スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

パスポート

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


英国から夫のパスポートが届く


IMG_9400

2ヶ月前に申請した、

英国人の夫のパスポートが、

昨日無事に、

スイスの自宅へ届きました。


前回のブログ記事からの続きです。

 

12月に行われた、

英国の郵便局によるストが関係し、

一時は所在不明になっていた

夫 Banana のパスポート。

(1月中に郵便のストは

また決行されるそうです)


気が気ではない年末年始でしたが、

先週、パスポートセンターへ

書類が到着してからは、

意外と手続きはトントン拍子に

進みました。

とてもありがたかった〜。


Banana は途中、

パスポートセンターへ電話で

問い合わせを試みましたが、

混み合っている時の

航空会社の予約センターのごとく、

音声ガイダンスの途中で

お待ちください状態が続き、

オペレーターへは

繋がらなかったそうです。


結果的には、

皮肉なことですが、

何もせず、

おとなしく待っていて正解でした。


新しいパスポートは、

DHLで届きました。

通常ならば、

郵便局から郵送されるはずだった

のだと思うのです。


エクスプレス便(DHL )

で送られてきたのには、

実は、

またまた信じられないトラブルが

背景にあったからだと思います。


書類がパスポートセンターに

到着したとメールがあったその数日後に

入ったびっくり仰天、

驚愕のニュース。


今度はなんと、

英国の郵便システムが

某国にハッキングされ、

UKから海外に送る郵便

(手紙、小包など全て)

のシステムが完全に麻痺し、

郵便物が、

国外へ送れなくなっているとのこと。


英国内と国外から、

英国(UK)へと送る分には

問題ないらしいのですが、

ハッキングの被害に遭ったのが、

UK → 海外 のシステムで、

復旧の見込みはたたず…。

現在も国外への郵便は

受付停止状態だそうです。


先週、BBCニュースでそれを耳にした時、

ガーン…。 

「パスポート、どうなるの〜!?」

と絶句状態だった我が家ですが、

ひたすら待つしかないと、

状況を見守っていました。


すると、その翌日、

パスポートセンターから、

『パスポートは安全な手段によって

発送されました。』

との内容のメール。


もしかしたら、

今回は英国のこんな事情なので、

エクスプレス便で送られたのかも?

と期待していた通り、

追って、

DHLのトラッキング番号も届きました。


逐一、追跡調査をする Banana。

スイス国内に到着したのを確認した時点で、

「やったー!もう、大丈夫。」

と小躍りする夫。


ちなみに、古いパスポートは、

後日、

通常郵便で送られてくるそうです。


新旧両方のパスポートを

別々に送り返すということは、

やはり、コスト削減のためなのかも。

パスポート1冊といえど、

DHLに費用がかかるのでしょう。


何はともあれ、

終わりよければすべてよし。

手間ひまかかり、

心配もしましたが、

結果的には、

不幸中の幸いも重なった、

夫のパスポートでした。


これであと10年間、安心〜。(ホッ)

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ランキング1位、世界最強!日本のパスポート

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「スイスの街角から」のメールマガジン、
次号【Vol.26】は 7月9日(火曜日) 配信です。

((目次))2019年 7月 09日配信 /〈Vo.26〉

● 最近のスイス 〜 3年に一度開催、チューリッヒの夏祭り
● スイスのキルビ(Chilbi)とは?
● スイス代表 サッカー選手の悲劇的な死
● 水辺の事故、実は身近にひそんでいる!?

● 来週号の【予告】
「モントルー・ジャズ・フェスティバル 2019」
の様子を体感レポートします!

今週は、スイスの夏の話題を中心にお伝え致します。

ブログには掲載していない、
チューリッヒの夏祭りの話題についてお話しします。

日本でもニュースで取り上げられた、
若きサッカー女子スイス代表選手の命を奪った
イタリア・コモ湖での悲しい死亡事故。
なぜ、悲劇的な水の事故が起こってしまったのか?
地元のニュースの解説と共に、常々目にしている、
スイスの夏の水辺で感じている事についても語ってみます。

新たに発生した問題。英国の家族の話題も少々・・。

ひと月分は無料でご購読いただけます。
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先日、英国のコンサルティング会社
  "ヘンリー・アンド・パートナーズ" が発表した

