スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

リサイクル

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


コンテナを積み上げたタワーの上にのぼってみた@フライターグ(FREITAG)チューリッヒ


IMG_8414

チューリッヒの新開発エリアにある

人気のリサイクルバッグ🇨🇭

フライターグ(FREITAG) 旗艦店。

コンテナを高く積み重ねて作られたタワーの

てっぺんにある屋上に登ってみました。


フライターグ(FREITAG) は

カラフルで実用的な

リサイクルバッグを販売する

スイス発のブランドです。


幌車タイプのトラックに付けられている

防水シート (ターポリン) を

再利用してバッグを作るという

斬新な発想のもと、

1993年にチューリッヒの

ハードブリュッケで誕生しました。


地元の人々にも愛されるブランドとして

成長を続けるフライターグは、

バッグの他、スマートフォンケース、

財布なども手がけ、

全世界で350を超えるパートナー店と、

日本各地にもフラッグシップ店があります。


幌をリサイクルして

一つ一つ手作りされたバッグは丈夫で、

同じデザインでも、

それぞれ微妙に違いがある一点ものなのも

人気の一つのようです。

IMG_8430

スイスでの価格は、

バッグ1個の価格で大体、

160フラン〜350フラン

(約 25,000 円〜54,000 円)くらい。

または、

それ以上の商品まで…。

リサイクル商品としては、

お値段は少々高め。


ユニークな形をした旗艦店の建物は、

19個の錆びた貨物コンテナを積み重ねて

建てられていて、

遠くから見てもひときわ目立つ建物です。

IMG_8421

冒頭でも記しましたが、この建物、

コンテナのタワーの上は、

ちょっとした展望スペースの

屋上があり、

開放されている日には、

無料で上まで登ることができます。

IMG_8429

せっかくお天気の良い日だったので、

屋上まで上がってみました。(階段のみ)

その様子はインスタグラムで 


スクリーンショット 2023-06-04 19.05.35

階段は思ったよりも急で、

下も見えるので、

高所恐怖症の私には、

少々勇気のいる階段でした〜。

が、

なかなかの良い体験でもありました。


フライタークの商品を

更に個性的に求めたい場合は、

好みのパーツや色を選び、

自分でバッグを製作できる

"Sweat-Yourself-Shop" という店舗が、

チューリッヒ市内にあります。

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こんなリサイクル!

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金曜日に通りかかったチューリッヒ中央駅(HB)で、

"ネスプレッソ(Nespresso) カプセル"

のリサイクルについての、

プロモーションをしているところを目にしました。


今や、全世界で人気のネスプレッソのコーヒーですが、

スイスでは使用済みのカプセルを再利用して

新しいものを創り上げるリサイクルが推奨され、

顧客達の間に広まっています。


こんな感じに押しつぶして、再利用するそうです。

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色とりどりのカプセルのかたまりがディスプレイされていました。

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● ランプに生まれ変わったネスプレッソのカプセル

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●ランプシェードとアート

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●キャンドルスタンド

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●鍋敷き

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スイスの有名企業から、

商品として売り出されているリサイクル品も紹介されていました。

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個人的には、

ネスプレッソ(スイス)のカプセルを再利用しての

ビクトリノックス(スイス)のスイスアーミーナイフなんて、

スイスのお土産としても、

「リサイクル+スイスの商品」で、

色々な意味でスイスを象徴していて、

良いな〜と感じました。


日本では今現在は、

使用済みカプセルは再利用されず、

ゴミとして廃棄されているそうです。


我が家でもネスプレッソのコーヒーは、

毎日何杯もいただくほど、

ネスプレッソマシンを愛用しており、

使用済みカプセルは、

リサイクルとして回収していただいていますが、

こんな風に使用されているとは知りませんでした。


スイスでのカプセル再利用例がお手本となり、

他の国々にも広まっていく日は遠くないのかもしれません。

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次回のメルマガ【Vol.32】は、8月20日(火曜日)の配信です。
(目次)
● 第55回「リマト川遊泳大会」in チューリッヒ
● こだわり醤油のお値段に驚愕!
● チューリッヒの穴場、静かに過ごせる広大な公園
● ホテル学校が運営する、豪華でユニークなレストラン

今週号は、こんな内容です・・。

4500人が参加する遊泳大会が今年も開催です!

やっぱり高いスイスの物価。日本からの輸入、こだわり醤油のお値段は?

