Facebook のページで、

無害な染料を使用して

スイス最大の都市を流れる川の色を変えた事を認めました。


それにしても、決して小さくはない川です。

私も普段見慣れているあの川が、

こんな姿になるなんて・・。


活動家は、

差し迫った生態系の崩壊と、

人類の絶滅の可能性に注意を喚起したい

と述べているそうです。


中には緑色になった川で、

流れに身を任せ、体を水の上に浮かべて、

まるで死人のように

川の上を流れるようにパフォーマンスする

環境活動家もいました。


主張する事はわからなくは無いような気もしますが、

いくら無害だとしても、こんな形で抗議をするなんて、

私には理解が出来ません。


こちらは通常のリマト川の景色です。

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実は火曜日は私もチューリッヒの町にいました。

この日はリマト川の方角へは行かなかったため、

この光景を肉眼で見る事はありませんでしたが、

画像を見て驚きました。


こちらは Facebook のページより。

IMG_2160

帰り道の途中まで一緒にいた友人に、

この川の光景を目にしたかどうか尋ねてみると、

彼女も見ていないそうですが、

まるで入浴剤を入れたお風呂のようだと

思わずイメージが一致しました。

偶然チューリッヒにいたのだから、

話の種に状況を見ておきたかったような気はします。


チューリッヒ警察は、

水中へ混入された物質を分析しているそうです。


川は自然に元の色に戻るのかどうか?

今はそれが、一番気になります。


(9月13日: 追記)後日談はこちら



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気まぐれお天気 〜 暑 涼 暑 涼


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天気予報がなんとなく外れた1週間でした。

週の後半は予報通り、

夕方になると雷雨もありましたが、

日中は比較的晴れて穏やかな週で、

気温も当初の予報よりは高め。

一旦は涼しくなったものの、

意外にも暑いと感じた日が続きました。


終日雨の予報が出てい金曜日は、

夕方に激しい雷雨に見舞われたものの、

昼間は快晴の暑い1日で、

チューリッヒ地方では、

久しぶりに日中の気温は30℃まで上がりました。


金曜日、チューリッヒの街を歩いていると、

とても日差しが強くて、

子供達も噴水で水浴びをして大はしゃぎ。


翌日の土曜日19日は、

チューリッヒを流れるリマト川を泳げる

第53回リマト川水泳大会が予定されていました。

53. Zürcher Limmatschwimmens

水泳大会と表現しましたが、

実際には泳ぎを競い合うものではなく、

年に一度、

リマト川を泳いで楽しめるという水泳レクレーション、

チューリッヒ市が開催する真夏のイベントの一つです。


しかしこの日は、

来週26日の土曜日に延期の発表がされており、

金曜日の町の様子を見ていると、

翌週に順延なんて、早まったんじゃなーい!?

と思っていたのですが、

翌土曜日はなんと、前日より気温が10度も下回り、

曇り空でとても涼しい1日となりました。

確かにこの気候では、とても川は泳げない〜。

IMG_2085 (2)



晴れていると、こんな感じです!(画像は公式サイトより)

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週明けは、週の真ん中あたりからまた気温が上がりそうで、

現時点では、26日の土曜日は晴れる予報なので、

水温が上がれば予定通り、

今年も水泳大会が開催されそうです。

04

今年のチューリッヒでは、

最後の夏の催しとなりそうな予感。

自分もお出かけ続きの1週間の予定なので、

天気予報の晴れ☀︎マークに大いに期待!


ここのところ気温差も大きく、

気まぐれお天気は、

暑さと、寒いに近い涼しさが交代でやってくる日々・・。

不安定なので、ちょっと心配ではありますが、

無事にリマト川の水泳大会が開催されますように。


26日の水泳大会が開催されるかどうかの最終決定は、

スイス時間 23日(水曜日)17:00 に決定されるそうです。


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チューリッヒの伝統行事が、あまりの寒さで中止になりました。


ZLS_2012_Startsprung_4
(写真は Züricher Limatschwimmen より、2012年のリマト川水泳大会の様子) 


