スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

バラ

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


噴水がバラで満たされた〜まるで花手水のよう ♪


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昨年に続いて、

イースターのチューリッヒに、

見事なバラの噴水が戻ってきました!


チューリッヒの改革派教会

(Reformierte Kirche)は、

市内の主要な噴水のいくつかを

バラの花で満たすように

企てました。


彼らは、

パンデミックが本格化した2021年に、

市内の噴水の一部を

バラの花で満たすという

「伝統」を開始。

困難な時期に、

すべての人に希望をもたらす

という発想からの試みでした。


戦争が起こっている今年2022年も、

昨年の同じ発想で、

希望と美しさを象徴的に、

噴水は薔薇の花々で満たされています。

私は木曜日に、

市内の2ヶ所で見学してきました。


● ミュンスタープラッツの噴水

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● 旧市街の通りの噴水

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訪れた人の中には、

バラの花を優しく手に取って、

香りをかぐ人の姿も・・。


水に浮かぶ色鮮やかな花を

眺めていると、

なんとなく、

日本の神社やお寺にある

花手水(はなちょうず)を

思い浮かべました。


スイスと日本では趣旨は異なれど、

花が水に浮かぶ美しい光景が、

人々の心を豊かにしてくれることは

同じですね。

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7色の花びら、レインボーローズ

ブログネタ
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今日は3月14日、日本では「ホワイトデー」ですね。

日本では・・・と記述したのは、

欧米にはこの ホワイトデー の習慣はないからです。

以前の記事でも度々記しましたが、

ヨーロッパの国々やアメリカなどでは、

バレンタインの日には "男性が女性に"

チョコレートやバラの花、香水などをプレゼントしたり、

家族で団らんし、一緒にケーキを食べたりして過ごすのが習慣です。


スイスでもバレンタインデーには、

明らかに男性から女性に渡されるようにピンク色に飾り付け、

美しくラッピングされたチョコレート等が、

お菓子屋さんの店頭に並んでいました。


ところで、このホワイトデー(男性が女性にお返しをする習慣)は

日本でおそらく商業目的でスタートしたのだと思いますが、

今年はとてもロマンティックな女性へのお返しが話題になっているのだとか。


こちらが13日の読売新聞の記事、

お返しに7色のバラいかが…ホワイトデー近し



これがその、7色バラ「レインボーローズ(Rainbow Rose)」

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レインボー・ローズはオランダの花生産者によって開発されたのだそう。

この虹色のバラは白いバラの花びらに染色をして

色を入れていく方法で作られる、一種の造花なのだとか・・。

レインボーローズ(Wikipedia)


不思議な美しさをかもし出すこの素敵なバラ、

さほどスイスからは遠くもない、

ヨーロッパ内のオランダで開発とはいえ、

私はスイス国内でこのバラを一度も目にした事はないのですが、

アメリカなどでは店頭にも出回っているそうです。


海外へ輸出となればもちろん、流行や新しいものに敏感な日本でも、

目を付けられた事は言うまでもありません。


アメリカのあるお店のサイトでは、

5本で55ドルというお値段が付けられていましたが、

日本では1本の価格が、"1000円前後" で販売されているようです。


いずれもオランダからの輸入なのだそうで、1本が高額なワケです!


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解体すると


1枚ずつの花びらが

別々の色!










写真はバラの花の専門店で、レインボーローズの販売もされている

「バラ市場」 さんの画像をお借りしました。


テレビの番組や雑誌などでも紹介されたというこのバラの花、

日本に住んでいたら是非一度、本物を眺めてみたい、

そしてお部屋に飾ってみたいフシギな薔薇の花です。




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