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2015年冬のシンガポール旅日記、

マリーナ・ベイ・サンズ からの続きです。


今回のシンガポールの旅では、

ずっと憧れていた "ラッフルズホテル(Raffles Hotel)" に宿泊しました。

Raffles Singapore(ラッフルズ シンガポール)


ラッフルズホテルは1887年に創業した歴史ある5つ星ホテルで、 

伝統的なコロニアルホテルです。

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ガイドブックや日本の旅番組のシンガポール特集で、

ラッフルズホテルが取り上げられる際には必ず登場する男性ドアマンと共に・・。

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ターバンを巻いたよく似た風貌の男性は2名おり、シフトで勤務しているようです。

約1週間も宿泊していたので顔なじみになり、

出かける際と戻ってきた際にはお互いに声を掛け合いながら、

ニッコリと挨拶し合いました。


宿泊客以外でも自由に入れる場所


(ラッフルズアーケード
、ラッフルズコートヤードを含めその周辺)と、

宿泊ゲストしか立ち入れない場所がはっきりと分かれているため、

ホテル玄関前の、世界中の観光客がバスで乗り付けて、

わんさかとホテルの外観を写真撮影している賑やかな雰囲気とは全く異なり、

一歩ホテル内に入るとそこはもう別世界で、とても静かな空間です。

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ラッフルズホテルといえば最近では、

映画「謎解きはディナーのあとで」の撮影場所のひとつとなった事でも

日本では注目されていますが、

私の中では、前回約20年前にシンガポールを訪れた時から、

正確に言えば、もっ〜とずっと昔、

村上龍さんの「ラッフルズホテル」という名の小説が映画化され、

それを友人と共に観た時から、

トロピカルな南国の中に静かにたたずむ豪華な白亜の御殿は、

ずっと長い間、自分の中で憧れのホテルでした。


前回のシンガポール訪問時には、自分もまだ若く、

当時勤務していた旅行会社の研修で訪れたため、

既にこのホテルに憧れは抱いてはいたものの、

その時の自分は、

身なりも中身もまだここに足を立ち入れるには青く、自信もなく、

外から眺めたこの白亜のホテルは、まるで夢の世界のようでした。


またいつかシンガポールにやって来る日があれば、

その時は大人の女性になって、ラッフルズホテルに宿泊できるような

内面も外見も素敵な女性になっていたい・・。

と、心の中で密かに誓った若き日のあの頃。


素敵な女性になれたかどうかは分かりませんが、

少なくとも若さとは引き換えという、

ちょっぴりほろ苦い思いもありますが、

長い20年の月日が、

なんとかこのホテルに出入りしても引けをとらない程度の

大人の女性へと成長させてくれたような気もしています。


そして、私の長年の夢を叶えてくれた、英国人の夫 Banana に大感謝・・。

実は今年2015年は、Banana と私の結婚15周年記念の年です。

結婚記念日は秋なので、実際はまだまだ先なのですが、

せかっく15周年という記念すべき年なので、

(日本でいうところの15周年は、特に大きな記念では無いのかもしれませんが、

自分たち夫婦の中で、節目という意味で・・)

今年1年間、少しずつ分けて、15周年を楽しもう!という Banana のアイデアで、

この旅がまず今年第1回目の記念旅行。

従い、かなり奮発をしてくれたのです!


ここからは宿泊ゲストだけが入れるエリア。

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ラッフルズホテルは街の中心部にあり、

周りは多くの車が行き交い、高層ビルがひしめき合っています。

しかし、一歩敷地に足を踏み入れるとそれは静かで、

静寂に包まれた朝は、南国の小鳥たちのさえずりで目覚めます。

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お部屋はすべてがスイート。

全室に専任のバトラーがつきます。

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まさに都会のビル群の中にひっそりとたたずむオアシス。

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宿泊客だけが立ち入れる場所にある、ホテル内のホールオブフェイムには、

世界各国の国賓やセレブなどの写真と並び、

「嵐」の櫻井翔さんの写真も飾られています!


この写真は映画「謎解きはディナーのあとで」の

プロモーションの時に数泊された時のものだそう。

同じ場所には、

女優、藤純子さんのお着物姿の写真も写真も飾られていました。

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ここはホテルから一歩出た場所にある、

有名な「Long Bar(ロング・バー)」

こちらは外部からのお客様もいっぱいで、とっても賑やか!

かの有名な "シンガポールスリング" は、このバーで産まれました。

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シンガポールスリングは、実は全部で5種類あり、

何種類か飲み比べ ♪

こちらはラッフルズコートヤードのバーにて。

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オリジナルとは別の

シンガポールスリングの味も

思い出のひとつ







陽も沈み、ライトアップされたホテルも素敵です。

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朝食は毎日、最終日にハイティーを楽しんだ、

 "ティフィンルーム(TIFFINROOM)" にて。

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まずはコーヒーか紅茶と好みのフレッシュジュースと、

卵料理やパンケーキなどの調理していただくメインを選び、

あとはビュフェ形式で食べたいだけいただけました。

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フルーツは好きなだけ、

ビュフェカウンターから








ある日の朝食は、

卵料理や各種トースト系ではなく、和食のお弁当を選んでみました。

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Japanese Bento Box







お弁当に関しては、シンガポールには日本のお店がたくさんあるので、

和食はそちらでいただいた方がよかったのかも!?

という気がしないでもありませんでしたが、

何ごとにもチャレンジ!

雰囲気だけは日本の朝を味わえました。


シンガポールスリングのロングバーと、

ティフィンルームでのハイティーの様子はまたこの続きにて・・。



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