冬らしいどんよりとした空の季節になりました。
11月の最初の週までは、
あんなに晴れて暖かかったというのに、
季節はもうすっかり冬。
ここ数日は、
日中でも気温が4℃くらいまでにしか上がらない日もあり、
外に出ると、まるで冷蔵庫の中を歩いているようです。
そんなある日、
チューリッヒ湖畔の自宅から一山超えて、
お肉を買いに出かけました。
今週夫は海外出張中。
ペーパードライバーの自分なので車は出せず、
バスに乗って出発。
途中、乗り換えが必要なので、片道約1時間です。
お肉はもちろん、
一山超えた遠い街まで行かずとも、
住まいの街にもちゃんとしたお肉屋さんはあるし、
スーパーにもお肉は売られています。
隣町まで足を延ばすと、
この界隈での人気のお肉屋さんもあり、
近くに住む友人達は、
そこでお肉を買い求めているそうです。
私も何度かそのお店を試してみました。
とても質の良いお肉を販売するお肉屋さんです。
お値段もそこそこ高額で、
お肉の質はとても良いのだけど、
自分が求めている和食中心の料理には、
そちらよりも、山を越えて出かける街にある
お肉屋さんの方が自分好みなので、時々遠出をします。
私が買い求めたかったのは、
日本で言うところの、"豚バラ肉" に近いもの。
それをスライスしたものが欲しいのです。
過去の記事にも何度か綴った記憶がありますが、
日本のスーパーのように、
薄くスライスして綺麗にパックされたお肉は、
こちらでは売られていません。
従い、牛肉にしろ、豚肉にしろ、
薄切りが欲しい場合には、
自宅に肉用のスライサーを購入して自分で切るか、
または、お肉屋さんにお願いしなければなりません。
自分の経験からすると、
500グラム程度であれば、
チューリッヒや自宅近くのお肉屋さんでも、
お願いすれば、その場でスライスして下さる場合もありますが、
量が多い場合には、事前の予約が必要です。
ちょっと面倒ではありますが、
前日くらいまでに予約をしておけば、
綺麗にスライスして、
私が通う山を超えた街のお肉屋さんでは、
日本のようにパックに入れて準備しておいて下さるので、
私はそのお肉屋さんがお気に入り ♪
今週自宅でランチ会を開く際に、
メインをお鍋にしようと思っていたので、
火曜日に一旦予約をしに出かけ、
(予約は電話でも大丈夫なのでしょうが、
いまだドイツ語に不安のある自分には、
時間がある時には、フェイス to フェイスで話をした方が、
間違いなく通じるという、お恥ずかしい理由により)
ランチ会を開く前日の木曜日に準備をしていただけるよう
お願いしました。
店員さん達が日本人に慣れているお店なので、
スグに何を欲しいのかも理解してくださり、
そう言う意味でも、非常にラクなお店です!
ランチ会で使用する分は切りたてのホヤホヤのお肉で、
あとは普段の食卓に和食を料理する際に必要な分を
まとめて購入するため、今回は2キロ注文しました。
予約をしに行った日は久しぶりの青空で、
バスの車窓からは、
のどかなスイスの風景が眺められました。
山(正確には小高い丘)を越えてしばらく走ると、
チューリッヒ湖とは異なる湖(グライフェンゼー)が広がり、
この風景を眺めるのが、いつもの楽しみです。
春から夏まで見えるコウノトリ達の巣は、
さすがに今は空でした。
次回コウノトリが戻ってくるのは、冬の終わり頃。
まだまだ先です。
無事に目的のお肉をゲットできました。
特にリクエストをした訳ではありませんが、
400グラム毎に1パックにして下さり、
このパックを5個持ち帰りました〜。
スグに使用する分だけ分けて、
あとは小分けにして、冷凍します。
お肉ピックアップの日には、
しっかり保冷剤を入れた保冷バッグを持参して
出かけたのですが、
木曜日は青空も太陽も隠れ、特に寒い日で、
外気は冷蔵庫と同じ温度だったので、
保冷剤は全く必要ありませんでした(苦笑)
一段毎にフィルムを挟んでくださっており、
お肉屋さんのお仕事も丁寧 ♪
スイスにいながら、本当にありがたい事です。
このお肉で、豆乳ミルフィーユ鍋を作りました。
こちらの画像は火をかける前の準備の段階。
白菜と豚肉、お豆腐(下に埋もれています)
トッピングは松山あげと湯葉。
松山あげと湯葉(崩れ湯葉)は、
日本から持ち帰ったものです。
豆乳はスイスのスーパーCOOPで購入したものを使用。
お鍋オトナ女子会は大成功〜。
週末は英国人の夫 Banana も出張から戻るので、
彼の好物の、
豚キムチ炒飯を作ってあげようと思います!
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