世界のパスポート最強ランキング最新版で、

日本とシンガポールが世界1位となったのだそうです。


このランキングは、

国際航空運送協会(IATA)のデータベースをもとに、

ビザ(査証)なしで入国できる国と地域の数で、

各国のパスポート(旅券)を比較し、

ポイントを算出して

表示されたランキングの最新版です。

トップ10は以下の国々・・。


1位:日本、シンガポール

2位:韓国、ドイツ、フィンランド

3位:デンマーク、イタリア、ルクセンブルク

4位:フランス、スウェーデン、スペイン

5位:オーストリア、オランダ、ポルトガル、スイス

6位:ノルウェー、英国、アメリカ合衆国、
ベルギー、カナダ、ギリシャ、アイルランド

7位:マルタ

8位:チェコ

9位:オーストラリア、アイスランド、
ニュージーランド、リトアニア、

10位:ラトビア、スロバキア、スロベニア

スクリーンショット 2019-07-07 23.49.43

上の表ではちょっと見づらいとは思いますが、

上位にランキングされた国をチェックすると、

同スコアで同順位となっている国々も多いようです。


日本とシンガポールのスコアは189。

2位のフィンランド、ドイツ、韓国はスコア187。

3位はデンマーク、イ タリア、ルクセンブルクで、

スコアは186でした。


英国人の夫と結婚し、スイス在住の私は、

現在も日本のパスポートを所持しています。

日本1位です!

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ちなみに夫 Banana の英国は6位、スイスは5位。

勝った〜(笑)


ところで、ビザではありませんが、

つい先日、

「日本のパスポート、すごーい!」

と実感した出来事がありました。


ここから先は、私個人の体験談です。

スコットランドを旅行した時の事です。

チューリッヒ(スイス)からは、

エーデルワイス航空の直行便で、

エジンバラ空港(英国)へ到着しました。


入国審査へ進む列の前に来ると、

係の女性から、

「どの国のパスポートを持っていますか?」

と尋ねられ、

「日本です。」


と答えると、

「では、こちらへ・・。」

と、自動ゲートをすすめられました。


昨年(11月)に英国を訪れた時までは、

日本のパスポートで事前に何の登録も無しには

自動ゲートには進めなかったため、

半信半疑ではあったものの、

自動ゲートにパスポートをかざすと、

問題なくゲートが開き、いとも簡単に通過。

あまりのシンプルさと速さに、

正直言って、驚きました。


スイスも同様ですが、

通常、英国(私がよく利用するロンドン)の空港では、

英国とEU加盟の国々の旅行者が進むレーンと、

それ以外の国のパスポートを持つ人々のレーンが

分かれており、

日本のパスポート所持者は、

EU以外の国の方へ進み、並ばなくてはならないため、

とても混み合っています。


私の場合、

夫の Banana が英国のパスポートを所持しているため、

一緒に旅行する際(同時に入国する場合)は

英国人の配偶者として、

私も英国パスポート所持者のレーンに進む事ができ、

いつも待つ事なくスムーズに入国できます。


しかし、数年前に何度か、

Banana が出張中に

ロンドン一人旅を体験した事があり、

その際は、英国&EU以外の国のパスポートの方へ

並ぶ必要があったのですが、

それはそれは混み合っていて、

入国審査を無事に終えるまでに、

1時間近くも時間を要してしまい、参りました。


その時々のタイミングにもよるとは思うのですが、

ちょうどその時に利用したスイスからの到着便が、

中東からの到着便の時間帯と重なり、

そちらから降りた人々が前に並んでいた事もあり、

通常よりもチェックに時間を費やしており、

予想以上に長くかかったようです。


そんな体験もあり、

もしも一人で英国に入国する際の審査は、

そこにたどり着くまでに、並んで待たされるという

イメージがありました。


一昨年くらい前に、

「日本のパスポートで自動ゲートを通過できますか?」

と、入国時に審査官に尋ねた時は、

年間に英国を4回以上訪れる場合、

事前の手続きは必要ではあるが可能

だと聴かされており、

年に4回か、微妙だなぁと思い、

何も手続きをしていませんでした。


それが進化し、

どうやら日本のパスポート所持者の場合、

特に何の手続きをしていなくても、

自動ゲートへと進めるようになっているようです。


入国審査を終えてふと壁を見ると、

その事が記されている案内が掲げられていました。

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どうしてもスタンプが欲しい場合を除き、

日本のパスポートを持っていれば、

チップ入りのパスポートで、

自動ゲートを通過できるようです!

