スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

ユーロ

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


ユーロを手に入れた・・。しかし、混乱は続く。

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週明けの火曜日、

ようやく自分がアカウントを持つスイスの銀行の口座から、

ユーロを引き出す事ができました。


通い慣れたチューリッヒ市内にある銀行のATM。

いつものように「EURO」のサインのあるATMの機械の前に行くと、

7〜8台数台並ぶATMのうち、

通常はその中の3台ほどはユーロを引き出せるはずのATMが、

2台が "ユーロの入金のみ" と表示されており、

実際にユーロを引き出せる事のできるATMは1台のみ・・。


たまたま午前中、人が混み合うお昼の時間帯の前に出かけたためか、

並ぶ事も混雑もなく、

無事に少しまとまった額のユーロを引き出す事が出来ました。


しかし、これはあくまでも、スイスの銀行に口座を持ち、

チューリッヒのような大きな町の銀行ATMから引き出しをした場合です。


スイスショックから数日が経過しましたが、

いまだに「両替所」では混乱が続いているようです。


私のドイツ人の友人は同日、

バーゼルのドイツ駅

(バーゼルにはバーゼルSBBと、ドイツ側のバディッシャー駅があります)

で、スイスフランをユーロに換金しようとしたところ、


「Wir haben Keine Euro mehr (ユーロがありません)」


との貼り紙がされ、

結局ユーロに両替できなかったのだそうです。


私はスイスに住み始めた最初の約2年間をバーゼルで過ごしました。

こちら側の駅はドイツとの国境駅のラインフェルデンの近くにあり、 

バディッシャー駅には、駅の中にパスポートコントロールのある特殊な駅です。


ドイツとの国境に近いため、

両替所にはユーロが準備されているのが当然だと思うのですが、

この駅ですらその状態という事は、

少なからず、各地でのユーロがらみの困難はまだまだ続いているようです。


近々日本、または世界各地からスイスへおいでのみなさま、

スイス国内のみのご滞在であれば、

スイスフランをご準備されていれば問題はありませんが、

もしもスイスを経由(滞在)されて、

他のヨーロッパ各地〈ユーロ圏〉へ移動されるご予定の方々は、

スイス国内でではなく、

ご出発前か、またはユーロ圏内の各国で

ユーロに換金をされるのが確実ではないかと思います。


今月25日に迫る、ギリシャ総選挙の影響で、

ユーロに関しては、まだまだ変動の可能性があるかも・・!?

とのウワサもああり、

今後の経済の動きから目が離せません。



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ユーロが消えた!?

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一昨日にアップした記事、

スイスフラン急騰・ユーロ急下降 〜 その時、市民の反応は・・。

の続報です。


15日のスイス国立銀行(中央銀行)による劇的な発表直後の週末、

スイスの銀行からユーロが消えました。


本当に銀行の中からユーロ紙幣がすべて消えてしまったとは

もちろん思えませんが、

町のATMからはユーロが全く引き出せない状態となっているスイスの週末です。


おそらくチューリッヒ空港まで足を伸ばせば何とかなるのでしょうが、

身近にあるチューリッヒ州各地の銀行のATMには、

週末の時点でユーロは残っていません。


ATMからユーロが消えた金曜日、

チューリッヒ地区の銀行やその郊外の銀行では、

その銀行に口座を持っている人のみ、


上限 1,000フラン まで・・。


と制限付きで、


「窓口でだけ、ヨーロの引き下ろしを行える」


という銀行も多かったため、かなりの混雑となったようです。


もちろん私の友人達のように、

ATM
からユーロが無くなってしまう前に、

まともった金額を換金できた人もいました。

ただしこれは、

あくまでもスイスの銀行口座にアカウントを持っている人たちの場合です。


私の夫 Banana は金曜日の夜まで忙しく、

日中仕事の合間をぬって銀行まで出かける事は不可能であったようで、

土曜日に自宅付近と、その近郊の町の銀行のATMで試してみましたが、

既に金曜日にあちこちで無くなってしまているユーロが、

土曜日に補充されているはずはなく、完全アウト!


ちょうど Banana が土曜日に出かけた、

スイス人の経営する行きつけのヘアーサロンでもその話が出たらしく、

オーナーであり、スタイリストのスイス人の彼とその話題について

話したところ、

スタイリストの彼は来週から奥さまと共に、

オーストリアからドイツへのリバークルーズの旅行に出かける予定があり、

まさか急にこんな事態が起こるとは予想もしていなかったため、

まだユーロは手に入れていなかったのだとか・・。

それで、慌てて金曜日に最寄りの銀行へ出向いたところ、

郊外の町では当然ATMにユーロは残っておらず、

窓口に長時間並び、ようやく1,000フランだけ手に入れる事が

出来たという事です。


もちろんずっとこんな状態が続くはずは無いので、

週明けの月曜日以降のチューリッヒ市内であれば、

銀行まで足を伸ばせば問題はないのではないかと思うのですが、

普段は冷静に見えるスイスの人々がこんなにも

慌ただしく動いている様子を目の当たりにすると、

正直なところ、ちょっと不安になってきました。


慌てる事も無いだろうと、
少々呑気に構えていた自分ですが、

私も週明けにはもう一度チューリッヒまで出かけ、

自分の口座がある銀行のATMで少しユーロを下ろして来ようと思っています。


うまくいくかな・・!?


