
(写真は 20 Minuten より)
予告無しにスイスフランが30%近く急騰し、
ヨーロッパの金融機関を中心に大きな影響が広がっています。
(ロイターより一部抜粋)
スイス国立銀行(中央銀行)は15日、
過去3年にわたり維持してきたスイスフランの対ユーロの上限、
1ユーロ=1.20フランを廃止すると発表した。
発表を受けてスイスフランは30%近く急騰、
通貨高による輸出下押しへの懸念からスイス株は急落した。
スイス中銀がフラン上限廃止、「持続不可能だった」(ロイター)
各紙のニュースにて、
経緯と最新情報が報道されておりますので、
この場では上記の説明については省かせていただくとして、
発表から一夜明けたスイス国内の、一般市民の様子ちらりとお伝えします。
昨日(スイス時間16日)は、
友人たちとチューリッヒでランチをするため待ち合わせをしていました。
真っ先に出たトピックは、もちろんこの話題です。
15日の午前中は1ユーロが約1、2フラン。
現在は1ユーロが0、8〜0、9フラン前後を行き来している状態です。
(スイス時間1月16日現在)
「フラン高 ユーロ安」という状況になっている今現在、
友人たちは、
お昼の待ち合わせの前に銀行に立ち寄ったそうなのですが、
チューリッヒの銀行の窓口は、
スイスフランをユーロに換金する人たちで長蛇の列。
スイス各地で同じ現象が起こったもよう。
銀行窓口に並ぶ人々・・。

(写真は 20 Minuten より)
スイスの銀行のATMでは通常、
スイスフランと共にユーロも引き出せるのですが、
別の州に住む友人の町の銀行では、
ATMの中のユーロは売り切れ状態で、
普段ならば点灯している "EURO" のマークも
消えてしまっていたのだそうです。
チューリッヒの町では午前中、ユーロは引き出せたようですが、
今日の銀行は超混み状態。
場所によってはATMの中のユーロが不足して、
希望金額が引き出せないところもあったのだとか・・。
各地の様子は情報誌のニュースにも!
Schweizer Banken gehen bereits die Euros aus(20 Minuten)

(写真は 20 Minuten より)
一部のスイスとドイツの国境(Zoll)でも、
早速スイスからドイツへショッピングに出かけた人たちのラッシュで、
渋滞と大混雑が発生したそうです。
15日以降、レートは変動を続けています。
日本円は、スイス時間16日夜の時点の現在、1フランが137、8円
1,000フランを日本円に換算すると、約137,000円
15日の午前中までは、1フランが115円前後で、
1,000フランを日本円にすると、約115, 000円
数字にうとい私ですが、
という事は1日で、
正確には15日の午前と午後の数時間で、
2万円以上 もの差が出ているという事です!
今スグに日本円に換金するか、口座へ送金すれば、
その金額が大きければ大きいほど、
単純に考えて得をするという事になるのです。
ただし、他国から → スイスは逆パターンになるわけで
今後スイスへご旅行に来られる場合はその反対になり、
高くなってしまいます。
私の英国人の夫 Banana はスイスに本社のある企業に勤務していますが、
スイスに会社を構える企業の、ビジネスへの影響も懸念され、
職場でも同僚たちとこの話題が絶える事無く、
ビジネスマンたちの心情も複雑な様子です。
簡単に言えば、
わざわざ高くなっちゃったスイスへ行かなくても、
高くなったスイスの商品を買わずとも、
他の国へ旅行しよう! 他の国と取引きして安い商品を買おう!
という事になりかねないという事です。
今のところは、様子を見ている事しか出来ません。
目先の外貨への換算率を考えると、小躍りする自分もいる反面、
先行きがとても不安な自分もいます。
これから先、どうなる事やら・・。
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