スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

フランクフルト

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


欧州空港内のデモで、旅行者に影響 スイスも今週末


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7 月 25 日 朝、

気候活動家らがフランクフルト空港

(ドイツ) の滑走路近くで

抗議デモを行った影響で、

今朝のフランクフルト空港は

フライトの離着陸を

一時停止することを余儀なくされました。


スイス時間の午前 9 時過ぎに

フランクフルト空港の

午前便のスケジュールをチェックすると、

欧州内の離発着便はほとんどが

欠航になっていました。  

この日の予定便 1,400 便のうち、

140 便が欠航となったそうです。


ドイツで最も利用者数の多い

フランクフルト空港は、

気候活動家らが空港の滑走路近くで

デモを行ったため、

木曜日の朝の全便の離発着を一時停止。

同空港は早朝の時点で、

「乗客は当面の間、

空港に行かないようお願いします。」

と、

ソーシャルメディア X で発表していました。

現在は離発着が再開されているそうですが、

利用便の状況を確認し、

移動時間に余裕を持つよう求めています。  


このデモ活動は、

ラストジェネレーション気候活動家

によるもので、

彼らは声明で、

6 人の抗議者が空港フェンスを突き破り、

フランクフルト空港の滑走路周辺の

さまざまな地点に到達し、

「石油は人を殺す」

と書かれたポスターを掲げたと

述べているそうです。


ドイツ政府に対し、

2030 年までに、

石油、ガス、石炭から脱却するという

世界的合意を追求するよう

求めている同団体は、

水曜日に開始した

抗議キャンペーンの一環として、

同様の空港でのデモが計画されている

欧州と北米のいくつかの国を

リストアップしているそうです。  


実はこの中には

チューリッヒ空港が含まれていて、

今週の土曜日に予定されています。

夏休みの移動で利用客の多い中で

混乱が予想されるため、

空港のセキュリティに力を入れて

滑走路への人の侵入を阻止する考え

だそうですが、

何といっても広い空港の全てのフェンスを

どれだけチェックできるのか?