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スイスフラン急騰・ユーロ急下降 〜 その時、市民の反応は・・。

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(写真は 20 Minuten より)

予告無しにスイスフランが30%近く急騰し、

ヨーロッパの金融機関を中心に大きな影響が広がっています。


(ロイターより一部抜粋)

スイス国立銀行(中央銀行)は15日、

過去3年にわたり維持してきたスイスフランの対ユーロの上限、

1ユーロ=1.20フランを廃止すると発表した。

発表を受けてスイスフランは30%近く急騰、

通貨高による輸出下押しへの懸念からスイス株は急落した。

スイス中銀がフラン上限廃止、「持続不可能だった」(ロイター)


各紙のニュースにて、

経緯と最新情報が報道されておりますので、

この場では上記の説明については省かせていただくとして、

発表から一夜明けたスイス国内の、一般市民の様子ちらりとお伝えします。


昨日(スイス時間16日)は、

友人たちとチューリッヒでランチをするため待ち合わせをしていました。

真っ先に出たトピックは、もちろんこの話題です。


15日の午前中は1ユーロが約1、2フラン。

現在は1ユーロが0、8〜0、9フラン前後を行き来している状態です。

(スイス時間1月16日現在)


「フラン高  ユーロ安」という状況になっている今現在、

友人たちは、

お昼の待ち合わせの前に銀行に立ち寄ったそうなのですが、

チューリッヒの銀行の窓口は、

スイスフランをユーロに換金する人たちで長蛇の列。


スイス各地で同じ現象が起こったもよう。

銀行窓口に並ぶ人々・・。

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(写真は 20 Minuten より)

スイスの銀行のATMでは通常、

スイスフランと共にユーロも引き出せるのですが、

別の州に住む友人の町の銀行では、

ATMの中のユーロは売り切れ状態で、

普段ならば点灯している "EURO" のマークも

消えてしまっていたのだそうです。


チューリッヒの町では午前中、ユーロは引き出せたようですが、

今日の銀行は超混み状態。

場所によってはATMの中のユーロが不足して、

希望金額が引き出せないところもあったのだとか・・。


各地の様子は情報誌のニュースにも!
Schweizer Banken gehen bereits die Euros aus(20 Minuten)

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(写真は 20 Minuten より)


一部のスイスとドイツの国境(Zoll)でも、

早速スイスからドイツへショッピングに出かけた人たちのラッシュで、

渋滞と大混雑が発生したそうです。


15日以降、レートは変動を続けています。

日本円は、スイス時間16日夜の時点の現在、1フランが137、8円



1,000フランを日本円に換算すると、約137,000円

15日の午前中までは、1フランが115円前後で、

1,000フランを日本円にすると、約115, 000円


数字にうとい私ですが、

という事は1日で、

正確には15日の午前と午後の数時間で、

2万円以上 もの差が出ているという事です!

今スグに日本円に換金するか、口座へ送金すれば、

その金額が大きければ大きいほど、

単純に考えて得をするという事になるのです。


ただし、他国から → スイスは逆パターンになるわけで

今後スイスへご旅行に来られる場合はその反対になり、

高くなってしまいます。


私の英国人の夫 Banana はスイスに本社のある企業に勤務していますが、

スイスに会社を構える企業の、ビジネスへの影響も懸念され、

職場でも同僚たちとこの話題が絶える事無く、

ビジネスマンたちの心情も複雑な様子です。


簡単に言えば、

わざわざ高くなっちゃったスイスへ行かなくても、

高くなったスイスの商品を買わずとも、

他の国へ旅行しよう! 他の国と取引きして安い商品を買おう!

という事になりかねないという事です。


今のところは、様子を見ている事しか出来ません。

目先の外貨への換算率を考えると、小躍りする自分もいる反面、

先行きがとても不安な自分もいます。

これから先、どうなる事やら・・。


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新10ユーロ紙幣、デザイン初公開!


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(本日の写真は 20 Minuten より)


本日2014年1月13日より、

今年から流通される予定の新ユーロである

「10ユーロ紙幣」のデザインが初公開との事で、欧州各紙で紹介されています。

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新しい紙幣にはセキュリティ機能に加えて、

ギリシャ神話の女性の肖像「エウロペ」が小さく描かれており、

10ユーロ紙幣のデザインは2002年にユーロの現金流通開始以来、

今回初めてリニューアルされるのだそうです。


新紙幣では新しい5ユーロが

昨年2013年5月2日より既に使用を開始していますが、

本日デザインが公開された新10ユーロは今年2014年の9月23日より、

流通がスタートする予定なのだそう。


ユーロ紙幣ヨーロッパシリーズは今後も徐々に

年間をかけて欧州ユーロ圏で導入されてゆく予定との事です。

So sieht der neue 10-Euro-Schein aus(20 Minuten)



古いユーロ紙幣については "しばらくの間" は使用可能なのだそうですが、

具体的にいつまで使用できるのか?

という点については発表されていないようで、

手持ちの古いユーロに関しては、

当分使用予定が無い場合には、ちょっと注意も必要かも!?


ここスイスは、通貨はユーロではなく、

スイスフランを使用しているため、

私たちの普段の日常生活に直接関わるニュースという訳ではありませんが、

旅行のみならず日帰りのショッピングや観光などで

陸続きの近隣諸外国を訪れる機会の多い我らスイス在住者にとっても、

秋の新紙幣のお目見えが、とても興味深いニュースです。



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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