(上記に示されている国々も)


エジンバラ空港が大丈夫だという事は、

多分ロンドンでも大丈夫なはず。

次回、一人旅をする際に、

あの長い行列から逃れられると思うと、

今から心が躍ります(笑)


いろんな意味で、

日本のパスポートは最強だと感じた出来事でした。

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二重国籍

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現在、スイスに住む人々の6人のうち1人が、

二重国籍を所持しているのだそうです。

One in six people living in Switzerland now a dual national
(The Local)

スイスの英語ニュース The Local より。

2016年のデータによると、

スイス在住の永住権を持つ

15歳以上の住民の約17%(916,000人)が

少なくとも2つのパスポートを

保持する権利を持っており、

その数字の半数は、

ジュネーブに住む住民なのだそうです。


帰化をしてスイスの市民権を取得した人々の割合は、

イタリア人が最も多く、

全体の24.7%を占めているのだそう。


イタリア人に次ぎ、フランス人(約11.2%)と、

ドイツ人(7.8%)と続くそうです。


★ 二重国籍を持つ15歳以上のスイス居住者 2016 上位10ヶ国

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昨年(2017年)は、

44,900人がスイス市民権を取得したとの事です!


チューリッヒ、バーゼル・シュタット、ティチーノ、

ヴォー、ヌーシャテルの各地では、

15歳以上の永住者の20%以上が

二重国籍を持っているという事です。


上記の数値は、

連邦統計局(FSO)のデータとして、

9月25日に公開されました。


ここから先は余談なのですが、

多重国籍が承認されている国々の中には、

2つの国籍(パスポート)を所持している事が

問題のない国もありますが、

日本の場合、

日本側で22歳に達するまでしか

二重国籍が認められていないので、

色々とややこしい問題に直面している

スイスの日本人達の話をチラホラと耳にします。


スイスは多重国籍を認めているので、

スイス旅券を保持する権利は

一度与えられれば、

それを無効にされる事はないのだそうです。

日本の法律では、二重国籍であった場合、

22歳に達する前に、どちらを選択するか、

決断しければならないという事です。

(スイス&日本のご両親を持つお子様は、

スイスと日本の両方のパスポートを

所持している事が前提)


実例として、私の知る日本人は、

スイス人の旦那様と結婚し、

その間に生まれた友人達のお子様方は、

日本側の法律である22歳に達する前に、

国籍(パスポート)は、

スイスを選択した人達がほとんどです。

実際に住んでいるのがスイスであれば、

特別な理由がない限り、

それは当然の流れでしょう。


ここで意外な問題を耳にするのは、

1990年代前半頃までに来られた日本人の方々。

当時はスイス人と結婚してスイスに住めば、

ほぼ無条件でスイスのパスポートが与えられて

いたそうです。

ある知人の話では、

申請もしていないのに、ある日突然、

スイスのパスポートが郵送されてきたのだとか・・。

そんな時代もあったのだそうです。


そのまま日本のパスポートも所持している場合、

スイスの法律では問題は無いものの、

しかし日本の法律では、

引っかかってしまうケースがあるそうなのです。

最近、同じような状況を複数、

中にはとても深刻な出来事を耳にしました。


私は当事者ではなく、第三者の立場なので、

この場でこれ以上明言する事は避けますが、

多重国籍を持つ事、

母国以外のパスポートを複数で所持する事は、

かなり複雑なのだと感じています。

国によっては、

全く問題は無いのかもしれませんが。


ちなみに私は、英国人と結婚し、

現在はスイス在住ですが、

今も日本国籍である事は変わりませんので、

現在もパスポートは日本旅券だけを保持しています。


九州ほどのサイズの小さな国、

スイスが実は国際的なのだなぁと感じる反面、

国際化する社会の中で、日本は今後、

どのように変わってゆくのだろう?