抗議者グループの一人でも

滑走路に辿り着けば、

空港内はしばらくの間は

滑走路の使用停止が余儀なくされ、

離着陸ができない状態になるはずで、

少なからず、

旅行者の足に影響が出てしまうでしょう。


夫  Banana がこの日に

チューリッヒ空港を利用する予定があり、

我が家もとても気がかりです。  


今週土曜日のチューリッヒ空港も

そうなのですが、

今朝のフランクフルト空港も、

現在欧州は夏の休暇シーズンに

突入している中で、

スイスや他地域からもこの空港経由で

日本へ一時帰国される方々が

いらっしゃったのではないかと思います。

空港を利用される方々に

大きな問題がなく、

ご無事に日本へ辿り着けますように。


デモを行うこと自体は

合法なのだと思いますが、

夏休み中、

小さなお子様連れで移動する人々も

多い中での空港内の混乱…。

世界各地から来られた

空港を利用される方々への影響が

最小限で済むことを願います。

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欧州で乗り継ぎ 機内持ち込み手荷物のこと


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前回のブログ記事からの続きです。

フランクフルト空港へは

早朝 5 時過ぎに到着しました。

乗り継ぎ便のゲートへ移動する前に、

スイスとドイツはシェンゲン協定が

締結しているので、

ここで入国審査を受けます。


本日の話題は、

フランクフルト空港での

乗り継ぎ便にまつわるお話です。

少し長文ですが、

ご興味がおありの方は、

この先にお進みください。


フランクフルト空港の入国審査は。

朝早くから長い行列ができていましたが、

審査官のいるブースが複数開いていて、

どの列に並ぶかの

振り分けをしている係の人もおり、

意外とスムーズに進み、

列に並んだのは 15 分くらいでした。


入国審査の後は、

保安検査で手荷物のチェックも済ませます。



フランクフルト空港は早朝から人も多く、

免税店は朝 6 時過ぎには

既に開いていて、

眩しい照明の下、

活気に満ちているさまに

いつも驚かされます。

朝 7 時には、各専門店も開店。

IMG_7796

保安検査場を通過後、

ラウンジで少し休憩し、

出発のゲートに進むと、

係員のアナウンスが聞こえてきました。


チューリッヒへと飛ぶ飛行機が

とても小さな機体なので、

乗客全員、

機内への持ち込み荷物は一つだけ。

ゲートから飛行機までは

バスで移動するので、

荷物が二つ以上ある人や、

一つだけでも荷物が大きな場合や、

キャリーケースを持っている人は、

搭乗する飛行機の下で

荷物を係員に預けてください。

チューリッヒへ到着後に引き渡します…。

との内容でした。


実は、

※ 搭乗する飛行機の下で手荷物を置いて預ける

※ 飛行機までバスで移動…

というケースは、

ヨーロッパでは国際線でも、

小さな飛行機に当たってしまうと、

意外とあるあるなのです。


自身の体験からすると、

ミュンヘンやデュッセルドルフを経由して

チューリッヒへ戻る場合は、

小型の飛行機に当たる確率も高いのですが、

フランクフルト - チューリッヒ

の場合は乗客も多いので、

バスで移動が必要な機材になることは

滅多にないと思っていました。


ところが、

平日の早朝の便だったこともあってか、

乗客の数はさほど多くはなく、

小型の飛行機に当たってしまったようです。


ゲートの前でアナウンスした女性が、

乗客の荷物を一人一人チェックし始めました。

私の前にやってくると案の定、

荷物を飛行機の下で預けてくださいと

案内されました。


私は過去の体験から、

このような状況と、

飛行機が小型だった場合を見越し、

欧州内で乗り継ぎ便を利用する場合は、

機内持ち込みのキャリーケースを、

日本から直行便を利用する時に

持ち込むもケースよりも、

ひとまわり小さなものを持っていきます。


何度も体験し、

そのキャリーケースであれば、

どんなに小型の飛行機でも、

たとえ上の物入れには

入らないことがあっても、

前の座席の下にはフィットすることが、

まず間違いはないと思っています。


利用したのもビジネスクラスだったし、

一応、ダメもとで、

「機内手荷物は2個持ち込めると思うのですが…」

と、やんわりと抵抗してみましたが、

係の女性に、

「通常は(ビジネスの場合)そうなのですが、

この飛行機は小さいので、

キャリーケースの方は収められません。

飛行機の下で預けてください。」

と言われ、

そこでごねるのも恥ずかしかったし、

マナー違反かなとも思い、

「わかりました。」

と承諾しました。


慌ててキャリーケースから

PC と i Pad と、

貴重品だけを取り出し、

機内へ持ち込めるもう一つバッグの中へ

なんとか押し込む。


乗り継ぎ便は、

ルフトハンザ航空の子会社

Lufthansa CityLine の運行便でした。

実際に飛行機に乗ってみると、

小型のボンバルディアの機材でした。

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けれども、

やっぱり自分の予想が当たっていて、

座席の上の物入れには、

キャリーケースが収まらないかな?

と見えるサイズでしたが、

前の座席の下には余裕で収まる

スペースがありました。


日本からヨーロッパに戻り、

言いたいこともあるけれど、

ぐっと気持ちを抑えたことの

第一弾となってしまいましたが、

今回はしょうがなかったかなぁ

とも思います。


チューリッヒまでの実飛行時間は

約 30 分。

とても短かかったのですが、

ビジネスクラスでは

機内食の朝食が出ました。

地元産のクロワッサンが美味しかった ♪  

IMG_7819

幸か不幸か、

チューリッヒ空港到着後も

飛行機を降りた後、

ターミナルまでは

バスで移動しなければならず、

預けたキャリーケースは

飛行機の下で戻していただけました。


事前のアナウンスでは、

到着空港の荷物のターンテーブルで

返却と言われていました。

海外の空港では、

預けたケースは

かなり雑に扱われるし、

せっかく手荷物に入れた

壊れやすい繊細なお菓子とか、

もうアウトだ〜と、

ガックリきていたので、

まあ、最終的にはこれで

よかったのかも…。


欧州内で乗り継ぎがある場合、

キャリーケースより、

リュックの方が無難なのだろうと

思ってもみたり…。


日本からスイスまで、

やっぱり遠くて長い空の旅でしたが、

遅延や大きなトラブルもなく、

無事にスイスに到着できました。

これからまた元気に、

スイスでの生活の始まりです。


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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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