スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

サミクラウス

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


聖ニコラウスの日


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週明けの12月6日は聖ニコラウスの日です。

スイスでは聖ニコラウスを

"サミクラウス"(スイスのサンタクロース)

と呼んでいます。

 

チューリッヒ市内では毎年、

聖ニコラウスの日の週末に、

サミクラウスがお付きのシュムッツリを連れての

パレードが開催され、

通りを埋め尽くす子供達とそのご家族で

いっぱいになるのですが、

今年は昨年に続いてのコロナの影響で、

パレードは中止となったそうです。


私も過去には、どんな感じなのかと

出かけてみたことがありますが、

それはものすごい人混みに、

圧倒されそうになりました。

まず、人垣の中のサンタさんを

目にすることも難しかった!



大通りの沿道では、

サミクラウスが子供達に、

果物やナッツにチョコレート、

レープクーヘンなど焼き菓子を差し出し、

子供達はそれを手に入れるのが

楽しみな瞬間。

クリスマスには、

欠かせない催しの一つなのです。


パレードのスケジュールを

ずっと追っていたわけではないので、

詳細は定かではありませんが、

もしかしたら、

本当は開催される予定だったはずが、

オミクロン株の影響がここにも出て、

急遽キャンセルになったのかもしれません。

子供達のお楽しみの一つが、

コロナによって今年も奪われてしまった・・。


2021年12月3日金曜日から、

12月7日火曜日まで、

サミクラウスとシュムツリは、

チューリッヒのケーファーベルクヴァルトにある

のどかな小さな家にお引っ越し。 

そこから彼らは子供たちを訪ねます。


サミクラウスとシュムッツリは、

学校や一般宅にも現れるので、

(オーダーして料金をお支払いし、

訪問していただくと言う、現実的なシステム)

週末前のスーパーに行くと、

それらに使用される用の果物やナッツなどが、

出ていました。

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サンタの顔が隠れていますが、

この袋にいっぱい詰めて〜。

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中にチョコが入って、

出来上がっているものも。

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先日チューリッヒ市内へ出ると、

こちらもクリスマスシーズン恒例の

メルリトラムが走っていました。

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メルリトラムとは、こんな路面電車です 



いろいろとコロナの問題が山積みですが、

みんながなんとか無事に、

クリスマスを迎えられるよう

願うばかりです。

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寒中水泳大会 in チューリッヒ


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寒中水泳大会

先週末の日曜日、チューリッヒを流れるリマト川にて、

サミクラウス寒中水泳大会が行われました。

(サミクラウス=スイスのサンタクロース)


気温11℃ 水温は8℃の中、

この寒中水泳に、今年は過去最多の361名がエントリーし、

うち315名が次々とリマト川へダイブ!

111メートルほどを遊泳したそうです。

冬のスイスの寒空の下、すごい!!

映像を目にしただけで、震えます。


泳ぐというより、水着になっている時点で、

寒がりの私はもうアウトです。(苦笑)


この様子は(画像)は、


スイスのニュース&情報サイト20 Minuten のサイトで公開されています。

Rekord am diesjährigen Samichlaus-Schwimmen(20Minuten)

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万一の時に備え、ダイバーや救護班が待機していましたが、

事故も大きな問題はなく、無事に寒中水泳大会は終了。


参加者は皆エントリー費を支払って水泳大会に参加します。

その費用は主催者のAllianzを通して、

独立したチューリッヒの援助団体の、

カリタス(Caritas Zürich)に寄付されます。

今年は3, 150フランの寄付金が集まったそうです。

最終的には慈善事業となるところも、

社会貢献に目を向ける人の多いスイスならでは・・

だと感じます。


既に来年(2020年)は、12月6日に開催が決定しています。

今後もチューリッヒの冬の風物詩となるのかも?

怪我人や病人を出さずに、

今後も是非継続していただきたいと思います。

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聖ニコラウスの日、サミクラウス(スイスのサンタ)が子供達を訪問 ♪

ブログネタ
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本日12月6日は聖ニコラウスの日、

スイスのサンタクロース、

「サミクラウス(聖ニコラウス)」が

子供達の元を訪ねる日です。


スイスドイツ語圏ではサンタを

「サミクラウス」と呼んでいます。


サミクラウスについては、

過去の記事でもご紹介しています。

サミクラウスがやってくる!& チューリッヒのパレード
(2011年12月5日)


スイスのサンタは、こんな場所でも活躍中〜♪


今週はスイスの幼稚園などにも、

サミクラウスが登場したようです。

友人のお嬢様が通われる幼稚園では、

数日前に一足早く、

サミクラウスが訪問したのだそうです。


週明けに会った友人のお嬢様に、

「今日も幼稚園、楽しかった?」

と尋ねた私に、

「うん、楽しかったよ。

明日はサンタさんが来るよ〜!」

と、嬉しそうに、話していた彼女。


サミクラウスは従者のシュムッツリを連れ、

森の中からロバに乗ってやって来ると言われています。

私達が馴染みのあるサンタと異なる点は、

サミクラウスは赤いガウンを着ています。

今年も1年間、良い子だった子供達には、

そのご褒美お菓子を配ります。

悪い子だった子供には、お仕置きが待っている!

と、されています。


いつも良い子である友人のお嬢様は、

きっと夢のある、素敵な1日を過ごした事だと思います。


さて、ここからは少々現実的なお話ですが、

スイスには "サミクラウス協会"  なるものが存在し、

サミクラウス(=サンタ)に扮するのは、

そこに加入している一般の男性達です。

彼らはこの季節にだけ副業として

そのお仕事をされているのだそうで、

一般宅にも、幼稚園や、地域のコミュニテイの場などに、

呼ばれて参上するシステム。


子供達の夢いっぱいの楽しい日の裏には、

大人達の大きな尽力が隠されているようです!


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チューリッヒのメルリトラム 〜 子供たちを夢の世界へ


この可愛い赤いトラム(路面列車)、

クリスマスの前になるとチューリッヒの街に現れる、

メルリトラム(Märlitram)です。


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サンタクロースが、実はこのトラムのドライバーさん!

スイス(ドイツ語=スイスドイツ語)ではこのサンタを、

「サミクラウス」と呼んでいます。


”メルリ(Märli)” とは同様にスイスドイツ語で、

メルヘン(Märchen=ドイツ語)を意味するそうです。


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可愛い赤い車体には、

天使たちやサンタクロースの絵が描かれ、

まるでおとぎの世界へといざなうようです。


メルリトラムは50年以上の歴史を持ち、

クリスマスの前の11月の最後の週から約1ヶ月間、

子供たちの夢を乗せて、チューリッヒの町を走ります。

(今年2010年は、11月29日から12月23日までの間)


出発の場所はチューリッヒ、

湖にほど近いベルビュー(Bellevue)地区の、

ベルビュー広場から。


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実はこのトラムは、完全な『子供専用のトラム』で、

乗車出来るのは4歳から10歳までの子供達だけ。

大人は運転をするサンタクロースと、

子供達のお世話係の天使が2人のみです。

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こちらは別の場所でみかけた、別の天使たち。

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車内では、

天使たちが絵本を手に子供達に童話を語り聞かせたり、

一緒にクリスマスの歌を歌ったりして、

約20分間の夢の旅は終了。


子供たちは束の間のおとぎの旅を終え、

天使とサンタさんに別れを告げます。



町を走る真っ赤な車体は、かなり目立ちます!

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こんな形で受け継がれるスイスの伝統もまた、素敵ですよね。




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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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