と、考えさせられたニュースでした。


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日本大使館の便利な出張サービス、パスポート・ラクラク切替完了〜。

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今年の春、我が家はスイスでの海外生活13年目を迎えます。


先日、スイスに住んで2度目となる、

パスポート(旅券)の切替発給が無事に終了しました。


最近の関連ブログ記事:パスポート、うっかり!(2015年 2月22日)


毎回10年間有効の旅券を取得しているため、

前回の更新(切替)はスイスに来て2年半ほど経った頃、

ちょうど最初に住んだバーゼル市から

チューリッヒ州へ転居して間もない時でした。

10年以上も前のスイスで最初の更新(切替)の際には、

パスポートの申請時、受領時と、

チューリッヒから2度ベルンまで出向き、

在スイス日本国大使館にて切替発給の手続きをしていただきました。


ちなみにチューリッヒからベルンまでは、車か特急電車で約1時間。

記憶を辿ると前回は確か、

夫 Banana の運転で最初の申請の際は土曜日に車で、

受領の際には電車を利用して、

平日に一人で出向いたように思いますが、

電車を利用すると、この路線は電車賃も高額なので、

往復、電車で2度出かけるとなると、結構な出費となってしまいます。


で、今回利用してみたのが、

在スイス日本国大使館の "領事出張サービス" です。

これは大使館が不定期で行うもので、

チューリッヒ地区でも年に数回行われています。

先日まで使用していたパスポートの有効期限が、

2016年4月中旬の日までと迫っていたため、

年明けからネットでチェックしていたところ、

ちょうど大使館の領事出張サービス(しかもチューリッヒ地区)が、

2月27日に開催される事が判明。

実際に利用してみたのは初めてでしたが、

非常にラクチンで便利でした!

(領事出張サービスの詳しいスケジュールは、

在スイス日本国大使館のサイトで告知されます)


パスポートに関しては、

"領事出張サービス" にて受領希望をする場合に限り、

申請も郵送で受付が可能との事です。


更には、外務省のサイトより、

海外在住者のみ対象でパスポートの申請書を

パソコンでPDFファイルをダウンロードして利用できる新しい試みが、

今年から試験的にスタート。(注:電子申請が出来るのではない)

(外務省 パスポート申請書ダウンロードのページ)


ただし、上記はWindowsが対象との事で、

今はまだ、

MACユーザーの私のPCからはダウンロードが出来なかったため、

自分はまずは大使館に電話で問い合わせた後、

後日、申請用紙を郵送していただく手配をしました。

(書類を折り曲げずに入れられる返信用の封筒に、

自分の住所を記入、2フラン切手をはり、

申請用紙10年または5年のどちらが希望かを記入し、郵送する。)


数日後に大使館から送られてきた申請用紙と、

領事出張サービスで旅券を受領する旨の承諾書のようなもの、

全てに必要事項を記入・サインし、

規定サイズの写真を同封して再度郵送すると、申請が完了。


数日後に大使館から送られてくるコンファームのメール

(内容は、現在手続きを行っているため、

誤りが無いかの確認と、出張サービス当日に出向く事をお約束)

し返信。

あとは、出張サービスの当日に所定の場所

(チューリッヒ地区はウスターの日本人学校)に出向いて、

受領するだけ。


今回は1度もベルンまで出かける事なく、

受け取りのみなので、

出張サービスでは旧パスポートを提示しただけで、

とてもスムーズに新しいパスポートを受け取る事ができました。


私の場合は10年間有効のパスポートで、

費用は138フランでした。(2016年2月の時点)

〈※おつりの無いように準備して出かける必要があります!〉


これからまた10年間お世話になるパスポート ♪

10年後の自分の年齢を考えると絶句!? ですが、

この先また、どんな旅が待っているのだろう? と、

まだまっさらな新しいパスポートをめくってみると、

正直なところ、少しワクワクしてしまいます(笑)


上記の旅券申請、切替にまつわる一節は、

今回自身が行ったプロセスを略式に綴ったものです。

他地区も含め、今後の領事出張サービス、

その他申請に関してご興味がおありの方々は、

詳しくは日本大使館のウェブサイトをご覧になられて、

ご確認下さい。→ 在スイス日本国大使館 パスポート(旅券)


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パスポート、うっかり!

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英国への帰省〜スイスへの帰国を無事に終えた我が家ですが、

実は英国の実家での緊急事態の発生に慌てていて、

パスポートの有効期限・残存期間をうっかりとしており、

スイスへ戻って来る際の入国のルールが危うい状態でした!