Apfelのオススメ、観光客はまず知らない場所、
ホテル学校がマネージメントする
地元の人々で人気の邸宅レストラン(チューリッヒ)をご紹介。
ホテル学校の研修生が授業の一環として働くお店でお料理を味わいます。

レストランに隣接する穴場の場所、
美しい公園を画像付きでご紹介致します。


バックナンバーはこちらからご購入いただけます。
https://www.mag2.com/archives/0001685027/

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そんな理由で刑務所へ!? in チューリッヒ

ブログネタ
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05
今年の5月になると、

スイス生活15年目を迎える我が家です。

現在ではすっかりとスイス生活にも慣れて、

物珍しかった事も、逆に今では当たり前になりつつある

日々の生活ですが、

この国で生活を送る上でのルールにおいて、

久しぶりにちょっと驚かされたニュースがありました。


それはゴミの捨て方について。

Cardboard recycling slip-up costs Zurich resident dear(The Local)


正確には、こちらで "カートン" と呼ばれる、

厚紙や段ボールの捨て方=リサイクルできるゴミの捨て方

についてです。


まずは基本的な生活ゴミ、資源ゴミの捨て方については、

かなり以前の記事ではありますが、過去のブログ記事に綴っております。


ご関心がおありの方はこちらです。

スイスのエコ1.まずはここから、ゴミ捨て方法 (2010年 2月7日)


スイスのエコ 2.驚きのリサイクルシステム (2010年 2月10日)


さてここからが本日の本題です。

スイス国内でも、リサイクル方法については

地域や各州によっては多少の厳しさ、緩さには

相違があるようですが、

チューリッヒ市ではその "捨て方" によって

厳しく取り締まられます。


このほどチューリッヒ市が、

居住者に科した罰金が話題となっています。

市内Wiedikon[ヴィーディコン]に住むある女性は、

段ボール、厚紙類を捨てる(→リサイクルへ)際に、

それらを紐(バンド)で束ねていなかった事が、

捨て方が正しくないと判断され、

市当局から、270フラン(約31,000円)の罰金を

科せられたのだそうです。


更には、

彼女がもしもその罰金を1ヶ月以内に納付しなかった場合、

なんと、"2日間の刑務所行き" へ・・という、

なんだか脅迫めいたようにも感じてしまう、

恐ろしいペナルティを課せられたのだそうです。


通常のゴミでも捨て方を間違うと、

(捨ててはいけないものをゴミ袋に入れていたり、

ゴミ袋に貼るステッカーを貼っていなかったりで)

罰金が科せられるという話は何度も耳にした事はありますが、

その先の → 刑務所行きまで登場するのは

初めてのオハナシで、驚きました。


罰金を科せられた彼女は、

古い段ボールについては折りたたんで

外に出したそうなのですが、

厚紙類を一部の大きな箱の中に入れ、

一緒に集めて外に出していたのだそうです。


ちなみに私の住むチューリッヒ州の街では

この捨て方は特に問題は無さそう?

住まいの同じマンションの住民たちの中には、

同じような出し方をしている人々も見かけますが、

ゴミは問題なく収集されています。


しかし彼女が居住する地区ではそうではないらしく、

朝、厚紙類のリサイクルごみを出し、夕方に帰宅した際、

段ボールは収集されず、まだそこに置かれたままで、

罰金処分となったのだそうです。


ナゼ、それが彼女だと分かったのだろう?

という気もしますが、

段ボールに宛名とか、

名前がわかるものが貼られたままだったのかな?

と推測します。


ニュースの内容を読む限りでは、

とても厳し過ぎるような気もするのですが、

誤った方法でゴミを捨ててしまう住民達のケースが積み重なり、

堪忍袋の尾を切らしたチューリッヒ市の、

苦肉の対策なのかも? しれません。


チューリッヒ市は特にリサイクル規制に

違反する人々への対処は厳しいとの事なので、

正しいリサイクルへの意識を高めるためには、

やむを得ないと考えるべきなのか!?


シャフハウゼンとサンクトガレンでは、

間違って置かれたリサイクルの罰金は100フラン

(約11,000円)との事です。


また、段ボール・厚紙の回収は月に一度なのですが、

(↑ 私の住む湖畔の街の場合)

もしも上記の該当日以外の、普通のゴミの日に、

束ねた厚紙類に
ゴミ廃棄用のステッカーを貼って

普通ゴミに出した場合は、

スイスのほとんどの町で、収集を拒否されるそうです。


住まいのある我が町は、

そのへんは結構ゆるい気もしていますが、

本当は間違っているのに、

まあ、このくらいは・・で、

優しくしていただいているだけなのかも!?

特に我が家はガイコク人同士の夫婦なので、

悪気なく間違ってしまう事のないよう、

気をつけねば(苦笑)


リサイクルの方法をしっかりと見直す、

良い機会だと感じるニュースでした。



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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