先日開催されたストリートパレードと共に、

チューリッヒの町の夏の風物詩の一つでもあるのが、

リマト川の水泳大会です。


チューリッヒ湖の北端から流出し町の中心を流れる

リマト川の水泳大会は市民参加型の夏の催しで、

1945年以来ほぼ毎年続いていた、

歴史あるチューリッヒの夏の大イベントなのですが、

8月23日に予定されていたこの行事が、

今年はあまりの冷夏であったため、中止となってしまいました。


例年よりも少々遅めの日程で設定されていた今年の水泳大会。

川の水温は最低でも21度以上を越えなければならないそうなのですが、

今年のスイスの夏はあまりにも涼し過ぎ、

ここのところ水温が20度上回る事はなかったのだそう。


8月後半を迎えた現在では、

涼しさを通り越して肌寒ささえも感じる毎日で、

とても屋外で水泳大会を開催できる天候状況ではなく

安全性の問題からやむなくキャンセルが決定したとの事。


当初は30日に延期という予備日が設定されていたようですが、

気温回復が見込めず、今年は残念ながら開催されないそうです。


来年2015年は、

8月15日 または 8月22日 に既に予定されています。

Vorschau Limmatschwimmen 2015(ドイツ語)


来年の夏の事を考えるのはあまりにも早過ぎますが、

今年のように寒すぎる夏の日々が続くと、

既に来年の夏への期待も高まります。


自分自身で振り返ってみると、

このブログを定期的にご覧下さっているみなさまはご存知の通り、

7月上旬に夫 Banana の日本短期赴任を終え、

共にスイスへ戻ったのですが、

その後はパッとしないお天気続きでした。


英国から親戚が訪れ、

我が家に滞在していた7月中旬の5日間だけが、

私が今年体験した、唯一の本当にスイスの夏らしい、美しい夏の数日でした。


とはいえ、

友人・仲間同士が集ると必ず出る言葉、


「9月になればもう一度、夏を忘れかけた頃に、

あっつい夏のような、お天気の数日間がやってくる!」


これは決して誰かが保証した訳ではなく、

あくまでも希望的観測なのですが、

例年の夏から秋へ移り変わるスイスの気候で、

毎年体験している人たちならば何となくそう思える、

期待と感覚のようなものなのです。


そしてその後は、ゆっくりと秋が深まって行きそうです。


さすがに9月のリマト川で水泳競技はもはや不可能だとは思いますが、

もう一度湖畔で日光浴ができるくらいの、

快晴の数日が戻ってくる日を待ち望みます。


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秋から冬へ、旧市街へと続くチューリッヒの町並み


秋を通り越し、

すっかり冬の装いに変わったチューリッヒの町です。


今回は、

時々この
ブログでも紹介しております

バーンホフシュトラッセ(Bahnhofstrasse)とは、

リマト川を挟んで橋を渡った反対側のエリアの、

秋の町並みをご紹介します。


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現在、スイスの各町では秋のフェスト

(Fest=お祭り)が
開催されており、

チューリッヒ州の各町でも、大・小の秋祭りが催されます。



子供達が楽しめる、アミューズメントも!

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ここは旧市街へと向かう途中、橋を渡ってすぐの場所にある、

小さなアーケード。
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中には、ちょっとオシャレなお店やレストランなど、

様々なお店が並ぶアーケードです。



こちらはオリーブオイルの専門店。

食用のオリーブオイルはもちろん、石鹸やボディケア商品など、

すべてオリーブを原料としてつくられたものが並びます。

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ここはレストラン。

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ア−ケードの中の天井には、

お店を示すサインが吊るされています。

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夏は通りに沿ってテラス席の並ぶ賑やかなアーケードですが、

現在はとても静か。

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川を隔てた小高い場所が、リンデンホフの丘。

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ちなみにこちらがリンデンホフの丘から眺めた、

対岸と通りの様子。
(今年の8月に撮影したもの)

同じ町でも季節によって、全く景観が異なります!


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(上記写真の、真ん中の通りの辺りが本日ご紹介しているエリアです。)



秋から冬の景色に変わりつつあるチューリッヒの街並。

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この坂道を登って行くと、

チューリッヒの旧市街へと続きます・・・。

(旧市街へ抜ける道は、上記以外にも通りに沿って有ります。)

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次回は、ここから中世の町並みの残る、

チューリッヒの旧市街の様子等をお伝えします。




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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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