10年前に、在スイス日本国大使館に申請し、

切り替えた現在使用中のパスポートの有効期限は今年の4月中旬。

これは既に分かっていた事なので、

ちょうど旅と旅の間になる年末年始の日本帰省から戻った後、

次に予定している3月の英国への旅の合間に

切り替え申請をするつもりでいました。


クリスマスの前に英国への入国のためのパスポート残存期間を確認すると、

満了前のパスポートとの記載で、

入国・出国するのには問題のない残存期間でした。

で、予定通り現在切り替えの手続きをしている最中でした。

今回の切り替えは出張サービスで受領予定で、

その場合に限り、申請を郵送で出来るとの事で、

申請中も現在使用しているパスポートは手元にありました。

先週、緊急で翌日から英国へ帰省が決まった今回も、

上記の英国への入国ルールで問題ないし、

パスポートが手元にあってよかったと安堵しつつ、

チューリッヒ空港を後にしました。


そして、いよいよ英国からスイスへ戻れる日、

ヒースロー空港の搭乗ゲートで係員にパスポートを提示した際、


「最終目的地はチューリッヒなのか?」と問われ、


「そうです。」


と応えると、

彼女は慌ててコンピューターでチェックしはじめ、


「パスポートの有効期限が3ヶ月を切っているので、

スイスを最終目的地として降りるのは問題よ。」


と私に・・。


確かにそう言われると、

ずっと英国への入国の残存期限チェックばかりしており、

スイスへ戻ってくる際の、

スイス入国の残存期限チェックを怠っていました。


しかし飛行機は搭乗が始まり、私の後ろには列も出来ていたため、

こんなところでトラブっている場合ではないと思い、

とりあえず、


「私はスイスでの居住カード(保持しているCパーミット)

を持っているので大丈夫なはず・・。

それに現在、新しいパスポートは切り替え申請中です、」


と答え、

Cパーミットを見せたところ、

更にコンピューターに向ってチェックした彼女は、


「OK. よいフライトを!」


で無事に終了し、。(ホッ)


しかし今度気になったのは、

スイスに入国の際、無事に入国できるのか?

という問題です。

既に機内にいたため、

もちろんiPhoneはフライトモードに切り替えており、

ネットでチェックする事はできません。

そういえば、スイスを出国する際の出国審査で、


「キミのパスポート、有効期限3ヶ月切ってるよ〜。」


と、審査官に言われた事を思い出しました。

その時は、


「ハイ、知っています。

現在、日本大使館にて切り替えの手続きをやってます。」


とだけ答え、何の問題もなく出国したのですが、

スイスを出て英国に向わねばならないという事で

頭がいっぱいで、

スイスへ戻って来た際のスイスの入国ルールをチェックしていない事について、

全く忘れてしまっていました。


チューリッヒ空港に到着し、

内心恐る恐るの思いで入国審査に向い、

パスポートとCパーミットを見せたところ、


「どこから到着しましたか?」


と尋ねられただけで、

パスポートの残存については触れられることもなく、


「ロンドン、ヒースロー空港からです」


と答えると、スンナリとスイスに入国ができました。


新しいパスポートは今週中に受け取れる予定なので、

同じようなドキドキが再び起こるとは思わないものの、

気になってその後チェックしてみたところ、

外務省のサイトには、

パスポートの残存期間は国ごとに異なるため、

居住国の日本大使館に問い合わせとなっていました。


日本の航空会社、旅行会社のサイトには、


"スイスへの入国には、パスポートの残存3ヶ月が好ましい"


と明記されていました。

これは、日本から出発した場合を意味するのだと思います。

"好ましい" という表現がどういう意味合いなのか、

ちょっと理解するのが難しかったのですが、

更に調べてみると、

シェンゲン協定を締結している国々からスイスへの入国には、

"パスポートの有効期間は3ヶ月" 必要なのだそうです!

国籍により、若干ルールは異なるようですが、

今回利用したヒースロー空港は英国(=シェンゲンに参加していない)

国だったため、

スイスへの入国は全く問題はなかったのですが、

これがもしも、

シェンゲン協定を締結している国々からの帰国だったとすれば、

もしかしたら、スンナリとスイスに入国できたのかどうか!?

なんだかヒヤリ・・。

危機一髪だったような気もして、後からビビってしまいました。


Cパーミットを保持しているので、そのまま入国を拒否される事は

なかろうという気もしますが、

入国審査の場でいろいろと説明したり、確認されたり、

そんな無用なストレスを回避できたので、

今回の件に関しては、英国がシェンゲンに参加しておらず、

本当にラッキーだったように思います。


事前から念入りに計画をしている旅ならば時間も余裕もありますが、

今回の我が家の状況では、

目の前に起きている問題ばかりに目が行ってしまい、

パスポートについては予期せぬうっかりでした。


今は新しいパスポートを無事に手元に受け取る事が、

待ち遠しい!(苦笑)


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