
ここ数週間、スイス各地では、
秋の訪れを感じさせるさまざまなイベントが
開催されています。
チューリッヒでも先週末の9月26日、
「都市型モノづくり・生産の日」ともいえる
イベントが開催されました。

それが、毎年秋に行われている
「Made in Zürich」。
チューリヒ市内を拠点に活動する
ものづくりの事業者や工房などが、
それぞれのクラフトマンシップを広く知ってもらい、
都市の中で息づく「ものづくり」を
さらに活気づけることを目的としたイベントで、
全部で100を超える企業(工房)が参加しました。

開催場所は、
Werkstadt Zürichをはじめ、
市内各所にある工房や工場です。
普段はなかなか見ることのできない
職人さん達の舞台裏も一般公開され、
工房やアトリエ、製造プラントなどの扉が
一斉に開かれました。
職人さんやクリエイターが、
ひとつひとつの製品を生み出していく過程や、
実際の製造現場を間近で見ることができる、
なんとも興味深い一日でした。
対象となる分野は実にさまざま。
伝統的な手工芸から、現代的なデザインの商品、
そしてサステナブルな循環型のものづくりまで、
幅広いジャンルの工房や事業者が参加しています。
フード&ドリンク、都市型のチーズ工房、
クラフトビールの醸造所、チョコレート工房、
都市型ワイナリーでの見学や試飲。
家具や木工の工房、バッグやアパレルブランド、
製本、金細工の工房など……。
こうして並べてみると、
チューリヒの街の中に、
これほど多様な「つくる場所」があることに
あらためて気づかされた1日でした。
中には、事前予約で参加できるツアーもあり、
職人さんや製造者の方から
直接お話を伺えるミニワークショップや、
デモンストレーションなども行われていました。
私も夫の Banana と一緒に、
いくつかの工房を訪ねてきました。
○ チョコレート




○ コーヒー



○ジン


○ソープ・ハンドクリームの工房など…。


ぜーんぶ、
チューリッヒメイド ♪
分野はそれぞれ違っていても、
ひとつの商品が形になるまでには、
そこに携わる人の技術やこだわり、
そして丁寧な仕事がある。
そんなことを実際の現場で感じられるのが、
このイベントの魅力なのかもしれません。
子どもの頃に参加した工場見学を思い出すような
ちょっとしたワクワク感もあり、楽しい!
1日では興味ある場所全てを
とても回りきれないのが現実で、
今回は訪れることのできなかった工房や工場も
たくさんあります。
来年はまた少し違った場所を訪ねながら、
チューリヒの街に息づく「ものづくり」を、
再びゆっくり楽しんでみたいと思います。
「Made in Zürich」につきましては、
エッセイ「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」
の中にも掲載されています。
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